クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ノコの飼育と云うより、トカラノコの飼育と言ったほうがしっくりくる
我が家のノコ飼育ですが、中之島産は本日 最後の♀をセットに入れて
今年の産卵はファイナルとなります(^^♪ ♂は画像の個体ともう1♂使用していますが
♀は全部 別系統となります。今日♀を入れたセット以外は全部 幼虫が見えて
いますので今年はいったい何頭の中之島産トカラノコを飼育するのか?
皆目見当が付きませんが、5月下旬セットのケースを割り出しました。
ハイ♡ こんな感じです^^)最近はマットの下敷きになってカワイソウな
事を極力避けるため、丁寧に少しづつ切り崩していきます。
えっ!こんな小さいのもいるんですね。。ギリギリまで産んでくれていたのか?
孵化が遅かったのか?は定かではありませんが、3令にこそなっていませんでしたが
様々なステージの幼虫が出てきました。因みに卵で5個 回収しています。
このセットは幼虫32の卵5で計37。前回のセットより少ないですが、
まぁ・・・まずまずの成績です。このセットの♀はけっこう赤いので
期待が持てるかもしれません(^^♪
今年 羽化してくるトカラノコの産地は臥蛇島産と中之島産のみ。
中之島産はボクの友人が季節外れに組んだセットから思いがけない
数の幼虫が出て、その一部を譲ってもらったからそれほど多くありません。
そんなワケで今年 羽化してくるトカラノコはほぼ臥蛇島産のトカラノコ
となります。その臥蛇島産トカラノコですが、トカラノコは採集禁止となってから
かなりの年月が経過していることと、無人島になってからも50年強経過している
ので、仮に採集許可を取って採集に行ったとしても、出回ることはまずないと
言って過言ではないでしょう。。
さてさて、産地での特徴ですが、トカラノコは意外と産地別の違いが出やすかったり
します。ビークワ35号(2010年発行・・・なんですね。。)では諏訪之瀬島産に似る
と、されています。確かに似ています。個人的には諏訪之瀬島産よりアゴの湾曲は
緩やかで細めで頭部の縦と横のバランスに違いを感じます。ホントに若干ですが
他産地の個体と比べると、縦に長いんです。なので他産地と比べるとちょっと
野暮ったくみえるかも(個人の感想です。)と、思ったりします。
あと頭部と前胸のラインがなだらかなのと、複眼下の側淵のラインも緩やか
(これはアマミノコ系全般です。)なので、余計そう感じるのかもしれませんが。
色に関してですが、ホントはもう少し暗いです。ボクの個体は規制前に
複数の系統をお持ちの方で、しかも飼育を継続されている方から譲っていただいた
だけではなく、同じことをしている別の方からもご提供していただいた個体を
掛けているので、色が明るくなっています。艶に関しては飼育技術的側面が
大きく反映しているので、臥蛇島産の特徴ではないです。
まぁ最近書いていないのですが、トカラオレンジプロジェクトと銘打って
遊んでいた頃のノウハウが反映されてはいると自画自賛しています^^)
最後にサイズに関してです。ビークワ35号で紹介されているプレートで
62ぐらいのサイズが最大ですが、飼育下でボクが見たことのある最大値は
70に少し欠けるぐらいの個体は見たことがあります。個人で出している最大でも
68ぐらいで、大きくすると少し野暮ったさが増したような気になって
しまいました^^)中之島産のように74~というのは出てこないような気がします。
ビークワ80号(これは2021年発行)で臥蛇島での採集記が記載されています。
桟橋がほぼ消失しているとの記述がありました。上陸が難しくもなっている現在、
この貴重な産地のトカラノコは大事にしていきたいと思います。
臥蛇島産トカラノコは国産ノコの産地では有数のレア産地ノコです。
御蔵島のミクラノコに次ぐ離島産地のノコなのですが、
いろいろあるようでして、なかなかその希少性を見いだせなかったり
するようです。昨年 背景がしっかりした臥蛇島産トカラノコを3系統
入手できたので、3系統を細々と飼育してきました。
♂♀別系統で掛けて羽化した♀。綺麗な色で羽化してくれました。
♀の頭部まで赤い個体はなかなか出てきてくれません。
艶もありなかなかの美人です。腹が引っ込んでいないので
色の固定はこれからですが、管理の仕方でこの色合いを
維持していただこうという所存でございます^^)
前出の♀と同系統の♂。800で孵してしまったのでサイズはイマイチですが
色はよろしいようです^^)血の入れ替えは大事かもしれません。
特筆すべきはアゴの色 前胸のオレンジの割合 そして上翅の黒部分の
少なさです。上翅の合わせ部分はどうしても黒くなりがちですが、この
黒い部分は少しあったほうがオレンジを引き立ててくれます。
