クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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飼育したいとお考えの方。
今回は常温で飼育をする前提で話を進めてみようと思います。



これから寒くなっていくから成虫を購入しても
交尾・産卵は中々難しいかもしれないので
どぉしても成虫から産卵 幼虫飼育したいという方は翌春まで
待ったほうが結果がいいように思います。
でも幼虫飼育もしてみたいという方。
ここは思い切って成虫と幼虫と両方入手するというのもアリです。



成虫はこの冬は鑑賞程度に留めてですね^^)
購入した幼虫の成長具合を楽しむというのはいいと思います。
このとき予算が許すのであれば幼虫分の菌糸ビンも購入します。
菌糸ビンは800でも1400でもOK。今回はあくまでも常温で、
という前提なので、菌糸ビンに入れてしまいましょう。
もう11月と変わりないから、今入れてしまえば
来年の2月以降の交換で大丈夫です。もちろん個体差や
気温の影響もあるので、観察しながら交換していきます。

もし2月~3月上旬に交換するのならもう一本菌糸に入れても
いいと思いますが安全策を取りたいときはここでマットに
入れてしまいましょう。



♂なら1400 ♀は800もしくは500でもいいと思います。
♀は最初からマットでもいいと思いますよ^^)
サキシマヒラタは意外と交換ショックが出やすいので
もしかしたらこの交換で蛹室を作り出すかもしれません。

ここでなんでサキシマヒラタなの?
という疑問も出てくると思いますが、サキシマヒラタは越冬モードが
割と緩く、ちょっと気温が上がったりすると活動する個体も
いるからなんですね^^)本土ヒラタや他亜種は冬、潜りっぱなしに
なるので楽しめるのはサキシマヒラタがいいのかなぁという理由です。
で、外産に比べると温度耐性はあるから割と冬季に楽しむには
リスクが少ない気がします。
もし、成虫と幼虫両方入手したいのでしたら揃いやすいという
利点もあります。幼虫を無事羽化させることができたら
羽化した個体を翌年のブリードに、一緒に入手した成虫で
産卵セットを組んで次世代の楽しみに繋いでもいいと思います。

大型の♂が蛹室から出てくると嬉しいものです。
そーゆー意味でもサキシマヒラタはオススメです♪



なんだかんだでいろいろいる
与路島産のクワガタたち。
ノコでしょ♪ アマミネブトにアマミヒラタ
今回ご紹介する(実は2回目)スジブトヒラタ。



激レアです。
ここによく登場する友人からなんですが
よく見つけてきます^^)
まだ他の種類もいるのでしょうが与路島産自体が
そんなに流通していません。



ここのところスジブトヒラタ自体
そんなに見なくなりましたけど、非常に特化した
ヒラタクワガタで上翅にスジが明確に出るドルクスという
点でも珍しいんですが、そこに加えてレア産地という
付加価値も付きました^^)



実はこのスジブトヒラタ 奄美群島と徳之島に生息していて
奄美大島産と徳之島産では若干型が違います。
この与路島産は両方の特徴を持っている印象を持ちましたが
個体差の範疇かもしれないのであくまでも個人的主観です。



アゴの内歯部分から湾曲する角度がね、違うのと
徳之島産のほうが華奢感が出ます。この与路島産は
奄美大島産のボディに徳之島産のアゴが付いている感じが
します。でも個体数を見ているワケでないのであくまでも主観です。



スジブトヒラタも野外では大型は稀。
飼育では割と大きいのが出るのですが、40ミリ台の
個体をわざと羽化させてワイルドとの比較を楽しみたい気もします。

実はスジブトヒラタの採卵はニガテなんですが
今回はミヤマの産卵セットに足掛かり替わりに埋め込んだ
産卵木がいい具合になっているので期待大です。
本土ヒラタや南西諸島 九州北部離島の亜種とも違う
魅力のあるスジブトヒラタ。
来年は本気だしますよ^^)

与路島産のクワガタはポツポツと紹介していくつもりです。





羽化したときは凄まじい数のペアになって
どぉなっちゃうのかなー?。。。なんて心配していた
オキノエラブネブト。
なんだかんだでポツポツ売れていき、もう数えるほどに
なってしまいました^^)
著名な方に褒めてもらうというお墨付きもいただき
自分的には一気にヒートアップ状態なんですね♪



