クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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オリンピックイヤーに因むわけではないですが、
非常に長い幼虫期間を経て羽化してきたドウイロ。



かなりの大型で羽化してくれました♪
後脚左のフセツが取れているのはボクの痛恨のミスで、
タッパーの蓋に挟んでしまったようです。。。



それに加え、羽化後2ヶ月ほどで暴れ出す始末。。
まだ親御様はご存命なのにも関わらず・・・です。。



その長期幼虫期間の個体は2頭ほどいまして、嬉しいことに
ペアになりました^^)この子も大きい個体です。
ドウイロにサイズを求められる方はそれほどいないと思いますが
まぁ両個体とも大きいです♪



フセツ欠けさえなければ販売も考えたのですが、このペアには
縁も感じてしまったので、ブリードすることにしました^^)



ボクとしては異例の羽化後のプリンカップ管理。
♀の起き出しを促す意味合いもあります。♂はもしかしたら
後食開始もあり得そうなので、考慮に入れておきます。
ドウイロは細々とではなくなりそうです♡


この猛暑でいくら室温や一定の区画の温度を下げていても
活動を始めてしまう個体はいます。ドルクス系や休眠期間が短い
種類は、そのときの個体状態に応じればいいのですが、休眠期間が
半年以上という種類で起き出してしまった場合・・・非常に迷ってしまいます。。



特にノコは羽化してから活動が開始できると個体が判断(動ける)
すると、管理している容器内で暴れてしまうことが多いです。
♂と♀が同時期に活動を開始するような素振りが見えると、ペアリング
させてみたくもなります。それって大丈夫?と、思ってしまいますよね。。



結論から申し上げますと、ケースバイケースです。
ハチジョウノコやヤエヤマノコは産んだ実績があります。
ボクはやったことはないけど、トカラノコを産ませたという話を
聞いたことがあります。



個体の大小は関係あると思います。♀のほうが起き出す個体は多いですし、
♂の大型個体はしっかり寝ます。自己ブリードで、複数ペアがいる場合でしたら
思い切って起きている個体同士で掛けてみてもいいかなとは思います。



羽化した個体を管理する容器から逃げ出すような勢いの個体は
ゼリーを与えたほうがいいみたいです。ただ完全に活動開始した
個体はともかく、一時的に動き出している個体もいるので、状態を
よく観察してからにしたほうがいいですね^^)ゼリーの半切れを
半分ぐらい舐めて潜るような個体には霧吹きだけして、そっとしておいたほうが
いい結果が出ています。そのような個体は越冬させて、翌年のシーズンに
ペアリングをすれば産んでくれます。ただ、個体自体はフセツが欠けたりと
少々ボロボロ感が出てしまいます。。



逆にあまりお勧めできない種類もお伝えしてきますね^^)
徳之島以北・・・トクノシマノコ アマミノコ 本土系ノコ(亜種含む)
の大型個体はあまりお勧めできないなぁと感じています。ただ、小型個体と
羽化時期が4月ぐらいの個体はその限りではないようです。



最後に休眠期間が短い個体の産卵数ですが、通常の数より少ないようです。
ボクはノコとして、時期が外れた産卵セットは組まないので聞いた話に
なりますけど、爆産と表現する半分ぐらいみたいです。個人で楽しむのでしたら
そのほうがあとあと負担が少なくていいかもしれません。



どちらにしても、以前 あるショップ様店長が
『使えそうだなと思ったら使っちゃう♪』という言葉を
思い出しました^^)




だんだん産卵セットに結果が出ていて、少しづつ羽化もしているので
これはいつもの事なんですが、手狭になっています。
いつもですとこの手の個体はイベントで格安で出させていただくのですが
今回はイベントに先駆けてヤフオクに出品させていただきました。



トクノシマヒラタWDです♪ 今年の個体はアゴがグンと前に
突き出したカッコイイ個体が入荷しました。ボクはとりあえず
♀のみ(持ち腹)で産卵させて上手くいかなかったらペアリングする
手法でブリードしています。なのでこの♂は未使用なんですね♪



今年はいつも懇意にさせていただいているショップ様にスジブトヒラタが
入らなかった代わりにカッコイイトクノシマヒラタが入荷しました。
どちらかと云うとちょっとアマミヒラタの陰に隠れそうなヒラタですが
この機会に♂を観賞用やペットにされてもよろしいかと思います。
ヒラタは長生きなので充分楽しめるかと思います。



種類は変わってサキシマヒラタです。かつては西表島産や与那国島産はレアで
石垣島産はまぁ流通しているよね?なんて囁かれていましたけど、今となっては
採集禁止なので、石垣島産をお求めになる方のほうが多いかもしれません。
ここ最近は西表島産もそうですが与那国島産は滅多にお目にかかれなくなりました。



