クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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今日は仕事が思いのほかスムーズだったので、
帰りにいつも懇意にさせてただいているショップ様に
頼んでいたカブトの幼虫を取りに行きました。



併せて先日連れ帰ったヒルスの産卵セット用のマットなども
買い込み、談笑となったのですが・・・



話しながら販売されている個体を見ていたら目に止まり、
連れて帰ってきてしまいました^^)



ツチヤカブト(口永良部島本村)WF1
まずは何も知らないので、調べることから始めます。
調べるのと同時にペアリング・産卵セットを組みます。
飼育自体は国産カブトのソレだと聞いていますので、たぶん
大丈夫かと思います。



遂に離島国産カブトにまで及んでしまいました^^)
ただね、マットの汎用性が高い種類を不思議と選んでいるので
コスパはいいような気がします^^)


今更ながらと思いますが、所感を交えて書いてみたいと思います。



まず羽化後の新成虫ですが、半年ほど寝るとされています。
羽化した時期や飼育している環境で少々変わるようです。
自力ハッチ個体は割とスムーズに交尾⇒産卵へと移行できます。



産卵に関しては低い温度帯でも産んでくれます。
産卵セットの内容はミズゴケをマットに絡めて作ります。
ボクはケース底部分5センチほどマットのみにしています。
マットは無添加系のカブトマットを使用します。



セットに使用したケースは中ケースを使用しましたが、
少し狭いかもしれません。。今回は1♀で実に3回ほどセットを組みました。
♀が上に上がってくる頻度はそう多くないけど、上がってくると上で
徘徊している期間が他のカブトムシやクワガタより長く感じたので
再セットを組んで、どれだけ産むのか?を試してみました^^)
さすがに2回目のセットは一番寒い時期でしたので数は少なかったけど
3回目で挽回しています。



割り出しはセット交換のたびに行いましたので、卵とド初令がほとんどです。
卵の孵化率は悪くないのと、管理方法もミズゴケを使用しない種類と同じ
方法で管理できますから意外と肩の力は抜けます^^)



幼虫飼育の期間は約1年~1年半。最初は幼虫を入手して羽化させて、
この辺りのデータを自分なりに得てから産卵に臨みました。
フンボルトに関しては他の飼育記録などを見なかったこともあり、
幼虫入手した個体での産卵は失敗しているんです。。なので
リベンジを兼ねた産卵でもありました^^)



結論として60強の子孫が残りました。最初の内はまだ寒かったこともあり、
ヤフオク出品を4頭セットで始めたので、そのまま4頭セットで推し進め
今回で№12まできました。自分用に20ほど(卵含む)残すつもりなので
随分頑張ってくれました^^)話を幼虫飼育に戻しますが、初令幼虫を
120ほどのプリンカップで管理して初2令もしくは2令初期で430に移行して
そのあとは1400を3回ぐらいの交換で羽化まで持っていけます。
カブトムシにしては交換頻度は少なく思うのですがいかがでしょうか?^^)
カブトムシ飼育とクワガタ飼育の中間ぐらいの飼育を楽しめることができる
フンボルトヒナカブト。マットをあまり選ばなくても大きくなるので
お勧めできるカブトムシかもしれません(^^♪



最近 カブトムシ・・・嵌りつつあります♪



元々 好きだったのは小型種。飼育経過的な側面でもクワガタと同じような
部分がありましたので、産卵セット以外は肩の力を抜いて飼育できたので、
なんとなく毎年飼育していました。



たまーに衝動的に入手することがあって、羽化すると喜んでいたりしましたが
本格的にとはならず、どちらかと云うとミヤマに使うマットが余ったからという
不埒な理由のほうが大きかったです。



ミヤシタくん辺りからでしょうか?ちょっと本腰が入ったのは?
画像の個体以前に幼虫で入手して飼育はしていましたが、例えばデータを
取ったりとか飼育に関する考察めいたことは一切していなかったんですね^^)



フンボルトが爆産したことは大きな励みになっています。
それまでカブトムシは昔と言っても差し支えない頃 エレファスを
飼育したっきりです。ヘラクレスもいましたが、1回ぐらい累代しただけでした。



さてさて前フリが長くなってしまいました。グラントシロカブトも
無事羽化してホクホクの気分で、いつものショップ様に材を買いに行ったら
何故か?いたんです^^)まぁショップなのでアタリマエと言えば
そーなんですが^^)



