クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ボクがよく行くショップで店長と談笑しているときに
お客様が来店されてよく質問されているのが
『このクワガタ(カブト)はどれくらい生きるのですか?』
という質問。
確かに今は簡単に買えるような価格でないクワガタ(カブト)も
少なくないワケですから当然と言えば当然の質問です。
この夏(もしくは自粛規制が敷かれてから)から
始められている方もいらっしゃると思います。
自分の確認も含めまして活動を開始してからの大まかな
寿命を羅列してみたいと思います。
一応ですね♪ しっかりと飼ったらが前提です^^)



コクワガタ 国産は越冬します。
今年羽化個体なら早くても来年いっぱいは元気です。
ボクはヤエヤマコクワを3年飼育したことがあります。



オオクワガタ オオクワも越冬します。
一般的には3年とよく聞きますが、なかには5年飼育した方が
いると聞いたことがあります。外産より国産のほうが長寿な
印象があります。



ヒラタクワガタ ヒラタは国産でも越冬といえる種類と
温度が下がって活動が鈍るように感じる種類の2通りに分かれます。
冬でも室温が少し上がるとマットの上に出てくるという感じ^^)
本土ヒラタは越冬しますが、サキシマヒラタなどは寝るというより
ジッとしているように感じます。ドルクス系の中では乾燥に弱い
印象があります。ヒラタも2年~3年生きたという話はよく聞きます。
家にいるゴトウヒラタ(福江島)は3年目に突入しています。



ノコギリクワガタ 活動開始から2~3ヶ月とよく言われますが
今はエサがいいのか?半年~は生存しているのではないでしょうか?
未交尾ですと1年までは生きませんが1年近く鎮座していたことは
あります^^)ちなみに外産のほうが長生きな気がします。



ミヤマクワガタ 今まで紹介した中では一番短命のような気がします。
特にヨーロッパミヤマ系は交尾後は早いです。未交尾でも1ヶ月ぐらいの
違いですので個体を楽しみたいのであれば休眠個体がお勧めです。
国産は温度等環境が合っていれば交尾後も生存しています。



ネブトクワガタ ネブトも活動開始後2~3ヶ月と言われていますが
ボクのとこでは半年~は生きています。交尾したあとの♂でも
それくらいです。ただ♂♀一緒に産卵セットに入れてしまうと早いです。。



シカクワガタ あんまりデータを持っていないのですが
2月入手4月セットのスペキオの♂はまだ生きています。
アマミシカなども長かったので意外と長生きなのかもしれません。
シカは今後データ取りもしますから後々ご紹介できると思います。



ホソアカクワガタ こちらもデータ 少ないです。
短命であることは間違いないけどどうなんでしょう?
誰か詳しい方 いらっしゃったら教えてください^^)



ニジイロクワガタ まぁ長生きです^^)交尾後もフセツが取れても
元気です。産卵は最初と2回目までが産みますが
3回目で少量となりますね^^)ボクは2年までは覚えていますが
その先もありそうです。



キンイロ各種 活動開始したらウチでは長くて半年です。
幼虫が羽化するサイクルも早いのでメインで飼育されている方は
いつも成虫がいるような感じなのではないでしょうか?
以前は(と言っても十ン年前ですが。。)1年に2回羽化させていた
ことはあります。



マルバネクワガタ とにかく早いです^^)
自力ハッチ個体は早々にブリードの準備を進めなくてはなりません。
と、書いちゃうくらい早いです。

と、まぁ飼育している種類だけですがこんな感じです。
ボクよりも長生きさせていらっしゃる方は大勢いるでしょうから
あくまでも目安として読んでいただけたらと思います。
ここに紹介した以外ではキンオニなども短命です。
種類を限定して飼育するのにも役立つと思う(思わない?^^)
ので、見てみてくださいね♪






自分の分(と言っても♀がいません。。)として
残してあるクラーツミヤマ。
まぁ羽化不全だし・・・というのもあります。



先日出品させていただいていたイズミヤマを発送するのに
ワインセラーをゴソゴソしていたんです。
そうしたらキッチンペーパーをボロボロにしているタッパーを
発見!!
その主がクラーツミヤマだったんです。



明るくなったら成虫管理用のケースに移して
ゼリーをあげてみます。中脚がマヒ気味なので
起きだしてからちょっと経過しているかもしれないな。。
羽化した時はしっかりしていましたからね。。



今年5月中旬の羽化個体ですから休眠期間は実に3ヶ月。。
これ、ミヤマとしたら異例の早さです。
羽化してだいたい2週間ぐらいでワインセラーに入れているから
(ワインセラーの設定温度は8℃です。)
凄く早い。。。
どのくらい生存するのか試したい気もします。



いやいや  最近ですね。。
なんでこんなに忙しいんだろうと思っていたら
ボクの仕事先は今月いっぱい(9月以降は未定。)時短営業なんです。
当然 それに合わせることになるのでお昼前後がとてつもなく
忙しいんですね^^)それとは関係ないけど
最近 ミヤマの羽化に関して慣れてきたのか?
どのタイミングで取り出せばいいのか?的なことが分かってきて
自分の中では少々乱雑だなと思い始めています。。



