クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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今年もこの時期がやってきました♪
ネブトもそうですが、種子島は今がヒラタの最盛期みたいですね^^)
見落としているだけかもしれませんが、今年はヒラタの出品が多いように
感じます。そんなワケで本日届きましたので、ご紹介させていただきます。



う~ん♡ いいですねぇ^^)内歯が上向いていますね♪



昨年の60OVERも素晴らしかったけど、今年の58もいいですね^^)
ワイルドならではの喧嘩傷もそうですが、頭・・・デカイですね♪



ヒラタという和名の所以?のこの平べったさ^^)
内歯部分の太さを強調しているようです。
ところで、種子島産ヒラタ、今でこそ現地在住の方が採集されて
出品してくださるので流通はしていますが、ほんの5~6年前までは
なかなか手に入れられない産地でした。本州(ボクが住む関東)在住の
採集家が入る時期は、だいたいノコが中心のころなので、ヒラタは
入っても、ノコ100に対してヒラタ3ぐらいの割合だったかもしれないですね。。



昨年入手した個体は、ほとんどが幼虫で出て、しかも途中自分用の
幼虫も出てしまったので、飼育数が激減^^)その少ない飼育品も
全て嫁いでくれたので、現在飼育品は小さな1♀が1頭いるだけです。
(昨年の野外品も嫁いでいます。)
まずは野外品の♀をブリードして、飼育品の♀が活動を開始したら
野外の♂と掛けて2度ほどブリードする予定です。
今年の野外品と昨年の野外品、詳細産地まで同じなので可能なんですね^^)

一応 今年のヒラタ入手はこれで最後にしようと思っています♪




やっぱり・・・ダメですねぇ。。。^^)
昨日のニジイロに続いて増やしてしまいました。



丁寧な梱包。ラベル付きです。見習わなければいけないところです。



布ガム。これ・・・ヒラタを送っている方ならではです^^)
これくらいの貼力がないと、ヒラタは逃げてしまいます。



ハチジョウヒラタ。
ハチジョウヒラタはボクが知る限りで、昨年 表立っては入荷がありません。
ボクのところには入ってきましたが(入手経路等は伏せてほしいとのこと)
2,3お声掛けしたところ 入荷がないことを
ご存じの方が多く、自分用まで持っていかれてしまいました♪



年々 八丈島のヒラタ・ノコは減少傾向にあり、ちょっと前の
シーズン初めに入荷するというワケにはいかなくなっています。
この個体は飼育個体ですが、希少なことに変わりはないので
大事に飼育します♡



個人的には日本を代表するクワガタの1種だと思っている
スジブトヒラタ。近縁種があまりいないのですね^^)
ちなみに本土ヒラタや他亜種とは別種です。



ドルクスという大きな枠で見ても♂の上翅にはっきりとした
スジが入る種類は珍しいんです。飼育面で言うとボクはニガテな部類に
入るのですが、今回奇策があるので、思い切って入手しました^^)



ただですね。。。すっごく前に書いたことがあるんですが、
大きくすればいいという訳ではないという持論がございまして。。
スジブトヒラタはそれに該当するんです。大きくし過ぎると
上翅のスジが薄くなってしまうし、型的に横幅が出る個体が多いので
カワイクなくなってしまうのですね。。野外で見られるスジブトヒラタは
そんなに幅広ではないので、本来の型から離れてしまうのは・・・
とかも思ってしまうんです。。でも大きいに越したことはないし・・・
というジレンマが襲うクワガタでもあります。

そんなワケでヒラタを2種増やしたわけなんですが、実はもう2種増やしています。。
今週中には全部届くので、随時ご紹介していきます。
しかし・・・この自己抑制が効かない自分をどうにかしないといけません^^)


奄美群島には各島アマミヒラタが生息いたします。
一応全島所有したことはありますが、累代が叶ったかというと・・・

聞かないでください^^)



ちょっとニガテ意識のあるアマミヒラタなんですが
先日2♂3♀で羽化しています。この5頭は幼虫購入なんですね^^)
大きな容器に入れ替えるのが遅れたため、あまり大きく羽化しておりません。。



綺麗には羽化しております♡

現在 この加計呂麻と与路がいまして、与路は産卵セットを組んで
少し経ちます。加計呂麻は♂が1頭いますので、その♂と今回羽化してきた
♀を掛けようと思っているので、発生時期の8月下旬ぐらいにペアリング
できたらいいなと思っています^^)



若干数となったヒラタですが、大事に飼育していきたいと思っています♪


そうなんです。。明日は可燃ごみの日なので、
少々早いかなと思っても取り出してしまう。。。
ホントによくないのですが・・・



取り出してしまいました。。素早くタッパーに移します。
まだアゴの付け根は白いわ、上翅は色付いていないわで
ホントによろしくないけど紹介させていただきます。



展脚された如く静止しています^^)
ヒラタやオオクワはこのタイミングで取り出すとそのまま★になる
個体もいますから注意が必要です。置き場所に気を遣います。



先に羽化してきた個体よりアゴが細いかもしれませんね。。。
サイズも若干 小さいように思います。
どちらにしてもしっかり成熟してもらって、クワタで並べられるよう
にしていきたいです^^)




唐突に記事にしようと思いついたため、個体のお色直しなしの
画像でお届けいたします^^)
アマミヒラタの産地は全部で5つ♪
奄美大島 加計呂麻島 与路島 請島 喜界島
地域変異は無いに等しいですが、与路島 請島産は
♀上翅のスジが薄いようです。実際羽化した個体を見ても
そのような印象を持ちました。この5産地の中で一番流通が
少ないのは喜界島ですが、近年に見つかった産地で詳細は不明です。
以前はごく稀に販売されていましたけど、最近では聞かないです。



そんなアマミヒラタなのですが、ボクの中での国産ヒラタは
本土ヒラタと呼んでいる本州産を軸に、ナガヒラタとフトヒラタ
の3つに分かれていて、アマミヒラタはフトヒラタに属します♪



因みにナガヒラタと呼んでいるのはツシマヒラタに代表される
北九州側の離島に生息する亜種をそう呼んでいます。



アマミヒラタに話を戻しますと、ボクは大きくするのに
ヒトクセある印象を持っています。簡単に75とかには
ならないのですね。。なので飼育レコードの80越えは
羨望の的なのですが、記載されてからかなり経過しているので
やっぱり難しいのかなぁと、思っています。
産地的に大きくなるのはやはり奄美大島産です。
アマミノコ同様 他離島は少し小さくなるかなという印象がありますが
アマミノコほど顕著ではありません。だいたい極端に大きくしたことが
ないので、分からないというのが本音です^^)
今年は昨年羽化(画像の♂は2019年羽化)の個体がいるので
この時期に交尾・産卵させてみました。幼虫が採れたら
ツシマヒラタ同様 大きな個体が羽化できるような飼育を
試みたいと思っています♪





material by:=ポカポカ色=