クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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今日は出荷待ちの時間が長いので書かせていただいています。
待っているだけっつーのも何何で、今期ブリード個体の状態を確認しました。



メアレーやゲアンが起き出してきたのは確認したのですが、意外な処で
ルニフェルが起き出してきました。あとですね、、ランミヤマの小さい♂が
起きてきていますが、♀はまだなようです。。



ルニフェルの♀はゼリー2個目。♂は先ほど出してゼリーを与えたら
齧り付いています^^)



クロシマノコ。♂を新たに入手しました。♂♀とも後食を始めているので
近々ペアリングを掛けようと思います。トカラノコは各産地後食開始し始めました♪



あと微妙なのがラエトゥス。♂が活発だったのでケースに移して
ゼリーを入れておいたのですが、どうも舐めている気配がありません。。
こないだは♂が活発で♀がぼんやりしていたのですが、今日は逆です。
♀のゼリーは無くなっていましたが♂は舐めていません。。
ちょっと対策が必要そうです。



いやいや^^)一斉に起き出すとゼリーが足りなくなって買いに
走らなければなりません。Nマット・・・買っといて良かったぁ(^^♪








マットのみや材をマットに埋めるような産卵セットを組む場合、
マットに加水をしなければならないときがございます。
ブリード方法などの記事で、『強く握って水がはみ出ないくらい』
とか、『マットを握ったらお団子になる』など、曖昧とは言い過ぎですが
しっかり数値で表していないのがほとんどなので、困惑する場合もあるかと
思います。しかし、これ・・・随分前にも書かせていただいたのですが、
そのときの湿度や気温等々が大きく影響するので、しっかり書けないというのが
実情でございます。気温が高いときに水分量を大幅に増やすと、水のほうが
傷んでしまい、結果的に劣悪な環境になってしまうのですね。。。



種類によっては水分多めの記述がありますが、これも何を基準に
水分を多くするのか?なども同様の理由です。この場合、自然下で
立ち枯れに産卵する、立ち枯れでも根部に産卵、倒木に産卵等
ある程度 その種がどのあたりに産卵するのかを知っておくと
判断基準になるかと思います。



要は自分なりの産卵させる基準を作ることが大切で、使うマットの
状態も大きく影響してきますから、個人的にいつもやっていることを
書かせていただこうと思います。



産卵させる場合と幼虫飼育では同種でも違いがありますので、今回は
産卵に特化して書かせていただきます。



まず、マットの袋を開けて大きな容器(バケツなど)に移します。
塊で袋から出てくるようだったり、ダマが目立つようでしたら撹拌して
手に水分を感じるか確かめます。撹拌した状態でもう一度 手に取って、
状態を確かめてから加水するか考えます。産卵させる種類は決まっている
でしょうから、その種に合わせて加水するなりなんなりをします。



で、産卵セットを組んでいく訳ですが、セット方法でも水分量は変えています。
材を入れるセットを組む場合は水分量を抑えるのですが、これも種類によりけり
で、シカなどは水分量を変えない場合が多いです。



これはボクの個人的感覚のことなので、参考程度に書かせていただくと
加水してマットを撹拌して、マットを強く握って固めたときに、手に水分を
感じるようでしたら水分多め、あまり感じなかったら水分量は普通かなぐらいの
判断基準です。どうしてもセット上部は乾燥気味になるので、♀を入れてから
霧吹きをしています。これはセット上部の水分量の確保もそうですが、
霧吹きをすることでマットの匂いを拡散させる意味合いもありますよ^^)



ちなみにマットを握って水が滴るぐらい加水する場合は、温度を恒温に
保てるよう配慮することが必要です。ネブトは加水量が多いぐらいのほうが
産みはいいのですが、温度変化が急激だったり、高温が続くと前述した通り
水のほうが傷んでしまいます。。



長々と書いてしまいましたが、自分でセットを組んで一番産んだ時がフェバリット
ですから、あまり気にしないで自分流を貫くのが一番だったりします♪




飼育ケースのことですね(^^♪ どのサイズを使うかは
お好み次第です。個人的にはノコ・ヒラタは小~中。
ネブトはミニ。ミヤマは中~大だけど、これはもう最後かな?という時は
小を使います。決まっていないのがホソアカで、中が多いかな?ぐらいです。
コクワなどの材産みは材を入れる本数でケースサイズを変えています。



