クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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まだこれから組む種類もいますが、もう数種にまでなったので
総括的なコトを書かせていただきます^^)



種類としては相変わらずで、ノコ ミヤマ コクワ ネブト ヒラタ
ニジイロ シカだったのですが、今年はカブトムシの種類が増えました。
自己ブリードはホント久しぶりで、ティティウスやヨツボシをポツポツ
飼育していたぐらいだったので、ある意味新鮮でした。前にも書いたかも
しれませんが、国産カブトを真剣に飼育したのは50年ぶりと言っても
大袈裟ではございません^^)



カブトムシはミヤシタ ツチヤ ヤクシマと名字が連なっている?ようです^^)
それだけ日本の方が真剣に取り組んでいらっしゃると思うと誇らしいです♪
飼育に関しては、クワガタ(特にミヤマの)の産卵期間に馴れていたので
その期間の短さに驚きを通り越して困惑してしまいました。
ここに今年最初のフンボルトが加わります、



種別で括ると、今年はヒラタとシカ ニジイロを複数 産卵セットを組みました。
シカはボイレアウがこれからです。ヒラタは利島産のヒラタが昨年WDを友人が
採れたことで火が付いています^^)ニジイロはレッドピカールもそうなんですけど
イベントで割と手にされることが多いので、色変わりではなく普通色のニジイロの
産卵セットを組みました。



ノコは相変わらずです^^)トカラノコを中心に国産亜種を飼育、割り出しは
これからです。逆に産地モノを少なくしています。産地別も相変わらずの離島産地
ですが、国産ノコの飼育は少しづつ限定していく流れになりそうです。
ノコは今年 思い切ってムシベヤ外で産卵セットを置いた処 それが見事に
的中しています。



ミヤマは今年 念願の自己ブリード個体のみで累代しています。
ようやくここまで漕ぎ付けました^^)種類別では何種か累代を
重ねている種類もいましたが、全種というのは初めてです。
種親の成熟については再考の余地を感じています。



ネブトはかなり縮小傾向ではありますが、内容は濃くなっています。
自己採集からの累代が主体に産卵セットを組んでいます。
産卵についてはいつも通りです。羽化した♂♀を後食開始を待たずに
投入。あとはお任せです^^)



コクワは採集してきた印象が強く、いろいろ組んでいるのか?と、
思いきや今年はヤエヤマコクワのみですね^^)ハチジョウコクワや
利島産コクワ 伊豆大島産コクワといった、自己採集個体が軒を連ねます。
利島産 伊豆大島産はこれからです♪



産卵セットと云うと、マットや材 ケースの大きさや温度に考えが偏りがちですが
今年は割と個体の状態を細かく見ていた気がします。特に♀の状態が産む気モード
に入っていると温度はともかく、他は度外視して産んでいるような印象を持った
ことを掘り下げるような内容になった結果となっています。



割り出し結果如何ですが、ある程度幼虫は販売させていただいて、飼育は
じっくりしていきたいと思っています、





ミヤマはたぶん産卵から羽化まで2年かかる。。まぁ一般論ではありますが
これは飼育されたことがある方ならだいたい頷いてくださると思います。
所謂一般論なので、種類によって違いはございます。



では、ノコはどうなのか?まぁだいたい産卵セットを割り出して
初2令辺りで割り出した個体は♀で翌年同時期~、♂はバラけますが
だいたい翌年の10月ぐらいまでには羽化してきます。



ここではノコの♂に絞ってハナシを進めていきます。
まず、幼虫のエサで変わりますよね?菌糸かマットかですが、
菌糸で飼育したほうが早めに羽化してきます。サイズ的にも
菌糸で飼育したほうが大きくなる傾向が強いです。ただ、ガッチリした
個体が羽化してくることが多いので、そのような個体がお好きな方には
いいと思いますが、そうではない方にはね^^)



マットで飼育しても、温度を下げて飼育したりすると幼虫期間が延びます。
ゆ~っくり居食いしてもらうとノコも2年になります。この場合も大型の
♂が羽化してくることが多いです。マットで飼育して幼虫期間の長い個体は
ガッチリもしますが、割と野外で採れる大型個体の雰囲気を持った個体が
羽化してきます。コチラも好みなのでどうとかは言えませんね^^)



