クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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いやいや。。。
昨日はちょっと呑み過ぎました。。。
よく寝れちゃって仕方がない。
しかし・・・胃腸の劣化を感じます。
具合が悪いとか二日酔い以前に、負けてる感オオアリです。
いよいよ嗜む系になるのでしょうか?^^)
と、まぁそんなことはさておき
1400の菌糸を買いにユウタンさんへ。
ところがまだ入荷していないとのこと。
近年、菌糸の売り切れ 供給の不具合があります。
やはり震災の後遺症がまだまだ残っているのですね。。
1400は入手できませんでしたが800は入手できたので
入れ替えないよりは入れ替えたほうがよろしいということで
いくつかのビンを開けてみました。



種子島産ヒラタ13g
うーん。。。うーん。。



アマミヒラタ(与路)24g
うん♪イイカンジ❤



トカラノコ(中之島)14g
コレ・・・トカラの標準です。
ここからどうなるか?なんですね^^)



きたっ!サキシマヒラタ(西表)27g
いいぢゃないですかぁ❤他の個体も26近辺だったので
大満足♪ちなみに♀は蛹でした^^)



トクノシマヒラタ26g
このトクノシマとアマミとサキシマは
大きいので並べたいのですね^^)

ちなみにですね、ツシマは今年はいないので
ゴトウになりますが、サキシマヒラタとアマミヒラタ
ゴトウヒラタ トクノシマヒラタは来年のクワタ
(たぶん10月以降になると思います。)か、
早ければ大手町のインセクトフェアで
ババーンと大きいのを販売したいのです^^)
ゴトウヒラタは福江島なので、大きくても安価、
トクノシマヒラタも市場的には安価です。
アマミヒラタは請島と与路島なのでちょっと高め。
サキシマヒラタは西表と与那国。サキシマはサイズ次第です。
75以上だとけっこーなお値段かもしれないです^^)



本土ヒラタは種子島と伊豆大島と有田市。
こちらも野外ではちょっと・・・というサイズを
目論んでいますが伸び・・・イマイチだよなー。。
本土ヒラタはこれ以外に奈良と屋久島、大三島がいるので
この3産地は今年の春、採卵予定です。
南西諸島系は上記以外だと瀬戸内 加計呂麻のアマミヒラタ
とオキナワヒラタ(伊平屋島)がいます。

ノコについては次回お知らせさせていただきます^^)






いや画像処理ってスゴイですよね。。



これが近いかなー?



これなんか色違いますもんね^^)

全て一台のギター。
ちょっと遊んでみました♪


いろいろいるヒラタクワガタ。
今回の基本形はこの子。



マレーヒラタ。
えっ?なんで国産じゃないの?って^^)
ヒラタって国産に原名亜種って存在しないので
唯一いる外産Titanusをトップに持ってきました。

キャメロンハイランド産なんだよってクワタの仲間に
言ったら『なぁっつかしぃ~♪』と、二人から言われてしまいました^^)



まぁ余談はさておき、アチェ産ほど大きくも太くも
(アゴ含む)なりませんが、バランスはサイコーです❤
大きいのから売れてしまうとは販売元談ですが
言うも言わさず納得してしまいます。



今年の春先ブリード予定。
某有名採集家さんからの累代個体です。



対するは国産トップ、アマミヒラタ(瀬戸内町ワイルド)です。
マレーヒラタは予算の都合上小さいのを購入したので
アマミヒラタと大きさはそんなに変わりませんが迫力では
マレーかなぁ。。この子フセツが取れちゃっていますね。。。


でもケッコーな迫力だし、なんといっても繊細さがね
いいですよね^^)



この子はオキナワヒラタ(伊平屋島産WF1)
少しずんぐりむっくりですが、前出のマレーやアマミと
趣が変わりますね。迫力や力強さではちょっとかな?とは
思いますが、カッコカワイイとでも言うのでしょうか?
アゴの水かき部分が細くなってきます。



ヒラタは全般的に好きなのですが
オキナワ オキノエラブは迫力とか力強さとかと
違う部分で好きです❤



最後は奈良県産本土ヒラタ。
こぉ並べると明らかに形状が違うのが判りますねぇ♪
全体が長方形に見えるんですね^^)
この子もワイルド。上翅のケンカキズが男の証?
ボクにはかなり大きいのですが、もっと大きいのが
いるそうです。なんといってもボクが住む地域では
ヒラタは希少種なうえに大きな個体が皆無に近いので
このサイズは逸脱しています。


 

ヒラタもノコ同様お腹スッキリがカッコ宜しいですね^^)
ここに紹介していないヒラタではタカラ ツシマ サキシマと
形状に特徴のあるヒラタはたくさんいます。
本土ヒラタは産地別に形状が似て非なるモノなので
(これ、画像よりも実物が顕著です。)
嵌っちゃうと後戻り出来なくなります。

