国産種は亜種・産地に拘る方々が数多くいらっしゃる・・・
もちろんボクもその一人なんですが、ここ最近、亜種は
いろいろな方に見ていただけるが、どうも産地に関しての興味は
薄れているのかな?と感じさせる場面が多かったのですが、
必ずしもそうではないということに気付かされまして
少々 嬉しく思っています。
日本列島は長い島国という認識を持っておりまして、それだけ
地域変異はあるはずと、かつてそのような話ができる知人たちと
盛り上がったものでしたが、ここの処は随分ご無沙汰です。
そのような背景も手伝って、同種類の産地別飼育は徐々に減りつつありますが
個人的にこれは!という種類はどうしても手放せないでいます^^)
もちろん友人が苦労して採集してきた個体からの累代や、ボクに飼育を託して
くださった産地など、細々とになっていますが継続しています。
そんな中 昨年奇跡的にと言っても過言ではない利島産ヒラタの♀を
友人が採集してきて、その累代個体が完売になったのは大変嬉しく思います♪
(一部 リクエストをいただいた♀は探すことができました。)
残念ながらボクは離島産地のみ追いかけていますので、本州の産地についてや
大型産地には疎いのですが、離島産地と言っても原名亜種には変わりない種類は
多々います。例えば伊豆大島・利島のノコ ヒラタ コクワ ネブトは本州の亜種
に入ります。(ヒラタは日本に原名亜種がいないので、この表現です。)
所謂産地違いなんですね。それでもその価値を理解していただき、お買い上げ
くださった感謝以上に、そのような個体を探されている方が数多くいらっしゃる
ことを大変嬉しく思います。
現在では外産も数多く飼育していますので、すぐにとはなりませんが、
興味深い国産離島産地の個体は集めたり、飼育はしていきたいと考えています。
なんか・・・もう随分 古い話になりますが馬渡島(マダラジマ)のノコを
苦労して入手したことを思い出してしまいました^^)