クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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どんな種類にも適温と云うのがありまして、極端に低くしてしまうと
種類によっては★。。。もしくは幼虫期間が長くなります。適温の低い方で
飼育するとゆ~っくり食べてくれるので大きくなりやすかったりします。



ミヤマ温度の高い方の場所で飼育したトカラノコ(中之島)。
12月1日羽化でございます。たぶん中之島産はこの子が最後かと思います。
1400㏄で飼育していたのでサイズもそこそこです^^)



ちょ~っとボディに栄養を取られた感があります。。
中之島産限定で考えるとアゴが短めでございます。
色はきれいです♡因みに色の遺伝(血統による色具合)は無いとは言えない
ですね。。この子の系統は総じて明るい色合いです。



上翅を構築する層に違いが出ていそうな気もするし、合わせ目や淵の黒さ加減に
遺伝性を感じます。頭部や前胸の色加減も同様です。



うーん。。栄養過多なカンジは否めないなぁ。。。
ボクは野外個体と見まごうようないい意味での華奢感が強い個体と
飼育ならではの太い個体 両方が好きです♡
トカラノコ まだ悪石島産の♂が残っています。
今年は少し遅咲きの♂が多いようです(^^♪


その昔(という表現でも大袈裟ではないくらいです。。)、トカラノコと言えば
中之島産と悪石島産でした。最近では中之島産は数多く出品されていますが、
それ以外の産地はよく見かけるとは言い難く、数ある中で数点見かけるぐらいです。
またボクが出展するイベントではトカラノコ自体がそれほど多く出展されている
ワケではないようです。ボクも会場を事細かに見ているわけではないので
お客様の反応や友人たち(出展をしていない)からの情報から書かせて
いただいています。



さて、お題の悪石島産トカラノコです。
トカラノコは産地別で軽妙な形状違いが見受けられます。
悪石島産はアゴが太短い個体が多いのが特徴の一つなのですが、
しっかり特徴が出ている個体です。



こちら中之島産。中之島産のアゴは細長いのが特徴。
口之島産も同じような特徴が出ますが、砕けて書かせてもらうと
中之島産のほうが派手です♡



色もオレンジ度が高いから派手さに拍車をかけますね♪
人気があるのも納得ですし、ボクも大好きです♡



悪石島産に戻りまして、まだ腹もしっかり固まっていないのに
撮影時動いてしまい、あまり画像にできなかったので再登場をお待ちください(^^♪
どちらにしても優良個体がなかなか入手できなかった悪石島産。
ようやくブリードまで漕ぎ付けて、やっと♂が羽化してきました。
もう少し♂の数がまとまってきたら販売を考えようと思います♪






トカラノコも国産ノコの1種です。って、分かってますよぉという声が聞こえて
きそうですが、ここ最近ちょっと変わってきたことがあるのでご報告です。



当ブログの古い記事を読み返すと「国産ノコは半年寝る」と明言しています。
たしかにその当時はよほどの早期羽化個体でなければ、羽化した年のブリードは
しないほうが安全だったワケですが、ここ数年の猛暑の影響か?9月ぐらいに
羽化してきた個体も起き出す勢いがあるんですね。。特にアマミノコ系の国産ノコ
が顕著です。



かつて国産ノコ全亜種がムシベヤにいたんじゃないか?というぐらい国産ノコに
嵌っていた頃 ハチジョウノコとヤエヤマノコを羽化したその年の秋にブリード
してみたら産んだという経験があって・・・でも成功したのはその2種だけでした。
他の亜種も起きることは起きるのですが、未交尾だったり産まなかったりで
やっぱり半年寝かさないとダメなんだという結論に達しました。



特に本土系ノコ(頭循が出ないタイプ)の亜種はしっかり寝かさないと産卵はおろか
★になってしまう個体がいたので、それ以降は強制的に寝かす(ワインセラー管理)
方法に切り替えて、翌年のブリードまで待ったものでした。



友人・知人からも起きちゃったけどどーすればいい?と、聞かれていましたが
♂は起きちゃうと再び寝ることは皆無に等しかったので、いいお答えをできなかったり
したのですが・・・ダメ元で産卵セットに投入して放置していたら幼虫が出てきた
という報告が入ったり、知人もやってみたら採れた。なんてことを聞かされて、
こりゃもしかしたら寝る期間はともかく、起き出したら産ませてみるのもいいかも
と、考えを改めています^^)



成功率で云うとトカラノコが多いです。ボクも今年4月に羽化してきたミシマイオウノコ
を起こして産ませてみようと試みましたが、ゼリーこそ舐めるけど温度が少しでも
下がると寝てしまいます。他の国産ノコ同様 起きてしまった♂は活動をするだけ
して★になってしまいました。。



ボクがトカラノコを販売させていただくとき、対面販売の場合は個体の状態を
極力 お伝えさせていただいています。中には個体だけ確認してご購入される方も
いないワケではありませんけど、お時間が許す限りご説明させていただいています。
またオークションのときにも簡単ではありますが説明文を記載させていただいています。



難しいのは羽化時期だけで判断するのは早計だということ。。
5月羽化の個体でもぼんやりしている個体はいますし、逆に9月羽化でも
脚の掛かりが強かったりするので、ゼリーを与えてみて、ある程度の期間 観察
してからペアリング 産卵セット投入が望ましいかと思います。
あと外気が急激に下がると休眠モードに入るのでペアリングまで済ませても
ラベル等でペアリング済みと記載して暖かくなるまで待つことも大事かと思います。



