クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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最近のミヤマ産卵セットは、今までのようにあーだこーだ
していません^^)以前はね、ミクラミヤマはこぉ、アマミミヤマはぁあ
なんてこともしていましたが、基本的にひとつのセット内容だけ定めて
あとは引いていくことが多いです。



先ほど書いたデンティクルスゲンシミヤマのセットはほとんど
ヒメミヤマのセットですし、他の種類もだいたいそうです。
なんかいっぱい産ませたいときにヒメミヤマ系のセットを組んでいる
ようにも思います^^)一応ですね、黒土 ミズゴケなんかは常備していますが、
使わないことも多いですし、使っても少量だったりします。



♀のサイズでケースの大きさを変えていることはあります。
やっぱり大きな♀はそれなりに掘りますからね、大きなケースは必要かと
思います。詰め方は種類によって少し変えてはいるけど、ヒメミヤマ系の
セットほど慎重にはなっていません^^)ただ、坑道を作って、その坑道を
産卵するときに使っている種類はいるので、その辺りはよく見とかないと
悲しい結果に終わることはあります。。。



基本的にマットは低添加が間違いないと思います。でもコスト面も
考えなければならないのでね^^)まぁ切磋琢磨しているワケなんですね♪



材は入れたり入れなかったりですが、だいたいが割りカスです。
材に食い入っている種類もいなくはないですが、個人的な考えでは
足場に使ってもらえれば程度の気持ちです♡ マットを固く詰めた部分と
緩く詰めた部分の境目に産む個体もいますから、あってもいいのかな?
と、思うこともあります。ただですね、ボクはあまり材に産む種類は
飼育していないので、ないときもあるんです^^)そんなときは
ナシで組みます♪



なんかテキトーにやってるだけ?みたいに感じるかもしれませんが
そのときの感覚で、という事も多いです。ただですね、友人知人からの
情報はかなりインプットしていますし、調べもします。
そこからの適材適所を探しているつもりなんですが^^)まぁ産んでくれれば
オーライっていう部分もかなりあります♪



セット以外の部分で云うと、温度はかなり重要だと思っています。
適切な温度を保つのが一番なんですが、なかなかね。。。今年の夏のように
猛暑続きですと、変動もかなりあったと思うので、必要以上のセットは
組まないというのも一つの選択肢です。産卵に適切な場所というのは
限られますからね。。それが失敗の原因か?と、思ったことは多々ありました。



ミヤマもある程度の種類を経験できて、好みも割とはっきりしてきました。
ノコギリ同様 好きな種類を中心に飼育を進めていきたいなという所存で
ございます^^)




おかげさまで無事終了いたしました(^^♪
沢山のご来場 お買い上げ 誠にありがとうございました。



次回は12月23日となります。またお会いできることを
楽しみにしております♪



10月イベントの詳細は別ブログでお伝えいたしますので
ソチラにも遊びに来ていただけるとありがたく存じます。



さすがに疲れまして^^)昨日は仕事こそしたものの、そのままダウン。。。
変な時間に起きてしまったので書かせていただいています。
戦利品やプレゼントなどもありまして♪ ホントはそのご紹介が先なんですが
取り急ぎ産卵セットを組みたかったので、ソチラを書かせていただきます。



ご存じの無添加微粒子マット。今月はけっこう使っています。



100均のミズゴケ。商品名はハイダケになっています。
これ・・・けっこういいです^^)黒土の手持ちがなかったので
なんか代用できるものはないか探したところ・・・



これを混ぜてみます。マルバネの繭玉。反応してくれたら嬉しいのですが^^)
目的としては粘り気を出すために使用します。全体的に混ぜるのではなく、
ケース底面の固く詰める部分にだけ混ぜました。



セット作成中の画像です。何が入るかは後日お伝えいたします。
なんせ、先ほどまで寝ていたので画像がないんです。。。








画像は蛹室と云うより繭玉(^^♪
マルバネの繭玉です。非常にきれいにできているのですが
出てきた個体はけっこうな翅パカでした。。。



最初の画像のようなコトはともかく、画像のような上翅に水泡跡や
軽妙な翅パカ 色の濃淡など蛹室は羽化した個体に大きな影響は
与えてそうですね?きれいな個体を羽化させるためには
蛹室を作るだろうと想定できる交換時に対策しておくと効果的です♪



加水量を調節する。蛹化を想定する容器に入れるマット
(ボクはだいたい蛹化前はマットに入れ替えてしまいます。)
の加水量をいつもより少なめにしています。これは時期や容器を
置いてあるところで変わりますので、加水を○○㏄と断定はできません。
この時期はだいたいこぉとかそんな感じで決めていますが、その年年の
気温の変化はどうにもできないので、あくまでも未然に防ぐ手立てぐらい
の気持ちでいます。



人工蛹室に移す。人為的に調節するなら人工蛹室は蛹化中の調節も
行なえますし、蛹が目視できるから安心ですよね^^)
ただですね、数がいる場合 スペースを取るのと人工蛹室を作る時間を
どう確保するかが問題になってきます。。



容器の置く場所を変える。これ意外と効果があります。
飼育スペースの状況を把握することが前提ですが、棚ひとつ
段を変えるだけで随分違うものですよ^^)



