クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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続いていってみましょう♪



今期、ボクがブリードして羽化した個体のうち
とても嬉しかった個体のひとつがトカラコクワ。
中之島産です。



ボクにしてはけっこーなお値段で入手したにも
関わらず、得ることができた幼虫は8頭。
エサの選定を失敗して1頭だけ残り、その1頭が
無事羽化まできてくれたので、喜びも一入です♪



実はお嫁さんが決まっています❤
それも嬉しいんですよね^^)
同腹ではないですが、いろんなことが相関性のある
個体なので楽しみだったりしています。



早ければ8月には活動は開始するかもしれませんが
ひと冬越えてもらってからのブリードにすると思います。

いろいろと種類数産地数も増えてきたので
コクワは少し限定していくつもりです。
追ってご連絡差し上げます^^)




ここに魅入ると後戻りできません。

トカラコクワ(悪石)F11(!!)

いつも購入している通販専門店より購入。



赤いですよね?
ステキです❤

実は中之島も持っているのですが
こちらは嫁探し(実は見つかりました♪しかも同腹で❤)

でもその前に思わず買ってしまいました。



昨年の羽化なので、早速ペアリングかけています♪




ここの山で、一番初めに採れるのはコクワ。
飼育にのめり込んだ当初、当然採集にも
行きたくなるので毎晩のように
この山に通い(割と近所です。)
コクワを採ってきては大きなケースに入れて
(今思うと・・・です。。)
飼っていました^^)

(画像はトカラコクワ)

大きな木を入れて(産卵木ですね。)
♂も♀も多頭飼い。。。
そぉこぉしているうちにイモムシが見え始めます。
これがボクの初めてのクワガタブリード成功と
なるワケです♪
ここからニジイロクワガタに手を出すことになり
『クワガタブリード』が趣味となるのですが・・・

まず採れる採れないがありますけど
なんとか採りましょう♪
採るとしたら今が旬です。
今だと♂♀一緒に樹液にいたりしますから^^)
ご当地のコクワは産卵木と産卵用のマットで
♂♀一緒にしておけば、なんとなく産んでしまいます。
このときは温度管理なんて言葉も知らないので
蓋が網状のケースで飼っていましたが
これがよかったみたいです。
『産卵』ではなく、ペットしてコクワを『飼っている』ので
産卵という思いがけないサプライズに出くわすワケです❤
たしか最初の幼虫はコーヒーの瓶で飼育していたと
記憶しています。
(カワイソウなことになったと記憶しています。)



残念ながら最初の採卵は実らず、初羽化はニジイロと
なるのですが、翌年採集したコクワを羽化させることに
成功します。5月下旬採集6月採卵10月羽化という
非常に短サイクルな経過にビックリするのですが
同じようなことをヤエヤマコクワで経験します。

この年は、採集したノコも採卵に成功し
翌年大歯の♂を羽化させることに成功します。



そんなお手軽さを強調したような記事ですが
本土コクワの飼育って、いろいろ飼育に纏わる
エトセトラが詰まっていて

①生体にコストがかからない
(採ってきますからね♪)

②産卵木を使う。

③幼虫期間が温度、採卵時期で大きく変わる。

④菌糸でもマットでも大きくなる。

⑤大きな♂個体の飼育は困難。

等、今だからこそ羅列できるけど
当時は息子と歓喜の声を上げていただけと思います。
(これはこれですごく楽しいですけど♪)

ボクの場合はこのコクワ以降、産卵木を使わない
産卵セットに傾倒していくので、ここでのスキルは
今持って重要だったりします。

クワタを目前にして、こんなことを言うのも何ですが
採ってきたクワガタで、必要最小限なコストで
愉しむのが第1歩だったりします♪





唐突に題名が浮かんだので
書いてみます。



日本の、しかも本州に住んでいる方で
クワガタが好きなら、誰でも目にする普通種。
実際、ボクも初めて目にしたのはコクワだったし
(猫が捕まえてきました。)
たぶん同じような方が多いハズ。



でも日本の離島に行くと数は極端に減るし
世界的に見るとそんなに多い種類ではない。

特に鹿児島県では2種いるのも興味深いトコロ。



では、飼育という観点で見ると・・・
確かに産むし、幼虫も強い。
だけど数を産むかというと?
そんなでもない。
ノコなんかに比べたら1回のセットで極端に
少ないし、サイズも大きいのを狙うのは至難の業。

そんなコクワガタ。
本気で挑むと嵌ること請け合いです♪


思っていたのですが、
やってしまいました。。。



ヤエヤマコクワガタ(西表CB)

先日、ユウタンさんで談笑の中
ブログのコメント欄にヤエコの入荷を
教えてくれたんだよと、話していて
『いるの?』と聞いたら
『いるよ♪2ペア』


(。。。。。どぉしよ。。)

と、思いながら個体を見せてもらったときは
もう買っていました^^)



個体数云々は元より、今後入荷は
見込める気配が皆無に近い。。

西表は動植物の持ち出しの一切が禁止になるので
当然、ヤエヤマコクワもその中に入ります。

前回購入したときは、ブリードした
成虫ペアはもちろん幼虫も瞬く間に売れていき、
自分の♀もいなくなり、この2月のクワタで最後の♂が
売れて、これで終了か?と、思っていたのです。



久しぶりに見た♀。コロンとしてカワイイです。



比較対象としてのトクノシマコクワ♂画像。

内歯の出方、色、前胸の型、上翅のスッキリ感
実物を比較するとより明確です。

今後、現在飼育している全種を含めて
ブリードするしないを見定めていく中で
コクワはこのヤエコともう1種ぐらいで
留めようと思っています。




material by:=ポカポカ色=