クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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皆様もご存じの通り、クワタで販売もさせていただいているし
当ブログでも随時お受けしているのと同時に
若干ですが業販も行っております。



それぞれ特徴があって非常に楽しいし、勉強にもなるし♪

売れるものが違ったりするんです。
例えば、トカラノコの幼虫はクワタではほとんど売れていきますけど
業販ではまるっきりと言っていいほど引き合いがなかったりします。
あとネブトやコクワなどの小型種はここでお問い合わせ(もしくは私信)
を頂いてから、クワタで個体を確認してご購入というパターンがあったりと
いろいろで、種類や産地で動きが違うところに気付いたりします。
今年は幼虫の動きがいいのが嬉しいですね^^)
丁度 飼育種の変更や数のバランスなどを考えていたので
ここで幼虫が動いてくれたのはありがたいことです。
若干ですが、以前紹介させていただいた種類が終了していること
もございます。



で、売っているばかりで買わないのか?と、聞かれるとそうでもなくて
買うときとそうでないときがハッキリしていると言いますか?
買わない年はまるっきりと言っていいほど買わないし、
買う年はけっこう増やします。今年は多いです。

この夏はけっこうオオクワガタ、集めました^^)
今は外産ネブトと外産ミヤマを探していますしね♪

買う時期というのはあります。
国産種の場合、ワイルドが欲しいときは時期が限られますから
みなさんと同じです。ただクワタで販売している関係上
情報の入り方は早いかもしれないけど、基本一緒です。
どちらかというと仲間や友人から入る情報でレア産地とかは
入手する場合が多いですね。
外産種の場合は自分からアプローチをかけていかないと
中々入手しずらいということはありますよ^^)
なんせ売っているのが国産種ばかりなので外産種の引き合いは
あまりないのです。あと自分で把握している情報量が乏しいというのは
ありますね^^)



種類別に見ていくと、この2,3年でノコ以外の種類の購入は
増えました。ここでも頻繁に登場する友人のおかげです。
彼の情報収集力と行動力の速さにはいつも目を見張ります。
ボクが情報を仕入れたときには個体を持っていることが多いです。
あと購入先は割と限定しているところはあります。
やはり確実に購入させてもらうことによって、信頼を得て
初めていい個体が入ったときに声を掛けていただけるように
なりますから♪ クワガタやカブトムシっていつもいるわけでは
ないじゃないですか?その時を逃すと次にチャンスが訪れるのは
随分先になったり、価格が変動していたり自分のモチベーションが
下がっていたり。。。



これは販売する際も似たようなことがあって
やはりいつも購入してくださる方には現在飼育中の種類の中で
何が順調か?などは事前に連絡を入れることもあります。
特にネブトのレア産地や本土ノコのレア産地などは
探している方も限定されるから、産卵セットこそ組んでいても
数を採らなかったりしています。もしお入り用でしたら
お気軽にコメント欄に書き込んでくださればお返事できると
思います。逆にレア産地だからといって採れないわけではないから
数を持っている種類や産地もありますよ^^)
今年から少しづつですが標本を始めていて、標本前提で飼育している
種類や産地もあるので画像や記事が出て気になった個体は
やはりコメント欄に書き込んでいただければと思います。



ここまで書いたので現在飼育数が僅少な種類や産地を
ご連絡差し上げると・・・
ミヤマ各種各産地はもう少数です。
ノコはトカラオレンジプロジェクトに使用する中之島以外は
そんなに持っていません。臥蛇も今日割り出したのですが
割り出し待ちをいただいており、
安定する初2令の幼虫は全部捌けてしまいました。
同様に諏訪之瀬も僅少です。悪石は多少持っていますが
販売しても次のクワタで出せるぐらいです。
請島のアマミノコは本日で完売です。
ヒラタに関しては幼虫での販売は考えていないのです。
元々数が少ないところに持ってきて菌糸に入っている個体が
多いから、持ちだせないというのが本当のところです。

少しづつですが外産も増やしていきます。
でもちょっと一癖あるような種類を増やしていきますので
乞うご期待です^^)










ネブトクワガタって実はいろいろなところにいる。
赤枯れ、黒枯れ、シロアリの食べたペースト状の朽ち木。。。
これが飼育していく上で分からなくなっていく原因のひとつなんですが。。



先ほどの飼育レコード特集の記事。
あんなことを書いたけど、単純にこれ・・・
(これ以上は書きませんね。。^^)
とか思うこともあり。。。
国産ネブトって実に開催時に記載されてから
更新されていない種類ってけっこーいるんですよね?

当時は市販のマットで使用できるようなマットは存在していないと
思うので、飼育された方の試行錯誤から生み出されたマットで
飼育されている(これはこれでスゴイことです。)ワケで
現在のマットや技術、理解度から考えると更にデカイ
(まずムリなのもいます。。。。ハイ。。)個体が
出てきても?とか、図々しくも思ってしまったワケで^^)



この菌糸ビン、先日の神崎産オオクワの使用済みなのですが
ここにネブトのマットを入れて、幼虫も入れてみました。
菌糸とマットは混ぜていないので幼虫が好めば菌糸カスの
ほうに潜っていくんじゃないか?という思惑です。
以前、アンテを3リットルの菌糸で飼育していたら
大して食せずに蛹化。。あまりにも勿体なかったので
そこにノコの幼虫を5頭ほど入れてみたんですね。
そうするとアンテの食痕をめがけていく幼虫が観察できたので
うまくいけばネブトもそうするかな?という実験です。
もしかしたらカワイソウな結果になるかもしれないのですが
百聞は一見に如かずでやってみます。



