クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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8月下旬に入手して9月上旬セット
11月1日に初令で割り出したアマミミヤマ。
結局のところ幼虫30頭 卵6個回収して
そのときはよれよれながら♀は生存。
小さなケースに移して再度産卵を試みるも
残念ながら追加はなし。。



そんなアマミミヤマなのですが、業販やら口コミやらで
手許に残ったのは5頭です^^)
クワタでも目玉で出しましたしね♪
実はこのアマミミヤマ、系統で自己ブリードも含め、3系統
産地にすると2産地で計11頭ほど飼育しています。



11月1日割出しで今日が大晦日ですから
丸2ヶ月(60日)経過した幼虫が現在2令です。
(申し訳ない。。画像が入ってくれません。。)
ちなみに幼虫飼育なのですが、初令で割り出したときは
産卵セットに使用したマットをそのまま使用。
(販売時の幼虫は産卵セットマット+無添加微粒子マットフルイ掛け)
ですので、マットは丸々4ヶ月使用したことになります。
途中加水等はしていますが、産卵用はほとんど黒土と言っても
過言ではないくらいなので持ちはいいのかもしれません。

本日2019年最後の日ということで、餌交換を行いました。
元々入っていたマット+無添加微粒子マット+Uマットです。
3系統のうち1系統は昨年12月に入手したので3令も後期に
差し掛かっています。ここらあたりは安心ですね^^)



アマミミヤマは現在流通しているのは全て飼育個体ですが
細かく見ていくといくつか産地が分かれます。
宇検村 油井岳 名瀬・・・このあたりをよく見かけます。
ウチにいるのは宇検村と名瀬産で自己ブリードは宇検村産です。



で、肝心の飼育経過なんですが・・・
指して特出すべき点はあまりなく、本土ミヤマと
大差ないと言っていいと思います。
産卵セットに黒土を配合していて、そのマットも使用しているから
新たに黒土を使う訳でもありませんしね^^)
ただ♂のサイズが大きくても50ミリ台だからと言って
500ccぐらいの容器では小さいようです。
3令は800に入れています。幼虫期間も3年かかったりしている
個体も存在するようですが、入手するときにいろいろ調べると
1年1化だから小型・・・などの記述もあるので他のミヤマと
そんなに変わらないと考えてもいいと思います。
そんなボクも実はアマミミヤマを入手する前にタイワンミヤマの
幼虫を入手しているんですね^^)タイワンミヤマであれこれ
自分なりのノウハウを作ってから飼育に臨んで、失敗を最小限に
抑えています。

今年もあと15分ほどです。いろいろとお世話になりました。
来年もこのつたない文章にお付き合いいただけることを
切に願っております。本当にどうもありがとうございました。
よいお年をお迎えください。





あっ!今日現在の幼虫画像です。
変なところで入ってくれました♪


自己飼育でやっと満足のいく個体を
羽化させられました。



ミシュミミヤマ。
昨年の飼育種の変更というちょっと無謀な出来事の
先陣を切った外産ミヤマです。



羽化してから2日余りでこの状態なので、ミヤマとしては
固まるのが早いほうだというのが実感です。



しかし・・・変わった形状のミヤマです。
ウェムケンを初めて画像で検索した時もそうだったのですが
ミシュミはそれ以上かもしれない。頭部の凹み(?)・・・
造形はメンガタを思わせるような形状です。
あとアゴのキバが先端のみというのもミヤマにしては
面白い形状です。
累代するかは未定ですが、久々に嬉しい気分にさせてくれる
個体と出会いました♪



結局のところ、3産地ぐらいになってしまった
ルニフェルミヤマ♪



シスネリだけにしとこうと思ったのですが
ちょっと違いも見たくなったので入手しました^^)

 

こちらの画像はかつて入手したシスネリ産。
亜種違いですね^^)
この個体は2019年飼育レコードを出された方からの個体です。
某イベントに色を添える意味合いで持ち出したら
売れてしまいました。。今思うと惜しいことをしたと思っています。
ちなみにシスネリ産は幼虫がいます。

どこがどう違うのか?と、聞かれると
分からない♥というのがホントのところです^^)
ボクには外産ミヤマを語れる友人は一人か二人なんですね♪
今度会ったら聞いてみます。
ところでこのルニフェルミヤマ、実は違う意味で好きなんです。



国産ミヤマと違うでしょ?^^)
そこが魅力なんですね♪

ヨーロッパミヤマも好きだけどルニフェルはサイズ感や微毛の
感じとかは国産ミヤマと比較しやすいのに型が全然違うところが
好きなんですよね^^)

