クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ヒメミヤマ系の交換は、いろいろ見ておきたい部分も多かったので
割と時間を作っておいたのですが、思っていたより早く終わったので
他のミヤマも交換しました。



アマミミヤマです。アマミミヤマはそんなに頭数はいないけど
無事累代出来ています♪ 今回の飼育で全頭2年羽化を達成したいですね^^)
なんせ1年半~3年とばらつきが多いのが玉に瑕です。。



この画像はミクラミヤマです。友人や仲間は1年で羽化させているんですが
ボクはしっかり2年かかります^^)今いるのは神津島産ですね。
御蔵島産は全頭 羽化しています。ミクラミヤマは産卵セットも
中ケース(そんなに必要ないなら小ケースでも大丈夫です。)でいいし、
割と早め(4月中旬~GWにかけて)にセットが組めるので、セット時は
常温のほうがいいぐらいです。幼虫飼育もノコと一緒とまでは言いませんが
比較的高温でも大丈夫なので、冷やし虫家など保冷器具での飼育に向いています。
幼虫飼育の容器も430㏄プリンカップで羽化まで持っていけますから
スペースも取らないです。どちらかというとあれこれ工夫してという方に
お勧めです^^)



秤に乗っているのはルニフェル。ルニフェルはちょっとカワイソウでした。。
昨年はどちらかというとミヤマには過酷な場所に置いていたので
その影響が個体に出ています。。ミシュミも同じような場所に置いていて
ミシュミはほとんど蛹化していたけど、ルニフェルはカナシイ結果の個体も
いました。。



その過酷な環境下で羽化していた♂!
サイズはロンドミヤマほどしかありません^^)
実はルニフェル・・・♀も2頭ほど羽化しているので
今年 累代決定です(^^♪ 
このあとカブトムシを少々交換して本日のクワ活は終了。
1月も休日 予定があるので、できるときにやっとかないと
後々困ったりもするので、今日の予定以上の進行は嬉しい限り♡
3月 4月とイベントも続くので、その辺りも見越して今年も
精進する所存でございます(^^♪



お正月も3日となればウダウダとしている訳には・・・
と云う気持ちも手伝って、今年最初のクワ活です。



一応 昨日のうちに交換しなければならないのは
見繕っておきましたが、出してみたら意外と多かったです。



さて、まずはラエトゥスと勘違いして、この種には高栄養な
マットに入れてしまったクラーツの状態を見てみます。
因みに勘違いしたのは1個体のみです^^)

 

おっ!割と大きい♡ 9gありますね(^^♪
ここでそのまま戻すのは早計なので、マットの状態 特に幼虫周りを
よく確認します。マットよりも詰め方に問題がありそうです。
ヒメミヤマ系は産卵時もそうですが、通気が必要なのでは?と
常々考えていたので、詰め加減を変えて見ます。
マットもこのままでは少々心配なので、黒土とNマットを加えて
胃腸を労わってみました^^)このあと同じような配合で、他の7頭も
1400にお引越しです。次は5月~7月のあいだに一度交換します。



お次はルックミヤマです。クラーツもそうですが、この2種は羽化経験が
あるので、個人的にはリラックスして事が運べます。
友人の考察に沿って多頭飼育していますが、容器が少々小さいようなので
大きな容器に移し替えます。画像のプリンカップは直径こそまぁまぁ
なのですが、深さが足りないんですよね。。あとマットも産卵セットに
入っていたマットを使っているので、新しいマットを付け足します。



空けてみます。全頭2令にはなっていますね~☆
なんかネブト出品時の画像のようですが^^)ルックミヤマです♪



どうしようか考えて・・・結局サンドウィッチ方式にしました。
まだ2令なので安全策を採用します。容器底にヒメミヤマ系には高栄養マット、
中央にそれまで幼虫を入れていたマット(水分調整は行います。)を入れ、
そこに幼虫を置きます。



こんな感じですね^^)2300に4頭づつ入れます。幼虫は下に潜っていくので
必ず高栄養のマットに到達するのですが、これ・・・個体ごとに違って
そのマットがお好みでない個体は元々いたところに戻るし、食餌するときに
それまでいたマットを幼虫が混ぜ合わせるので、そこが安全策なんですね^^)
因みに上部は底部と同じマットで水分を若干足して被せます。
上部のマットは通気口が近いので、乾燥とマットの劣化が著しいので
そうしています。ルックミヤマはそれまで置いていた場所に戻して、
ちょこちょこ観察します。ヒメミヤマ系はサイズの割に幼虫期間が長いので
早々増やせませんが、もう1種ぐらいは追加したいトコロです♪




久々に飼育関連のこと、書いてみたいと思います。



クワガタもカブトムシもそうですが、羽化後すぐに活動を開始できる
種類ってそんなに多くはなく、だいたいの種類は羽化後 休眠期間という
オネンネの期間があります。羽化後 触ると動く個体もいますが、だいたいの個体は
動きも鈍いし、ジッとしている個体が多いですよね^^)



羽化後の休眠期間は種類ごと個体ごとそれぞれで、種類によっては
2ヶ月で活動を開始する個体もいれば、半年~1年寝てしまう種類や個体もいます。
国産種の場合 ドルクス系は羽化時期関係なく2ヶ月~4ヶ月で活動を開始します。
活動を開始してからすぐブリードが可能か?と聞かれると、一概にそうではなく
活動開始(後食開始)後 ある程度エサを与えてからブリード(ペアリング)
したほうがいい結果に繋がることが多いです。



