クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ノコやヒラタを飼育する際はマットについて
あれこれ悩んだりはしなかったのですね。。
菌糸(オオヒラタケ)でも対応できる種類でもありますから
エサの好みの振り幅が大きいと言いますか?
大きくするとなると少し考えなくてはいけないけど
羽化させることを前提に考えると、そんなに工夫を凝らすという
ほどのこともなく飼育してきましたが、ミヤマとなると
話は違ってきまして・・・
一番頭を悩ませるのが、産卵セットの黒土のみの部分から
幼虫が出てきた種類です。割り出した令にもよりますが
最初は産卵セットで使用した(幼虫が出てきた部分のマット)
マットの著しく劣化した部分を取り除き、加水し直したりして
使用するまではいいけど、問題はそこからで・・・
どうにもこぉにも考えが浮かばない種類もいるんですよね^^)
以前クワタで外産ミヤマばかりを出展されていた方にお話を
聞かせていただいた機会があって
『この種類はミヤマが大きくなるマットで大きく育ちます。』
と、聞かされてそれが強く残っている・・・と言うより
裏を返せば『ミヤマが大きくなるマットで飼育しても育たない
種類がいる。』ということになるワケですよね?。。。
では黒土部分から出てきた幼虫を黒土のみで飼育すると
大きくなるのか?と言ったらそれはちょっと違いまして^^)
やはりある程度のマットは加えたりしていかないと
育たないのです。その加えるマットはどれがいいのか?とか
加える量はいかがなものか?は手探り状態で試しながら
自分が飼育しているなかで一番いいなと思ったものを抜粋して
次に繋げるしかないのですね^^)
なんでもかんでも低添加や無添加がいいとは限らず、どこかで
何かを変えてあげないと育たないワケで、それがどのタイミングで
行うかというのも非常に大事です。
もともとマットに関してあれこれ考えるのは好きなほうでしたから
そのあたりからもミヤマの飼育には嵌っています。
よく先輩からはマットを作ればいいじゃないとレクチャーは受けますが
そこまでやるにはいろいろと弊害も出てきますので、あくまでも
市販のマットでやっていこうと考えているけど
たま~に限界を感じることはあります。
個人的には初令~初2令あたりまでは黒土多め
(産卵セットで使用したマットレシピを適用)のレシピで
次の交換から徐々に黒土の割合を減らします。当然の如く
それまで使用していたマットの状態のいい部分や糞も混ぜ込みます。
マルバネ飼育で培った方法も用いて、新しく作ったマットは底面と
壁面にして、それまで使用していた幼虫周りのマットを幼虫ごと
移植する方法もいいと思っています。これは新しく作ったマットが
的を得ていれば底面 壁面に移動するし、そうでなければそれまでの
マットを幼虫が混ぜ込んで食していくので、リスクを回避するという
点では有効かと思います。
ただですね。。。これはある程度の容積が必要となるので
50ミリ程度で羽化してくる種類でも1400は必要になってくるのですね^^)
ある程度の頭数を確保しないと心配なミヤマ飼育において、場所を
必要とするのでちょっとした課題でもあります。
あと・・・そんなに交換頻度というのも多くないので、
躊躇なくいくというのも醍醐味だったりします♪
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