オキノエラブネブトはヤエヤマネブトやアマミネブト同様
大きくなります。あとね、これ・・・意外に聞こえるかもしれませんが
ネブトってあまり交尾シーンを観察できることって少ないのですが
オキノエラブネブトは観察が可能です。
割と人目を気にせず行為に及んでくれます^^)



内歯が上を向いてくると大型になっている証拠にも
なりますね^^)ボクは30ミリ越えしていませんが
こぉなってくるとカッチョヨイです♪



こちらの個体のほうが小さいけど中々の造形。
やっとというか?最近コツ的なものを掴んできたので
次世代はデカク出せればいいなと思っています。



オキノエラブネブトのいいところその弐♪
割と季節を問わないでブリードできます。
たしかこの個体の親も冬?ぐらいにセットを組んでいるハズ。
(間違っていたらゴメンナサイ。。)
ただここに来て気がついたんだけど幼虫期間は他のクワと
変わんないですよ。。小さいからって早いわけではないですね^^)



うん♪カッコイイです❤

あとこれも当たり前と言えばそうなんですが
エサ替えはしたほうがいいです。
よく350ccで・・・確かにそれでも孵りますが
より大型を狙うのであればエサ替えはしたほうがいいかも
しれませんね^^)このときは500のプリンカップで孵しましたが
ここのところはいろいろ使っています。
PP、クリアボトル、ガラスビンなど。
どれがいいとかはまだ分からないんですけどね^^)
あと800を使うともあります。
これには3令でも3頭ほど入れていますけど
繭玉を作るのに繭玉周りからマットの状態が
変貌するからある程度のスペースが必要と感じるんです。
まぁまだ模索の域は出ていませんが^^)とにかく
まだまだ分からないことが多いネブト飼育。
興味は尽きません♪




続々と羽化が始まっている
有田市産ヒラタ。現在4頭の♂が羽化してきました。
これで4ペアは確定です。



この子は人工蛹室より♪
上翅のポツキズが悔しい。。。
でも今のところ一番大きいかもしれません。



このクラスのサイズになると本土ヒラタ感を
探してしまいます。この子も前の画像の子も
頭幅 前胸幅がありますね。



そんな2個体を見た後にこの子を
見ると本土ヒラタならではの魅力を
探すことができます。頭幅と前胸幅、上翅上部が
一直線で、そこからなだらかなカーヴを描いていく・・・
アゴ先からお尻までのフォルムが長方形なのが
本土ヒラタの魅力のひとつとも思っているので
この子は見事に具現化していますね❤
ただ前の2個体より若干サイズは小さいです。



本日割り出しの個体。まだ上翅の色も定まっていないし
腹も白い。。一番目と二番目の個体に酷似しますが
この子は厚みがないのです。小楯板付近の上翅も
キレイだしまずまずの個体。



4個体を並べてみました♪
残念ながらまだタッパーから出して並べるのは危険です。
あと2個体が蛹でもう2個体が幼虫。全部で8頭ですね。。
実は最終交換時に最大体重のあった幼虫(記憶では33gぐらい)
のビン内があまり芳しくなかったので思い切って交換したのですが
そのときの体重は23g。。。(ビンにトホホマーク付き。。。)
でもその子が蛹としては一番大きく映るのでひょっとしたら
ひょっとするかもしれません。
今回紹介した4個体の最終交換時の体重は27g~32g。
最高が33なので(23になってしまいましたが。。)
これらの個体を凌駕する個体が出てくるかもしれませんね♪
楽しみがまたひとつ増えました^^)



いやいや・・・今年は例年になく
とてつもない数の産卵セットを組んだのですが
結果がイマイチです。。。

ノコはそこそこ ヒラタは少数。。
コクワもそこそこ。。ネブトは多数(!)



ヒラタはね、産卵セットの中で休眠している♀が多かったです。
たぶんミヤマのおかげで室温を下げたせいだと思います。



ノコは販売するほどではないですが
自分用としては〇^^)
いい具合で♂♀のバランスも取れています。



ネブトは凄まじいですね。。。
けっこうな数になっていますよ。



コクワも自分用として飼育するにはいい数です。
ただ、♀が全頭生存しているので
来期どぉしようか迷うところです。



ミヤマは淡路島を残すのみ。
これはダメかもなぁ。。。

さて、これから棚の入れ替えです^^)




material by:=ポカポカ色=