血統・・・ボクはノコのように歯形がバラエティに富む種類はあまり
関係ないんじゃないか?という考えを持っていますが、必ずしもそうでは
ないようです。大型個体で何世代か累代していくと、いろいろな特徴が
出てくるようです。例えば3令になるのが早い(しかも短期間で体重が乗る)
とか、羽化までの期間が短いとかですね。当然大型になりやすくもなるみたいです。



ただ、この血統・・・飼育内容もそれまで飼育してきた内容そのままのほうが
威力を発揮するようですね。大まかな部分では構わないようですが、逸脱した
飼育内容だと効力が出ていないようです。



どちらにしても、自分の好みの個体を自分なりに楽しむのが一番なので
ストイックな飼育方法がお好みならそれで、いやぁそこまでは(ボクの
ような)という方はあれで(^^♪・・・で、いい気もします♪


最近 飼育の事 書いていないので書いてみようと思います。
そもそもイベントの時に比較的初めて間もない方も多く見受けられたのが
発端です。



ざっと全般的に書かせていただくので、詳しく知りたい方は
当ブログの過去記事でもいいですし、他飼育記事やサイトで
ご覧ください。まずクワガタ限定でいきますね(^^♪



材が必要な種類・・・オオクワ コクワ シカ フタマタなど。
          ノコやヒラタ・ホソアカ・ミヤマは入れる人と入れない人が
          います。要は産めばいいのでどちらでもという感じです。
          ニジイロなどもその部類に入ります。ただ種類によっては
          他種の飼育方法でないと産まない種類もいますので
          その種について調べることは必要です。



マットの固詰めで産む種類・・・ノコ・ヒラタ・ホソアカ・ニジイロ・キンイロなど。
               ケース自体を倒木に想定したセットです。
               ボクが飼育している種類はほとんどコレで産んで
               くれます。ミヤマは固詰めとまでは言えないので
               ここから外しました。



ケースを産卵場所と想定したセットで産む種類・・・ミヤマ・ネブト・マルバネなど。
               先ほどの固詰めセットもそうですが、スペースとして
               ケースを産卵場所に想定します。この場合 マットの
               詰め方は底部のみ固く詰めるとか、入れてからケースを
               揺らしたり叩いてマットを馴らす程度の詰め方で
               産む種類ですね^^)ミヤマは種類によって
               いろいろです。ケースは大きいものを使用したほうが
               好結果が得られます。



温度管理とは?ですが、20℃以下もしくは近辺にしないと産まない種類は存在します。
ミヤマなどは顕著なのですが、ここ最近の気温を考えると、えっ?と、なって
しまいます。その辺りの詳しいことはネット等でも分かりますが、ショップ様で
ご購入・質問のほうが判り易いかもしれませんね^^)ホソアカの温度に関しては
種類によって違いがございます。



産卵に適したマット・・・発酵の度合について、ここで書くと長くなりますので
発酵が浅い 深い(黄土色か黒いか)、低添加 高添加ぐらいの違いを
覚えておけば大丈夫です。あと微粒子というワードが産卵に関しては大事です。



ケースサイズについて。これも選ばれた種類によって変わります。
個人的にですと、マット固詰めセットは小 それ以外は中~大を使用しています。
材入れセットの場合は入れる本数でケースサイズは変わります。
最近はクワガタ飼育用ケースはほぼ密閉式の蓋が付いているので、気にしなくて
よろしいかと思います。



イキオイでババっと書いてしまいましたが、前述した通り産めばいいので、
セット方法は人それぞれだったりもします。種親の選び方などもありますが
それはまたの機会に^^)まずはレッツチャレンジでございます♪
               





これ・・・画像のような光景を目視できれば、それに越したことは
ないのですが、早々見ていられるコトでもありませんので、同居後
だいたい1週間を目安に産卵セットに入れれば大丈夫・・・
これも信憑性は高いけど、ちょっと心配で、という方に交尾が済んでいるかの
確認事項なんぞを書いてみたいと思います。あくまでも個人の観察結果ですので
絶対ではありませんが、信憑性を高めたり安心材料として考えてくださると
幸いでございます♪



まず同居後、♂がエサ皿や止まり木に鎮座して♀が見えない場合。
♂を取り出して♀がどこにいるか確認します。これ、種類によって違うのですが
ヒラタやノコはだいたいケース角にいる場合が多いので、この場合はほぼ
交尾済みと考えていいと思います。ヒラタはエサ皿の下に♂と仲良く連なっている
こともあります。



