クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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一応複数種のセットを組んでいます。



シーズンイントップを飾ったニジイロ。入手個体です。
羽化している♀もいるので、♂が元気だったら再登場してもらう予定です。



伊豆大島産ネブトクワガタ。実に3セットも組んでいます。
組んでいる数もそうなんですが、この時期のネブトの産卵って
初めてなんですよね^^)



メアレーミヤマ。1♂起きて、もう1♂がぼんやりしていたのですが
現在2♂ともフル稼働です♪ もう少し頑張ってもらいます。



サキシマヒラタ。思いつくままに書いているので、種類が煩雑になっている
ことをお許しください。実はニジイロに次いでのセット組みです。



ビシグナートゥスコクワ。昨年晩秋に組んでの再セット。
産んでくれると嬉しいなぁ。。



ビシグナートゥスコクワと同じ背景のスペキオススシカクワガタ。
コチラも産んでくれれば御の字です。



ゲアンミヤマ。1♀は起きてくれましたが、そのあとが続きません。
♂が元気なうちになんとかしたいトコロです^^)



今年のミヤマはケルブスが一番手。なんだかんだでヨーロッパミヤマ系は
外せません。



一番目立つのはトカラノコ。口之島と中之島がセットに入っています。
続けて入っていくと思います。



今年の傾向としては、あくまでもミヤマが環境整備からも中心では
ありますが、割とバラエティに富んでいます。今年初めのカブトムシから
考えると多岐に渡っているのでは?などと、思っています^^)



あと自己ブリード個体を中心にしているのもここ近年では久しぶりです。
これからワイルドも入るのでこのままとは言いませんが、いろいろ羽化も
してきますのでこのままということもあり得ます^^)



ノコがかなりの数 起き出してきているので、書いてみようと思います。
今回はブリード個体に絞って書かせていただきます。



ここ何年かの猛暑のおかげで、5月以降の羽化個体も年内に起き出したりして
今までのセオリーが崩壊しかけている印象もありますが、国産ノコは極力
翌年まで休眠させるようにしています。実際の処 起き出してペアリングを
掛けることができれば産まないわけではありません。ただ爆産とまでは
いかないことが多かったですね。。



その年の気温の変化にもよりますが、だいたいGWを目安に起き出す個体が多く、
ボクは今まさにその状態です^^)これからペアリングして産卵セットを組んで
となるワケなんですが、すぐのペアリングはしないようにしています。
充分にゼリーを与えてからのほうが産みもいいし、第一カナシイ結果が極端に
減ります。ボクの場合 ペアリングはほとんどの種類が同居なのと、目視での確認は
ほとんどできない状態なのでそうしているのですが、国産ノコのほとんどが
メイトガードを行いますし、それを確認できなくても交尾が済んだ♀のほとんどが
♂から離れ、ケース隅などにいることが多いので判り易いかと思います。



一応 毎日とまではいきませんが、ペアリングを掛けているあいだは極力
確認するようにしています。だいたいメイトガードを確認して♂♀が離れたら
♀を別容器に移して産卵セットを組みます。産卵セット内容は小ケースに
マット固詰めで産ませています。産卵用マットは産卵一番をメインに少し
高栄養のマットを混ぜて使用しています。ケースの置く場所ですが、
日の当たらない常温がこの時期はいいみたいです。気温の急激な変化がある
今年は産み出し迄に少し時間を要するかもしれませんが、ノコはケース底面
壁面に産んでくれるので、確認は容易かと思います。



ここで少し裏ワザなど(^^♪ 例えば余品等をヤフオクに出品してみようなど
お考えなら別ですが、個人で飼育をお楽しみになる場合は産み過ぎても困るので
産卵セットに卵を確認して♀がケース上部にいるようでしたら出してしまうのも
いいかもしれません。時すでに遅しということもありますが、♀さえ出してしまえば
増えることはありませんので、あまり数が必要ない方にはお勧めです^^)



環境がノコの産卵に適している状態で交尾が済んでいる♀は産卵セット投入後、
早いと2日後ぐらいには卵の確認ができます。底面や壁面に卵が数個確認できたら
爆産注意報発令です^^)ノコは卵で出すより幼虫で出したほうが安全なことも
お伝えしておきます。因みにですが、同系統で累代が進んだ場合、障害的なコトを
感じたことはありませんが、累代が浅いと♀が多く、進むと♂が多くなる傾向が
あることをお伝えしておきます。




今日は出荷待ちの時間が長いので書かせていただいています。
待っているだけっつーのも何何で、今期ブリード個体の状態を確認しました。



メアレーやゲアンが起き出してきたのは確認したのですが、意外な処で
ルニフェルが起き出してきました。あとですね、、ランミヤマの小さい♂が
起きてきていますが、♀はまだなようです。。



ルニフェルの♀はゼリー2個目。♂は先ほど出してゼリーを与えたら
齧り付いています^^)



クロシマノコ。♂を新たに入手しました。♂♀とも後食を始めているので
近々ペアリングを掛けようと思います。トカラノコは各産地後食開始し始めました♪



あと微妙なのがラエトゥス。♂が活発だったのでケースに移して
ゼリーを入れておいたのですが、どうも舐めている気配がありません。。
こないだは♂が活発で♀がぼんやりしていたのですが、今日は逆です。
♀のゼリーは無くなっていましたが♂は舐めていません。。
ちょっと対策が必要そうです。



