クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ネブトクワガタの産卵セットが4つあります。

1400ブロー2つとミニケース2つ。

これには理由があって、どぉにか産卵数をコントロール
できないか?という模索の過程なんですね^^)



それともうひとつ。
ネブトクワガタがどのように産卵するのか?
ばら撒き産卵には違いないのですが
どうもノコやヒラタと♀の動きが違う。。
まぁマットの詰め方が違うので徘徊跡が判りやすいという
のもあるんですが^^)



ここで飼育を長きに渡り趣味とされる方は
クワガタという昆虫が子孫を残すためのキャパが
広いことに気付くと思います。
限られた範囲で生息するクワガタがいないワケでは
ありませんが、根食いとか腐朽が進んだ朽木を好む
と言われる種類はその範囲が広いように思います。
これがブリーダーを迷わせる原因のひとつになり、
ネブトクワガタのその中の1種に入るのでは?
と、考えます。



ブリードにおいては、マットのみで産むことには
違いがありませんが、どのマットを使用するか?
で、随分変わってくるように思います。



あと詰め方です。産卵セットのマットは固く詰める
必要がないようにも思いますが、亜種(産地)によっては
その限りではないように感じます。



検証例が少ないので、『こんなのもあった』程度の話です。
ケース内を徘徊して産むことはよく確認されています。
でも徘徊していないからと言って産んでいないワケでも
ありません。ノコのようにケース壁面に産んでいることも
あります。ここで冒頭でお伝えした産卵セットに使った
2種類のケース。この形状の違いが産卵に影響が出るのか?
気になるトコロ。

まだまだ気になることがいっぱいのネブトクワガタ。
探究心を刺激します♪



先日も少しだけお伝えしましたが・・・



トクノシマヒラタがいいサイズで羽化してきのですが



羽パカと聞いてすぐ思い浮かべるような画像の
トクノシマヒラタです。。



サイズも型もナカナカなんですけどね。。。



ちなみに羽パカは腹ボテとかが原因ではありませんからね^^)
羽化時の蛹室の湿度で起こりやすいと思っています。
まぁそのための蛹化ビンなのですが、今回は気がつく前に
羽化していたので致し方ないです。。。

菌糸が全て茶色(食べ尽くしたか?暴れて劣化したか?)
もしくは黒色になった状態で蛹室を作り、そのまま羽化まで
持っていくと起こりやすいので要注意です。

この個体とペアで販売予定です。
お値段は破格の¥1800.
もしブリードのみで標本はやらない方にはかなりオススメ。
ご検討をお願い申し上げます。


ちょっと貴重かもしれませんね^^)
ヤエヤマコクワ羽化シーン。



うーん。。これから後翅を伸ばすのでしょうか?

このまま見ていたんですが動く気配はありませんでした。



うん、前胸の特徴が判りやすいですね。
しかし・・・菌糸2本だと大きくなります。



ここからのほうが判りやすいか?
前胸側淵の上翅付近カーヴが緩やかなのが
分かりますか?ここはヤエヤマコクワの大きな特徴です。
上翅の形状はヤエヤマコクワにしてはスマートですね^^)
この状態から型は若干変化しますので断定はできないか?

ヤエヤマコクワ以外ではゴトウヒラタが羽化の真っ只中ですが
ゴトウヒラタはまだ動かせる状態ではありません。

そろそろ始まりますね!羽化ラッシュ♥


よくある俺の○○シリーズでお伝えしたいと思います♪



小さいでしょ?カワイイでしょ?オレンジでしょ?



自分で飼育する個体って大体がこんなカンジ^^)
ここから化けるのが楽しいんです。

型に拘る場合はこの限りではありませんが
大型の♂はほとんど売れて行ってしまいます。



この子は色もキレイだし、色の割合もよろしいので
嬉しい個体です。



型的にもアゴの長さが若干違いますが
左右のバランスもいいので期待大。

ちなみにこのような個体でブリードする場合は
幼虫販売はいたしませんので、ご希望される場合は
予約をいただけると大変ありがたく思います。

このような個体のペアでたま販売する場合もございます。
かなり格安で出すので、ここから大きいのを出そうという方、
いらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせください。




現在ウチにいるアマミ系コクワ2亜種。
左がリュウキュウ、右がヤエヤマです。



違いとか見極めなどを書きたいところなのですが
ヤエヤマは個体を見れることが稀だと思うのと
ボクの文章力でうまく伝わるかどうかボク自身疑問です。

ただ実物を比べると一目瞭然なので、クワタ等イベントで
尋ねてみるといいと思います。もちろんボクのところに
気軽にお問い合わせください。



今回、書きたいのは飼育でも若干の違いや共通点を
書きたくて書いています。

どちらも材産みですが、植菌カワラ材などの加工材
で両方とも産みます。ただ若干ヤエヤマはニガテかも
しれません。どちらかというと良質なクヌギ コナラの
ほうがよろしいかと思います。あと材の加水量なんかも
違うかなー?という印象。
ボクの場合は両亜種とも変えていませんが割り出し時の
幼虫の大きさから考察するとリュウキュウのほうが
加水は少なめのほうがいいのかな?と、思います。

共通点は1回のセットで産む数はそんなに多くないです。
ボクもずーっとノコの飼育オンリーでやってきて
1回のセットで一桁だったりするとがっかりしたり
するのですが、そんなもんだと認識されると
いいと思います。



幼虫飼育はどちらも菌糸が有効です。
ヤエヤマは産卵時期によっては短期で羽化してしまう
個体がいるので注意が必要。どちらも500もあれば充分。
ヤエヤマは菌糸500×2ぐらい必要になりますが
食餌の状態ではなく、菌糸の劣化が著しいから変えると
カンジです。リュウキュウのほうが産卵時期などの影響は
受けずらいと思うので(比較するにはサンプル数が少ないです。)
500 1本で羽化まで持っていけるかなー?という印象です^^)

ヤエヤマコクワは見かけるようになったとはいえ、数は少ないし
リュウキュウもワイルドの入手(これはリュウキュウに限らずですが)
は、時期を逃すと難しいし数は少ないです。

価格的にはヤエヤマはリュウキュウ他亜種と比べると格段に
違いますが、レア度などを考えずクワガタ飼育を他の趣味と併せて
したい方はリュウキュウはオススメです。

アマミ系コクワはネブト同様、何かと併せて飼育することが
出来るのでいいと思いますよ♪
なんといってもクワガタにはあまりないカワイサ♥を
持ち合わせている数少ないクワガタです♪




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