クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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月末から月初にかけて公私とも忙しいトコに
持ってきての台風です。。。
もう日頃の行いが垣間見えますね^^)



ノコたちの動きも非常に活発になってきて、ソチラもうかうかできなくて
ハラハラしています^^)なんとなくコロナ禍前と同じ状況に戻りつつ
あるのを少しほくそ笑んでしまいます^^)



羽化時期と管理の仕方が大いに影響するとは思いますが、若干 産地別で
起き出しの違いを感じます。あと少し早いのか?産み出しもちょっと
遅めです。まだケース側面から卵は見えていません。。



この相違点が混乱を招いたりするのですが、ここはもう焦らずに待つしかないです。
画像の個体は中之島産で、羽化は遅いほうですが今期ブリード用に保管していた
♂のなかで一番初めに活動を開始したし、安定もしています。
すでに2♀と合体済みです♡



産地別で見ますと、口之島産が最初に起きて(羽化も早かった個体ですが)、
次に中之島産、諏訪之瀬島産はまだです。ゼリーも出してしまったくらいなので
起き出すまでもう少しかかりそうです。



いま書かせていただいているのは、一昨年産卵、昨年羽化の個体ばかりです。
昨年入手した個体は、まだ寝ています。同じように管理しているつもりでも
個体ごと違うのは毎年の事なんですが、面白いです。



まだ幼虫が採れていないので、幼虫飼育の事を書くのは些かなんですけど^^)
今年羽化予定の臥蛇島産や中之島産から大きな個体が出たら、飼育方法を
1本化しようかと思っていますが、若干 違和感も感じている部分があるので
思案中です^^)と、あれこれ考えているうちに時間だけが過ぎていき
もっと大変になることは分かっていながら同じことを繰り返しています。。




一応 複数ペアを残したトカラノコ。系統分けもしたいと思っていたから
なのですが、個体差はございまして^^)起き出してはいるもののすぐの
ペアリングが難しい個体はいるので、どうしても偏りがちになってしまいます。



サイズは60そこそこですが、色味が綺麗なのと型のバランスがいいので
画像の個体からと思っていましたが、どうも忙しなく動くので、落ち着くまで
待つことにしました。そうしたら・・・



画像の♂(ボクが残した中では一番デカイ)が起き出して、しかも安定していたので
とりあえず、爆食していた♀と合わせてみたらご覧の通り♡



もう2、3日はメイトガードしています。
この後 ♀が離れてマットに潜ったところで産卵セットへ投入しました。
ちなみにですが、メイトガードしているあいだは触らないほうがいいみたいで
メイトガードが解けたら♀を離したほうが結果がいいようです。



画像は全部 中之島産ですが、一番最初に起き出したのは口之島産で
すでに1♀は産卵セットに入っているし、残りの2♀もペアリング中です。
中之島産は画像の個体が最初のペアリングですが、♀は既に後食開始済みです。
ここでペアリングの手順や裏ワザなどを(^^♪

♂♀同居のペアリングの場合です。

①♂は同居用ケースに予め入れておいて環境に馴れさせておく。

②♂が一定の場所(エサ皿含む)に潜むようになってから♀を入れる。

③♀はペアリング用ケース投入前は2日ほどゼリーを与えない。

④③の♀をペアリング用ケースのエサ皿に置くとゼリーを舐めだします。

⑤あとは暗く静かな処にペアリング用ケースを置く。

この手順で実行すると半日もすれば♀の上に♂が乗っかってご行為及び
メイトガードをしています。裏技的な部分は♀のエサを抜くことでしょうか?^^)
ノコはほとんど、ご行為&メイトガードが済むと♂はまた所定の場所に戻るし
♀はケース隅に潜っていることが多く、♂が♀を追いかけることはあまりしないので
そのまま数日置いても事故は少ないです。(ないとは言い切れません。。)
今日あたりの気温でしたら常温が適性温度ですし、交尾が済んでセットが
適正なら意外と早く卵が拝めると思います(^^♪





トカラノコは何故か1産地か2産地欠けることが多くて・・・
と、言いましても少しモチベーションが下がるときがあるので
そのときに途絶えさせてしまうから、自己責任なんですけどね^^)



ただ、途絶えてしまうとなかなか新しく入手することができなくて
何年か産地が欠けた状況で飼育していくことになります。
ボクはトカラノコの種親入手はかなり限定していて、決まった方からしか
入手しないので、販売されない限りはじっとガマンしています^^)



一時期 中之島産のみ飼育していた時期もありましたが、
臥蛇島産のいい個体が手に入り、翌年に血の入れ替えもできたので
続けて諏訪之瀬島 新系統として中之島 あまり手を出さなかった口之島
まで入手して飼育したら、どうしても悪石島が欲しくなってしまいました。



