クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ここのところ、使用済みマットを混ぜると
よく書かせていただいています。
これ・・・何ぞや?と思われる方も多いと思います。


これはミヤマの蛹室の画像なんですが、加齢する際に
ここまで立派ではないけれど同じような光景を
目にすることができます。
この画像に似通ったものを顕著に見られるのは
マルバネです。



マルバネはミヤマの蛹室に近い状態のコロニーを
作り、その中で加齢していることが観察できます。
この次に分かり易いのはネブトなのですが、
ネブトは幼虫が小さいので交換時に壊してしまい確認が
難しいのですが、4頭ほど多頭飼育している容器を
交換するときに確認できることが多いです。



ミヤマはマルバネやネブトほどではないけれど
ゆっくり掘り起こすとあっ!と、思いますよ^^)



ここでこの3種の共通項なのですが
土状 泥状 ペースト状という存在している場所が
柔らかい場所となります。ここからは推測なのであてにならないかも
しれませんが、要は加齢する際に自分の身を守る
(外敵からだけでなく、脱皮に適切なスペースを確保してより確実に
大きくなれるように)必要性があるのかな?と、思ったんですね^^)



ちょっと話が明後日なんじゃ?と、思わないでください^^)
蛹室のような壁を作るときは自分の糞を塗り固めます。
加齢してそのスペースから出てより大きなスペースに移動するときは
その部屋を壊して出ていくのです。幼虫の場合 脚があっても
そのようなスペースを壊すことは出来ないので食べながら壊すという
ことになります。そのような観察と推察から自分の糞が入った
使用済みマットを混ぜたほうが発育促進(というより胃腸に優しい)
に繋がるのでは?と、考えた次第です♪

幼虫の画像に映っているマットには大きな糞も映っています。
これはもう完全に糞なので幼虫にも必要はありません。
なので、使用済みマットはフルイに掛けて不必要な不純物は
取り除いて再利用するのは効果的なのでは?と、思っています。



で、この使用済みマット。けっこうな量を使うのか?
と聞かれるとそうでもありません。大量に出た場合は
新しいマットにも混ぜますが、少量の場合は幼虫を入れる周りに
まぶす、もしくは幼虫を入れたときに上から被せる程度です。
一度に複数の幼虫を交換するときは
かなりの量が出ますが、1頭2頭ですとそんなに出ませんからね^^)

ボク個人としては発育促進というより、消化促進とか食欲促進な
意味合いが強く『呑む前に飲む』的な感覚です^^)
マルバネに添加が強い(多い)マットを与えたほうが大きくなるのですが
そのまま入れてしまうとその部分は避けてしまうのですね。。
なので微粒子にして混ぜ込んで知らず知らずのうちに食べさせてしまう
(要は苦手な薬を何かと混ぜて飲む感覚です。)と、大きな幼虫を
拝めることも多いので、これは効果ありかなと思っています。



この方法はノコにも効果的ですが、使用する分量を加減しないと
違う方に結果が出ますので、そこはうまくやってみてください^^)

正直なところ使用済みマットの再利用は手間と時間がかかりますが
次の交換のときにうおっ!とか思える個体と出会えることも多いので
試してみるのもいいかと思います♪







ここ最近で一番傾倒していると言っても
過言ではないミクラミヤマ。



そんなに大変ではないよと仲間から励まされるのですが
どーもうまくいきません。。

産卵セットの組み方も間違いないようなので
たぶん起こし方に問題があると思います。



そんなところからワインセラーの導入に踏み切ったのですね^^)
成虫管理用ですから、正直なところ生体よりお安いです。

やはりじっくり寝ていただかないことにはどうしようもないですからね♪

今期は御蔵島産をじっくり飼育するつもりです。
いろいろとやってみますので叱咤激励
お願いいたします^^)


もう限界に近い産卵セットもあるので
休みが待ち遠しいです^^)



