クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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書く書くとお伝えしておきながらなかなか書かない
当ブログですが^^)いけずもそこそこにしとかないと
来ていただけなくなるので今回は書かせていただきます♪



まずはどこで判断するか?なのですが
前胸即淵後方部分のカーヴ 上翅の先端の丸み(カーヴ具合)
と色などが分かりやすいと思います。♂の内歯の出方は個体差と言うより
サイズで変わってきますので、必ずしも真横に向いているわけではないと
いうことも記述しておきます。♂も♀も全体的な印象としてコロンと
しています。あとアマミコクワ系の中ではサイズが出しやすいです。
40OVERが比較的出やすいのもヤエヤマコクワなんですね^^)



それでは飼育について書かせていただきます。
ボクは羽化後 後食を開始してもすぐに産卵セットは組みません。
だいたい1年ほど寝かせるというかペットとして飼っています。
特に秋羽化の個体は経験上 翌年に産卵セットを組んだほうが
産みはいいように感じています。これについてボクは国産種の
ヒラタ・コクワはだいたい同じようにしているだけで決定的な
ことはありませんが、今のところヤエヤマコクワで失敗は
ありませんのでこうしています。



産卵セットを組む時期はだいたい6月上旬~8月ぐらいまでで
内容は所謂コクワのセット。コナラやクヌギの柔らかめの材1本を
小ケースに入れて、ケース底はマットを3センチぐらいガチ詰めで
あとは材を覆うようにマットを入れて完成です。材については
加工材などでも産卵例があるようですから、そちらでもいいように
思います。ボクはヤエヤマコクワの産卵に加工材は使ったことが
ありませんが、加計呂麻のアマミコクワには使用したことがあります。



材の加水量は一晩加水して半日乾かすというオーソドックスな
加水です。水分が極端に多いのは好まないようです。
セット後1ヶ月~1ヶ月半ぐらいで材を取り出すと初令幼虫や卵を
割り出すことができます。そのまま材を入れ替えてあげれば
まだ産みますので、だいたい1シーズンに3回ほど材を入れ替え
20前後の幼虫を得られれば成功と言っていいと思います。
幼虫飼育に関してはほとんど菌糸に入れてしまいます。
管理温度は22℃あたりがいいように感じています。
容器サイズは500もしくは800。あまり食べないので菌糸が劣化したら
変えてあげるぐらいの感覚です。ちなみに温度が高いと他のコクワ同様
さっさと加齢して羽化してしまいますので、ある程度の温度管理は必要か
と思います。ボクのムシベヤではだいたい幼虫期間が8ヶ月~12ヶ月で
30台中盤から40ぐらいの♂を拝むことができます。



飼育に関してはヤエヤマコクワだからということはなく、
アマミコクワ・本土コクワの飼育方法に準じますが、材を複数入れると
どうも徘徊だけして産まなかったりという経験があるので面倒でも
材1本を入れ替える方法を取っています。あと産卵時期は特定して
いるけど、他の時期でも産んだということも聞いています。
最近、採集例も聞こえてこないので やはり貴重ということは
変わりないヤエヤマコクワ。充分に成虫を楽しんでからブリードでも
遅くはありません^^)




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