クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
3 6 7
9 12 14
17 20 21
22 27
29 30
フリーエリア
最新CM
[01/22 NONAME]
[01/21 nsk]
[01/21 NONAME]
[01/20 nsk]
[01/19 NONAME]
最新TB
プロフィール
HN:
あんず
性別:
男性
職業:
自由業に近い自営業
趣味:
クワカブ飼育、bike,
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア
ポチッとね♪
フリーエリア
フリーエリア
フリーエリア
[9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19]
本来ならあまりお勧めできないとされる多頭飼育。
実際 共食いという最もカナシイ出来事のひとつに
フィールドを提供しているようなもので、極力
しないほうがいいとされています。



種類によってですが、孵化から初令~初2令あたりまでは
多頭飼育のほうがよろしいのでは?という種類は存在します。



まずは国産ネブト各種。
雑誌クワタでコラム的なネブトの採集と飼育を織り交ぜたような
記事を読んだことがあります。(どの号に掲載されていたか
手許に残っていたら、調べときますね♪)材割採集の際、幼虫も
成虫も同所から複数出て、コロニーのような材があるそうです。
ボクはその記事を読んで、産卵セットを幼虫が3令になったぐらいで割り出しています。



お次は国産マルバネ。
マルバネもネブト同様、洞に溜まったフレークに産卵するというとこから
推察しています。天然のケースの中で産卵しているようなものなので
そう考えました。実際の処 2令ぐらいまでは複数で飼育していたほうが
★になる率は格段に下がります。



ヒメミヤマ系のミヤマ。
友人がGWでの会話の中で、ビークワ75号でのヒメミヤマ系飼育の
産卵セットの割り出しタイミングについて触れています。
要約すると、どうも消化吸収を促すバクテリアを共有しているのでは?
と、解釈して(この部分はボクが友人から話を聞いて、そう思いました。)
この記事が出る前から、産卵させて幼虫が見えても割り出さずに我慢したそうです。
結果は良好♡ その友人から分けていただいたクラーツミヤマの幼虫が
ウチにもいますがスクスク育っています♪



この3種の共通点は、どちらかというと土に近い(場所も状態も)
状態の倒木(マルバネは洞ですが中身は近い気がします。)にいると
されています。残念ながら3種どころか国産ネブトも採集経験がないので
・・・なのでは?という書き方しかできませんが、
ヒメミヤマのところで書いている幼虫同士で共有している何かしらが
あるのは、間違いではないように思っています。

ただですね^^)あくまでもある一定期間までです。
飼育ならではの大型個体を拝みたいのであれば、そこにもう一工夫は
必要だというのは理解しているんですね♪
実践はしているつもりなんですが、なかなかね。。。
そーなってくれないんです^^)






先日 整理と管理(うー。。仕事っぽい。。。)のコト
書かせていただきましたが、部屋の中を見回しただけで
既に諦めムードな雰囲気が漂ってきました^^)
でも ここはしっかりしないとな(!)と言うことで♪
昨日から交換もしくは割り出した個体からフォーマットに
落とし込んでいきました^^)



で、いきなり全部はムリなので今年羽化予定の幼虫たちは
羽化まで待ちます。交換が必要な場合はそのときに落とし込みますが
基本 来年羽化予定と今年産卵セット割り出し分からですね。
成虫については他リスト等で把握が出来ているので、それを元に
新たなフォーマットで幼虫数同様に把握していこうと思います。
とにかく今年の産卵セット割り出しからが本格的なスタートと
なります。



その記念すべき第1弾がコチラ(^^♪
イズミヤマです。産地は利島産 累代はF2です。
この子たちも友人が採集した個体からの累代です。



昨年8月セットで10月割出しで、そのときから初めての交換と
なります。と、ここでデジカメのバッテリーが切れたので
いつものような秤の上に乗せた画像がありません。。
概ね順調に育っているとご報告差し上げます♪