あっ!あとキンイロ系も決まっていませんね。。パプキンなどはミニを
使う時もあれば小を使うこともあるので、一概には言えませんね♪



今回はカブトムシまで書くと長くなるので、クワガタ限定で行きます。
何故 ケースサイズを変えるのか?ですが、手持ちのマット量が
不足しているという、物理的な問題が絡むこともあります^^)ですが、
今回はその辺りは割愛してハナシを進めます。



まず小ケースを使用するノコ・ヒラタですが、セット内容がほとんど
マット固詰めだからという理由が大きいです。あと♀サイズでケースサイズを
替えることはあります。ヒラタなど大きなサイズの♀だと上に上がってくる頻度が
多くなるのと、けっこう荒らすので^^)中を使うことが多いです。
あと産卵数の調整をする意味合いもありますよ♪ ちなみにニジイロもマット固詰め
で産ませることが多いです。



ミヤマは極力 大きなケースを使用して産卵セットを組みます。
よく書かれている『深さ』は必要で、種類によっては坑道を作る種類も
いますから、ある程度のスペースは必要です。ミヤマも♀サイズが大いに
関係するので、どちらかと云うと大を使用することが多いです。
小さなケースで産卵させて卵で回収、何度もセット組みをして、多数の
幼虫を得る方法もありますが、ボクはあまりこの方法はやっていません。



ネブトはほとんどミニケースで産ませています。たまーに小を使うことは
ありますが、どちらかと云うと稀です^^)今年初めに行った採集でも確信
しましたが、そんなに広いスペースが必要ないことと、産卵数がね^^)
ミニで充分過ぎるほど産んでくれますからね^^)



ここで気が付いた方がいらっしゃるかもしれませんが、ご紹介している
種類はほとんど多産種です。産ませるだけ産ませることもすることはありますが
産卵数を限定したいとき・・・販売(ヤフオク等の出品含む)を視野に
入れて飼育する場合は各々の考え方でと思いますが、趣味として累代を継続
したい場合は、その後のコト 考えに入れておいたほうが後々困らないで
済みますので、ご連絡差し上げときます^^)



最後に、♀が産む気になっていればケースサイズ関係なく産みます。
極端な話、多産でばらまき産卵な種は産めそうなら産んでしまいますので
交尾後の♀の状態は大事です。その辺りを考慮に入れてのセット組みが
上手くいく近道かもしれません(^^♪



休みなのに夜中に起きてしまったので、ちょっと書かせていただきます♪
マットに関するオハナシなんですが、栄養分が強いか否かとか、産卵に適して
いるいないの判断は、メーカー様がご提案している内容を参考にしていることも
そうですが、自分が使ってみて、種類や産地ごとに合う合わないを判断して
データとして残し、それを基準に色々試しながら毎年変えたりしています。



例えば今回はいつも通販で購入しているカブトマットは使っていないのです。
買いそびれたことが大きな原因なんですけど^^)、懇意にさせていただいている
ショップ様が販売しているマットで、どこまでできるか?を試したみたいことも
手伝っています。数を飼育する場合、入手しやすいことは結構大事で、
必要な時にすぐ入手できるのはもちろん、必要以上の在庫を持たなくて済むのも
嬉しい限りです♪



種類別に見ていきますと、画像のニジイロやノコ・ヒラタの産卵はほとんど
産卵と云えば誰でも思い浮かべる有名な銘柄を使用しています。ボクが飼育
している種類ではここにホソアカが加わります。ボクの場合 ノコ・ヒラタは
そのほとんどが国産なので、産地の違いで少し遊んでいたりします^^)
これはデータによる根拠が乏しいため割愛させていただきますが、産んだり
産まなかったりはマットだけではないですからね。。そこはしっかり把握
しときます。。



