クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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いやー暑いのは変わりませんね。。
昨日、意外なことで早起きになってしまい
今日は少しゆっくりペースだったんですが
ずーっと変えなきゃと思っていたニジイロ(極赤)の
交換に始まり、コクワの産卵セット3つ。
(材を入れるセットはラクです♪)
黒土が少しだけ余っていたので、久しぶりに
中ケース マットのみのセットを組んだのですが
これがいけなかった。。

かるーくヤバくなったので、休憩を交えながらの
クワ弄りです^^)



中ケースにはコヤツ♪
壱岐島産ノコを入れました。
すぐ潜っていったので幸先いいスタートです。

それ以外では馬渡島産イキヒラタ。
と、もうひとつ何を入れようか迷っているセット1つで
計6つのセットを組んで。
ヤクシマヒラタとビソンノコの割り出しをしていたら
なんか修行僧な趣に・・・
心頭滅却すれば火もまた涼しな感が出てきたので
今日はここまでにします^^)
なんといってもね、7月羽化のノコまで起き出している始末で
特に配送を経験した個体は、活発になってきて
焦ってはいますね^^)
伯方島のノコとか長島のノコは
慎重に事を運ばないとカワイソウなことになってしまいます。

あと先ほどの有田市ヒラタとニジイロの幼虫交換などなど
いろいろやってはいますが一番の大仕事は
ムシベヤの整理です。コイツをやらないことには
足の踏み場もありません^^)


2017年度のヒラタクワガタは
サキシマ(西表)と和歌山県有田市産を
残すのみとなりました。
サキシマはなんか出遅れたのが1匹いて
まだ幼虫なのですが、有田市のほうは
♀がそろそろ羽化してきているので
♂も時間の問題かと思います。

んで、その有田市産なのですが
♀はほとんどマット800に入れたのですが
容器側面から見えている幼虫が大きいので
交換してみました。



カブトムシ?・・・・いやいや。。



サキシマヒラタ?・・・・それでもデカイよなー♪



25gもありました^^)
マット飼育で25gは嬉しいなー♪

でもこーなってくると♂ばかりになりそうな気配です。。


当ブログでは国産ノコを始めとする
国産クワガタの人気種(普通種)を中心に
展開させていただいています。
国産種の一部を除いて、一般的には
茶色とか黒のイメージが強く、実物の色の
バラエティさに驚くこと暫しなのですが・・・



ただ外産に比べると派手さがないというか、
色の変異の幅が狭いといいますか?
ひとめ見て分かりずらいというところがあります。
まぁ、国産クワ好きの方は、その繊細さや控えめな部分に
魅了されていると思うので、好みの違いと言えば
それまでなんだと思うのですが・・・




パッと見、暗褐色の個体群の中からより赤い個体→
発色のいい個体を見極めていく、飼育では
なるべく多くそのような個体を孵したいという
願望は少なからずあると思います。

その中で血統(遺伝)というのは、最も有効な手段の
ひとつで尊重すべきだと思います。
でもトカラノコのようにインライン(同血統)で累代を
続けて行くと色が濃くなってくる種類も存在します。
そこで飼育技術的な側面で赤味の強い個体や発色の
いい個体を孵すことができないか?と考えてみました。

一昨年あたりから『トカラオレンジプロジェクト』と
銘打ってトカラノコの発色のいい個体を孵そうとしていて
少し気がついた点がありましたので書いてみます。



これ・・・上翅だけの限定になってまうことを
ご了承ください。あとサンプル数がまだ少ないので
絶対にそぉなると思わないでいただけると幸いです。

羽化時の蛹室の温度・湿度を下げる。

どぉやってやんのよ?それ・・・と、
思うかもしれませんが、蛹化用に用意したビンに入れる
マットを変える。人工蛹室の水分を変える。
羽化直後取り出した個体を管理するときの水分を変える。
この3つでなんとかなります。
実はマットが足りなくなり、変えないよりはいいかと
微粒子無添加のマットを蛹化用に使ったのですが
幼虫サイズも大きかったことも手伝って蛹の期間が
長かったのです。そのあいだにマットがいい具合に乾燥
してきて温度帯の低いところに置いたところ
キレイなトカラオレンジで孵ってくれました。
また人工蛹室にヒラタの蛹を入れようと用意していたら
トカラノコのほうが急を要し、急遽ヒラタ用の人工蛹室に
トカラノコの蛹を入れたところ、これもきれいなオレンジに。
羽化直後、まだ上翅が少し色づいたころに取り出して
しまい、数をこなさなければならなかったとき
キッチンパーパーに加湿する量が少なかったことがあったのです。
そのときの個体もきれいなオレンジ色で固定してくれました。
この3つの共通点は加水が少ないことと温度が低いことです。
アゴや頭部、胸部の発色は遺伝や血の濃さが大きく影響が
出ると推察しますが上翅は飼育技術で少し操作ができるのかな?
と、感じたので書いてみました。







これが先日のワイルドの画像。

 

こちら自己ブリード。
湾曲具合がブリードの方が強いですね。。



今度は自己ブリードのシルエット。

 

厚みとかはあまり変わらない?

面白いことにワイルドとブリードのサイズが
あまり変わらないのです。



ワイルドはアゴが前に突き出していますね。



ブリードはいわゆる本土ノコのソレなんですが
アゴの長さ自体は他産地のノコと比べると長いんですよ^^)



ワイルドのアゴの湾曲を再現できたら
相当なサイズになるのかな?と、思いますねぇ。

壱岐ノコ、じっくり飼育してみたくなりました。


来週は夏休み♪でも車が自由に使えない。。
ということで、マットを買いだめしにユウタンさんへ。
(さっきとちょっと変えました♪)
利島のコクワは連れて帰ってきたんだけど
ノコはやめたんです。



クメジマノコ(ワイルド)。
実に久しぶりに見るワイルド!!

たぶんボクは手許に置くのは初めてです。
飼育品を累代していたような記憶です。



いいぢゃないですかぁ❤(^^♪
いかにもワイルド感たっぷり。



このズングリムックリ感が他の亜種(イヘヤノコ除く)
にないのです。黒いとこも魅力的❤

ブリードはするけど販売はどぉだろー??
個人的に楽しみたいノコですね^^)




material by:=ポカポカ色=