クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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前回は幼虫飼育の最初の段階まで
書かせていただきました。
今日はその続編です^^)
まず幼虫の成長速度なんですが
3令に到達する期間はヒラタのほうが
早い気がします。同時期採卵の同日割り出し
同じような環境で、という但し書きはつきます。
あと、交換ショックもヒラタのほうが
受けやすい(判りやすい)と感じています。
蛹の期間ですが、ノコもヒラタも
大型になればなるほど蛹の期間は長くなります。
ここは、同日に蛹化したことを確認することが
難しく、また蛹の段階でサイズ的な同定も困難なため
どーにも言い難いけど印象的にはヒラタのほうが
長い印象を持ちました。
ノコの場合、小さい蛹だと1ヶ月~
(環境に応じて変動します。)
ヒラタはそれ以上とあくまでも実感ですが
そう感じています。
このときの蛹室の状態を細かく見ないと
いけないのはヒラタです。
容器側面から蛹室が見えない場合は
どちらも大丈夫ですが・・・
壁面から蛹室が見える場合、水分を確認できるような
状態の蛹室だったらヒラタは露天掘り、人口蛹室に移動等
対処が必要です。このような状態の蛹室のまま羽化させると
羽化不全率が格段に上がります。
また楕円形でない歪な蛹室を作った場合もヒラタは
同様の対処が必要だと感じました。
ノコに関しては、対処することに越したことはない。
程度の印象です。
羽化時の行動(?)に関してですが
ノコもヒラタも後翅を伸ばしてから上翅が伸び
後翅を折りたたんでから頭を起こします。
ノコの場合、アゴが長いので一度内歯付近で
折れ曲がり、そのあとアゴが伸びてきます。
ヒラタの場合は頭部が起きると同時にアゴも起こします。
このタイミングで容器を動かしたりしてしまうと
(まぁしないですよね?^^)
ヒラタのほうが影響受けやすいです。。
羽化時、水分を放出しますがヒラタのほうが
放出量が多いような気がします。
このへんが蛹室内の湿度と関連するのかな?と、
思っています。ちなみに先日羽化したタカラヒラタは
蛹室に水たまりと言っていいくらいの水分を確認しています。
羽化後の割り出しについてですが、
腹の納まる時間がヒラタのほうが長いです。
要は固まる期間がヒラタのほうが長いので
ノコと同じ感覚で割り出してしまうと
ヒラタは残念な結果になってしまうことがあります。
その代りと言っては何ですが、休眠期間は
ヒラタのほうが短いです。
ノコの場合、短くても2ヶ月~ですが
ヒラタの場合は早いと1ヶ月~で、タッパー内の
キッチンペーパーをボロボロにします。
特に♀は、キッチンペーパーをボロボロにするだけでなく
タッパーを食い破って脱出する個体も出てくるので
個別管理用のタッパーを保管する容器が必要になります。
ボクのように長い期間ノコのみを飼育してきた者には
驚かされること多々なのですが、逆に比較がしやすかった
ということも事実(^^♪
ここに書いていないことで菌糸の相性や
ノコ飼育でよく行う菌糸からマットへ移行して
成虫の型に影響が出るか?や、3令後期の温度帯など
比較材料はいっぱいあります。
その参を書くつもりですが、最後に
あくまでも個人の観察からの印象を書いています。
様々な事例があると思いますので、あくまでも一例
だとお考えいただけると助かります^^)
書かせていただきました。
今日はその続編です^^)
まず幼虫の成長速度なんですが
3令に到達する期間はヒラタのほうが
早い気がします。同時期採卵の同日割り出し
同じような環境で、という但し書きはつきます。
あと、交換ショックもヒラタのほうが
受けやすい(判りやすい)と感じています。
蛹の期間ですが、ノコもヒラタも
大型になればなるほど蛹の期間は長くなります。
ここは、同日に蛹化したことを確認することが
難しく、また蛹の段階でサイズ的な同定も困難なため
どーにも言い難いけど印象的にはヒラタのほうが
長い印象を持ちました。
ノコの場合、小さい蛹だと1ヶ月~
(環境に応じて変動します。)
ヒラタはそれ以上とあくまでも実感ですが
そう感じています。
このときの蛹室の状態を細かく見ないと
いけないのはヒラタです。
容器側面から蛹室が見えない場合は
どちらも大丈夫ですが・・・
壁面から蛹室が見える場合、水分を確認できるような
状態の蛹室だったらヒラタは露天掘り、人口蛹室に移動等
対処が必要です。このような状態の蛹室のまま羽化させると
羽化不全率が格段に上がります。
また楕円形でない歪な蛹室を作った場合もヒラタは
同様の対処が必要だと感じました。
ノコに関しては、対処することに越したことはない。
程度の印象です。
羽化時の行動(?)に関してですが
ノコもヒラタも後翅を伸ばしてから上翅が伸び
後翅を折りたたんでから頭を起こします。
ノコの場合、アゴが長いので一度内歯付近で
折れ曲がり、そのあとアゴが伸びてきます。
ヒラタの場合は頭部が起きると同時にアゴも起こします。
このタイミングで容器を動かしたりしてしまうと
(まぁしないですよね?^^)
ヒラタのほうが影響受けやすいです。。
羽化時、水分を放出しますがヒラタのほうが
放出量が多いような気がします。
このへんが蛹室内の湿度と関連するのかな?と、
思っています。ちなみに先日羽化したタカラヒラタは
蛹室に水たまりと言っていいくらいの水分を確認しています。
羽化後の割り出しについてですが、
腹の納まる時間がヒラタのほうが長いです。
要は固まる期間がヒラタのほうが長いので
ノコと同じ感覚で割り出してしまうと
ヒラタは残念な結果になってしまうことがあります。
その代りと言っては何ですが、休眠期間は
ヒラタのほうが短いです。
ノコの場合、短くても2ヶ月~ですが
ヒラタの場合は早いと1ヶ月~で、タッパー内の
キッチンペーパーをボロボロにします。
特に♀は、キッチンペーパーをボロボロにするだけでなく
タッパーを食い破って脱出する個体も出てくるので
個別管理用のタッパーを保管する容器が必要になります。
ボクのように長い期間ノコのみを飼育してきた者には
驚かされること多々なのですが、逆に比較がしやすかった
ということも事実(^^♪
ここに書いていないことで菌糸の相性や
ノコ飼育でよく行う菌糸からマットへ移行して
成虫の型に影響が出るか?や、3令後期の温度帯など
比較材料はいっぱいあります。
その参を書くつもりですが、最後に
あくまでも個人の観察からの印象を書いています。
様々な事例があると思いますので、あくまでも一例
だとお考えいただけると助かります^^)
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