同系統別個体の♀。色味はこの系統 いいですね♡
この個体は別系統です。親は♂♀同系統です。若干茶色味が増した感が
あります。それでも明るいほうではありますが^^)
決して色が濃いわけではないのですが、前出の系統が明るいので
暗く感じてしまいます。今年のトカラノコ羽化は臥蛇島産が中心となります。
御蔵島のミクラノコに次ぐ離島産地のノコなのですが、
いろいろあるようでして、なかなかその希少性を見いだせなかったり
するようです。昨年 背景がしっかりした臥蛇島産トカラノコを3系統
入手できたので、3系統を細々と飼育してきました。
♂♀別系統で掛けて羽化した♀。綺麗な色で羽化してくれました。
♀の頭部まで赤い個体はなかなか出てきてくれません。
艶もありなかなかの美人です。腹が引っ込んでいないので
色の固定はこれからですが、管理の仕方でこの色合いを
維持していただこうという所存でございます^^)
前出の♀と同系統の♂。800で孵してしまったのでサイズはイマイチですが
色はよろしいようです^^)血の入れ替えは大事かもしれません。
特筆すべきはアゴの色 前胸のオレンジの割合 そして上翅の黒部分の
少なさです。上翅の合わせ部分はどうしても黒くなりがちですが、この
黒い部分は少しあったほうがオレンジを引き立ててくれます。
同系統別個体の♀。色味はこの系統 いいですね♡
この個体は別系統です。親は♂♀同系統です。若干茶色味が増した感が
あります。それでも明るいほうではありますが^^)
決して色が濃いわけではないのですが、前出の系統が明るいので
暗く感じてしまいます。今年のトカラノコ羽化は臥蛇島産が中心となります。
お昼過ぎ、何気なくムシベヤを覗いたらトカラノコが羽化していました。
今年最初のトカラノコ羽化はなんと♂!
いつもは♀なんですけどね^^)
気温の高い時に撮影したので動いてしまい、画像がブレてしまっています。
ご勘弁いただけたらと思います。
トカラノコ(臥蛇島)は3系統 飼育していまして、1♂に別系統の♀を掛けています。
背景がしっかりした臥蛇島産の個体が3頭揃うのは珍しいことなのと、飼育色が強い
個体もいいよねという事で、3系統に分けてみました。
ほぼ全頭 2令ぐらいで800㏄オオヒラタケに投入⇒菌糸を食い尽くさせてから
♂は1400~2300マットに、♀は800~1400マットで羽化まで持っていく計画で
飼育を進めました。マットは固詰めで対応しています。
以前から唱えている血の入れ替えをすると体色が明るくなるのを具現化した
個体です。成長が一番顕著な時に菌糸を使用しているからか?
どのパーツを取ってもガッチリ感のある個体です。あとノコとしては低温を
維持して飼育しました。飼育期間は長くなりますが、マットの劣化を最小限に
抑えることに努め、幼虫には3令でゆっくり居食いができるよう配慮しました。
さすがにサイズはまだ測れませんが、アゴにまで赤みが載りました。
落ち着いてきたら再度 画像にして細部を見ていこうと思います。
臥蛇島産は今後 背景がしっかりした個体と巡り合えば補強も考えますが、
現時点では自己ブリード個体の別系統同士を掛け合わせて累代していこうと
思っています。何と言ってもですね^^)臥蛇島産ならではのずんぐりむっくり感
が、残っているのがいいですよね(^^♪
今年最初のトカラノコ羽化はなんと♂!
いつもは♀なんですけどね^^)
気温の高い時に撮影したので動いてしまい、画像がブレてしまっています。
ご勘弁いただけたらと思います。
トカラノコ(臥蛇島)は3系統 飼育していまして、1♂に別系統の♀を掛けています。
背景がしっかりした臥蛇島産の個体が3頭揃うのは珍しいことなのと、飼育色が強い
個体もいいよねという事で、3系統に分けてみました。
ほぼ全頭 2令ぐらいで800㏄オオヒラタケに投入⇒菌糸を食い尽くさせてから
♂は1400~2300マットに、♀は800~1400マットで羽化まで持っていく計画で
飼育を進めました。マットは固詰めで対応しています。
以前から唱えている血の入れ替えをすると体色が明るくなるのを具現化した
個体です。成長が一番顕著な時に菌糸を使用しているからか?
どのパーツを取ってもガッチリ感のある個体です。あとノコとしては低温を
維持して飼育しました。飼育期間は長くなりますが、マットの劣化を最小限に
抑えることに努め、幼虫には3令でゆっくり居食いができるよう配慮しました。
さすがにサイズはまだ測れませんが、アゴにまで赤みが載りました。
落ち着いてきたら再度 画像にして細部を見ていこうと思います。
臥蛇島産は今後 背景がしっかりした個体と巡り合えば補強も考えますが、
現時点では自己ブリード個体の別系統同士を掛け合わせて累代していこうと
思っています。何と言ってもですね^^)臥蛇島産ならではのずんぐりむっくり感
が、残っているのがいいですよね(^^♪