クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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一応 カテゴリーはネブトにしときましたが
マルバネの内容も多く含みます。



どちらも最近の画像がないので、挿絵的にお楽しみください^^)
マルバネとネブトの産卵に関する共通点は以下の通りで、
①低添加 無添加のマットを使用する。
②赤枯れマットを使用する。(使用した場合のほうがいい結果が出やすい。)
③使用済みマットを有効利用できる。

で、ネブトの場合 赤枯れマットは必要ない種類のほうが多い気もしますが
ここ最近は必ずと言っていいほど入れていて結果は良好です♪



ボクの場合 マルバネ・ネブトの産卵で必要不可欠なのはNマットですが
マットに関しては色々あると思いますので参考程度としてください^^)
③の使用済みマットは幼虫の喰いカスのいい部分(雑虫に侵されていない部分)
と繭玉ですね♪ これはかなり効果があります。産卵セットに使用した
マットもいい部分は残しています。



幼虫飼育での共通項は若齢時期の多頭飼育ですね(^^♪
これはマルバネ・ネブトの飼育では推奨いたします。
単頭への切り替え時期ですが、割ったときに繭玉まではいかない
コロニーのような状態に単独でいたら切り替えて大丈夫です。
単頭に切り替えたらネブトはそのまま羽化まで持っていけますし
マルバネは次の交換で大きな容器に移し替えます。
容器サイズは430プリンカップでも500クリアボトルでも構いませんが
乾燥を考慮に入れて、ネブトなら800に2頭 マルバネは800もしくは
1400に入れて加齢を待ちます。ネブトの場合はそのまま羽化まで
引っ張ることが多いです。



飼育期間はネブトで約1年 ボクの処は温度が低めなので
だいたいこれくらいかかります。マルバネで2年~です。
たまーに1年で孵ることもありますがだいたい2年~と見ておいて
いいと思います。マルバネも3令~交換するときに少しだけですが
高栄養のマットを混ぜていったほうが大きく育ちます。
配合率を高くするとカナシイ結果になることもあるので、ここは
少しづつですね^^)両方とも大事なのは交換するときに部屋と呼べるような
大きな窪みを作って、そこにそれまで入っていたマットの幼虫がいた付近を
塗して入れてあげることです。消化吸収に必要な微生物もしくはバクテリアが
含まれていると考えての行為なのですが、結果良好なので必ず行っています。



意外と共通項の多い両種の飼育ですが、多産なのも共通項です。
ネブトはね^^)そんなに大きくならないのとヤフオクに出品できますが
マルバネはけっこう考えなくてはなりません。。ただですね、近い将来
規制は強化されるであろうから、持っていることが大事になるのかな?とも
思っています♪



先日のナカノシマネブトにはビックリしましたが
ネブトの飼育ではある意味驚かされることが多いです♪



この個体はヤエヤマネブトの♀。
実は最近割り出した個体なのですが、ラベルがね、、ちょっと
ビックリなんですね^^)この子は幼虫を友人に頼んで
ショップで購入した個体で、ラベルの内容が21年9~10月羽化個体の
子孫なんです(!)兄弟はとっくに羽化して、その子孫を残して
いるワケなので、今 成虫でいることに驚嘆しています。



幼虫を多頭飼育していた容器から新たな幼虫が出てくるとか
羽化後約1ヶ月で交尾が可能など、他のクワガタでは大凡
起こりえないコトが多いネブトクワガタのあれこれが
こぉしてご紹介できるのもある意味ビックリなんですね^^)



だってほんの数年?もう10年ぐらいは経ったのでしょうか?
その頃は飼育方法すら確率されていなくて、赤枯れや黒土を
混ぜたり、使い古しのマットや菌糸カスを取っておいて使ったりと
マットの選択や準備が難しい(面倒。。)、他のクワガタを飼育して
いないと飼育が困難など、ハードルの高さが伺えるクワだったんです^^)



個人的には関東以北では珍品なのも手伝っていました。
あと亜種分けも細かくなされていたのも魅力に拍車をかけていたのは
事実です^^)どうしても集めたくなりますからね♪



この画像は伊豆大島へ採集に行ったときに納めました。
画像のような倒木から出てくるので、赤枯れや黒土という
発想が出てきてもおかしくないですね^^)
事実 産卵には赤枯れを混ぜたほうが産みはいいです♪



あっちこっちに話が飛びましたが、今ではNマットオンリーでも
産むし、ネブト用のマットも販売されているので、どちらかというと
お気軽感も出てきているネブト飼育。大型を羽化させるにはそれなりの
期間は必要ですが、クワガタ飼育に特化した設備やスペースを
設けなくても飼育できる種類ではあります♪



昨年 採卵分のネブト各種が繭玉を作り出して幾年月(^^♪
そろそろ羽化も始まりそうなネブト事情なのですが・・・



先ほど休憩も交えて書かせていただいた記事の通り、
今日はどちらかと云うと部屋の掃除がメイン♪
クワタ前後が忙しかったので、とりあえずの片付けだけのまま
5月も後半に入ろうとしているので少々焦りも感じていました。。
その流れで机の隅を掃除していたら
3セットほどネブトの産卵セットが出てきました。全く忘れていたから
状態は?などという考えも起きずまぁムリでしょうよと、
中のマットを捨てにトレイに出したところ・・・



