クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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実は最近、気が入っていないアマミノコ。
今年もキヤンマ山と加計呂麻は羽化して
累代はできるよう確保はしていますが、ずーっと続けていた
油井岳は終了。請島は完売。与路は・・・あっ!います^^)

奄美大島産キヤンマ山と与路島、加計呂麻島の
3産地がいるんですね^^)

ところでアマミノコは奄美群島の個体は入りませんが
奄美大島産のワイルドは毎年入荷するので
少し興味が薄れた感があったのです。

でもね、大きいのはやはりカッコイイし♪
いわゆる国産ノコのフォルムで77~というのは迫力があります。

南西諸島のノコはトカラノコ(中之島)に集約しているとはいえ
少し寂しいかな。。

ノコとヒラタってウチでは大型種になっちゃうんですね^^)
まぁオオクワもウチの飼育種の中では大型の部類ですが
ノコ・・・大きい個体も拝みたいなぁとか、ふと思ったんですね。

アマミノコの大きな個体を飼育で羽化させるのは気にかけなければ
いけないことも多く時間もかかるので少し敬遠気味でしたが
種親もいることだし、ちょっと頑張ってみようかなと
思っています。




今期羽化の個体で特に赤く羽化した
個体をご紹介いたします。

今年採卵分も同じ系統が含まれますが
(この夏の猛暑で起き出した個体を採卵しています。)
ここからが本当のトカラオレンジプロジェクト♪になります。



この個体は上翅の接合部が黒いけど脚が赤い。



あと画像だと分かりにくいけど
頭部と前胸のオレンジの割合が大きいです。



中之島の型が崩れていないところも
気に入っています。

 

こちらは少し飼育色が出ていますがカッコイイ
と思います。画像だとこちらの個体のほうが
艶感がありますが、実物は同じぐらいの艶があります。
艶については個体差が出るので狙っては出せないかも
しれません。



実は画像よりも実物のほうがオレンジの割合が大きいです。

ちなみに先日紹介した個体からでも別系統の♀で
掛ければ、このような個体が出る可能性はあります。
トカラの色は同じ血で累代すると色が濃くなる傾向があるので
キレイなオレンジを保ちたいのなら、しっかりしたラベルの
個体を2系統以上保持して、別系統同士を掛け合わせていくと
出てくる可能性は広がります。
今、幼虫している中で違う系統の個体群も
いるから全部で3系統を掛け合せていきます。
トカラオレンジプロジェクト、ここからが本番です♪




最初は当時3歳だった息子が
幼稚園でもらってきたポケット図鑑夏の号に
掲載されていたニジイロクワガタが発端で・・・



当時はこんなリッパなのはけっこうなお値段で。。
自分の中のクワガタの値段というのが小学生のときから
変わっていなかった。。。というのが大きいのだけど。。

その次に手に入れたのは



メタリフェル♂単。
息子と二人で車で買いに行ったっけ。。^^)
それからパプキン(確か幼虫購入)



当時はワメナですね・・・まだ専門店に行くのは
ちょっと怖気づいたりしていました^^)

その後メタリフェルをどこで買ったのか?は
忘れてしまいましたが、この後3年ほど累代することに
なります。大きな個体もそうですが小さな個体も出して
累代を続けていました。(ここらへんでアマミシカもリンクします。)



そんなメタリフェル。一度ネットでペアを購入も
ブリードする前に♀が☆になってしまいましたが
今回10年ぶりぐらいに飼育します^^)




最近ノコ記事が少ないので画像に
納めてみました^^)



この2個体は12月クワタ販売予定です。
左が62.5ミリ 右が65ミリです。
トカラノコ(中之島)も、2018年羽化分は僅少に
なってきました。

画像で分かるように左はスリム 右はマッチョ。
これはもう好みですからね^^)
どちらがどうとは言えません。



65ミリの個体。こちらのほうが赤いです。
画像だと分かりにくいのですが、上翅に少し凹みがあります。



この個体は少し黒みがかっています。
いわゆる色が濃くなっているわけではなく、
黒化型に振れているというほうが適切かもしれません。

ここのところミヤマや他のクワガタを見る機会が多くなって
いるので、画像にしたノコは新鮮です。


友人からマルバネ画像を送っていただいてから
すぐにアマミミヤマの画像も届きました。



アマミミヤマの画像は持っていなかったので
(幼虫は持っています♪)
これで国産ミヤマの画像はある程度は揃いました^^)
ありがとうございました。

しかし・・・この個体 耳上突起も跳ね上がっているし
内歯の細かい歯もしっかり出ていてカッコイイですね♪



お次は先日入手したミクラミヤマ(神津島)
御蔵島は幼虫を持っているのですが、神津のほうが
大型になって艶々しているということを聞いて入手。
この画像は生体というよりオブジェっぽくてお気に入りです。



この夏入手した北海道白老町産
全部嫁いだのでブリードはしていません。
元々大きなミヤマが見たかったので目的は達成しました。
76とかはとてもじゃないけど手に入れられないけど70越えたら
かなりの迫力になります。1ペアぐらい取っといてもよかったかな?
と思わされた個体群でした。



いいですよ❤北海道産。



これは画像だけでも激レアなのではないでしょうか?
壱岐島産。5年に一度ぐらいしか採れないそうですよ。。。



自己採集のイズミヤマ(伊豆大島産)
55ミリほどですが、これが昨年採集の最大個体。
まだ微毛が揃っていてキレイです。



こちらは淡路島産。淡路島もレアですねぇ~❤
ワイルドだったから追い掛けナシでセットを組んだけど
ダメっぽいです。。。。(実はまだ割り出していません。)



中甑島産 初記載モノからの累代です。
この個体が手に入ったので本格的にミヤマ飼育を
始めようと思ったのですね。おかげさまでかなりの数の幼虫が
採れました。甑諸島産は離島としては黒島に次ぐ南方の
ミヤマクワガタです。

と、大まかではありますが現在保存しているミヤマクワガタの画像を
紹介させていただきました^^)


material by:=ポカポカ色=