クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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一応 複数ペアを残したトカラノコ。系統分けもしたいと思っていたから
なのですが、個体差はございまして^^)起き出してはいるもののすぐの
ペアリングが難しい個体はいるので、どうしても偏りがちになってしまいます。



サイズは60そこそこですが、色味が綺麗なのと型のバランスがいいので
画像の個体からと思っていましたが、どうも忙しなく動くので、落ち着くまで
待つことにしました。そうしたら・・・



画像の♂(ボクが残した中では一番デカイ)が起き出して、しかも安定していたので
とりあえず、爆食していた♀と合わせてみたらご覧の通り♡



もう2、3日はメイトガードしています。
この後 ♀が離れてマットに潜ったところで産卵セットへ投入しました。
ちなみにですが、メイトガードしているあいだは触らないほうがいいみたいで
メイトガードが解けたら♀を離したほうが結果がいいようです。



画像は全部 中之島産ですが、一番最初に起き出したのは口之島産で
すでに1♀は産卵セットに入っているし、残りの2♀もペアリング中です。
中之島産は画像の個体が最初のペアリングですが、♀は既に後食開始済みです。
ここでペアリングの手順や裏ワザなどを(^^♪

♂♀同居のペアリングの場合です。

①♂は同居用ケースに予め入れておいて環境に馴れさせておく。

②♂が一定の場所(エサ皿含む)に潜むようになってから♀を入れる。

③♀はペアリング用ケース投入前は2日ほどゼリーを与えない。

④③の♀をペアリング用ケースのエサ皿に置くとゼリーを舐めだします。

⑤あとは暗く静かな処にペアリング用ケースを置く。

この手順で実行すると半日もすれば♀の上に♂が乗っかってご行為及び
メイトガードをしています。裏技的な部分は♀のエサを抜くことでしょうか?^^)
ノコはほとんど、ご行為&メイトガードが済むと♂はまた所定の場所に戻るし
♀はケース隅に潜っていることが多く、♂が♀を追いかけることはあまりしないので
そのまま数日置いても事故は少ないです。(ないとは言い切れません。。)
今日あたりの気温でしたら常温が適性温度ですし、交尾が済んでセットが
適正なら意外と早く卵が拝めると思います(^^♪



少々考えてしまいました。。。
どんどん採集規制が実施されるようでして・・・まだ不確定な部分も多いので
ここで具体的な内容の提示は避けさせていただきますが、信憑性はかなり
高いのでは?と、考えます。。。
以前、国産種は断捨離しない旨をお伝えしましたが、採集規制に関しての
事柄は大いに影響しています。手に入らなくなるのが現実になり得る
可能性は非常に高くなっています。。



そのようなコトに加えて、現地での採集例が少ない(もしくは稀)種の
代表としてミヤマクワガタがいます。兎角ミヤマは本州や北海道・九州などでは
大型に目が行ってしまいますが、離島に関しては採れること自体が稀だったりします。
事実 ボクがよく行く伊豆大島でもミヤマは一杯採れたとしても数頭で、ペアでなど
夢のような出来事です。他伊豆諸島においてはラッキーの中のラッキーぐらいの
出来事だったりします♪



画像のミヤマに話を移させていただきます。この個体は黒島産ミヤマ。
クロシマノコで有名な黒島です。正直な処 手に入れられたコトに感謝したい♡
この個体の親は採集者様も分かっていて実際 お話を聞くこともできました。
やはり偶然の出来事で、振り返ったらいたとの事でした。要は採ろうと思って
採れるワケではないようです。現在1♂2♀を保管していて、どちらも1年1化個体です。
2年目を迎えている幼虫が2頭残っています。



あくまでもミヤマクワガタなのですが、特徴はイズミヤマのソレに近いです。
あとタイセツにまで及ぶイエローラインが特徴の黒島産ミヤマクワガタ。
今はこの黒島産と中甑島産のみ国産ミヤマの飼育を継続しています。





クワガタ飼育を趣味とした当初、色虫に嵌っていたことがあり
キクロというよりメタリフェルはいつもいた種類でした。
国産ノコに傾倒するまではそれこそ産卵セットを放置してしまい、
セット内で♀が羽化したぐらいにまでなり、飼育を終了してしまいました。。



本格的に販売の方に力を入れ始めた頃 メタリフェルの紫系 青系を
固定したとされる血統を目にして飼育を再開します。当時の用品は
すでに手に入らなくはなっていましたし、昔取った木根塚にはならず
大した成果を得ることなく(販売はしましたが♪)、飼育を終了します。。



