クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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何をいまさら・・・と、お思いの方もいらっしゃるかと
思いますが、飼育では大きな個体孵していないんですよね。。
(最大で69.5なんです。。。)
実は先輩が驚異的なサイズを出したので触発されているのは
事実なんです。しかもマット飼育なので尚更なんですね^^)
以前飼育した時は菌糸とマットで飼育して
菌糸から69.5を出したので、ちょっと差を感じてしまいます。。
今年の採集では元町産がメインでしたが、若干泉津産も
持ち帰っていて、その泉津産の♀持ち腹で産ませています。
数は採れているようなので出品も考えていますが、
ある程度の数は飼育しようと考えています。
伊豆大島は大型が採れる産地として知られていますが
飼育で大型を見るのは稀です。ちょっと気合、入っています♪
個人的には非常にカッコイイと思っています。
ミヤマクワガタの中では安価な部類に入るのですが、
野外での数とかはあまり多くないと聞きます。
(☚産地によってかもしれません。勉強不足です。。)
画像左が野外品、右が自己ブリードで野外品は70近くあったと
記憶しています。自己ブリードはトホホの50ミリ台。
グループ的にはアマミミヤマなども属する
ラミニフェル系に属していてドンミヤマやゲアンミヤマも
含まれています。
飼育的な側面から書かせていただきますと、グループ分けに
ついてはビークワ75号が発売される前から知っていたことも
あり、アマミミヤマの飼育参考も兼ねて幼虫5頭を入手。
このときはミヤマ飼育自体が手探りなこともあり、途中から
すこし気を抜いた飼育にもなりましたが、どうも自分が考えていた
マットではダメなようで、全頭羽化こそすれど(1♂4♀でした。)
満足のいく結果とはなりませんでした。
産卵に関しては、今年ヒメミヤマとともにワイルドを入手。
(今年はワイルド便貴重でした。。)
ヒメミヤマと同様のセットで♀持ち腹で産卵させたのですが
こちらも11頭と振るわず。。。先輩とお会いした時に少し話題に
上がったのですが、どうも材に依存する率が高そうだという
お話を聞くことができました。
形状的には好みが分かれるかもしれませんが
ボクの中ではミヤマという枠ではなく、自分の好きなクワガタの中で
ノコの対極に位置付けされるクワガタです。今回得た11頭の幼虫は
販売せず全頭 飼育をすることにしました。
幼虫飼育に関しては2年前のころとは違う見解で見れると思うので
すこしあれこれしようと思っています♪
これ・・・詳しく書くと長くなるので
障りだけになります^^)結論から言わせていただくと
違うと認識しています。実はミヤマに使用するマットの
おかげでマットの種類が多くなっているのは事実で
あれこれ考えていたことの結果が出てきた年でもありました。
例えばですよ^^)この2種はマットのレシピは変えています。
もちろんこの2種も違いますが、エラフスについては
容器の容量も少し考えたいなとも思います。
ここまでで全7種の画像を出させていただきました。
この7種に使ったマットは全部で5種類(5レシピ)なので
ほぼ種類ごとにマットをブレンドしていると言っても
いいくらいなのですが、タイワンミヤマのように飼育期間は
充分なハズなのに、大きくは羽化していないので再考の
余地が残っている種類もいます。
使用するマットの種類は大きく分けて3種類で
ここに黒土を追加したりしています。全部に共通しているのは
各種の使用済みマットを混ぜ込むことはしています。
(何種かは全取替している種類もいます。)
もちろんのことマットのみではなく、温度 加水量
容量 飼育期間などいろいろな要素が絡むので一概には言えないけど
それぞれ違うと言ってもいいのかな?と、思います。
今後 交換の度に種類ごとのマットのレシピなど書かせていただきます。
まずこの個体は羽化まで菌糸で飼育しています。
菌糸で飼育すると画像のような横幅が出て厚みのある個体が
羽化させやすいです。
対してこちらの個体。本当は同じ種類 同じアングルのほうが
分かりやすいのですが(比較するには分かりずらいですね。。)
今回の記事のようなための画像ではないので申し訳ないけど
全ステージをマットで飼育しています。
さて、ここからが本題です。
ノコを全ステージマットで飼育すると、大型でも見た感じの印象は
細身 体高が薄め(菌糸で飼育した個体と比較すると顕著です)という
野外品と見まごう個体が羽化させやすいです。
同じ飼育期間で大きな個体をお望みの場合は菌糸で飼育したほうが
有利なのですが、これも種類 種親の背景や産地などで変わってきます。
種類的には南西諸島系亜種は有利なことを多く経験しています。
ただ飼育品の場合は種親がマットで飼育されていると
菌糸の反応がよろしくないときもあります。
ちょっと本題からずれそうになっているので元に戻しますと
国産ノコをマットで飼育するメリットは
・温度変化の対応が菌糸と比べて幅広い。
・野外品に似た個体が出やすい。
・羽化率が高い?(これは過去のデータを引っ張っていますので
一応書いておきました。)などで、
デメリットというか、ここも菌糸飼育との比較になりますが
・飼育個体によく見られる太い厚いという個体がお好みの場合は
工夫が必要。
・大型個体を出すにも工夫・期間が必要だったりします。
コスト面に関しては使用するマットによって変わるので
ここでは割愛させていただきます。
ボクは菌糸はひと銘柄しか使用していないので残念ながら
比較検討ができないのですが、マットはいろいろな銘柄を使うので
幼虫の令でマットを変えたり産地によって使い分けたりはしています。
マットも無添加 低添加 高添加といろいろで合う合わないはあります。
産地によっては高添加のマットに反応しない(幼虫が大きくならない)
産地は存在しますので(これも累代いかんで変わるかもしれませんが
ひと産地を延々と累代している産地が少ないのですね。。)産地に
拘られて大きくしたいのであれば、やはりそれなりの期間や工夫は
必要と感じています。マットで大型個体を羽化させたい場合については
また今度書かせていただきます。先輩がマットで凄まじい個体を
羽化させているので、先輩から教えていただいたことも交えて
書かせていただきますね^^)