クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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飼育レコードは超えています♪
もう2頭♂蛹がいて(うち1頭は羽化済み)、そのうちの
1頭がもう少し(上手くいけばの話ですよ♪)大きかったので
出品させていただきました。



もしかしたらこちらのほうが貴重かも^^)
♀の新成虫画像。うっすら微毛が・・・
サイズは37なので、♂のサイズと比較すると大きいと
思います。羽化開始から色付き~固まるまでが
早かったのでもしかすると半年ぐらいで起きるかも
しれませんね^^)



とにかく耳状突起の張り出しはハンパないので
カッコイイこと請け合いです♥



一応ですね、もう一ペアになるので
そちらでブリード予定です。出品中になので
細かいことをここで書いてしまうとルール違反に
なっちゃうからちょっとだけにしときますと、
時期的にはドンピシャです♪

クラーツ成虫ペアの出品は今年はこの一回だけとなりますので
ちょっと変わったミヤマをお探しの方、お勧めです♥


デカクワ・・・国産だけではダメですね。。



ユダイクスです♪ すこーしだけ羽パカなんですが
そうでなければ手に入れられないです^^)
もちろん神奈川はミヤマ巧のショップ様の個体です。



この個体で95あります。もうそれまで見ていた
ユダイクスがユダイクスでないぐらい違います。
ちなみにこの子のときかアクベスのときは記憶が
ごっちゃになっていますが、100という個体も
見ています。飼育されたご本人はアゴの長さが違うだけ
などと謙遜されていましたが、ボクから見たらえらい違いでした!!



ペアになる♀。こちらも51,9と特大です。
♂♀とも期待が先走りそうです♪



この迫力。そういえば活動を開始しているこのサイズの
個体を見るのは初めてかもしれませんね。。^^)
もちろん手に入れたのは初めてです♪



もう少ししたら起きてきます。
そのときはまた書かせていただきます♥


GWに入る入らないぐらいに紹介しようと
思っていたクラーツミヤマ。
ご紹介させていただきます。



クラーツミヤマクワガタ
中国・四川省Mt.Sichan産 WF1
2020年4月25日羽化 原名亜種となります。



細かく見ていきますと、目を引くのは耳状突起の
独特な形状と内歯です。アゴの長さは全体のバランスを
考えると長いと思います。



頭部幅は広いですね^^)このタイプのミヤマって
手のひらに乗せてマジマジ見るのって初めてなんですが
頭部幅の広いミヤマはカッコイイですね♥



後斜めから見たところ。これだけ頭部が横に出っ張っても
バランスはいいです。羽化したばかりの時は微毛が銀色に見えて
うわーとか思ったのですが、現在では金色になっています。



ミヤマはなかなか実物を見れる機会って少ないのですが
標本でもいいから是非とも実物を見ていただきたい種類の一つです。
肉眼で見る3Ðは表現のしようがないくらい複雑で力強く繊細です。

飼育に関しては、起きだしがそんなに時間を要しないとか
セットもいわゆるヒメミヤマのセットで大丈夫だとか
そんなに神経質にならなくてもよさそうなのですが
問題は幼虫の期間。まぁ産卵セットの期間は除いても
羽化まで3年弱かかるのは・・・どうなんでしょうね。。^^)
ボクが入手したのは2018年秋ぐらい(?)申し訳ありません。。
記載が漏れています。で、2019年に入ってすぐエサ交換して
その次は同年5月に交換。それで今年の4月までそのままですから
似たような環境を維持しつつ置ける場所があるかどうかが
鍵となりそうです。ちなみにですね、幼虫は体重こそ測っていませんが
見た目はかなり大きくなります。♂と♀の大きさはかなり変わってくるので
♀は途中から800にしています。全部で5頭入手して、今回羽化した♂も含めて
3頭が♂。残り2頭が♀ですが、♀は1頭がまだ幼虫です。
この時期の羽化なので、活動開始は早くても今年10月ごろ。
ブリードするか迷うところではあります♪


本題に入る前に先ほどのタカクワイの記事ですが
ハスタート・コロンバンガラ幼虫と勘違いしています。
11月購入ですね。。1年ではないですね^^)
まだ半年ですからもう少し頑張れますね♪
お詫びして訂正いたします。



さて本題です^^)
こちらは今年の2月大宮で入手した
奥多摩・日原産ミヤマクワガタ。
ミクラミヤマの次はこの個体でブリードと
なりそうです。もう後食を開始しています。



先日♀が逃げたのですが、ミヤマの場合捕獲は割と
簡単です^^)だいたいですが壁についていることが多い
んですね。その前のツシマヒラタは大掃除なってしまい
けっこう大変でした^^)今期はそんなにブリードできる
個体が多くないのでのんびりしていますが昨年の今頃でしたら
大変です。。全部の個体をチェックしてそれから探す。。
特にヒラタやノコは脱走した時点で諦めていました。
♀の産地別の同定は不可能ですからね。。



とまぁ、個体とは別の話が続いてしまったので
本題に入ります^^)この奥多摩・日原産ミヤマ
何故購入したのかと言うと、ここに登場していただく
先輩が大宮のときに出品した個体と言うのが大きいのですが
それ以外に日原産のオオクワがいるというのもかなりウェイトを
占めています。何故か同産地だと親しみを覚えてしまうんですよね^^)



奥多摩のミヤマ自体はそんなに珍しいワケではないらしい
(採集経験はないです。)のですが、大きなサイズとなると
話は別みたいです。以前はポツポツ採れていたらしいのですが
今では珍品で、神奈川の宮ケ瀬なども同様で飼育個体で出してほしい
という要望をいただいたくらいです。

しかし・・・今年は野外個体。。出てこないかもしれないので
この個体は貴重です。自分ブリードの個体は大半が今年羽化してくるけど
ブリードは来年。ミヤマの場合 ノコやヒラタと違い、活動したからと
いってブリードに廻せるか?と聞かれれば、やめたほうが無難と
答えると思うので(まだそこまでの経験はないのです。)
今年ブリードをお考えの方は、昨年羽化休眠明け直前的な個体が
出ていたらそちらを入手したほうが確実かもしれませんね。。




少し考えておいたほうがいいかもしれない
ミヤマクワガタの産卵セット。
けっきょく同時期に組みますからね^^)



産卵セットの内容については調べればいろいろと
出てきます。そちらを参考にされれば問題ないと思います。
ボクの場合、ヒメミヤマ ミクラミヤマの産卵セットが
基本です。あとはケースを大きくするかしないかの
違いだけです。



ケースを大きくするしないの違いは欲しい数の違いでも
ありますが、だいたいは大ケースで産卵させます。
ただですね、個体の成熟度と時期や管理がうまくカチ合うと
とんでもなく産んでしまうので、国産ミヤマ程度の♀サイズ
でしたら小ケースで産ませてしまうこともありますよ^^)



ほとんどのミヤマの採卵には黒土を用います。
いらない種類もいるのですが、まぁ黒土のほうが
コスパに優れているんで^^)あと、材をお持ちの方は
材も入れたほうがいいですよ♪ ミヤマの場合
ノコと違ってまだまだコストと言う点では煮詰めていない部分も
あるのであれこれは模索しています。



生体の価格はある程度安定している
(国産はサイズや時期によって変動があります。)
感が強いミヤマ各種。温度管理にかかる光熱費は必須と
なりますので、どこでどうコストを抑えるかは課題の一つです。


material by:=ポカポカ色=