クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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今年は北海道産ミヤマ・・・
凄い人気でした♪
友人に聞いてもエゾ型ってなかなか見れないので
ミヤマと言えばエゾ型が欲しかったという言葉を
思い出すぐらいでしたね^^)



では北海道と他の産地で飼育で何か違うのと
聞かれると、セットの方法は同じなので
取り立ててどうということはないのですが・・・



幼虫を飼育する際、温度が低いほうがよりいいみたいなんです。
個人的には宮崎産に代表されるようなフジ型で派手な印象のある型に
目が行っていたのですが(このときは型に対する意識はなし、
後で知るようになります。)、なぜか来たのは北海道産。



ほどなくして、宮崎産の幼虫も得て両方同時期に飼育したのですが
今年羽化してきているのはほとんど北海道産。
♀だけではまだしも♂まで孵ってしまうほどでした。
もちろん小さく羽化してくるのは言うまでもなく、しかも
♀1頭は活動まで開始してしまう始末でした。



あとですね、個人的には北海道産は少し型に特徴が
あるように感じています。大型になると顕著なのですが
内歯が小さいからかは分かりませんが、頭でっかち
(この表現はクワガタではかっこよく見えます。)
なのに冠幅が出ない(横にはみ出さない)、どちらかというと
冠が上に反り上がる(頭部の厚みが出る)個体が多いように
感じます。これは小型個体にもみられるなと感じています。
なので北海道産で冠幅○○ミリなんて表現を売り文句に出来る個体は
実物の迫力はかなりのモノと思っています。



面白いのは東北産で、東北になると普通型が多かったです。
(ボクが見た個体では・・・です♪)
同じ北海道でも南部は同じサイズでもいろいろ見れて
エゾ型は大型が多かったです。

ミヤマは産地別(地域変異)より個体差が顕著なので
同産地でも複数持ちたくなる魔性のクワガタ^^)
ミヤマで標本に目覚めた感 オオアリです♪




ある程度のサイズを狙いたい場合、それなりの
スペース(飼育するにあたって様々な)が必要なのは
周知の通り。。



前述のヨーロッパミヤマ然り、国産のミヤマでも
大型を狙う場合は最低1400は必要です。



言わずもがなこちらも大型容器が必要。



マルバネに至っては♂♀ともに最低1400は必要です。



ノコもアマミノコで76~からを狙う場合は必要です。
本土系ノコもうまくやれば800で出てくることもありますが
アベレージを上がるのでしたら1400は必要です。



と、なりますとね。。。大型容器に入れたら
置く場所もそれなりのスペースになるので、適正な温度帯の
場所に置ける頭数が限定されるということなんですね。。

なので頭数を絞りたいという願望が出てくるのですが、
あまり考えなくてもいいかな?とも思います♪
とにかく楽しめればいいので、その種類の中の大きな幼虫だけ
大型容器、あとはケースバイケースで・・・というのも
アリかと思います^^)

どちらにしても浮気性を直さないことには始まらないとも思うので
まずは持っている種類をジックリ飼育して、そこから自分の好みを
明確にしたいと思います。ボクがなんだかんだでずーっと飼育を
続けているのはトカラノコだけなんです^^)
そこまで持っていけるとホントに好きなんだなと思えるので
大型容器はそのあとでもよろしいかと思います。


まぁ増やさないとは言っても欲しいものはあるわけで^^)
あとですね、こんな価格じゃ落札できないだろうというのが
落札できたりしてというのもあります。
昨年から積極的にオークションに参加しだして
始めた当初はこれじゃ・・・なんてことも多々あったのですが
今年は少し落ち着いている感を感じます。
そんな折、入札していたのが無事落札できまして♪



ケルブスです。サイズは大きくないけれど自分用なので
嬉しい価格で落札できました♪
これで流通している(とされる)ヨーロッパミヤマの
全てが揃いました❤
産地的には南フランスなので、いわゆる通常なケルブスですが
昨年はケルブスもけっこうな落札額でしたからね。。



この赤いアゴとカクカクした形状が魅力です。
やはりミヤマは飼育期間が長いせいか、出てくる亜種や種類に
バラツキを感じます。今年はケルブスはあまり見ません。
昨年はアクベスが比較的安価でしたが、今年はそうでもないので
ヨーロッパミヤマは続けていくことが大切なのかもしれません。