ヒルスシロカブト♡グレーロ州チルパンシンゴ産
聞いたことの無い産地です。デカクなるんだそうです。
実際 画像の個体も大きいです。



ヒルス ミヤシタ グラント マヤ ティティウスとシロカブトばかりですね(^^♪
その他にパチェコとフンボルトとケンタウロス アブデルス(1頭のみ)がいるので、
これだけいたらひとつのカテゴリーとして展開できそうです。
ウチはどうしてもミヤマ主体の温度帯にせざる得ないので、温度を高くしないと、
という種類は難しいのですが、好きな種類がそうだとちょっと対策をなんて
思ってしまいます^^)








今年のヨツボシはボクの勇み足がモロに影響してしまいました。。
ほっとけばよかったんです。。。なのに蛹の段階であれこれ弄ったのが
原因で羽化不全を多数出してしまいました。画像の♀は既にお嫁ぎになり、
今 手許に残しているのは羽化不全個体ばかりでございます。



そんな折、完品で♂が羽化してきました(^^♪
26日に他個体と一緒に割り出しました。



前胸に黒い部分が無く、上翅が薄っすらブルーの綺麗な個体です。
サイズもヨツボシとしては大きな方かと思います。




ここでヨツボシの飼育に関してですが、一番大事なのは起き出しで
しっかり後食するまで待つことができれば大丈夫かと思います。
ミズゴケが必要か否かで意見が分かれることがありますが、ボクは
ケース底半分がマットのみ、上半分はミズゴケとマットでセットしています。
産む数はカブトムシとしては少ないほうかと思います。



幼虫飼育はカブトムシとしては短いほうなので、マット交換も
それほど必要はありません。だいたい8ヶ月ぐらいの期間で羽化してきます。
どちらかと云うとクワガタ飼育に似ていると思います。
ミヤマやノコの飼育に慣れている方にはそう難しく感じることはないかと^^)
思いますが、産卵セットの組み方はちょっと違いますので、ある意味
新鮮に感じるかもしれません。



5月末の羽化ですと、産卵させることができるのはだいたい12月ごろ。
その年の気温にもよりますが、室温でのブリードが可能かもしれないので
羽化した♂のお嫁さんを探そうかなと考えています^^)




羽化していました♡ まずは♀の画像から♪



うーん。。。けっこう大きいのでは?



画像では判りづらいのですが、シロカブトは羽化直後は紫っぽい色で
とても綺麗です。このまま色が固定されたら、この個体は黒い斑点が
非常に少ない個体になりそうです。



お次は♂。うまく蛹室を暴いたなと思わないでください^^)
予め蛹室まで掘っておいて、窓になる部分はキッチンペーパーを
被せていました。画像はキッチンペーパーを取り除いただけです♪



蛹室の様子。内部壁面の滑らかさも去ることながら、繭玉的に取り出せたのも
興味深い部分です。以前ヘラクレスの幼虫採集画像を見たことがあるのですが、
バカデカイ倒木の中にヘラクレスの幼虫がいました。グラントシロカブトも
自然下では同じようなかもしれません。



まぁこんな狭い処でうまく羽化するものだといつも感心します。
これはクワガタも同様に観察できます。蛹室奥に脱ぎ捨てた幼虫の皮(?)が
確認できます。けっこうリアルに幼虫だと確認できます。



さて、取り出しました(^^♪ よろしいのではないでしょうか?
角もまっすぐ伸びていますしね♡



1年ほど前になるかと記憶していますが、一緒に購入した幼虫で
♂が先に羽化したのですが、その個体よりは大きいです。当ブログに
お越しの方はなんとなくご理解いただけるかもしれませんが、ボクは
極端に大きくなる種類はあまり飼育しません。しかし、形状的には好みの
種類がいて、その種類のサイズで断念しているなかにヘラクレスがいます。
これならいいなと思ってしまいました^^)



胸角の出方も繊細です。そこにカブトムシならではのまるっとした上翅の
アンバランス感が秀逸だと感じるのはボクだけでしょうか?
色づきも微妙に白が判る程度のこの状態はブリーダーでないと見ることが
できないのも嬉しい限りです♪



クワガタとはまた違う魅力を醸し出してくれるカブトムシ。
少々ウチの環境では時間が掛かりますが、続けていこうと思います♪








material by:=ポカポカ色=