クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ミヤマクワガタの飼育で一番のハードルは産卵時の温度だと
ボクは思います。あとは初令のときの温度変化ですか?
このふたつをクリアしてしまえばそんなに気負いしなくても
大丈夫かなと思います。



マットは黒土を配合させたほうがボクは好結果でした。
あと割カスでいいので産卵木は入れたほうがよろしいかと
思います。黒土多めのセットでは♀が割カス周りに卵を産むことが
多いのを確認しましたので、材は入れたほうがいいと思います。



幼虫飼育は、飼育者がどこに到達したいのかで変わるような気がします。
とにかく羽化させたいのであれば温度も極端な低温にしなくても
羽化させることは可能です。大きな個体を孵したいのであれば
なるべく低い温度で幼虫期間を2年に持っていくような工夫が必要です。
マットも種類によって好みが変わるので、種類ごとに特化させてあげるのは
いいなぁと思います。ボクも大型♂は(になるであろう幼虫は)
まだ羽化させていないので希望的観測が混じります。



外産と国産では飼育方法が違うまでは言わないけど
やり方は変えたほうがいいのかなぁと、思います。
外産の場合はこぉしたらあぁなるというのが一概に言えないと
いうのが率直な感想です。種類ごとに考え方を変えるぐらいの
気持ちはありますね^^)



あとずーっと前に飼育した時に教えてもらった
蛹室が容器から見えないというのは違いました。
けっこうノコみたいに容器側面から蛹を見ることができたのは
意外でした。ただノコ同様 見えないに越したことはありません^^)
結局のところ、容器中央に蛹室を作ってくれたほうが容器外の影響も
受けにくいし、蛹室のつくりもきれいなので成虫も美しい個体が
孵ります。



とにかくですね、一番は♂と♀の羽化ずれの期間が
ハンパないところです。このためにワインセラーの導入を
余儀なくされたところは大きいので確実に同系統で累代したいので
あれば、それ相応の環境整備は必要です。

とまぁ、現時点でこれは確実に言えるということを
書いてみました。まだまだ発展途上のミヤマ飼育。
来年は書いていることがまるで違うかもしれませんが、
お付き合いいただけると嬉しく思います♪


いろいろな種類の状態を見ていったら
ノコより先にミヤマのほうが交換が先になりました。

ちょっと寝坊したのもあるんですけどね^^)

(画像は中川郡ミヤマ)

3回ほど出品させていただいた鹿児島産ミヤマ。
残りをどうしようか迷ったのですが、出品せずに飼育することに
決めました。宮崎産と異なる型が出やすいのも手伝って
自分で飼育するには少し数が多いのですが、全頭800に入れ替えました。



これで今期の国産ミヤマは、宮崎産 鹿児島産 北海道胆振地方
淡路島 秋田産の5産地です。なんせその前の中甑島 黒島 宮崎
伯方島の幼虫が残っていますから、そう闇雲に増やせません^^)
ここにイズミヤマとアマミミヤマ ミクラミヤマと外産ミヤマが
加わりますから2つの棚はミヤマでいっぱいです^^)



外産はヒメミヤマ系を産卵させたのみで本格的なブリードは
来年以降になりますが、まずは羽化させないといけませんね^^)
ミシュミ ウェムケン メアレーあたりは先日お伝えした通り
年内に新成虫を拝むことができそうです。





実はいろいろな種類のミヤマが蛹になっています。



先日♂を入手したウェムケンもそうですが、
ミシュミ タイワン 伯方島・・・
あとメアレー。。。もう少しいたような気がします。



ただ♀ばかりなんですね。。
♂はミシュミが1頭蛹になっています。



幼虫購入のアマミミヤマ(自己ブリードとは別系統)
やミクラミヤマ(こちらは♂が1頭残っています。)あたりが
蛹化してくれると嬉しいのですが・・・^^)
イズミヤマや中甑島産などは♀は羽化済みなので
♂の羽化が待ち遠しいです。たぶん来年♂が羽化してくるので
♀をかなりの期間寝かせるようになります。
あとは忍耐との勝負ですね!


一度♀単で出品させていただいて
それから少しご無沙汰だったウェムケンミヤマ。
そろそろ全頭蛹になっており、全部♀かと思いきや・・・
(実は♂もいました♪)
でも画像が気になって落札しました^^)



出品者様は以前から落札していただいたり
落札させていただいたり(日本語ってちょっとの違いで
意味が大きく変わりますね♪)している信頼のおける方からです。
実際、♂の実物を手に取ってマジマジと見たのは初めてで
(手に取らないでプリンカップ越しには見たことがあります。)
第1印象は『カワイイ♥』



内歯の形状が特徴でそこが話題になりますが、
冠の形状や微毛の生え方など見所満載です♪



このアングルは国産ミヤマの趣がありますね^^)

ウェムケンやミシュミは個人的ではりますが、小型~中型ミヤマに
位置こそすれど、ミヤマならではの魅力が詰まった種類だよなー♪
という認識があります。
ヨーロッパミヤマに代表される大型ミヤマの魅力に翻弄されながらも
ウェムケンにも惹かれてしまう。。。
そんな自分がイヤになるときがあります^^)


と、言いましてもね^^)詳しく書けるほど
飼育していないのですね。。
ノコのスキルを自分なりにアレンジして
ミヤマに当てはめた程度のことなので、あんまり当てにならない
ことを先にご報告差し上げます。



産地として目にすることが多い北海道と宮崎県で比較しています。
まず産卵ですが、北海道でも北に位置する産地の個体は
温度を下げないとセット内で♀が暴れました。
ただ今年はほとんどがワイルドからの採卵なので
産卵セットの時期が真夏。。温度を下げているつもりでも
下がっていなかったのかもしれませんが。。



幼虫飼育に関しましては、同じ温度帯で飼育すると
北海道産のほうが先に加齢していきました。
ここは温度がね、北海道産からすると高いのかもしれませんね?
北海道産は♀がほとんど羽化してしまい、♂も小さく羽化して
います。対する宮崎県産は一部♀が羽化していますが♂は
ほとんど幼虫(しかもデカイ!)なのでウチの飼育環境は
宮崎県産のほうに合っているようですね^^)



温度設定は19℃で設定しているのですが、容器を置いている場所の
温度は20~22℃あたりをキープしています。



ちなみにですね^^)離島モノの国産や外産ミヤマも
同じ場所で飼育しているのですが、国産のほうが
温度設定は低いほうがいいような印象です。
イズミヤマもよく一年で羽化してしまうと聞きますが
ウチではほとんどの個体が2年目に突入しています。



そのことから考えるとエゾ型の大型はかなり温度を下げないと
出ないのかなー?とか思ってしまいますね。。
エサとして使用するマットはどちらも同じです。
市販のマットを自分なりに配合して使用しているので
偏りもあると思います。どちらの産地もまずは幼虫期間を
一年以上にすることが大型への近道とも思います。



material by:=ポカポカ色=