ここで新島産の交換忘れが発覚。。。出してみたら羽化していました。
新島産のイズミヤマはこれで♀が4頭羽化したことになりました。
♂の羽化が待ち遠しいですね♪



さて、本日のメイン♡ クラーツミヤマを単頭飼育に交換します。



暴いた画像。出したときに坑道が崩れてしまいましたが
坑道が確認できたので、単頭に切り替えても大丈夫と判断しました。



一応 測ってみます。クラーツに見られる背中部分がクリーム色に
なった個体を計測してみました。まぁ・・・これからですね^^)
クラーツもイズミヤマ同様にフォーマットに記載しました。
今後 クワ活後の作業が増えることになるけど、頭数の把握や
経過を明確にすることは自分への安心にも繋がるので続けていこうと
思います。







自己ブリードの個体が休眠用タッパーのフタをガリガリし出している
個体が出てきました♪ そろそろ活動開始となりそうです。



だいたい一緒に入れてあるキッチンペーパーをボロボロに
しているので、それが成虫用のケースに移す合図でもあります。
このような個体は、ゼリーを入れると舐めだす個体が多いです。



この活動開始時期、種類や産地でも若干違いが見られます。
産地的には気温が低い地域の個体は早いです^^)
逆に発生時期が遅いトコのクワはのんびり構えていますね。。
種類別でも発生時期、けっこう気にします。
あと最近は行かなくなりましたが、採集に没頭していた頃の
記憶やデータは大事にしています。あとですね、すっかりオトナに
なった子供たちに買ってあげた昆虫図鑑のカラーでないページ、
(巻末の数十ページですね)ありがたかったりしています♪



最近は外産種も絡めて飼育しているので、えっ?もう・・・
という驚きが少なくなっています。個体ごとのチェックを
優先することも多くなりました。ちなみに南西諸島のヒラタは
外産種と同じような考え方でも産んでくれるので、これから
国産種もやってみようか?という方、お勧めです♡



一応ですね・・・経過次第ですが、現在組んである産卵セットを
GWに割り出せるとスペース的には助かったりするんです^^)
もう次が控えているんですね♪



あの種類にはコレだけど、この種類はこぉだよねって、ありますよね?



まぁいろいろあると思いますが、大雑把に分けるとエサと温度
ではないでしょうか?^^)ボクが飼育している範囲内ですが、
あれにも使えるけど、これにも使えるよというオハナシです。



まず、温度ですが低い順に並べてみると

ヒメミヤマ系
ミヤマ各種 キクロ(モンギロン・チュウ)低温で飼育するドルクス
マルバネ ツヤ(ベルシコロール)
国産コクワ
オオクワガタ 外産ノコ シカ キンイロ各種
国産ノコ キクロ(メタリフェル)ニジイロ
国産ヒラタ
国産ネブト

ボクの頭の中はこんな感じで並んでいます。まぁ異論もあるかと思いますが
昼休みのまったりした気分で読んでいただければと思います。
もちろん、大型の♂を目指す場合はこの限りではないです^^)
ちなみに国産ノコとオオクワのところは、そんなに違いはないです。



で、お次はマットなんですが、産卵用と幼虫飼育用で異なる種類も
いるので、幼虫飼育に焦点を当てて書かせていただきます。
使用するマットはだいたい4種類がメインです。

ヒメミヤマ系・ミヤマ各種・マルバネ・ネブト
ここに挙げた種類は種類ごとに配合を変えるので、厳密に云えば
同じではありません。けど、買ってくるマットは1もしくは2銘柄です。
最近はUマットは使わなくなりましたが、Nマットを注文するときは
だいたいこの4種を頭に浮かべます。

キクロ全般 ドウイロ シカや普段飼育しない種類
あまり高栄養・高添加を好まないのかな?と、考えるとこの辺りが浮かびます。
ボクはほとんどフタマタは飼育しないのですが、たまに飼育するときは
大事を取って無添加マットに入れたりします。
シカに関しては菌糸も視野に入れるので、ここには該当しないかもしれませんが
菌糸に入れる前はだいたい産卵用無添加微粒子だったりします。

ノコ全般 国産ヒラタ コクワ全般 ニジイロ キンイロなど
だいたい完熟マットに入れてしまいます。たまにとんでもない個体が出て
興奮冷めやらないときがありますね^^)アマミシカなども完熟マットで
飼育することがあります。

