クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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去年が出てたから今年も出るよと
友人に慰めてもらって・・・



昨年失敗した淡路島のミヤマが出品されていると聞き、
速攻入札♪ けっこうライバルが多くてやきもきしましたが
無事落札できました^^)



淡路島産ミヤマクワガタ。ワイルドです♥
出品者様の迅速な対応 ご連絡に感服しながら
(どうもありがとうございました♪)の到着です。



今回は安心の2ペアセット。
昨年はワイルドとタカをくくって交尾させなかったので
今年は発生初期ということもあり、何日か同居させる予定です。



島モノならではの小型個体ばかりなのかな?と思いきや
大型も採れるようですが、採集自体が難儀だそうです。
やはり数は少ないのですね。



実は個体の確認をして、受け取り連絡など所定の手続きを
終えてからお昼を買いに外に出ていたあいだ(正味30分ぐらいです。)
に、大きいほうの♀が逃亡。。。
捜索がてら部屋の大掃除となった雨の週末。
無事保護できました♪



ギターを拭くウェスにしがみ付いていました^^)



これで離島ミヤマは幼虫含め、伊豆大島 利島 神津島
伯方島 黒島 中甑島とこの淡路島が揃いました♪
北は奥尻 礼文 佐渡島 南は福江島 隠岐の島など興味をそそる島
は数あれど、ゆっくりじっくり飼育していきたいと思います。



まずはウチの環境に馴染んでもらってから
ペアリング 産卵と進めていきたいと思います♪


先ほどの♂♀どちらかが寝ていることに付随しますが
ボクが住む関東の今週末は、土曜が20℃ぐらいで
日曜は高いところでは28℃ぐらいになるそうです。
実はこれってすごいチャンスなんです^^)



ボクのところでは一向に起きる気配がないこの2種の♀。
土曜日に常温にケースを置いて、日曜の温度上昇で
起きてもらう作戦です^^)

このとき気を付けなくてはいけないのは
目を離さないこと。クワ活している横にケースを置いて
様子をみます。あとその後の気温にも注意して気温が
ミヤマが対応できるような温度でしたらそのまま常温管理に
します。それでなんとか起きてくれれば・・・と、思います。



ノコも何産地か寝ているので同様にして活動開始を促します。
ちなみにですね、ノコもミヤマも北の産地のほうが起きだしが
早い。。。これは生息域より気温が高いからかな?と、感じます。
ここで起きだしたら関係ないのが南西諸島系のノコ。
トカラやアマミは起きだしたら温度はあまり関係ないように思えるのは
自分でも不思議に思います。

今年はミヤマを多数飼育しているから室温が低いと散々書いていて
割と影響を受けているのがヒラタ。
♀が寝ちゃうんですね。。



画像は飼育個体なのですが、ワイルド♀はもろ影響受けています。

ボクも全然制約がないわけではなくて、部屋から出すと
ちょいちょい家族からクレームは来ます^^)
これ以上幅を広げるなと言うけん制なのですが
自分でもちょっと制限が必要かな?とか、思ってしまいます^^)

なんかタイトルから離れてしまいしたが、国産は常温の変動を
おおいに利用しようというお話でした^^)




♀が起きちゃって♂が寝ている。。



これはよくあるケースで、この場合♀を入れているケースの
成虫管理用マットを深めに入れて温度の低いところに置く。
で、ペアの♂の起きるのを待つ。
もしくは同じケースに仕切を入れて、♂♀を仕切りで分けて
飼育して、♂が反応して起きてくるのを待つ。
(このときの温度は常温がいいと思います。)
なんてことで、活動開始を促すのですが、
♂が起きていて♀が寝ている場合。。
ちょっと厄介なんです^^)



ボクが飼育しているクワガタでこれに該当するのは
ノコとミヤマ。ドルクス系は長生きだし(越冬する種類も
いますからね♪)羽化した翌年のほうが産みがいい場合も
あるので気長に待てばいいのですが、ノコやミヤマは
活動開始してからの寿命は短いので焦りますよね?
そんなときの対処法なのですが・・・
(これ、絶対ではないです。ボクが実践して
なんとかなりました。。ぐらいに留めてください。)