次回は島モノ本土ヒラタ、考えときます^^)




まずは八重山諸島。



こんなカンジです♪

クワガタは・・・
マルバネ ヒラタ ノコ コクワ ネブト。
思いつくのはこれくらいです^^)



マルバネは現在飼育していないので
真っ先に思い浮かべるのはヤエヤマコクワ♪

さてさて・・・この八重山諸島のクワガタたち。
飼育では何が困難か?と言いますと
『越冬』ですね^^)
必ずするのか?と聞かれても?
しないのか?と聞かれても?

です^^)
個人的な見解は
『活動できる温度帯でないと休眠状態に入る』
です。



昨日、関東地方は日中17℃ぐらいまで温度が上がり
春先めいた気候でした。
そーゆーときなんかはやっぱ活動していたりするんですよね。
ちょっと話が逸れますが本土ヒラタの♀も
マットから這い上がってきていました。
一番はゼリー舐めちゃうんです。
一番面倒なのはノコで、6月羽化とかでも温度が高いと
活動しちゃったりしますので、エサやりは勿論のこと
ペアリングかければその年のウチにセットを組んでも
それなりに産んじゃったりします。
あと羽化までの期間。
ノコはそれなりですがヒラタの♀は4ヶ月ぐらいで
羽化したりします。しかも活動開始します。



ここで少々お気づきの方もいらっしゃると思うのですが
国産種と言えども飼育方法は外産となんら変わらずに
飼育できたりするんですね^^)
ある意味、外産種の飼育に1種ほど国産種とか
ずーっと外産種だったけど国産種にシフトしたい的な方には
失敗が最小限で抑えられたりします。

以前にも書きましたが、2月でも暖かい日には
外灯に飛んできたりするので国産種ばかり飼育している方には
他の産地と比べて、少し趣が変わって面白いと思います。

今のところ、八重山諸島のクワガタはワイルドで入手可能です。
(一部採集禁止種あり。)
この時期ですとブリード個体が主体ですが、入手して
愉しむのもありかもしれませんよ^^)


申し訳ない。。マットは画像なしです。



マット飼育の場合、菌糸に比べて食痕が分かりにくいのですが
よ~く見てみると食べているトコロはマットが細かくなって
色が濃くなったり泥状に見えるので判断はできると思います。
あとですね、揺る詰めだと入れているマットの高さが低くなっているので
分かると思います。
もし不安なようなら期間で交換してください。
だいたい2ヶ月半~4ヶ月が目安です。
マット飼育の場合、菌糸飼育に比べて一番ハッキリしているのは
生育速度。マットのほうが時間がかかります。



種類別に見ると、ヒラタはボクが使用しているマットで
大きくなる種類がいます。ゴトウヒラタ トクノシマヒラタが
大きくなっています。ちなみにそのマット、ニジイロも大きくなります。
ノコは本土系は安定します。トカラ アマミも安定するけど
菌糸のほうが成長がいいように感じています。だからといってマットが
適していないワケではないのでじっくり飼育していけば菌糸で育てた
個体よりスッキリとした大きな個体を孵すことは可能です。



割り出し時、産卵セットに使うような微粒子無添加系のマット
に入れた場合、今回の交換では同じマットでなくても大丈夫です。
ボクは交換頻度のことを考えて、マットの銘柄は変えています。
入れ替える容器ですが、♂なら1400 ♀や小型種の♂は800を
使用しています。菌糸同様、次のビンはけっこー引っ張りたいので
容器も大きめ 詰め方も若干堅く詰めます。
詰め方に関しては使用するマットによりますので、ご自分の使用する
マットと相談です^^)
マット飼育も種類や産地によって生育速度の違いは見られますので
個別の観察は必要です。
この時期に交換すると、次の交換は3月上旬から4月。
羽化時期のことを考えると、遅くても4月上旬までに交換して
蛹室作成に備えます。うまくいけば6月上旬ぐらいには蛹室を
作ると思います。幼虫が大型になる種類(20gを越えてくる種類)、
ヒラタなら本土ヒラタの大きな幼虫、サキシマ アマミ トクノシマ
タカラ ツシマ ゴトウ イキ オキナワは、もう一本必要になるかも
しれません。ノコならアマミ トカラ 本土系の大きな幼虫も然りです。
ノコの場合、菌糸に入れた個体も準じマットに入れ替えていきます。
また時期が来たらUPさせていただきます^^)
寒いけどここで交換しとくとオタノシミが倍増すると思いますよ♪



material by:=ポカポカ色=