ここからは考察なんですが、蛹室の湿度ってけっこう重要な気がするんです。
水分過多ですと翅パカになりやすいし、蛹室の温度上昇は言わずもがなです。。
クワ飼育していて一番悲しくなるのは蛹や前蛹で★になっていることなので
少し慎重になってもいいような気がします。あと過度の振動や落下はもってのほか
です。今年はひとつやってはならないことをやってしまったので、自分に
言い聞かせています♪


だいたい産卵セットを組むのは4月~10月で、それ以降になると
外気温が下がってきて室内への影響も出てくるので、産まなくなる種類も
出てきますが、気温を上手く利用して低温種を産ませようとしていたり
します。家屋の環境維持の違いもありますから、あくまでも参考程度に
読んでいただければ幸いです。



国産の場合は発生時期に合わせて、ブリードした個体も起き出すことが
多いので、野外での個体(Wild)と同様にブリードすることが多いです。
だいたい4月下旬のミクラミヤマから始まって、ヒラタ コクワ ノコ 
ミヤマ ネブトと続き、秋口に差し掛かってきたらマルバネ 
アマミミヤマといった具合です。ノコ・ミヤマはその年年で起き出しが
変わりますから、個体ごとに変えていきます。ネブトに関しては
その年に羽化した個体でブリードすることが多いです。ネブトは寒くなって
しまうと産卵セット内で越冬してしまうので、真夏のうちにセットを
組んでしまうことが多いです♪



外産に関しても野外品が入荷する時期にセットを組むことが多いですね(^^♪
起き出し時期もだいたい一緒なので、ミヤマ・ノコが飼育中心の部屋は
産卵セットで埋め尽くされる時期があります。ミヤマのセットは長期保管
するセットが多いので、ひとつの悩みネタではありますね^^)



確かにイレギュラーはあります。ここ最近入手したミシュミやチュウホソアカは
これから産卵セットを組みます。ちょうど今 個体にとってペアリングが
可能となっています。ただですね、低温種と言っても産卵にはその種なりの
高温のほうが圧倒的に産みはいいので、天気予報は気にしています。
やはり朝夕の寒暖差が、いいときと悪い時があるので、産卵セットの置く場所
を移動したりはします。セット数はそんなに多くはないので、そんなにムリ
なことではないのですが、どちらかというと繁忙期のほうが天敵だったり
します。。



ボクが飼育している種類の多くは休眠期間が長く、活動を始めると短命な
種類が多いので、時期に拘ったり、個体の状態を気にしたりと気苦労も
ありますが、これに馴れてしまうと休眠期間の短い種類の適切な産卵時期を
逃してしまったりすることもあります。個体や用品のあれこれ以前に
自分の不行き届きに気付かされてしまうことも多く、反省しきりです^^)



そんなことも踏まえて入手する前(してからのほうが多いかもしれません。。)
に、入手する種類の下調べは入念に行ったり、個体の状態を確認するように
していますが、このとき友人からのアドバイスは非常にありがたく感じます。
どうしても好きな種類で集まるので、他種の飼育を行う場合は自分でも調べますが
このときはイベント等で遭えるショップの方や知人の話がとても参考になります。
クワガタを趣味、特にブリードが主体ですとどうしてもインドアになりがちに
なりますが、色々なところに足を運ぶのも大事だなという処で
締め括らせていただきます♪ あとポイントに行くことで得るヒントは多かったり
しますよ♡





よく飼育のレクチャー等で、菌糸ビンの交換方法や時期などが
記載されていて、飼育し始めのころはその通りに交換していました^^)
だんだん数が増えていくにつれ、疎かになっていったというのがホンネですが
種類ごとに適した交換タイミングというのはあると思います。



最近では2令初期で菌糸に入れて、食いつくさせてから交換という
のは意図的にやっていて、なるべくその次で羽化まで持っていくという
1回だけの交換はアリかなぁと、思っています。



これは感覚的に1本孵しに近い部分がありまして、幼虫期間が短い
(1年以内)種類なら何とかマットも持たせられるけど、1年以上かかる
種類(大型の♂はだいたい・・・ですが。)は、3令初期辺りで大型の
容器に入れて詰め方を工夫すればなんとかなるかなと考えています。



これが上手くいかないだろうと判断できる種類もいましてね。。。
個人的にはヒラタの大型(国産限定です。)を羽化させるには
何回か交換が必要だと思っているし、交換の影響でスイッチが入る個体は
少なくない(⇒蛹室を作り出す)ので、けっこう気を遣います。



逆に固く詰めすぎるといい結果が出ていない種類。
ミヤマがいい例で、固詰めがいい結果を出してくれる種類もいるには
いますが、どちらかと云うと固詰めという範疇の中の緩いほうに分けられる
と思います。画像のエラフスなどはミヤマとしては飼育期間が長くないので
なんとかなるけど、優に2年の飼育期間が必要な種類はマットが
持ちません。。



交換するタイミングはもちろん期間で交換するのはアリだと思います。
そのほうがいい結果が出る種類は絶対的に存在します。
コスト面や作業にかけられる時間等を考えるとそう簡単にいかないのも事実で
そこをいかにラクができて、尚且つ大きな個体を拝もうという、
それこそ虫のいいハナシなんですが、環境を整えることも大事なんです♪
そこを踏まえて考えなければならないから面白いのかもしれませんが^^)




material by:=ポカポカ色=