で、こちらは以前からやっている方もいる菌糸カス配合マット。
ただ配合率が高いのです。マット6菌糸カス4の割合。
しかも投入した幼虫は初令。。と、こちらもカワイソウな結果が
ついて回りますが、もしこれでうまく食してくれれば
成長著しい初令後期~3令初期に飛躍的に成長!
所謂、ヒラタやノコでうまくいっている
成長期に菌糸、幼虫成熟期にマットという飼育方法に合致するワケ
なんですねぇ^^)



実は黒いマットが茶色く見えるほど入れてあります。
もしこれでデカクなったら嬉しいですよ♪
飼育方法が変わります。

飼育レコードに触発されてあれこれやってみるなんて
実は久しぶり♪ワクワクします❤




BE-kuwa飼育レコード大特集。
今回は全登録個体も載っていて見応えのある
一冊となりました。もちろん大型個体の羅列に
驚愕の意を隠すことはできません^^)
しかし、この飼育レコード特集 毎年この時期に
発刊されるのですが飼育のヒントがそこここに
散りばめられています。しかもギネスブリーダーが直に^^)



どちらかというと飼育特集のほうに目が行きがちになるし
大いに参考になるのですが、飼育レコード特集には
レコードを出された方の飼育の経緯や使用エサ、飼育期間などが
コメントに添えられています。



赤枠で囲った部分ですね^^)
種親のこととか、使用エサ 飼育期間などが簡潔ですが
明瞭に書かれています。ここで自分が飼育している種類が
掲載されていれば、自分の飼育との違いを比べたり
これから飼育しようとしている種類が掲載されていれば
大まかな計画などを想像することが可能です。
特に温度管理が必須な種類などは管理温度が記載されていると
自分で飼育するときに大きなヒントとなります♪
ここで寸評部分でコメントを補足しているようなことを
書いてあれば余計、その部分が大事だと気付くワケなんですねぇ^^)

大型個体を羽化させることは飼育を趣味にしていくうえでは
大きな醍醐味のひとつで誰もが大きくてカッコイイ個体を
羽化させたいと思うのは当然のこと。
これを手本に頑張ってみてもいいし、ご自分が飼育されている環境と
照らし合わせて飼育可能な種がどれか?なんて考えるのにもいいと思います。

ボクも仲間や友人と、これスゲェとか言っているのが
一番面白いし楽しいのですが、一人になったときは飼育という観点で
読みふけることが多い飼育レコード特集。
秋の夜長にいいかもしれません♪



先日のクワタで購入したアマミミヤマの幼虫。
そろそろ1ヶ月が経とうとしているのでエサ交換を
行いました。



今回使用する容器はこれ。
500ccガラスビンです。
仲間からの購入なのでいろいろと教えてもらった結果、
ガラスビンが有効かと思い、投入です。
最近始められた方には新鮮に映るかもしれませんが
このビン自体は閉店するショップから譲り受けたもの。
かつて菌糸ビンと言えばガラスビンでした。



使用するマットはUマット。黒土を配合します。
アマミミヤマの場合、他のミヤマより添加が少ないほうが
よりよいということを聞き、黒土も使います。



アマミミヤマの幼虫たち。まずは状態を確認します。



5頭とも大きくなっていました。
なんせド初令での購入なのでちょっとしたことが
命取りになりかねないので見るまでは半信半疑でした。
幼虫購入時のままで保管(一度割って中を確認しています。)して
いました。このマットも使用します。



下3分の1に新しいマットを入れ、その上に今まで
幼虫が入っていたマットを敷いて幼虫を入れます。
幼虫を入れたらまた今まで入っていたマットを被せて
また新しいマットを入れます。
下部分と上部分のマットは配合率を変えて様子を見ます。
あとはいつものミヤマ置き場に戻して終了。
ここから1週間ほどしてからビン外側から様子を見て
大丈夫なようならそのまま保管。
大きくなってくれることを祈ります♪


幻と言われてから久しいヤエヤマコクワガタ。
以前より流通も安定してきてタイミングさえ合えば
お値打ちで入手ということも可能になりました。



上翅の栗色とズングリムックリ感や前胸の丸みなどが
同定の目安となりますが、他亜種と並べると違いは
一目瞭然です。最近では個体数を見る機会も増えてきているので
入手を考えておられる方は、安心して購入できると思います。



飼育に関しては、細かいところが他亜種と違いますが
ほぼ同じと考えていいと思います。
大きな個体を羽化させたければ産卵時期を少し
ずらすか、何回めかに得た幼虫で大型を狙えばいいと思います。



幼虫飼育ではオオヒラタケが有効。
食は細いので菌糸の劣化で交換が必要になります。
500㏄ 2本で充分大きな個体が羽化してきます。
ただ温度が高いとさっさと加齢して蛹になるので
大型狙いの方は少し温度帯を下げてじっくりと
幼虫期間を設ける工夫が必要となります。



幼虫期間は4ヶ月~10ヶ月とバラツキが出ますが
当然期間が長いほうが大きくなります。
羽化後の休眠期間も他亜種と変わらないけど
確実に採卵したければ活動開始から半年ほどしてから
ペアリング⇒産卵セットのほうが産みはいいです。
最近ではマット固詰めでも採卵成功例があるので
いろいろな方法で試してみるのもいいと思います。



産卵セット一回で得る幼虫は一桁から二桁前半が
よく聞きますが、一度で20~の産卵結果を経験しています。
ただそのような例は少ないので、やはり何回かのセットで
20程度の幼虫を得るぐらいの考え方でいいと思います。
成虫は長寿なので翌年のセットも可能です。

ある程度のことが判明してきたヤエヤマコクワ。
国産小型種におけるレア度は依然高いままなので
機会がございましたらトライしてみる価値はあると思います。





material by:=ポカポカ色=