ツヤ カブトムシ各種
この2種は無添加カブトマットですね♪ たまーにヘラクレスが大きくなるような
高栄養カブトマットを使用するときがありますが、隠し味的に少し混ぜ込む
だけです。



まぁオオクワは元より、ドルクス各種 ノコ・ヒラタ・シカは菌糸にも
入れるので、これが全てではないけど、だいたいマットは4種類がメイン。
産卵用無添加微粒子はフェロールマット 産卵一番 ばくさん君の3種を
用意して、予算に合わせて使い分けたりしています。
通販を利用する場合は送料のことも考えて、一度にまとめて入手するので
置き場所の確保や、どれくらいで使い切るかをある程度計算します。
いつも持っているのは完熟マットと無添加カブトマットで、
Nマットやフェロールは必要に応じて、産卵一番やばくさん君は
幼虫飼育で登場することは少ないですが、産卵には使うので
余ったマットを、幼虫飼育用に配合したマットに混ぜ込むことは
あります。どちらにしても使うことは使うので常備するようにしています。



大雑把にと前フリしましたが、長くなりました^^)
まぁ温度に関しては、ホント大雑把で、ミヤマ一つとっても
こまかーくしたかったりしますから、あくまでもひとつの
オハナシとして読んでいただければ幸いです♪





墓参りに行ってきましたので、クワ活は
やっておりません。なので、これから産卵セットを
組もうと思っているクワ中心に産卵方法一覧(ボク個人のです。)
みたいなのを書かせていただきます。



まず産卵セットのセット方法で大きく違うのは材を入れるか否か?です。
その中間みたいなセットもありますが、大きく分けてこの2つです。



マットのみでセットする産卵セット。

このセットで産ませるのは ミヤマ ノコ ヒラタ マルバネ
ネブト ニジイロ キンイロ 種類によってキクロです。
ボクが飼育している種類の大半を占めます。
マットのみでセットを組む場合、大きく分けて
固く詰める方法と緩詰めの方法がありますので、種類ごとに分けてみます。

ガチガチに固く詰める方法・・・国産ノコ・外産ノコ 国産ヒラタ
               ニジイロ キンイロ メタリフェル

キンイロに関しては他種類より水分少なめ 固く詰める具合を若干緩めて
あげると効率がよろしいようです。マット固詰めでヤエヤマコクワが産んだと
聞いたことがありますが、ボクは未経験です。
マットはクワガタ産卵用低添加微粒子で大丈夫です。



緩めに詰める方法・・・マルバネ ネブト ミヤマ

この辺りは一括りで説明できるものではありませんが、
緩く詰めるという点で一致します。
使用するマットも産卵セットを管理する温度帯も多様ですが、
セット方法はほとんど同じ。ミヤマに関しては種類ごとに
セット方法が異なる場合があります。



材を入れる産卵セット・・・コクワ シカ 種類によってキクロ

ボクはあまり材を入れるセットが得意ではないのですが、最近は
ニガテ意識を克服するために果敢にチャレンジしています。
材はクヌギ コナラ カワラ材に加え、加工材も使用します。
キクロについてはチュウ モンギロンは材を入れて産卵させました。
あとですね、最近ご紹介している外産ノコは全て材入りセットです。



材はだいたい半日加水して一日陰干しという従来のセオリーを
守っています。加工材に関してはそのまま使うかちょっと水を
潜らせます。材入りセットに使用するマットはマット固詰め時と
同じマットを使用しています。



上記セット以外・・・基本マットのみのセットなんですが
所々に産卵木の割りカスやミズゴケを混ぜ込むセットです。
これはミヤマの種類ごとにあれこれ考えてセットしています。
このセットで今まで飼育した種類は・・・
国産ミヤマ ミクラミヤマ アマミミヤマ イズミヤマ
ラエトゥス シュパンスキー ヒメミヤマ系など多岐に渡ります。

まぁ大雑把なんですが、参考になれば幸いです。トライ&エラーの繰り返し
ですが、いろいろ試したりするのは楽しいので続けています。
ただですね、これが正解ではないと書いている時点でも思っているので
ご自分でセットを組んで一番産むセットが正しいかと思います♪


material by:=ポカポカ色=