さてさてお題の外産と国産の違いなのですが、ボクが比較できるのは
ノコとミヤマのみなので、限定してハナシを進めていきます。



ミヤマは割と国内外 関係なく寝ます。あと少々温度が高くなっても
寝ていることが多いですが、温度が高くなると他の悪影響が出ますので
やはりミヤマ温度で寝かせとくのがいいと思います。休眠期間も
国内外 同じくらいです。この辺りは国産だからこぉ、外産のあれはぁあ
みたいな注意を払わなくていいので、気分的にラクです^^)
(若干 早く起き出す種類はいます。。)



ノコはミヤマより気を遣います。外産は種類や個体によって
いろいろですし、国産も温度が高い処に置いておくと動きだしてしまう
個体が存在します。外産でだいたい2ヶ月~4ヶ月 国産は通常半年というのが
セオリーですが、猛暑前に羽化した個体の活動開始時期は早いですし、国産ノコ
も羽化後2ヶ月で活動開始してしまったのでは?と、思わせるような動きを
見せます。



聞いていたより早く活動を開始した個体のブリードはどうなの?
と、言うところが一番知りたいトコでもありますよね?^^)
結論から申し上げると、産まないわけではないがそんでもない。。
と、云うカンジです。。あと♂が起き出して♀はまだ・・・なんてことも
あるので、個体ごとしっかり見てあげないとカナシイ結果になることは多いです。。



これはあくまでも個人的なやり方なので、あまりお勧めはしませんが
ボクはスペースを空けたいとか生ごみに出したいとかの理由で
羽化後 早めに個体を取り出している(もちろん見たい欲求が勝っています。。)
のですが、しっかり休眠させようというのも目的のひとつだったりします。
羽化後 色が固定される前ぐらいで取り出すと弱る 早死するとか
いいことはないのですが、(実際 取り扱いを間違えるとそうなります。)
丁寧に個体を取り扱うことで、よろしくないことはある程度回避できます。
ただ、個体に負担を与えていることには変わりないので、ある意味
休眠期間が長くなるような気がしているんです。
(友人とかと話していてもそう感じることが多々あります。)
そこをうまく利用して、しっかり寝てもらいブリードに適した時期に
起きてもらうという目論見で早めに取り出したりしています。



チョット話は逸れましたが、国内外ともその種に沿った休眠期間を
しっかり寝てもらう事が、ブリード成功へのカギになることは確かです。
ブリード主体でクワ飼育を趣味にしていると、なかなか個体をじっくり
見ているようで見ていなかったりするので、この時期にしっかり個体の
素晴らしさを堪能していきたいと思います♪





さて、先ほどの記事に書いていない今日のメインディッシュを
書かせていただきます(^^♪
何の種類かは秘密です♡ これは教えてもらったので結果が出るまで
内緒にしときます。



これを使います。2300ですね♪ 因みに♂だけです。



マットは2種類。もちろん混ぜて使います。



初2令ぐらいです。この子を2300に入れます。



詰めました♪ 勘のいい方ならお気づきでしょうが、1本孵しを目論んでいます。
なので、けっこう固く詰めましたよ。最近ではあまりやらない、肩口も
しっかり固めました。そんなに持ちのいいマットではないから水分量なんかも
気を遣いましたよ^^)これに時間を取られたんですね。。
だいたい来年の3月ぐらいに結果が出ると思います。
それまでは何の種類を入れたかは伏せておきますね^^)
コメントいただいてもはぐらかします♪ 友人がクワタで他のショップさんから
教えてもらってきた手法で、これだといいよと耳打ちしてくれたので
やってみることにしました。これで上手くいくと、他の種類にも期待が持てます♡

さて、どうなるか?楽しみです(^^♪


だんだん掴めてきたミヤマ飼育。累代において
産卵 幼虫飼育 前蛹・蛹化期間 羽化後の管理と
大まかに分けて上記の4期間にリスクというか注意しとくと
いいなと思っています。



ここで休眠期間 起き出しまで入れるととてつもなく
長くなるので、とりあえず分けて考えます。



まぁ細かく考えると微妙な違いもあるので、あくまでも大雑把に
書いてみたいと思います。共通しているのは全行程 最低でも20℃近辺を
保てるといいのですが、今年の猛暑のような状況ですとなかなか難しかったり
してやきもきもします。とにかくコマメに見れると回避できたのでしょうけど
残念な結果になってしまった個体もいました。



まずは産卵ですが、低添加のマットを使って深さのある容器 これは
共通しています。黒土を入れたほうが効果がある種もいるけど
だいたいコレでいけます^^)産卵数を臨むならまた別ですが、
産ませたいというだけでしたらなんとかなります♪



幼虫飼育はセオリー通りに行えば大丈夫かと思います。
♂は大きめの容器に入れたほうがいいなとは思っています。
マットについては状態が悪くならない限り、全部取り替えないで
付け足していくか、それまで入っていたマットのいい部分を混ぜて
使うのはいいと思います。



交換回数や時期については種類や幼虫サイズによって違うので
ここでは割愛させていただきます。これだけでも随分書けてしまいます^^)



前蛹・蛹化期間についてはどの種も共通しています。
意外と容器側面に沿って作る個体が多いという印象がありますが
これはヨロシクない状態が多いという証拠でもあります。



羽化後の管理についても前蛹・蛹化期間と同様ですが、
羽化してから腹が納まるまでが非常に長い個体がいます。
活動開始までに納まる個体が多いので、じっくり待つことを
お勧めいたします^^)ある程度の期間は幼虫飼育をしていたトコロと
同じような温度帯で管理して、それから低い温度に移動させるとリスクは
軽減できます。



環境を維持するという関門こそありますが(と、言っても絶対こぉで
なければ・・・という類でもありません。)、そんなに弱くもないし
手間もかからないので、思っているほど神経質な種類ではありません。
大型サイズの♂を羽化させるとなると、別な話にもなりますが
色々な部分で嬉しくなるコトが多いのも事実です♡





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