サイズ的に大きくはないけど、かつて石垣島採集に行ったときに採れた
サキシマヒラタに似ているような感じがしたのと、一応は聞いてみたのですが
石垣島以降の産地は不明ということで、敢えて詳細産地の分からない個体を
選んでみました。石垣島の個体で産地違いに特徴的な違いは確認できないけど
やはり詳細産地まで判明した個体が喜ばれることは多いのですが、
どちらかと云うとクワガタ飼育やクワガタ鑑賞を気軽に楽しみたい人へと、
思っています。ニジイロのノーマルカラーと同じ意味合いで飼育しています。



今年のヒラタは利島産が話題の中心となりましたが、サイドを固める
カタチで飼育した南西諸島ヒラタ2種 開始価格も優しい価格で
出品させていただきました♪





国産種は亜種・産地に拘る方々が数多くいらっしゃる・・・
もちろんボクもその一人なんですが、ここ最近、亜種は
いろいろな方に見ていただけるが、どうも産地に関しての興味は
薄れているのかな?と感じさせる場面が多かったのですが、
必ずしもそうではないということに気付かされまして
少々 嬉しく思っています。



日本列島は長い島国という認識を持っておりまして、それだけ
地域変異はあるはずと、かつてそのような話ができる知人たちと
盛り上がったものでしたが、ここの処は随分ご無沙汰です。



そのような背景も手伝って、同種類の産地別飼育は徐々に減りつつありますが
個人的にこれは!という種類はどうしても手放せないでいます^^)
もちろん友人が苦労して採集してきた個体からの累代や、ボクに飼育を託して
くださった産地など、細々とになっていますが継続しています。



そんな中 昨年奇跡的にと言っても過言ではない利島産ヒラタの♀を
友人が採集してきて、その累代個体が完売になったのは大変嬉しく思います♪
(一部 リクエストをいただいた♀は探すことができました。)



残念ながらボクは離島産地のみ追いかけていますので、本州の産地についてや
大型産地には疎いのですが、離島産地と言っても原名亜種には変わりない種類は
多々います。例えば伊豆大島・利島のノコ ヒラタ コクワ ネブトは本州の亜種
に入ります。(ヒラタは日本に原名亜種がいないので、この表現です。)
所謂産地違いなんですね。それでもその価値を理解していただき、お買い上げ
くださった感謝以上に、そのような個体を探されている方が数多くいらっしゃる
ことを大変嬉しく思います。



現在では外産も数多く飼育していますので、すぐにとはなりませんが、
興味深い国産離島産地の個体は集めたり、飼育はしていきたいと考えています。
なんか・・・もう随分 古い話になりますが馬渡島(マダラジマ)のノコを
苦労して入手したことを思い出してしまいました^^)




いやいやイキオイに任せてと云うのはこのコトでしょうか^^)
トカラノコ各産地の産卵セットが爆産しております♪



今年の産卵セットは口之島 中之島 諏訪之瀬島 悪石島(!)で
臥蛇島のみ産卵セットを組んでおりません。セットの多い順では
中之島 口之島 諏訪之瀬島 悪石島になり、悪石島は昨年入手した
1♂2♀から産卵させて、すでにご予約いただいています。



もちろん自分でも飼育するのですが、まず全ての系統を継続するか
それともある程度限定するかで悩んでいて、また飼育に関しても
菌糸を絡めるかマットのみでいくかも悩みどころです。



その産卵結果なのですが、5月セット分(何故か口之島産が最初に
活動してきた。)の口之島産をようやく割出せてホッとしています。
3令初期な個体もいましたからね。。早めに孵化した個体はそうなります。
早めに大きな容器に移したいと思います。数的には1セット30~50で推移
していますねぇ^^)これ・・・全部のセットがそうだととんでもない数に
なります。事実 お盆前に用意したプリンカップ120㏄がすでに100を
切りましたからね。。もちろんトカラノコだけではありませんが、現在
ムシベヤはプリンカップだらけです^^)



色についてはある程度 理解が出来てきたので、あとはサイズ。
大きな個体をアベレージで出せるような飼育方法を確立できれば
いいな・・・なんて大それた想いが過ります。。



因みに今年羽化分の個体は全て販売予定です。
(一部 販売には?と云う個体は残します。)なので、来年のトカラノコ
ブリードは早く羽化してこない限り、しないかもしれません。



幼虫は今年 いろいろな場面で販売させていただくと思うので
よろしくお願いいたします^^)




material by:=ポカポカ色=