ネブト・マルバネに関してはガラッと変わります。コチラも有名銘柄のマット
をベースにしています。前述のノコ・ヒラタは発酵の浅い(所謂1次発酵マット)
マットをメインに使用しますが、ノコ・ヒラタに使用するマットと比べると
発酵の進んだマットを使用しています。ここに赤枯れを混ぜるのがセオリーで
赤枯れの配合具合は産地や種類で変えています。マルバネに関してはマルバネ
ならではのコトもございます^^)コレ、ここで書いてしまいますと非常に
長文になってしまいます♪



ミヤマに関しては、マットに対する想いを再認識させてくれました♪
最初はノコ・ヒラタに使用するマットに発酵の進んだマットを混ぜ込んで
使用していましたが、ここ数年はネブト・マルバネで使用しているマットに
発酵が進んだマットを混ぜて使用することが多いです。よく市販されている
種類別に特化したマットは使用していません^^)これは内容がどうのと
云うより、汎用性を重視している結果です。ミヤマに関しては種類別に
その配合率を変えてみたり層を作ってみたりしてして、その違いをデータに
落とし込んでいます。マットとは別に産卵をしっかりしてもらうための
明確なことがしっかりしている分、マットの役割は大事だったりします。



まぁ時期が時期なので、産卵に特化した内容になってしまいました。
幼虫飼育ではまた違う見解がありますが、今回の内容を要約すると
発酵の具合や粒子の細かさに加えて、長期間持たせられるということも
大事な要素です。特にミヤマはある程度加齢してから割り出したほうが好結果な
種類もいるので、特に考えに入れています。あとね^^)産卵時期って気温が
あがるじゃないですか?その影響を極力抑えられれば・・・なんてことも
考えていますよ♪





まぁ深い山と漢字で書くぐらいですから、深い山というワードから
想像するに、森林浴とか樹々の呼吸とか連想されると思いますが、
実際 採集に行くと少しヒンヤリしているなと感じることもあると
思いますので、温度は低い(体感含む)んです(^^♪



産地が南方でも平地からいきなり標高が高い山になる地形が多く、
その標高から降りてくる空気が冷たいので、その現象がミヤマの
生息に適しているのだと思います。実際 よく採集に出向く伊豆大島も
海岸沿いと三原山山頂付近の温度はかなり違うと感じます。
外産の産地を調べると大概 山深く標高が高い地域が多いです。



さて、お題です。ボクはミヤマが飼育の中心の一角なので、そのような
環境を維持することも大事な要素なんですが、そうすると他の飼育種に
影響が出ます。例えば飼えない(飼わないほうがいい)種類も出てきたりします。



カブトムシなどはいい例で、特にケンタウルスは最近カナシイ目に合ったばかり
です。。現在もパチェコを飼育していますが、一度失敗していますし置き場所に
かなりの神経を使います。



あと飼育は出来るものの明らかに温度帯が違う種類は飼育期間が長くなります。
その代わり大型がうようよ羽化してきます^^)期間は人から聞く話より
半年から1年長い場合が多いです。。



所謂ミヤマより温度帯が高い種類・・・ボクの処ではノコ・ヒラタ・コクワ
なんですけど、コクワは同じような温度帯が適している種類も存在しているので
全部が全部ではないですが、ヒラタに関してはカブトムシと同じです。
ボクは外産ヒラタは数えるほどしか飼育経験がないので、ちょっと書けませんが
国産ヒラタに関しては置き場所をそのままにしてカナシイ目に遭っています。。



ノコはカブトムシの飼育環境は適さないが飼育できる種と同じです。
ただ、産卵については場所を変えています。あと色に影響が出ているような
気がします。



最後にネブト・・・ネブトは産卵・多頭飼育している間はミヤマとは別の場所に
置いています。下手すると産卵セット内で休眠に入ってしまうので^^)
まぁ仕方ないですよね。。。ネブトの産卵を真夏に行う場合(ほとんどそうですが)、
ボクは常温の温度の低い処を探したり、産卵セットの加水加減を調節したり、
陽気のサイズを大きくしたりして対策しています。ただ、これ・・・当たると
とんでもない数の幼虫が出てきます。。



確かに温度を低くするとそれなりのいい目にも遭っているのですが、
それだけではないという事をお伝えしておきます♪




material by:=ポカポカ色=