このサイズですとラティコルニスが亜種だということが分かります。
特にこの画像は実際目にすると似ているなぁと実感できます。



ミヤマの飼育にはある程度のスペース(大型容器)が
必要だということが分かったので、種類数は絞らざる得ないなと
いう感触なのですが、やはり押さえておきたい種類ではありますね♪



ここのところ続く外産ノコの話題。
とにかくですね、ここに来られる方もうっすら
気が付いていると思うのですが・・・




アゴがまっすぐなのが多いんですよ^^)
カネギエーテルがすこーし湾曲しているのかな?
といった具合です。魅力的な種類もいますよ。



どちらかと言うと型よりも色ですね。こぉ並べると
派手ですよね^^)ボクはブログを始めたころはまだ若干ですが
外産ノコの飼育はしていて(国産にシフトするころ始めています。)
それまではノコというと外産ノコを中心に飼育していました。



この画像はかなり古いです。このころが一番多かったと思います。
ボクはニジイロが初飼育なので、材を使った飼育に苦手意識があり、
またいい材が入手しずらくなった時期にも重なります。

そんな画像のラフェルトなんですが、昨年(今年初め?)
オークションで落札した個体がやっと活動を開始して
先週ペアリング。ミヤマだ国産ノコだの幼虫のエサ交換の
合間に1セット組んで、いま♀が潜っています。

活動さえ開始してしまえば国産ノコと同様のセットで
そこそこ産んでくれて、幼虫も強いのでけっこういい確率で
羽化までいけるのですが、休眠期間が種類によって疎らなのと
活動開始後の寿命もいろいろなので、困惑は隠せないのですね^^)
ただ国産ノコの中に1、2種加えているとエッセンス的な要素
(飼育も見た目も❤)があるので少数でしたらお勧めです。
あんまり流通しなくなってはいますから、その気になったときが
買いな種類でもあります♪




ただいま出品中のトラグルスノコ。
♂の黒い個体が羽化してきました。



トラグルスと言えば通常はこぉなんですがね^^)

トラグルスは昨年のオークションで、ワイルドが1ペア
♀単ワイルドが1(だと思いました。)が出品されて
ノコギリとしては高額で落札されてビックリしたのですが
それだけ入荷が少ないということなんでしょうね。。



当のボクはと言いますと^^)昔取った杵柄を
取り戻そうと、幼虫と成虫ペア(累代品)を落札。
しかもトリオと♂単まで落札して万全の体制で臨んだつもり
だったのですが、冬場の落札でセットは組むも玉砕。。
♂単に至っては休眠中に★。。という散々な結果でした。
現在出品しているのは、幼虫落札でのペアです。



ただ♀に関してはトリオ落札した際に、画像の♀と
黒い♀が付いてきて但し書きにも、
『様々な色をお楽しみください。』と書かれてあったので
出るのかもしれませんね。



画像で比較してみると上翅のオレンジの部分はしっかり黒く
前胸が上翅がオレンジの個体は縁取るようにオレンジで
黒い個体はボヤっと赤いのですがよく見ると



このようにしっかりとは縁取れていませんがオレンジ(赤?)の
ラインが紋のように出ています。



飼育は活動したところさえ見極めれればそんなに
難しいものではなく、簡単に大きくなります。
(今回はダメでしたが・・・)この個体で飼育レコード
(当時は飼育ギネス)を取った時も同様の個体が複数
エントリーされていたし、翌年抜かれています^^)
ボク自身も同様のサイズの個体が複数出ていたので
しっかりと飼育すれば大型を狙えると思います。
ボクがエントリーしていた前後は毎年更新されていたのですが
それからはパタっと止まっています。



この個体は50ミリ前半で通常サイズの個体です。
もし入札がなかったら11月のクワタに出品してそれでも
残ったら自分でブリードするつもり。
実はこのペア以外にもう1♀とハサミムシのような♂蛹が
いるので、どちらにしてもブリードはするつもりです♪
遺伝性(というかいろいろ出るとは思います。)の有無は
分からないけど複数の色が楽しめると分かっただけでも
面白いなと思います。


material by:=ポカポカ色=