クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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実際、確認しているのであながち嘘ではないと思います♪
クワガタにも後食する前に交尾・産卵が可能な種類がいるということ。



画像はサビイロカブトですが国産カブトはエサを舐める前に
交尾してしまうのは有名な話です。

 

ではクワガタはどうでしょう?ということなんですが
ミクラミヤマはどう考えてもゼリーを舐める前に交尾しています。
ミクラミヤマについては別記事で詳しく書こうと思っていますが
歩行性のクワガタはそうなのかな?と思っています。



今回のお題であるネブトに関しては、可能性としてはあるかなと
思います。まず複数飼育した容器が自力ハッチしたことに
気付かずそのまま放置。。けっこうな月日が経過したころ
気付いた時に成虫ペアと幼虫が・・・なんてことを経験しています。
容器は800 2頭入れの表記ありで間違えたかと思ったんですが
幼虫は初2令なのであきらかに産んでいます。



以前、古いネブト採集記事を読んだときに一本の材から
成虫も幼虫も・・・それこそ全ステージ(当然蛹もです。)の
ネブトを見ることが出来たという記述を読んだことがあります。
ネブトの集合住宅だのコロニーだのと表現されていましたが
画像付きの記事でしたので間違いはないと確信しています。



いつもですと放置気味なネブトの産卵セットですが
今年は常温に置いていることもあり、頻繁に見ていると
意外と上に上がってきます。ゼリーを舐めたりもしますが
大半は徘徊してまた潜ります。



しかもそのセットには幼虫が見えています。
また上がってきたときに♀をセットから出したのですが
結構元気にしています。もしかしたら野外品が産まないという
ヒントになるかもしれませんね^^)
まだ事例が少ないのでハナシのネタ程度にしていただきたいのですが
もしかするともしかするのかもしれません♪


現在ネブトは飼育品とワイルドの両方が入荷する時期ですね♪
ワイルドに関してはもう活動しているので、今回の記事には
当てはまりませんがちょこっとだけ書いておくと
発生初期かどうかと採集された場所が分かればなんとなく
どうなるか?(産むかどうか)が分かります。



それでは本題の飼育品ですが、小型種といえども
大型個体はそれなりの期間を経て羽化してきます。
なので販売される時期も遅くなります。
この時期から9月ぐらいまでに羽化した個体は
その年にブリード可能と考えてよろしいかと思います。



この時期に羽化してくる個体は休眠期間が短いので
購入後の観察はコマメにしておくといいと思います。
期間にして1ヶ月が目安ですが、生体を置いておく場所で
変わるので個体に応じて対応されたほうが賢明かと
思われます。置く場所はエアコンなどで温度管理している場所より
直射日光が当たらない常温の場所のほうが起きだしを促してくれます。
もちろん30℃を超えるような場所が適切でないことはネブトも
同じですが、通期の良いフタを使ったケースでしたら対応できそうな
気もします。実際のところ、ネブトに一番いけないのは乾燥で
乾燥させると羽化後間もない個体でも簡単にフセツ欠けになったりします。



ボクは350プリンカップに成虫用マットを半分ぐらい入れて
ムシベヤ以外の部屋に置いてあります。このときのマット加水量は
多めです。で、必ず一日に一度は見るようにしています。
活動を開始し始めるとカップ内を徘徊するので、そのような活動が
見られるようになったらゼリー(4分の一)を入れて様子を見ます。
マットの中にゼリーを引き込むようになったらペアリング可能です。
(もちろん食べていれば大丈夫です。)



ネブトも活動を開始し始めると相当な力を発揮します。
プリンカップ程度ならフタをこじ開けますので逃げ出さないよう
注意してください。交尾活動があまり観察できないのも
ネブトならではです^^)もし掛かっているか心配でしたら
♂♀一緒に産卵セットに入れてしまうのも手です。
割り出し時には♂も♀もバラバラになって出てきてしまうので
標本目的がある方にはお勧めしませんが、確実と言えば
確実です。この時期の産卵は比較的早めに卵が確認できます。
またこれもネブトならではですが、ケース側面に半円を描くように
移動してその半円の中心に卵を産んでいることが早々に
確認できます。



ボクはあまり経験がないのですが、ミニケース程度の大きさの容器で
産卵させていると卵が確認できているにも関わらず
♀が上に上がってくることがあります。この辺が野外品の♀が産まないと
言われる根源かもしれないなと思います。
上がってきた♀は個体によって違いますけど元気にゼリーを食べる個体もいます。

今の時期に羽化したネブトがどのように起きだしてくるかを
書かせていただきましたが、初秋~に
羽化した個体はその年の気候等で休眠期間が変わります。
この時期と初秋からとでは管理の仕方が変わるのもネブトの
面白いところです♪ また時期が来ましたら書かせていただこうと
思っています。


