クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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最近記事にしていないアマミミヤマですが
一番最初に幼虫購入した個体が今年2年目で
いい按配に成長しています。
あと此処のところ飼育記事ではよく登場している
ミクラミヤマ。現在ブリード記事に出てくる個体は
御蔵島産なのですが、神津島産の幼虫がイイカンジです♪



神津島産のミクラミヤマは昨年の今頃ですか?
いくつか出品されていて友人と大いに盛り上がったんです^^)
もうあれから1年なんですね^^)などと感傷に浸りたくなるぐらい
今年は状況が違います。。たしかそのちょっと前に幼虫を入手して
その個体が羽化目前ですね^^)御蔵島産も1頭だけ2年に突入した
個体が見えなくなっているのでたぶん蛹室を作っているんだと
思います。



アマミミヤマに話を戻すとアマミミヤマは、
自己ブリード前に幼虫を追加しているのでステージに
すると3ステージの幼虫がいます。アマミミヤマは
最後の容器は800にしているので残り2ステージの幼虫たちも
そろそろ800に変えようと思っています。



今までの2種は種類もグループも異なる国産ミヤマなのですが
いわゆるミヤマ亜種であるイズミヤマも今年羽化してきます。
利島産と神津島産で利島産はWF1とF4がいてどちらも
イイカンジですね♥ 神津島産は採集禁止。
利島産は流通量が少ないですよ♪ イズミヤマはペアになる
数でもしかしたら出品するかもしれません。

ここに紹介した国産ミヤマはどうしても入手が難しいので
販売するかは未定ですが、上手く複数ペアになれば
出品させていただこうと考えています。





此処何日か集中的に書かせていただいています。
ミクラミヤマのブリード。今回は実際に産卵セットを
組んでみます。



まず用意するもの♪
黒土 無添加微粒子マット ミズゴケ 産卵木割カス。



ミズゴケと割カスは水に浸しておきます。
このほうが後々ラクです^^)
マットが余ることも考えて1400容器も洗っておきます。



まずは黒土を敷きます。少し硬めに詰めます。
ケースは小を使いました。



黒土+無添加微粒子マット・・・ふるいにかけています。
配合率はだいたい1:1です。ちょっと黒土が多いかも
しれません。



黒土を敷いた後は割カスやミズゴケをお好みで
間に入れてもいいし、上記のマットのみでも構わないと
思います。ボクはあれこれ遊んでいます♥



♀を入れてみました。画像を大きくしていただければ
分かりますが触覚が立っています。このあとキリフキをして
匂いを拡散させると触覚が慌ただしく動き始めたので
反応しだしていると考えて差し支えないと思います。



今日はこれからいろいろとやることがあるので
午前中にセットに入れましたが、どうも夕方から夜にかけての
数時間が活動する時間帯のようです。この個体は大して後食も
していない状態で交尾させてしまいましたが、どのような結果になるのか?
は2ヶ月後ぐらい後の話となります。
ボクはミヤマのセットを組む場合、ケースの高さを気にしないのと
あまり種類で変えてないです。ただマットの配合率や黒土の
使い方は少し考えています。ケースの高さについては
ボクが飼育しているスペースの関係もあるので一概には言えないことを
付け加えておきます。


そもそも活動開始してから短命な種類と言うのは
後食を待つ必要があるのか?という疑問もありますが
ミクラミヤマもゼリーを舐めているのかどうかさえ
分からないぐらいゼリー表面に変化が現れないです。



でもある一定の時間、マットから出てきていることや
徘徊まではいきませんが動いてはいます。



ただ♂のみが出ているときと♀のみが出ているときとが
あるので、これは♂♀同時に出ていればペアリングが可能か
とは思いました。タッパーより出したとき既に活動は開始していると
(タッパー内のキッチンペーパーは汚れていました。)
判断できる要因はあったので、あとはタイミング
(一番は後食を確認できるのが安心ですが・・・)
が合えば行動に移してみようと思っていたら本日、その場面が
訪れました♪