この画像はちょっと引っ掻き回していますが、だいたいこんな感じです。
ミヤマもだいたい同じなのですが、ミヤマは種類によっては同居が長いとDV・・・
あります。。。ノコ・ヒラタもケース内の温度が高くなったり、蒸れが酷いと
♀が徘徊して、その行為に♂が興奮してDV。。。なんてこともあるので
置き場所は考えたほうがいいかもしれません。。



もう一押し安心感が欲しい場合(^^♪ ♀を産卵セットに投入して、♀の状態を
観察します。触角がピンと張ったり、クルクル廻して状況を確認しているよう
でしたらほぼ、交尾済みです。ノコはこのあとすぐ潜ってくれます。
ミヤマは交尾済みでなくても潜ってしまうので、数日後 セット上面に上がって
きていないか確認してみてください。潜りっぱなしなら大丈夫です。
ミヤマの場合 セット内が産めないと♀が判断すると潜ったまま産まないことは
あります。どの種も空砲はあるようです。その場合 卵は間もなく萎んでしまうので
♀を早めに取り出し、再交尾をお勧めいたします。



ボクは材産み種以外は、セットを組んですぐに♀は入れないのですが、
時間的な問題でセットを組んだらすぐに♀を入れなければならない場合。
ノコやヒラタ・ネブトはそれほど問題はありませんけど、ミヤマはセット
を組んでいるときの温度・・・気にしとくといいです。
室内でセット組みする場合はミヤマが産卵する温度帯にして組めばいいですし、
室外で組む場合は、セットを組む日の温度を確認しておきます。



過去 セットの乾燥を少しでも遅らせる意味合いからセット上部のマット水分
をびちゃびちゃに近い状態にして組んだ時期もありましたが、最近は♀を入れて
霧吹きを多めにすることで補っています。個人的な見解なのですが、♀は匂いで
産める産めないを判断すると思っているので、セット組み後霧吹きをすることで
マットの匂いを拡散させて、♀に産める場所だとアピールしています^^)



ハンドペアリングが可能な種類は別ですが、同居させてペアリングする種類は
見ていると警戒するのか?意外と時間が掛かります。同居後 少し暗めの静かな場所
にペアリングをしているケースを置いて、ある程度時間を置いてから覗いて見るのも
いいと思います。ノコやヒラタはそのまま同居させておいても大丈夫な場合が多いけど
ミヤマはメイトガードする種類とそうでない種類、♂が♀の飛来を待つ種類と
いろいろなので、お忙しいとは思いますがコマメなチェックが、カナシイ出来事から
回避する一番の策となることが多いです。




現在 ノコのペアリング・産卵に勤しんでおりますが、今年は
割と最初から常温で飼育しています。相変わらず緩くは飼育していますけど(^^♪
ちょっとぐらいは理由もございます^^)そんなことを書いてみたいと思います。



まだ梅雨入りもしていない(もう入りました?)今年。
晴れれば汗ばむ気温になりますが、雨が降るとブルっと来ることも
多いので、体感的にも大きな気温差を感じてしまいます。



そんな気温差がいいのか?は定かではありませんが、今年のノコは
調子いいです^^)5月セット分からはもう幼虫が見えていますしね♪



実際の処、晴れて汗ばむと言っても吹く風は心地よかったりするので、
それが非常にいいのかな?と、思っています。今でこそ当たり前になっていますが
ケースの蓋って密閉率の高いモノが付いていて、それが保湿や雑虫の侵入を防ぐこと
に繋がり、産卵を促すことに貢献しているのですが、同時にケース内の温度も
維持してしかも逃げないので、温度管理ができる環境でないと威力を発揮することが
難しくなりますが、今年の風が少し涼しく感じるぐらいなので、密閉性の高い蓋の
ケースを常温に置いても問題なく産卵・孵化してくれています。



ノコは少し温度が高いくらいで、湿度もそこそこあったほうが産んでくれます。
しかし、それも限度があるので今年の常温はちょうどいいみたいです^^)
いつ、どのタイミングで猛暑になるのかは分かりませんが、もう少しこの状態が
続いてくれれば、もっといい結果が出てくれるのでは?と期待しています♪


material by:=ポカポカ色=