なんだかんだで買っていて増えている
ネブトクワガタ♪
今年は亜種ではなく原名亜種ばかりなのですが
そこはほら^^)やはり離島モノで攻めています♪



屋久島産ネブトクワガタです。
大きいです♪ 26ミリあります。



ここまでのサイズになると風格すら感じますね♥
ボクはそんなに大きくできなかったけど、今度はナットクが
いくような個体を孵したいなぁと思います。



入手先は東海クワガタ販売さん(公表に承諾を得ています。)♪
実はネブトのほとんどは東海クワガタ販売さんのお世話になっています。
ショップオーナー様自ら採集の累代ですから詳細産地もしっかり記載
されています。ボクが販売させていただいている加計呂麻や与路のネブトは
全てこのショップ様から種親を入手して累代しています。
あまり採集家が出向かないところにまで出向いて採集されるので
細かくチェックしていると激レアに出会えたりしますよ♪


最近書いていないような気もしますので
備忘録のつもりで書かせていただきます。



ネブトはしっかり累代しているのは国産のみなので
国産限定となります。此処のところ飼育品も多く出ているので
まずは飼育個体から。羽化してくる時期がいろいろなのは
飼育個体の常でもあるのですが、この時期に羽化してきた個体は
だいたい1ヶ月~2ヶ月のあいだで起きてきますので
観察は必須です。特に自力ハッチ個体は起きている可能性が高いので
個体によってはお手許に届いてすぐに♂♀同居でも構いません。
管理される場所ですが、気温にもよるけど常温のほうが
望ましいと思っています。常温の場所に置かれるのでしたら
ミニケースぐらいがいいと思います。(ネブトには充分なスペースです。)



ペアリングについてですが、後食の確認は大事です。けど
管理されているケース内をよく歩いているようでしたら
ペアリングしても構わないと思っています。もちろんしっかり
と成熟した個体のほうが成功率が上がるのは他のクワガタ同様ですが
後食をしていなくても(エサを与えていなくても)交尾・産卵を
確認していますので、心配なようでしたら♂♀一緒に産卵セットに
入れてしまうというのもアリです^^)



産卵セットや使用マットについては別記事で書いていますので
そちらをご参照いただくとして、産卵はケース側面や底面にも
産みます。半円を描くような移動痕の中心に産んでいることが
確認できますので産んでいるかどうかは分かりやすいです。
ただケース側面に産んでいる場合はかなり産んでいると
思っていてください。この時期はあまり期間を待たずして
産んでくれます♪ 



割り出し・割り出し直後の幼虫飼育について。
産卵セットを組みました。卵・初令幼虫が見えましたまできて
すぐの割り出しはちょっとリスキーです。
できれば大きな幼虫が見えるまで待ったほうが安全です。
それでも割り出し時にはいろいろなステージの幼虫や卵も
出てきますので、卵や初令は500㏄プリンカップに5~10
初2令や2令は多くて5頭ほどで多頭飼育します。
ネブトの場合、令が若いほど消化吸収に必要なものを
共有している感が強いので割り出し直後は多頭飼育のほうが
安全です。なるべく同ステージ同士の個体に分けて加齢している
個体ほど少ない頭数で多頭飼育します。



一度でも秋口(この時期はその年の気温によっては今の時期と
同様。)~冬にかけて羽化した個体をブリードされた方は分かると
思いますが、この時期に羽化した個体をブリードすると各々の
ステージの期間がすごく短いことに驚きを覚えたりすると思います。
羽化後から活動まで、活動から産卵 産卵から孵化までの期間が
とても短いので、楽しいこと請け合いです♪

あと最後にネブトは乾燥にとても弱いのでキリフキなどで
加湿を忘れないようにしてあげると長生きします。
(産卵セットには必要ありません。)ひと頃から考えると
ネブトを飼育されている方が増えてきた印象もあり、
とても嬉しく感じています♪
とにかく爆産注意です^^)


予報では豪雨とのことでしたが、雨は降っておりません。
でもまったりしてしまいますね^^)



お昼を食べて少し現だったりしますので
机の上でできること♪にしてみました。



先日届いた対馬産ネブトのペアリングをしてみます。
小さい♂のほうが美津島町鶏知(ケチ)産です。



こちらは多志賀産。どちらも幼虫採集で羽化させた
F0個体です。



多志賀産もペアリング♪
まもなく♂が♀を追いかけていきます。
今年は先だっての種子島産といい、♂が♀を追いかけるシーンに
出くわしますね^^)

ネブトはこのあと自己ブリードのナカノシマとオガサワラ
あっ。。。オガサワラは♂が羽化したらですが。。
あと屋久島産が入ってきます。
一番最初にセットを組んだ小値賀島産は幼虫が見えています。
あとできれば西表のヤエヤマネブトは欲しいですね^^)
今期もネブト・クラブ♥ 熱くいきますよ♪


material by:=ポカポカ色=