クワガタに限らず、生物は子孫存続のために人が考えつかないような行動を
観察できることは多々あるそうなので、その一環かもしれませんね?^^)






来たる10月26日(日)大宮で開催されるイベント出展準備に伴って
羽化している個体のチェックをしました(^^♪
昨年は多数のトカラノコを産卵させた関係で、今年の羽化個体は必然的に
トカラノコが多いです♪ これでも幼虫で結構な数をオークションに出品したのですが
それでも相当数のトカラノコを所持しています。



2年連続で優良個体に出会えたことも大きく影響していますが、ワインセラー内が
ほぼトカラノコだったことを確認したときはその数の多さに少々ビックリしました。
余談ですが、ボクは販売をさせていただくようになってから1種(もしくは1産地)の
飼育数を極力少なくするように心がけていました。ここ数年 さまざまなイベントが
開催されるようになってから飼育種や飼育数を変更の兆しが見えています。



トカラノコに話を戻します。トカラノコは現在飼育している産地は4産地。
口之島 中之島 諏訪之瀬島 悪石島です。臥蛇島は失敗してしまったので
現在 飼育しておりません。。臥蛇島に関しては今後 優良個体が入手できる
チャンスが訪れたら再考しようと考えています。
各産地の数の比率で、圧倒的に多いのは中之島産です。少ないのは諏訪之瀬島産で
口之島産は♂が多く、悪石島産はまだ幼虫の個体もいるので数を特定するには
もう少し時間がかかります^^)もしボクの飼育したトカラノコが気になられる
ようでしたら、諏訪之瀬島産は2ペアのみとなっていることをお伝えしておきます。
もう小さな♂しか残っていないので安価設定となります。



昨年からのトカラノコ飼育には少々拘りを持って飼育していました。
極力 太い個体を出さないような飼育を心掛けていたんですね^^)サイズは大きい
ほうがいいのですが、菌糸に入れるとガッチリした個体が出ることが多いので
敢えてそのような個体が出ない飼育をしていました。
次回からは菌糸も使用して迫力のある個体とトカラノコ本来の姿が醸し出す
いい意味での華奢な個体の両立を目指そうと考えています。



ただですね^^)やはり1種を飼育する数としてはあまりにも多すぎたので、
次回からは少し減らす予定です。こればっかりはボクのキモチと裏腹になることが
多いので、その限りではないとも思いますが・・・^^)




なんとも長いお題です^^)



現在 販売(販売済み含む)・出品(終了含む)させていただいている
トカラノコは口之島 中之島 諏訪之瀬島産で、他に悪石島を持っていますが
悪石島は友人が持っている他種と交換のみで、一般にはまだ出しておりません。
また臥蛇島産ですが、今期 ブリードに失敗してしまい途絶えてしまいました。。
口之島産もイベントで1ペアのみの販売(販売済み)ですので、ほぼ
中之島産と諏訪之瀬島産を販売・出品させていただいている状況です。



(今年ももうすぐ10月です。。。)今年前半に販売させていただいた個体は
羽化時期も早く、ワインセラーに入れる前に活動開始を匂わせる個体で、
同時期羽化・同サイズぐらいの個体はゼリーを舐めさせたら舐めだしたので
ブリード可能という触れ込みで販売させていただきました。
オークションでは後食済み個体も出品させていただいていますから、
よほどの低温管理でもしない限り 交尾・産卵が可能な個体となります。



特に諏訪之瀬島産の個体は、昨年の産卵時期がトカラノコ産卵の中では
遅いほうだったけど、幼虫の生育が早く羽化も早かった(その分小さかったですが)
ので、ほぼほぼ今期ブリード可能な個体ばかりとなりました^^)
♂サイズが小さい分 安価でインフォさせていただいたので、嫁いでくれたペアも
多く、自己ブリード分を探す始末でございます♪



さて、これからとここ近辺の販売・出品個体について。
先日の大手町インセクトフェアではブリード可能なペアと休眠個体ペアのハイブリットで
出展させていただき、ブリード可能個体は完売しました。(ありがとうございました♪)
もう少し ブリード可能個体がいますから精査し直して出品させていただきます。
ただ、今週に入って台風の影響もあり、気温が下がり気味になってきました。
昼間に20℃台中盤から後半になるようなら産卵する可能性は充分にありますが、
20℃台前半 夜間に20℃を下回るようになると産みずらくなるので、保温が必要に
なったり、置き場所を変えたりしなければならない・・・また孵化に時間を要する
こともお伝えしておきます。



今後ですが、10月後半のイベント(今の処 出展予定)ぐらいから休眠個体のみと
なりそうです。♂の大型個体をご希望の方や産卵数を増やしたい方などは
10月以降に販売・出品される個体がお勧め♡ ♀のこれはと思う個体は、羽化時期に
関わらずワインセラーで休眠させていますので、羽化時期のずれも克服できるよう
配慮させていただいています。現在 出品させていただいている
個体はどちらにも振れる個体を出品させていただいていますから、落札者様の意向で
どうにでもなりそうです^^)



最後に産地別で圧倒的に多いのは中之島産。
口之島産は残した数が少ないので、それほど出てこないと思います。
諏訪之瀬島産も口之島産と同様に加え、すでに販売済みが多いから
数えるぐらいとなりそうです。悪石島産はまだ♂が羽化していないので
言及できない状況です。もし当方のトカラノコが気になる方は、空いたお時間に
オークションチェックとイベントへ足を運んでいただけると大変ありがたく
存じます。もちろん当ブログでも告知させていただきますので
よろしくお願い申し上げます(^^♪






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