なかなか出てこなかった悪石島産でしたが、遂に昨年1♂2♀♀で入手することが
できて、ヒサシブリの悪石 ヒサシブリのトカラノココンプリートです(^^♪
臥蛇島産と中之島産の一部は今年羽化予定で、ブリードは画像の悪石島 中之島
諏訪之瀬島 口之島の4産地をブリードいたします。特に中之島産は何系統かに
分けて飼育しますので、今年もトカラノコは満載状態となりそうです^^)








うーん。。。臥蛇の画像が引っ張り出すことができませんでした。。
昨年の事なんですがね。。。ちょい古い画像の中之島産トカラノコです。
トカラノコは昨年は臥蛇島産のみのブリードでしたが、友人から中之島の
幼虫を譲っていただき、2産地の幼虫がいます。今年は自己ブリードの
口之島 中之島 諏訪之瀬島に加え、悪石島産を追加するので(既に親は入手済み)
トカラノコはヒサシブリにコンプリートすることになります。
今後もコンプリート継続するつもりなので、他のノコは少々控えめ傾向なんですね^^)



さて、そのトカラノコのマット交換が本日(もう昨日です♪)のメインでした。



この時期なのでこぉなっていてくれないと困ります^^)



だいたい12g~14gですが、臥蛇としてはよろしいと思います。
中之島ですともう少し頑張って!って声を掛けたくなりますが
臥蛇は他産地より小さいのも特徴なんですね。



ボディサイズと比較して頭部が小さく感じるのもトカラノコならでは。
アマミノコとかよりは小さいです。



幼虫自体はもう少し伸びしろがありますね^^)
今回はそれまで菌糸・マットに入れていたこと関わらず
全頭 マットに入れましたが、ニジイロ同様2リッターに入れている
個体もいます。極力交換なしで羽化まで持っていこうという目論見です。



こぉ書くと放置飼育っぽく感じるかもしれませんが、交換は極力しないで
羽化まで持っていったほうが結果が良かったりします。
ただマットの劣化を抑える詰め方と水分加減に加え、環境維持が必須になります。



今年の初夏は何から産卵セットを組むのかはまだこれからですが、
トカラノコで賑わうことは間違いありません^^)
交換はなるべく減らして産卵セットに集中するためにも今回の交換は
大事だったりします♪




トカラノコギリと言えば、大雑把に魅力をお伝えすると
国産ノコの形状に外産ノコに見られるキレイなオレンジが映えること
と、思うのですが^^)これ以外にもいろいろな楽しみ方があるので
お伝えしてみようかなという記事でございます^^)
いやいや甲虫はデカいほどいいでしょという方にはちょっと物足りない
かもしれません。。



まず産地でコレクションする。これは割と王道です。
トカラノコは5産地なので、コレクションはし易いです。
ここ数年ではサイズが大きく、色がキレイという点で中之島 悪石島
が人気があるみたいですね? もちろんボクも大好きですし、
一昨年に入手できなかった悪石島産が入手できてようやくコンプリート
できました。実際 一番貴重なのは臥蛇島産ですが、飼育頻度も高いので
入手難易度的には口之島 諏訪之瀬島産より入手はラクかもしれません。



黒化型で集めてみる。標本中心のインセクトフェアなどに出展すると
そのような方とお話しできることがあります。黒化型は飼育で出てくる
色の濃い個体とは一線を画すので、集めがいがありますが、飼育で出そうと
思って簡単には出ないので、黒化型ペアをずーっと累代していくなど
一工夫が必要かもしれませんね?因みに口之島産の黒化型は稀だそうで
もし飼育で出たら大事にしといたほうがいいかもしれません^^)



変形型を探る。これも偶然の偶然が重なって出てくるような個体なので
型を固定するとかのレベルではないのですが、標本として残す方には
いいかもしれません。過去に何回かは出したことはありますが、数えるほど
ですし、しっかりしたデータが残っていません。。



飼育ならではの個体を集める。これは意外と簡単なようで難しいかも♪
結論としては大型を集めることになるので、お値段的に張ってしまいます。。
サイズはともかく、飼育ならではですとアゴが太い 頭幅が出るなど
他種でよく聞くような事が並びますが、トカラノコの場合 ここに湾曲が強い、
アゴ先がもうひとつ出るなどがありますね^^)ここに発色が加わるのですから
色が綺麗でデカイとなります。このような個体は人気があるので、当然のこと
ながら、オークション等で高値が付いてしまいます。



野外品と見まごう飼育個体。これ・・・ボクも嵌っているのですが
規制前の標本等を見ているとアゴがかなり細いんです。
(飼育ですとどうしてもアゴは太くなります。)サイズは50後半から
60ちょっとの個体って飼育だと少し端折って飼育した個体に多いのですが
これを野外個体みたいに細いアゴで羽化させるのは難儀です。ただあの色に
いい意味での華奢なフォルムが、エレガンスたる所以なのかもしれないと
感じるので、もう少し突き詰めてみようと思っています。



と、まぁ自分の好きな個体で集めるのが一番のスタンダートだと思っている
けど、他に目を向けて見て再度自分の好みを再認識するのもアリなのかな?
とも思います(^^♪



material by:=ポカポカ色=