これはいつもの事なんですが、手狭になっています。
いつもですとこの手の個体はイベントで格安で出させていただくのですが
今回はイベントに先駆けてヤフオクに出品させていただきました。
トクノシマヒラタWDです♪ 今年の個体はアゴがグンと前に
突き出したカッコイイ個体が入荷しました。ボクはとりあえず
♀のみ(持ち腹)で産卵させて上手くいかなかったらペアリングする
手法でブリードしています。なのでこの♂は未使用なんですね♪
今年はいつも懇意にさせていただいているショップ様にスジブトヒラタが
入らなかった代わりにカッコイイトクノシマヒラタが入荷しました。
どちらかと云うとちょっとアマミヒラタの陰に隠れそうなヒラタですが
この機会に♂を観賞用やペットにされてもよろしいかと思います。
ヒラタは長生きなので充分楽しめるかと思います。
種類は変わってサキシマヒラタです。かつては西表島産や与那国島産はレアで
石垣島産はまぁ流通しているよね?なんて囁かれていましたけど、今となっては
採集禁止なので、石垣島産をお求めになる方のほうが多いかもしれません。
ここ最近は西表島産もそうですが与那国島産は滅多にお目にかかれなくなりました。
サイズ的に大きくはないけど、かつて石垣島採集に行ったときに採れた
サキシマヒラタに似ているような感じがしたのと、一応は聞いてみたのですが
石垣島以降の産地は不明ということで、敢えて詳細産地の分からない個体を
選んでみました。石垣島の個体で産地違いに特徴的な違いは確認できないけど
やはり詳細産地まで判明した個体が喜ばれることは多いのですが、
どちらかと云うとクワガタ飼育やクワガタ鑑賞を気軽に楽しみたい人へと、
思っています。ニジイロのノーマルカラーと同じ意味合いで飼育しています。
今年のヒラタは利島産が話題の中心となりましたが、サイドを固める
カタチで飼育した南西諸島ヒラタ2種 開始価格も優しい価格で
出品させていただきました♪
国産種は亜種・産地に拘る方々が数多くいらっしゃる・・・
もちろんボクもその一人なんですが、ここ最近、亜種は
いろいろな方に見ていただけるが、どうも産地に関しての興味は
薄れているのかな?と感じさせる場面が多かったのですが、
必ずしもそうではないということに気付かされまして
少々 嬉しく思っています。
日本列島は長い島国という認識を持っておりまして、それだけ
地域変異はあるはずと、かつてそのような話ができる知人たちと
盛り上がったものでしたが、ここの処は随分ご無沙汰です。
そのような背景も手伝って、同種類の産地別飼育は徐々に減りつつありますが
個人的にこれは!という種類はどうしても手放せないでいます^^)
もちろん友人が苦労して採集してきた個体からの累代や、ボクに飼育を託して
くださった産地など、細々とになっていますが継続しています。
そんな中 昨年奇跡的にと言っても過言ではない利島産ヒラタの♀を
友人が採集してきて、その累代個体が完売になったのは大変嬉しく思います♪
(一部 リクエストをいただいた♀は探すことができました。)
残念ながらボクは離島産地のみ追いかけていますので、本州の産地についてや
大型産地には疎いのですが、離島産地と言っても原名亜種には変わりない種類は
多々います。例えば伊豆大島・利島のノコ ヒラタ コクワ ネブトは本州の亜種
に入ります。(ヒラタは日本に原名亜種がいないので、この表現です。)
所謂産地違いなんですね。それでもその価値を理解していただき、お買い上げ
くださった感謝以上に、そのような個体を探されている方が数多くいらっしゃる
ことを大変嬉しく思います。
現在では外産も数多く飼育していますので、すぐにとはなりませんが、
興味深い国産離島産地の個体は集めたり、飼育はしていきたいと考えています。
なんか・・・もう随分 古い話になりますが馬渡島(マダラジマ)のノコを
苦労して入手したことを思い出してしまいました^^)
トカラノコ各産地の産卵セットが爆産しております♪
今年の産卵セットは口之島 中之島 諏訪之瀬島 悪石島(!)で
臥蛇島のみ産卵セットを組んでおりません。セットの多い順では
中之島 口之島 諏訪之瀬島 悪石島になり、悪石島は昨年入手した
1♂2♀から産卵させて、すでにご予約いただいています。
もちろん自分でも飼育するのですが、まず全ての系統を継続するか
それともある程度限定するかで悩んでいて、また飼育に関しても
菌糸を絡めるかマットのみでいくかも悩みどころです。
その産卵結果なのですが、5月セット分(何故か口之島産が最初に
