クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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産卵セットを割り出したあとのことですね^^)
現在ではヤフオクに出品することを視野に入れているので
ほとんどプリンカップに小分けしますが、自己ブリードの分は
割り出したときの個体の令で分けて多頭飼育することが
多いです。例えばなんですが2令は1400に6 初2令は1400に8という
具合です。ただ、これをやるのは国産種のみで外産種は個別にします。



どちらかというとノコが多いです。オオクワ・コクワは
最初から個別飼育で、ヒラタは割り出したときの状況で変えています。



ネブトに至っては3令でも多頭飼育することもありますが
そのまま放置してしまいますと小さく羽化することになります。



ミヤマも割り出した状況と令で個別にしたりしなかったり
しますけど基本的には個別飼育します。

なぜ国産種のみにしているかというと過去 外産種で共食いを
経験しているからです。種類によっては個体同士が向かっていくのを
観察したことがあるので外産種は必ず個別にしています。



ただ多頭飼育をした場合はコマメな観察は必要です。
あまり長くしてしまうと国産種と言えども共食いはありますから
初令はともかく、それ以降の令は長くても1ヶ月~45日ぐらいまで。
以前はそのあいだにマットや菌糸を揃えたりする準備期間としての
意味合いが強かったけど、最近ではそのほうが発育促進に繋がっているかも
と考えるようになったからで、敢えて多頭飼育にしていることが多いです。
ただ材産み種は卵を離して産んでいること、孵化した幼虫が隣接して
食していないことから割り出し後から個別で飼育しています。

ちなみにですが、出品する幼虫は令表記こそ割愛していますけど
発送のこと お手許に渡ってから楽しめるよう
安定した初2令以降にしています^^)
菌糸に入れられる種類はどちらに入れても大丈夫なときの個体を
出品しているのでご安心ください♪





これ、菌糸で飼育したから色が濃くなるわけではないのですね^^)



菌糸で飼育しても明るい色は出ます。でもなぜ色が濃くなる個体も
出てきてしまうのか?というのがお題です。



よくノコには『熟成した菌糸瓶がよい』とされていますが
要はキノコ菌がオガを充分に食して分解が進んだオガがノコに
適しているということなんですね^^)
ここでいう熟成された菌糸瓶とは2次発菌した瓶をさらに時間を置いて
オガをキノコ菌に充分食させた瓶ということなんです。

この瓶に関して別の視点から見ると『劣化が始まった瓶』とも
取れるんですね^^)



で、お題なのですが、まず菌糸が混じった(絡めた?)オガを
幼虫が食すと瓶内の温度が上がるようです。これについては
そんなに影響が出ないのですが、食い尽くさせてしまうと
幼虫の糞が再発酵や他諸々の嫌気発酵などなどの理由から瓶内の温度が
上昇するようです。これが影響が大きいのかな?と、思います。



かつて自己最大サイズを出したとき、2本目まではオオクワ飼育よろしく
で容器の3分の2が茶色くなったら交換していました。3本目で蛹化して
(それも入れ替えてすぐのようです。)そのまま羽化まで持っていきましたが
室温がかなり下がった状態でしたので綺麗なオレンジ色で大型個体を
羽化させることができました。

最期にまとめますと、菌糸で飼育しても温度が上昇しなければ
色は濃くならない(んじゃないか?)というお話でした♪




ボクの場合、伊豆諸島と言っても伊豆大島差しか採集経験がなく
他の島のクワガタは飼育しながら見聞きしたことを書いているわけなんですが

伊豆諸島には歩くクワガタが多数いるんですね^^)



有名なところではハチジョウノコ。ノコの採集と言えば
長い竿の網で枝先を見る的な採集やトラップ 樹液採集などが
頭に浮かぶけど、このノコだけは倒木をひっくり返したり
石をどけたりして採集するそうです。



利島産コクワガタ。画像は伊豆大島産ですが、このコクワも
馴染みのある場所にいるコクワではありません。
やはり歩いていて落ちた果実やミミズなどの死骸を舐めているそうで
クワガタというよりオサムシ的に感じてしまいますよね?



採集禁止になって久しいミクラミヤマ。このミヤマも
採集禁止になる前に採集に行かれた方の話を聞きますと
竹林近くの側溝を歩いているのを拾うというのが
採集方法だそうです。後食前に交尾が可能なことや♂が出てくると
♀がマットの中から触覚だけクルクルさせているところからも
想像できます。



意外なところではイズミヤマ。♀の採集例は歩いているところを
捕まえたということをよく聞きます。今回の新島産もそうでしたしね^^)

他の産地ではあまり聞かれない歩いているクワガタ。
伊豆諸島に集約しているところも興味深いところです♪


いや^^)これは欲しかったんですよねぇ^^)



隠岐の島産ミヤマクワガタ。
実は奥尻島産も同時期に出てて、欲しかったんですが
クチノエラブノコと格闘しているあいだに他の人に
落札されてしまいました。。
でも予算オーバーでしたしね^^)
隠岐の島が入ればおっけぃです♥



サイズが小さいせいもありますが随分薄い個体です。
国産のカタチでヒメミヤマ系の華奢感が好みです。



凹凸感もないんですね^^)
国産ミヤマの比率でいうとアゴは長めです。
これ・・・飼育でもこの型が出るといいなぁ♪



小振りながらもしっかり耳状突起が張り出しているのも
いいですね。少し低栄養のマットで飼育してみようかと
思ってしまいます。



微毛は全体的にないです。これ、活動してからちょっと経っているのか
と思われがちですが必ずしもそうではないんです。飼育個体でも
微毛の少ない個体が羽化してきますので、幼虫の時の何かが
影響があるのかもしれませんね?

♀はすでに産卵セットに入ってもらいました。
交尾中のペアを採集したという記載がありましたので
そのまま産卵行動がとれるようにしました♪

今年は島モノミヤマ・・・イズミヤマも含めて集まりましたね。
3月ぐらいには考えられなった成果です。ここまで揃ったら
有名産地は撤退して国産は島モノのみに限定してもいいかもしれません。



イズミヤマを始めとする島モノミヤマは島で特徴があります。
本州・九州・北海道に酷似する島もあれば、今回の隠岐の島産のように
顕著な特徴があると思われる島もあります。個体数が見れていないので
断言はできませんが飼育していろいろ見ていきたいと思います。





今日現在で幼虫が採れているのと新たに入手したのを
羅列しておきます。(割り出ししていない種は除く。)

トカラノコ(中之島 諏訪之瀬島)
ノコギリクワガタ(奥尻島)
トラグルスノコ



フライミヤマ(シュパンスキー)
ミクラミヤマ(御蔵島)
ミヤマクワガタ(奥多摩・日原)



ネブトクワガタ(小値賀島産)



モンギロンホソアカクワガタ



オオクワガタ(北海道)



ニジイロ(クイーンズランド ケアンズ)



ミカルドキンイロ
アウラタキンイロ



パプアキンイロ(アルファック)



ツシマヒラタ

 

ネパレンシス

画像はいつもの通り 参考となります。
ここから割り出し増えていくと思いますが
とりあえず今日現在です。





material by:=ポカポカ色=