 

来年、しっかり産卵させようと思っているミヤマです。



先ほどの記事の続きです。
んじゃいったいどんなのがいるの?
となります。ここでどこまでが小型とするか?
なんですが、成虫♂を大きく羽化させても60ミリ台までと
いたしましょうか^^)



ここからは小型種という表現をさせていただきますね^^)
メジャーなのはエラフスです。ショップ等で購入しても
10000円台前半で入手できると思います。オークション等だと
先ほども書かせていただきましたが5000円~で入手可能です。



ウェムケン。アゴの形状が独特な人気種です。
こちらはエラフスの価格帯ではありませんが、昨年ほどの
高額ではなくなっています。他の種類で自分なりの実績を
作って幼虫購入でというのもアリかと思います。



クリイロミヤマ。こちらもちょっと高額ですが最近こなれてきた感が
あります。ウェムケンやエラフスのようにゴツゴツした感じは
ありませんがキレイなミヤマだと思います。



イズミヤマ。価格帯はいろいろです。
産地によって少しづつ形状に特徴が出るような気がします。
伊豆大島産はたまに流通しますが他の島は滅多に流通しないので
出ていたら買いのミヤマです。入手に関してはアマミミヤマ
ミクラミヤマより難しいかもしれません。



ミクラミヤマ。神津島産と御蔵島産の2産地があります。
こちらも価格帯はいろいろですが、流通量は時期でけっこう出ますので
オークション等を細かくチェックをしていれば入手は可能です。
実物は非常に繊細でカッコイイミヤマです。



アマミミヤマ。国産ミヤマ高額種です。
成虫の価格は今まで紹介した中では高値安定ですが
幼虫の価格は少しこなれた感を感じます。
幼虫飼育に関しては言われているほど気を使わなくても
大丈夫なので設備を整えて、ある程度自信がついてから
購入というのはアリです^^)



ノビリス・ルックなど。
ミメミヤマ系ですね^^)産卵にクセがあるとされますが
どちらかというと幼虫期間の長さのほうが気になります。
成虫の価格はそんなに高くありませんでした。
もちろんフジタミヤマなどは高額になりますが、ボクが入手した
種類はいずれも10000円以内です。

以上ボクが入手したり産卵させた小型種ミヤマです。
ちなみに国産ミヤマも小ケースで産卵は可能ですので
ワインセラーなど設備を整えて、とりあえず国産ミヤマを飼育してみてから
(実は国産ミヤマのほうがハードルが高かったりします。)
外産や国産採集禁止種にチャレンジするのはアリかと思います。
設備を整えて小型種で上手くいったら大型種や高額種にチャレンジするのも
いいと思いますし、仮にやっぱり今まで飼育してきた種がいいよと
なっても新成虫の管理等に費やした設備は使用できますので
考えに入れるのはいいと思いますよ♪


もし、ミヤマクワガタに興味をお持ちだけど
今までの飼育が常温で飼育していているから
二の足を踏んでいるという方がいらっしゃいましたら
小型種に限定して飼育されるというのはいかがでしょう?^^)



保冷をしなくちゃいけないんでしょ?と、なりますが
サイズの小さなワインセラーなら10000円台で購入は可能です。



ボクが先日購入したワインセラーは成虫管理用に購入したので
一番小さなサイズで12000円ぐらい。新品で購入したのでこの価格でしたが
オークションや中古も視野に入れればもう少し大きなサイズを
同様な出費で入手することは可能かと思われます。

ミヤマクワガタというと産卵セットは大きなサイズのケースが
必要かと思われますがボクは国産ミヤマまでのサイズの種類は
ほとんど小ケースで産卵させています。



生体についても何万もする種類は・・・
とも思いますが、画像のエラフスは6000円ぐらいから手に入ります。



産卵セットについても黒土を交えたセットを組むようでしたら
比較的高額なマットの使用も最小限に抑えられるし、
産卵に成功したとして幼虫を回収しても、最初のうちは
産卵セットに使用したマットにプリンカップで小分けして
けっこうな期間維持できます。

確かに環境維持のための出費は必要となりますが
ここ数年の酷暑で通常半年寝るとされる種類も2ヶ月で起きだしたり
と、いろいろな弊害を克服することも可能です。
もし生体を今購入したとしてもブリードは来年の初夏から夏。
ちょっと貯金して備えるのもよろしいかと思います^^)






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