クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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今回のクワタ・フェスタでは3月ということもあり、
休眠中の個体を出品させていただきました。
お買い上げくださったかたがた^^)本当にありがとうございました。
これからその個体で、ブリードを楽しんでいただけると思うのですが
その前に休眠中の個体が起きないことにはブリードはできません。
まずフェスタの会場は、温度が高いため
(これはこの季節の生き虫の販売とやはり、
ひとが多く集まるので温度は上昇します。)
また販売するので、見えやすくするためにケースに入れることで
光や温度上昇で暴れるのが起きているように見えたりするのですが
必ずしも起きているというワケでは・・・・^^)
御購入後、保温できる状態でムシを移動したとしても温度は下がります。
このときにいつもの状態に戻ります。(ウチで保管している状態です。)
ボクの場合は、ケースに成虫用のマットを敷いて販売していますが
個体をお見せするときに、極力マットが付かないように若干乾燥ぎみです。
もし、ケースでそのまま保管されるのであれば、
マットにキリフキをたっぷりして、
濡らしたキッチンペーパーを個体の上に被せて
保管するのがオススメです。
もし、御自分の保管の仕方があるのなら
その方法がベストだと思います。
休眠中の個体は一時的に活動しても、休眠が充分でないので
エサも舐めないし、動きも鈍い。。足の爪の力の入り具合が弱いです。
このような個体はもう一度寝かせたほうが無難です。
あと複眼で指など動くものを追わない個体、これも寝かせたほうが無難。
ボクが保管する場合は、100均で買ってきたタッパーに
濡らしたキッチンペーパーを敷き、個体を入れてまた
濡らしたキッチンペーパーを被せてフタをします。
通気用の穴は容器のボディ部分に2ヶ所。
フタには穴を開けません。
こーすることで容器の重ね置きができるのと
乾燥を極力防ぐことができると思います。
タッパーの大きさは個体が寝返りできるぐらい。
蛹室と同じぐらいのものが用意できるといいと思います。
今回出品した個体群は7月羽化がほとんどなので
環境の変化等で起き出してきてもブリードは可能です。
でもいきなりエサを与えたり、ペアリングは禁物です。
置き出した個体にいきなりエサを与えてしまうと
何故だか分りませんが・・・・☆。。。という個体もいます。
あと暴れるスペースを与えてしまうのもどーかなー?と^^)
ボクも以前、大きな個体が羽化したのが嬉しくて
起き出し直後の個体を大きなケースに移して
暴れさせて☆。。。というのを経験しています。
起き出し直後は、あまり歩き回れない程度のケースに入れて
成虫管理用のマット(もしくは準ずるもの)を深めに入れて
濡らしたキッチンペーパーを個体に被せて様子を見ます。
ゼリーは1週間や10日ぐらいは与えなくても大丈夫ですが
心配だったら半切れのゼリーをそのケースに入れておいてもいいと思います。
もしその個体が休眠が充分でない場合は自分で蛹室のようなスペースを
作って寝ます。
入れておいたゼリーの状態が置いたときと変らなかったら
ゼリーは取り出して、そのまま寝かしたほうが無難です。
このハナシは長くなるので次回part2を書く予定です。
次回はタッパーで寝かしている個体の管理なんかも書いてみようと思います。
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