なんと1セットから幼虫が出てきました!
画像には2頭しか映っていませんが、全部で6頭ゲットです♡
しかも残りの2セットからは♂♀とも生存して成虫が出てきました!
一番最初の画像がそのうちの1ペアです。



この画像は新たに産卵セットを組んで入れたの図。
幼虫が出てきたセットの♀は★になっていましたが
♂はご存命!!全部で3♂2♀ 生存していました。
データを見ると、最初のセットが昨年の3月21日で、2回目が
9月17日。。そのまま放置していましたので、約1年強 生存していたことに
なりますね^^)まぁ産まないとは思いますが・・・



♂♀ともに元気なんです♪ 画像が見にくいと思いますが
こびり付いたマットを伝って上に這い上がろうとする個体がいるぐらい
(♀です♪)なので、ひょっとしたらひょっとするかもです^^)
どちらにしてもネブトは活動し出したらその年に寿命を全うすると
思っていたので嬉しい誤算です。もちろん出てきた幼虫はしっかり
飼育しますよ(^^♪




カテゴリー的には久しぶりなんですね^^)
友人がどーしても式根島のネブトを採集したいらしく・・・
ここでお気づきかもしれませんが、ボクも一緒に行きたかったんです。。
温泉だけでもいいのに。。まぁ仕事もありましたから・・・
と、いう事にしときます^^)



と、まぁ少し前フリに使わせていただきましたが、22年度のネブトは
成績もよろしくて(^^♪、ヤフオクにも多数出品させていただきました。
それでもネブト置き場いっぱいになるほどの個体が鎮座しているんです♪



しかも最終の出品後に個別飼育に変更しているので、少々楽しみなんです♪
手遅れだったのはトカラネブトのみで、あとはいいタイミングで交換できています。



最近はあまり更新できていませんが、ネブトも今 あちぃです^^)
もう少ししたら新成虫の画像と共にご紹介できると思います♪


久しぶりが続いたので、コチラも久しぶり(^^♪
ネブトクワガタ・・・書かせていただきます。



画像自体が最近のモノがないので、過去の画像を
挿絵的に入れさせていただきます。



昨年の秋ごろから精力的に出品もさせていただき、
全て落札(中には出品時の頭数の倍以上の追加もあり♪)を
いただいております。この場を借りて御礼申し上げます。



今回はさらっと飼育のおさらいなど書いてみたいと思います。
ボクは国産ネブトメインですので、国産に特化して書かせていただきます。
まずブリードに使用する個体ですが、ワイルドでしたら
発生初期か幼虫採集品が好結果を出しています。
あとできればなんですが、採集方法が分かるとブリードし易い
と言いますか? なんとなくやり易いです^^)
飼育個体は全般的にいいと思います。成功例が多いのは初夏~夏場に
かけて羽化した個体のほうが産卵という点では有利かな?と、思いますが
温度さえ産卵に適していればその限りではございません。
あと自力ハッチ個体か繭玉割りかを確認できるとよりベターです。
繭玉割り個体の場合は少し時間を置いてから産卵セットに投入するか?
♂♀一緒に産卵セットに入れるかの2択がございます♪



産卵セットはNマットベースで赤枯れを混ぜたり、完熟系のマットを
足したりしています。水分は多めですが、ここは産卵セットの置く場所で
加水具合は調整します。ネブトはどちらかというと高温多湿を好みますが
夏場の高温時に加水多めのセットは、置く場所によって
セット内が産卵ドコロではなくなってしまう場合がありますので注意が必要です。
マットは以前 フルイに掛けたりして微粒子にしていましたけど
最近はそのままです。詰め具合も入れるだけという感じが多いです。
ケースはミニか小。採りたい数でケース容量を変えてみるのもいいと思います。
ただですね^^)ドンピシャでセットを組むとミニでも50~出てくることが
ありますから(!)ご連絡差し上げときますね♪



時期にもよりますが、産卵セットを組んで早ければ2~3日で卵を
ケース側面から確認できることもございます。ネブトは卵の周りを
囲うような半円の移動痕が見られるので確認し易いです。
さて、セット内に幼虫が見えてきました(^^♪
待望の割り出し時期なのですが、ボクはケース容量によって変えています。
小なら3令 ミニなら初令~という具合です。初令で割り出した場合は
産卵セットの幼虫がいた部分も取っておいて新しいマットに混ぜ込んで
多頭飼いにします。3令になったら個別に変えていきます・・・と、
書きたいトコロなのですが、ここ数年は5頭づつぐらいで羽化まで
持っていってしまうことが多かったです。今年は個別で飼育予定です♪



最後に(長くなっていますよね?)幼虫の飼育期間なのですが
ボクの処ではたっぷり1年掛かります。幼虫飼育に用いる容器は
500か800で、そのまま羽化まで持っていくことは可能ですけど
途中1回か2回は交換したほうが大型は望めますよ^^)
3令になったら少し高栄養のマットを混ぜてあげると大きくなります。
書籍等で読む限りはUマットの成績はいいみたいですね♪
そんなこんなのネブト飼育。ビークワの最新号もたしかネブト特集なので
購入して再確認してみたいと思っています♪








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