ノコ各種・・・今年は本土ノコの産地別が多いです♪



ミヤマ・・・今年は人気産地が多いです。
      宮崎県小林市 北海道空知郡など。



イズミヤマ・・・現在出品中のF4とは別にもう一系統
        持っています。これはもうちょっと先になりそうです。



ハチジョウノコ・・・ワイルドの♂と飼育品の♀を掛けました。
          産地は中之郷です♪



ネブト・・・感触がいいのはオガサワラネブト。
      数が出たらどうするか思案中です❤



産卵セットも組みます^^)
ニジイロ♪



ラフェルト



ちょっと戻って中之島トカラノコと
笠利町アマミノコもいい具合です。
こちらは菌糸も用意済み❤

仕事も忙しいのにどうすりゃいいんでしょ?^^)






この画像は先日のマルバネのエサ交換の時の画像。
これを・・・



こぉしたのですが^^)
他はどぉなのよ?となりますよね?



これはゴトウヒラタの画像なのですが、
ヒラタの場合、マットの手持ちがなければ500
マットをいっぱい持っていたら800です。
ノコは500に入れることが多いけど、これはというものは
800に入れます。



これは確かホペイ。この大きさだと菌糸に巻かれる恐れというより
(個体が弱っている、傷ついている以外は大概大丈夫です。)
菌糸を他の種類に使うかもしれないということで200㏄カップに♪



これはネブトですね♪ 通常飼育ですが、この度
ちゃんとPPボトルに入れたほうがよろしいということが
分かったので、今後 プリンカップは使わないと思います。
ただ500PPで飼育するとなるとやっぱり限定しないとね^^)



ミヤマはほとんど1400に入れます。
ユダイクスは2300に入っていますが良好です。
ミヤマ・マルバネは2300・・・必要ですね❤

小さい器でも低温(種類によって低温域は違います。)で
じ~っくり居食いさせると大概デカイ幼虫が拝めるので
そこから大きな容器とそーでない容器に分けるのはアリかと思います。
まずは飼育している種類や個体をどぉしたいか?
というところからではないか?と、思います^^)





これ・・・ミヤマを飼育する上でけっこう重要だったりしますね。。



一番は数を飼育することですが、それだとスペースもコストも
かかるので、できれば必要最小限に留めたいところですよね?



ここでミヤマの羽化ズレについてのおさらいですが・・・
ノコのように2~3ヶ月ではないです。。
半年~1年なんてことはざらにありそうです。
ボクのところも♀は多数羽化していますが♂が一頭も羽化していない
なんて産地はありますよ^^)



飼育の・・・なんていうんだろ?累代を確実に続ける行為に
関してミヤマ飼育はキクロの飼育に似ている部分があって
♀を羽化してくる時期に合わせて小さい♂を羽化させる。
別系統を保有しておいて、大きな♂の羽化時期に別系統の♀を
羽化させられるよう仕向けるなど対策が必要です。
もしくはミヤマの場合、保冷庫で先に羽化した個体を管理するなど
できますがコマメな管理は必要です。



あと同亜種 同産地を仲間、もしくは友人とシェアする。
これ・・・一番効果的なのですが、まずそのような方に
出会えるか?が問題です。その種の飼育に関する傾倒度も
関係してくるので高額種や高額になる産地のほうが見つけやすいかも
しれませんね^^)



もうひとつ・・・購入先の店舗 個人の方とコンタクトを
取っておく。これはお金がかかりますが効果的と言う頻度から
考えると率としては高いです。ショップの場合、そこでも
飼育していれば率は上がります。

ではボク個人はどうしているか?なのですが、
今書いたことは全部やっています。
月が替わったら小さなワインセラーも購入予定です。
一応ボクが実践したわけではないのですが、過去に2年ほど
冷蔵庫で♀を保管して産卵に成功した例を見ているので
ちょっとやってみようかな?と、思っています。
あとは産地別 種類別でいろいろ分けています。
友人とシェアしたり、購入先と連絡が取れるようにしていたり
現在出品中の利島産イズミヤマは自分でも数を抱えるつもりですが
ヤフオク以外で予約をいただいている方は友人だったりするので
両面からサポートできるようにしています。
意外と人気産地や人気種は探せば見つかるのでそうしていませんが
ミクラミヤマやアマミミヤマなど人気種で高額になるものは
数を抱えようと思っています。



マットや温度だけではない他との違いがあるミヤマ飼育。
ちょっとワクワクしています♪


material by:=ポカポカ色=