活動してきた。)の口之島産をようやく割出せてホッとしています。
3令初期な個体もいましたからね。。早めに孵化した個体はそうなります。
早めに大きな容器に移したいと思います。数的には1セット30~50で推移
していますねぇ^^)これ・・・全部のセットがそうだととんでもない数に
なります。事実 お盆前に用意したプリンカップ120㏄がすでに100を
切りましたからね。。もちろんトカラノコだけではありませんが、現在
ムシベヤはプリンカップだらけです^^)
色についてはある程度 理解が出来てきたので、あとはサイズ。
大きな個体をアベレージで出せるような飼育方法を確立できれば
いいな・・・なんて大それた想いが過ります。。
因みに今年羽化分の個体は全て販売予定です。
(一部 販売には?と云う個体は残します。)なので、来年のトカラノコ
ブリードは早く羽化してこない限り、しないかもしれません。
幼虫は今年 いろいろな場面で販売させていただくと思うので
よろしくお願いいたします^^)
新しく刺激的な記憶が上書きされていくことが多かったのですね(^^♪
今年の2月 まだまだ寒い時期に伊豆大島採集に出向いています。
そのときに採集したネブト3令幼虫が羽化してきました。
先だってのコクワに続いての羽化となります。
伊豆大島でのネブト採集は飼育でのノウハウが大いに役立ちました。
八丈島は採れたポイントの材を可能な限り起こし、その下にいる個体を
採集するという形式で採集しましたが、伊豆大島ではこの中に入っているのでは?
という、倒木に当たりをつけて採集します。やみくもに材割はできないので
ある意味センスが問われる採集でもあったのです。
伊豆大島産ネブトは既に飼育していることもあり、個体数は必要ないので
成虫ペアが採れたことと、ある程度の数 幼虫も採れたこともあり、
それほど個体数は持ち帰っておりません。残念ながらWD成虫ペアから
子孫を残すことはできませんでしたが、WD♂と自己ブリード♀による
幼虫はかなりの数がいます。
伊豆大島と八丈島採集では採集内容(濃さ)に差があるものの、どちらも
個体数は少なくなっているんだなぁと考えさせられます。どちらかと云うと
八丈島より伊豆大島のネブトのほうが採集は困難なのかもしれません。
そんなことを考えながら飼育しようか迷ったのですが、幼虫がある程度いるので
思い切って出品させていただきました^^)もしご落札がないようでしたら
飼育します^^)
幼虫採集なので、人の手が入ってはいますが限りなくWD個体に近い
WF0のペア お手に取って見るのもよろしいかと思います♪
ボクの場合、コクワは外産・・・それほど飼育していません。
モーレンカンプがいるぐらいで、後は国産になるのですが・・・
国産は大きく分けるとアマミコクワ系と本土コクワ系に
(学術的な記載ではありません。)に分かれているけど、アマミコクワ系
で、飼育しているのはヤエヤマコクワのみなので、あとは本土コクワ系と
なるワケなのですが、本土コクワ系もトカラコクワとヤクシマコクワを
飼育しているだけなので、お題と違うじゃない?と、思われる方もいると
思います。。
ただ、今年は伊豆諸島採集で得たコクワを全部飼育しています^^)
ヤエヤマコクワも新たな種親を入手したので、個人的にちょっと熱いんです♪
販売を絡めた飼育をしていると、どうしてもバリエーションと云うか
バラエティさを求めてしまいます。。なので、これはいいかな?と、
思う種類にも手を出してしまうときって、意外とあるんです。。
なんかコクワは趣味のみで飼育している感が強く、あまり気負いせず
飼育をしています(^^♪ あと、トカラコクワ ヤクシマコクワの♂蛹が
なかなかのサイズ・・・しかもマット飼育で出ているのも嬉しいトコロ♡
今まではヒラタ コクワ ノコの順で羽化していたけど、今年はヒラタ ノコ
コクワで順番が反転しています。それが大型に繋がっているのかは分かりませんが
どちらにしても大きな個体が出てきそうな期待はワクワクしますよね?
これを書きながらモーレンカンプもブリードしようと思いだしています(^^♪
活動を開始して少し時間が経過しているので、どうなるか分かりませんが
個体の状態を見てから飼育準備をしようと思います。
伊豆諸島で採集した3産地コクワのブリードに、これはたまたまなんですが
加水した材の柔らかさが3本とも違っていたので、採れた場所(材の状態)を
思い出して、採集場所に合わせてみました。産むかどうか分かりませんが、
そんなことをするのも久しぶり(^^♪ 楽しみが増えてきました♪