この頃から外産ミヤマの飼育に傾倒し始め、その環境に合うチュウホソアカ
の飼育をし始めます。話は前後しますが、古い友人とイベントで一緒になった折、
インペラトールの幼虫を購入。(この友人の出展個体です。)その♂が非常に
大きく羽化したことと、イベント等の出展個体にバラエティを持たせたい願望
もあり、キクロに再注目し始めます。画像の個体を羽化させるまでにチュウホソアカは
何代か累代、同時に飼育に対する難しさを覚えます。



ボクはある種に傾倒し出すとのめり込む傾向があり、良くも悪くも自分で認識
しているので、キクロに関してはその辺りに歯止めをかけました^^)
一気に増やすようなことはしなかったのです。あくまでもチュウホソアカを
飼育の中心に置いて、他の種類を1、2種加えると程度に抑えました。
これは膨張するミヤマ飼育が大いに関係しています。



ミヤマ飼育でもそうですが、自分のみで累代を継続させようとする場合
♂♀の羽化ズレは深刻です。大きな♂を羽化させようと切磋琢磨すれば
するほど、この問題は大きくなります。キクロも例外ではなく、幼虫の飼育数を
増やす(それもかなりの数です。)か、他から入手するかなのですが、キクロに
関してはミヤマより他からの入手は難しいかもしれません。。



そんな経緯を経てのアラガール飼育なのですが、小さいながらも♂♀の羽化が
合いました^^)あくまでもチュウホソアカが中心でと書きたいところですが
前回のブリードで大した幼虫数を得ることができなかったので、累代可能な
キクロはアラガールだけなんですね^^)



少々 考察しながら累代してみようと思います。問題点はある程度
把握しているのであとはやるだけなのですが、大型の♂!羽化させるまでの
道のりは遠そうです。。




実益から成ると書かせていただくと少々不謹慎感を醸し出しますが
販売をさせていただいている以上、これは切っても切れない関係で
ございます^^)その辺りが顕著に出るのがヒラタクワガタで、
メジャー種と極レア産地が混在するカテゴリーなのですね^^)



まだ全部羽化していないので、過去画像を挿絵的に入れさせていただきますが
ヒラタはチョウセンヒラタを除いてほとんどの個体が前蛹・蛹化しています。
なかには蛹室が見えていない個体もいますので、時期を見て割り出していこうと
思っています。



先日 出品させていただいたツシマヒラタは、メジャー種ではありますが
個体自体は内歯が消失した、個体としては珍しくなってしまいましたが、
いろいろなショップ様で見かけることができる種類です。まだ採集規制は
されていないと記憶していますので、WDの入荷は見込めます。

(画像はサキシマヒラタ)

逆に本土ヒラタは極レア産地のみ飼育しています。
下甑島産と利島産のヒラタがいて、どちらも今年羽化予定。
産地的にも甑諸島と伊豆諸島というかなり離れた離島産地の2産地を
飼育しています。どちらも探してもなかなか出てこない産地なので
大切にしています。



相変わらず国産種は離島産地に触手が動きます^^)
ヒラタはメジャー種とレア産地の両方を細々と続けていく所存でございます♪



ここ最近 晴れると2〇℃とか夏日になるけど、昨日のように
雨が降ると1〇℃と気温の変化が著しいです。クワくんたちの
起き出しそうな個体は常温にて起き出しを促しているんですが
まぁ判断がしずらいです。。



このペアは♂と♀が合体していたので、もう少ししたら♀は産卵セットへ
入ってもらいますが、次のペアリングをどうしようか?とか考えてしまいます^^)



ミヤマもかなり影響が出ていて、画像のゲアン 1♀のペアリングはしましたが
次がね、なかなか起きてくれないんです。他の♀も1度ゼリーを舐めたきり
次のゼリーを舐めてくれないので、少々焦りを覚えてしまいます。。



あと予想に反してルニフェルが起き出してきました。
羽化時期から考えるとルニフェルのブリードは最後の方なんですが、
まぁこれはミヤマあるあるです^^)♀も1頭起きたり寝たりの個体が
いますから近々ペアリング予定です。



種類が変わって、ゲルツルードノコは♀が1月下旬羽化で♂が4月羽化。
さすがに3ヶ月の開きがあってのペア販売は少々気が引けるので、
(この時期ですと♀が起き出してしまいます。)見合わせていたのですが、
どうも小さい♂が起き出しています。それに呼応して大きな♂も活動し始めて
いるので、ブリードしてしまおうか検討中です(^^♪
因みに現在出品中の♂単はミヤマと同じ場所に置いていますので、まだ寝ています。



たまーに感じるのですが、どうも温度の上がり下がりだけではない気もするんです。。
その辺りは毎年ブリードしているのにどうも感覚が掴みづらいと言いますか?
迷わせてくれたりしています^^)

あっ!あと体調の維持も難しいのでお互い 気を付けましょー(^^♪




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