いやいや^^)一斉に起き出すとゼリーが足りなくなって買いに
走らなければなりません。Nマット・・・買っといて良かったぁ(^^♪








マットのみや材をマットに埋めるような産卵セットを組む場合、
マットに加水をしなければならないときがございます。
ブリード方法などの記事で、『強く握って水がはみ出ないくらい』
とか、『マットを握ったらお団子になる』など、曖昧とは言い過ぎですが
しっかり数値で表していないのがほとんどなので、困惑する場合もあるかと
思います。しかし、これ・・・随分前にも書かせていただいたのですが、
そのときの湿度や気温等々が大きく影響するので、しっかり書けないというのが
実情でございます。気温が高いときに水分量を大幅に増やすと、水のほうが
傷んでしまい、結果的に劣悪な環境になってしまうのですね。。。



種類によっては水分多めの記述がありますが、これも何を基準に
水分を多くするのか?なども同様の理由です。この場合、自然下で
立ち枯れに産卵する、立ち枯れでも根部に産卵、倒木に産卵等
ある程度 その種がどのあたりに産卵するのかを知っておくと
判断基準になるかと思います。



要は自分なりの産卵させる基準を作ることが大切で、使うマットの
状態も大きく影響してきますから、個人的にいつもやっていることを
書かせていただこうと思います。



産卵させる場合と幼虫飼育では同種でも違いがありますので、今回は
産卵に特化して書かせていただきます。



まず、マットの袋を開けて大きな容器(バケツなど)に移します。
塊で袋から出てくるようだったり、ダマが目立つようでしたら撹拌して
手に水分を感じるか確かめます。撹拌した状態でもう一度 手に取って、
状態を確かめてから加水するか考えます。産卵させる種類は決まっている
でしょうから、その種に合わせて加水するなりなんなりをします。



で、産卵セットを組んでいく訳ですが、セット方法でも水分量は変えています。
材を入れるセットを組む場合は水分量を抑えるのですが、これも種類によりけり
で、シカなどは水分量を変えない場合が多いです。



これはボクの個人的感覚のことなので、参考程度に書かせていただくと
加水してマットを撹拌して、マットを強く握って固めたときに、手に水分を
感じるようでしたら水分多め、あまり感じなかったら水分量は普通かなぐらいの
判断基準です。どうしてもセット上部は乾燥気味になるので、♀を入れてから
霧吹きをしています。これはセット上部の水分量の確保もそうですが、
霧吹きをすることでマットの匂いを拡散させる意味合いもありますよ^^)



ちなみにマットを握って水が滴るぐらい加水する場合は、温度を恒温に
保てるよう配慮することが必要です。ネブトは加水量が多いぐらいのほうが
産みはいいのですが、温度変化が急激だったり、高温が続くと前述した通り
水のほうが傷んでしまいます。。



長々と書いてしまいましたが、自分でセットを組んで一番産んだ時がフェバリット
ですから、あまり気にしないで自分流を貫くのが一番だったりします♪




飼育ケースのことですね(^^♪ どのサイズを使うかは
お好み次第です。個人的にはノコ・ヒラタは小~中。
ネブトはミニ。ミヤマは中~大だけど、これはもう最後かな?という時は
小を使います。決まっていないのがホソアカで、中が多いかな?ぐらいです。
コクワなどの材産みは材を入れる本数でケースサイズを変えています。



あっ!あとキンイロ系も決まっていませんね。。パプキンなどはミニを
使う時もあれば小を使うこともあるので、一概には言えませんね♪



今回はカブトムシまで書くと長くなるので、クワガタ限定で行きます。
何故 ケースサイズを変えるのか?ですが、手持ちのマット量が
不足しているという、物理的な問題が絡むこともあります^^)ですが、
今回はその辺りは割愛してハナシを進めます。



まず小ケースを使用するノコ・ヒラタですが、セット内容がほとんど
マット固詰めだからという理由が大きいです。あと♀サイズでケースサイズを
替えることはあります。ヒラタなど大きなサイズの♀だと上に上がってくる頻度が
多くなるのと、けっこう荒らすので^^)中を使うことが多いです。
あと産卵数の調整をする意味合いもありますよ♪ ちなみにニジイロもマット固詰め
で産ませることが多いです。



ミヤマは極力 大きなケースを使用して産卵セットを組みます。
よく書かれている『深さ』は必要で、種類によっては坑道を作る種類も
いますから、ある程度のスペースは必要です。ミヤマも♀サイズが大いに
関係するので、どちらかと云うと大を使用することが多いです。
小さなケースで産卵させて卵で回収、何度もセット組みをして、多数の
幼虫を得る方法もありますが、ボクはあまりこの方法はやっていません。



ネブトはほとんどミニケースで産ませています。たまーに小を使うことは
ありますが、どちらかと云うと稀です^^)今年初めに行った採集でも確信
しましたが、そんなに広いスペースが必要ないことと、産卵数がね^^)
ミニで充分過ぎるほど産んでくれますからね^^)



ここで気が付いた方がいらっしゃるかもしれませんが、ご紹介している
種類はほとんど多産種です。産ませるだけ産ませることもすることはありますが
産卵数を限定したいとき・・・販売(ヤフオク等の出品含む)を視野に
入れて飼育する場合は各々の考え方でと思いますが、趣味として累代を継続
したい場合は、その後のコト 考えに入れておいたほうが後々困らないで
済みますので、ご連絡差し上げときます^^)



最後に、♀が産む気になっていればケースサイズ関係なく産みます。
極端な話、多産でばらまき産卵な種は産めそうなら産んでしまいますので
交尾後の♀の状態は大事です。その辺りを考慮に入れてのセット組みが
上手くいく近道かもしれません(^^♪



material by:=ポカポカ色=