ミヤマの蛹室はけっこう頑丈だし、個体自体は華奢感を感じるので
今まではある程度の時間を割いて割り出していたのですが
ここのところ短時間で・・・・とか合間を見て割り出しています。



ちなみにですね。。容器側面や底面に蛹室を作っている場合
温度を下げてあげると羽化不全はかなり減ります。
容器の表面温度を下げるだけで大丈夫なので
容器の移動や扇風機で風を当ててあげるなどで大丈夫です。



あと人工蛹室もある程度のサイズまででしたら
タッパーにキッチンペーパーのみの簡易人工蛹室でも
充分羽化します。水分はノコより若干少なめのほうがよろしいか
と思います。



だんだん分かってきたミヤマ飼育ですが、ノコ飼育と違って
国産と外産を同時に始めているので、細かいところでいろいろ
違うのを把握できるか?っつーとこが問題なんですね^^)
ゆる~くやりたいのは変わらないのでそこがどうなるか?ですね^^)


実はいろいろと困っていたことが
少々ありまして・・・^^)



用品が揃わなかったりしていたのです。。
マットが一番の問題でしたが昨日 購入することができました♪
あとは発送に関する諸々がギリギリなので、もう一度
買いに行こうと思っています。

あとプリンカップも追加しないとです^^)



全然話は変わりますが、インスラリスが起きています。
来年のブリードと思い入手したのですが、意外や意外でした。。

このようにして予定が随分と変わるクワ事情なんですね^^)
ただですね♪ 羽化している個体も多いので棚は空きつつあります。
なんか予想とは違う展開になりそうな秋になりそうです。


ただいまワイルドを出品しているので書かせていただきます♪
タイトルを伊豆大島産と限定していますが、ワイルドノコ全般
(と言いますかワイルド個体はほとんど)同じですので
他産地のワイルドをお持ちの方も楽しめると思います。



まずペアリングですが、ほとんどしなくて大丈夫だと思います。
採集時 ♂と♀は同じ木にいましたし、メイトガードや交尾中の個体も
多数見ています。あとですね^^)今回は♀を持ち帰るとき重たい♀のみを
持って帰っているのでほぼ大丈夫だと思います。



ただペアになっている♂の型が気にいっている場合は追い掛けしたほうが
いいと思います。何かで読んだことがあって、後から交尾したほうを
優先していくようなんです。



ところで現在、元町産を出品しているのですが
この元町、海抜にしてそんなに高くないんですね。
出品している個体はミヤマの産卵セットを置いてある場所で保管して
いますから、活動こそしていますがそんなに活発ではありません。
なのでお手許に届いてからも十分な期間 楽しめると思います。



して、産卵セットですがボクはだいたいマットの固詰めセットで
産ませてしまいます。で、置く場所は常温です。一日中日の当たらない
場所に置いてあります。使用マットは産卵用でメジャーなマット、
ケースは小です。

 (画像は奥尻島産ノコ)

幼虫飼育はマットでも菌糸でも大丈夫です。
ボクが以前飼育した時は菌糸のほうが成績が良かったです。
けっこう大きくなるので楽しいですよ♪

幼虫期間は他のノコとほぼ同じで時系列で表すと
入手後すぐに産卵セットに入れたとすると
だいたい2週間ぐらいで卵が見えて、9月下旬~10月上旬ごろ割り出し。
割り出したときの個体の令によって変わりますが1回目の交換が
12月ごろになります。で、次の交換が翌年3月~4月で
♀は羽化してくる個体が出てくると思います。♂の大きな幼虫は
もう一度交換が必要になるかもしれませんね?^^)
こぉなると期待が持てます。で、だいたい来年の今頃♂が羽化してくる・・・
という感じでしょうか^^)



幼虫飼育では冬場 室内に置ければ温度管理は不要です。
離島とはいえ、冬場はそれなりに温度は下がりますので
そのほうがいい場合もあります。今までの経験上ですと
冬場 温度が下がると幼虫の活動も鈍くなるのですが
どうもその状態(幼虫時の休眠期間ですね)があったほうが
いい結果を得られています。国産種は、
(というか四季のある地域に生息する種類は)
四季を感じさせてあげたほうがいいように感じています。



70以上の個体が多数生息する伊豆大島産ですが、
(と言っても、採集したのは数えるほどです。)
飼育で70以上となるとハードルは高くなります。
ただ、ここに登場していただく先輩はとんでもない数字を
仰っていたので(公表しないで欲しいと言われています。)、
出ないわけではないです^^)実際飼育レコードも伊豆大島産(?)
更新されていなければ伊豆大島産のハズです。



当然大きな個体は幼虫期間も長くなります。
2年1化にしないと出ないのかもしれませんね^^)
最近は室内がミヤマ温度なので、ボクも飼育してみようと
思っています。ノコの70越えは飼育の醍醐味でもあるので
念願の70越え!達成してみたいです♪





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