♂2頭♀1頭が外に出てきていたのでまずは別系統で
同居させたところ、♂は早々と♀から離れていきます。
これはまだかと思い、同系統の大型の♂と同居。
ほんの数秒で画像の状態です。



面白いもので上の画像のような状態に隣接させている
他の個体の動きも慌ただしくなっています。
画像はありませんが他の♀も穴から顔を出している始末です^^)



こちらは見えにくいですが交尾器を出しています。
この状態で約10分。交尾自体は数回に分けて行われました。
マルバネもそうなのですが行為が終了したと判断すると♀は
動き出します。♂が♀を追いかけて動きを止めようと挟んだりします。
自然下ですとそのまま♀は逃げられるのでしょうが飼育下ですと
ケース内なので逃げ切れずに挟みすぎて♀が☆。。なんてことが
あるのでしょうね?交尾後 ♂と♀を離して別ケースに移したのですが
♂♀ともケース内を徘徊します。



ここからは考察なのですが、♂がメスに出会う確率は
かなり低確率なのではないでしょうか?なので♂は執拗なのだと
思います。♀に関しては行為後 産卵場所を探すのだと思います。

1ペアをペアリングすることによってもう1ペアになる♂♀の
動きも活発になってきました。明日は産卵セットを組もうと思います。






ミクラミヤマをいろいろ調べていくと
竹林付近の側溝を歩いているのを採集するなど
(これ、採集禁止以前の文献ですね♪)
国産ミヤマの採集方法とはずいぶん違うようです。
これを読んで『えっ?』と思う方もいらっしゃると
思いますが、伊豆諸島に生息するクワガタの中には
地上歩行性のクワガタは他にもいます。



ただそうなるとどこで♀と出会うのか?とか
何を食べているのか?などが産卵させるうえで
気になるところです。



♂と♀の発生時期も違うようですしね。。
他の方の飼育記など読むと♀殺しもあるようなので
発生時期が違うとなるとこれは納得です。

で、ウチの個体はと言うと現在♂♀全て違うケースで保管していますが
♂♀のケースは隣接させています。今現在は♀は出てきていて
うち1頭はゼリーの上にいます。昼間は♂も上に出てきていました。
♂♀が両方出てきていると触覚がピンと張っているので異性が近くにいるのを
察知しているようです。これから生息地の気候や温度などを
調べてみるつもりです。

久し振りに調べものをしながらの採卵はワクワクしますね♪



非常事態宣言が発令された影響で
徐々に仕事の終わりが早くなってきています。
とりあえずできることはやって(仕事ですよ♪)
それでも早くに終わったのでミクラミヤマを
飼育用ケースに移します。



ワインセラーから出して約1週間。マルバネの幼虫が
置いてあるところですから約20℃近辺です。



クリアスライダーに各1頭づつ入れます。
個体サイズの割には大きいのでは?と、思うかもしれませんが
地上歩行性なのでこのサイズの容器に入れます。



転倒防止用に産卵木の割カスの細かいヤツを入れます。
これは後に産卵セットにも使用します。



♂。御蔵島産です。ミクラミヤマは♂♀の発生時期が違う
ようですね^^)



もう1頭の♂。今回は2ペア使用して産卵させるという
いつにない本気モードです。割と勢い余って失敗します。。



♀。あとは♂♀の成熟度合を合わせることですね^^)
ここが産卵のポイントのひとつでもあります。



一応、現段階でペアリングする予定の♂と♀を分かるように
しときました。あとは個体の状態を見て判断します。
必ずしもA同士B同士とはならないことをご連絡しときます。
ちなみにここからは常温で管理します。
夜の温度低下や日中の上昇を感じ取ってもらい
成熟を促します。問題は♀の成熟です。
これはミクラミヤマに限らず他の種類でも同様に行っています。
ただ昨年失敗しているので記事として挙げてみました^^)


material by:=ポカポカ色=