クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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先日、人工蛹室で羽化したヤエヤマコクワを
取り出してみました。
飼育レコードには遠く及びませんが
ノギスを上から当ててみたら38.5あったので
まぁまぁの数字かなーと^^)
自分的には今までで一番大きいのでカテゴリー
こっちにしてみましたけど♪
このサイズになってくると先歯の型がしっかり
出てきます。あと内歯に厚みが出ますねぇ^^)
上翅は羽化直後はスマートでしたが
腹が納まると同時にヤエヤマコクワならでは
ズングリとした形状に・・・
やはり羽化後の固まる過程って大事ですね。
ところで、大きく孵す秘訣みたいなのが
分かってきたのでお伝えいたします。
まず、産卵時期が重要だと思います。
ヤエヤマコクワって、産卵時期が大事なのですが
1回目に組んだセットから出てきた幼虫はほぼ
4ヶ月~6ヶ月ぐらいで羽化してしまいます。
セットは組んでから割出まで、だいたい1ヶ月半なので
2回目は産卵に適していると判断している時期から
少しずれることになります。
ボクは2017年は2回のセットでやめてしまいましたが
それ以降も2回目と同様と考えて差支えないと思います。
そこでなんですが、2回目のセットから出た幼虫は
幼虫期間だけで7ヶ月を要すので必然的に大きくなるのですね^^)
これ・・・温度管理でなんとかなると思いますが
かなり下げないと引っ張れないと思います。
幼虫のエサは菌糸です。ヤエヤマコクワだけは
大夢の500を使っています。ヒラタやノコは
違う菌糸なんですけど、これにはワケがあって
大夢のほうが水分量が少ないカンジがするのです。
水の豊富な西表産ですが、ドルクス(しかもコクワ)に
変わりないのでヒラタやノコに比べて水分量は抑えたほうが
よろしいんじゃ?と、考えたのですね^^)
ちなみに500を2本使用しました。
ヤエヤマコクワ自体、サイズを気にしなければ
プリンカップ1個で羽化まで持っていくことは可能です。
でも2度目のセットからの幼虫は食い尽くしてしまう
個体が多いです。あと1回目は♀、2度目は♂が多いのは
他のクワガタ同様なので、初回セットで羽化した個体を
大事にしておくことが大切です。
ヤエヤマコクワはまだ3,4本割り出していないので
まだまだオタノシミが続きます♪
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