まず、寝ている♀をミニケースぐらいのケースに
移します。成虫管理用マットを♀が隠れるぐらい入れて
(あんまり少ないと乾燥が著しいです。)
直射日光の当たらない常温でも比較的温度の高いところに
置きます。これで何日か様子を見てケース内を徘徊している
ようでしたら、ゼリーを入れて様子を見ます。
このとき乾燥と蒸れに気を付けます・・・だいたいこれで
起きてくれますが、これでも寝ている場合。。。



ケースから出して座布団の上などで歩かせます。
一気にやらないで毎日ちょっとづつがいいと思います。
あんまり長く歩かせると消耗してしまうので時間にして
5分~10分程度。少し日光に当ててもいいです。
このときも♀のケースを置くところは常温がいいですが
やはり乾燥と蒸れという相反することに対応することになるので
網フタのケースに入れて毎日キリフキ。。
これでゼリーを入れて様子を見ます。
このときペアになる♂は温度低めで管理して長寿を望みます^^)
ノコやミヤマの場合、ケース内で暴れて☆ということが多いので
あまり大きなケースじゃないほうがいいかもしれません。
あと比較的ミヤマはあまり光が当たらないところで管理すると
落ち着きます。このとき♂のゼリーは切らさないことも
暴れを防ぐことになります。

過去♂が起きて♀がなかなか起きなくて、9月中旬ごろ♀が
起きて即交尾、産卵となったことは何例もあります。
(しかもどうしても成功させたい種類に限ってこぉなります。。)
さすがに8月中旬を過ぎても起きてこないと焦りますが、
だいたい10月上旬ぐらいまでなら産卵は行いますので
ここはガマンが必要です。
で、なんとか起きてくれた♀の産卵数は通常通り起きてくれた♀と
それほど変わらない(むしろ多いぐらい)ので心配には及びません。

今年のように、雨が降ると気温がグッと下がるような年は
とかくこのようなことが起こります。
ボクのところでもノコは♂♀とも寝ていたり、利島のミヤマ♀が
まだ寝ている状態です。ここは焦りが一番の敵となりますので
ドンと構えて対処していこうと思っています♪





今年はアマミノコ・・・
買っていますね^^)



請島産が出ていたので思わず・・・です^^)
請島産は持っていたのですが、諸々の事情から
幼虫を全部出してしまったので、自分のが
なくなってしまったという経緯があります。



4月下旬羽化のこの個体。上翅に凹みがありますが
ブリードに支障はないので、この個体でブリードします。



まだ休眠中ですね^^)今年中にブリードしたいので
起こさないといけませんね♪
ちょっと不安なのが今年の気候です。
晴れているときは昨年並みなのですが、雨模様になると
グッと気温が下がるのがね^^)あと室温が低いので
常温に置かないと寝ちゃうかもしれませんね?



アマミノコは4月に入手した笠利町と請島、自己ブリードの
加計呂麻 キヤンマ山の4産地。アマミノコの飼育は大型狙いなので
あまり増やさないでジックリ飼育するつもりです♪


知床は斜里郡小清水町のミヤマクワガタが
到着しました。♪



ワイルド 初物です♪
小清水町産はボクの周りではノコがポピュラーで
ミヤマももちろんいるのですが、この時期に採集できたのは
珍しいそうです。



耳状突起の左右のバランスが違うのはよく見ますが
見事なエゾ型でしかもアゴが長いです。



こちらは先日届いた佐賀産。見事なフジ型で
サイズ的に同じくらいです。アゴの長さは佐賀産のほうが
短いです。小清水町産はたぶん発生初期だと思うのですが
微毛がすでになくなっています。やはり出てくるときに
擦れてしまうのでしょうか?



左:小清水町産 右:佐賀産
アゴの長さは小清水町産のほうが長いけど、どちらも
カッコイイですね❤耳状突起の反り具合も小清水町産の
ほうが反っています。温度は関係あるのでしょうか?



前胸と上翅の幅の差も小清水町産はあまりありませんね。
この部分は個体差によるのだと思います。前胸と上翅の
縦ラインがストレートに近くなると頭部の大きさが強調されます。

このあいだ友人と電話で話していて、友人曰く
関東ではエゾ型は珍しいので、どうしてもエゾ型に惹かれると
申していましたが、納得できますね^^)

しかし・・・小清水町からボクの住む関東には
札幌で中継してから関東に配送されるので2日かかります。
そう考えると、同じ日本でも遠くのクワガタだなぁと
感慨深くもなります♪





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