クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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俄かに賑やかになってきました♪
そろそろ活動を開始しようとしていますね^^)



昨年まではノコとヒラタとネブトが中心の飼育でしたので
ネブトはそのほとんどが産卵に回り、成虫は今年ブリード用のみ。
ヒラタはほとんど完売状態で、やはり今年ブリード用のみ。
残るはノコなんですが、ノコは自分用を取ってある
(休眠しますからね♪)ので、休眠を開けようとしている個体が
一斉に活動を開始しようとしています。



ブリード予定は、今まで散々書かせていただいているので
割愛させていただくとして、今年なんとしてもリベンジしたいのは
ハチジョウノコ。やっぱり最低でも54~を目指したいですもんね^^)



今期のトカラは1♂2♀で臨むつもりなんですが、
全頭別系統の赤い♂と♀でブリードするので
更に赤い個体が望めるのでは?と、期待しています。
ただ昨年のように幼虫を大量に採るということには
ならないので少数となると思います。



あと今年は久しぶりにアマミノコにモチベーションが
上がっています♪すでに種親は入手していますので
個人的には楽しみです。

どちらにしても今年は温度が低いので、
どこに産卵セットを置くかが焦点かもしれません^^)



今でこそ産卵してくれる市販のマットが
あるけれど、それ以前のネブトのマットと言えば
使用済みだったり、幼虫の食いカスだったりを
フルイに掛けたり寝かせて置いてりして
一言で言うと『手間暇の掛かる』マットでした。



このようなマットで一番困るのは、まず保管場所。
あと保管の仕方やマットの状態によってはコバエが
大量に発生したりして・・・
このようにマイナス面を多く経験してしまうと
ネブトの飼育に『二の足』を踏んでしまうことになる。。
あと野外では赤枯れから幼虫が採れることもあり
更に拍車をかける。。。なんてこともプラスされて
何もそこまでして・・・と、考えるのは当然のこと。



ただ考えようによっては他のクワガタで使用して
廃棄するものを再利用できるという利点もあります。
現在ではケースも随分進化しているし、ネブトのことも
随分と解明された(というより公開された)ので
コスパという面においては使用済みのマットを使用することは
大いに考えるべきでもある^^)なんて、思うのです。



ネブト産卵のいい時期は今が旬で、この時期は
他のクワガタにとっては、蛹化の時期。
もしネブトを飼育しているのなら、他のクワガタの
幼虫を敢えて蛹化用に取り替えて、その残ったマットで
産卵セットを組むというのもいいと思います。



他のクワガタは飼育しているけれどネブトは持っていないよ
という方。これから飼育品も野外品も出てくる時期です。
先日も書かせていただきましたが、亜種の流通が少ない種類や
ここにはいないだろうというレア産地以外は、そんなに高価では
ないので試しにやってみようという感覚でできると思います。



あと幼虫から購入してその廃マットをうまく活用し
成虫に羽化させてからカンジをつかむというやり方も
ありますよ^^)ボクは最初、そうでしたから♪
ネブトは多産なので、ショップによってはすごく安価だったり
しますからね^^)なんにせよ、いろいろ試行錯誤してみるのも
面白いもので、とかくこの時期はやることも少ないので
ちょっと考えてみるのもよろしいかもしれません♪


飼育を始めてみたいと思っている・・・
もう少し増種したい。。などなど
いろいろあると思います。



自分が飼育している種類と、これから
飼育してみたい種類に相関性があるのか?あたりを
中心に書いてみたいと思います。
あっ!いつも通り国産種中心です。



ノコとヒラタは、産卵セットの作り方や幼虫飼育も
ほぼ同じ。ヒラタは早い時期にセットを組んでも
大丈夫だと思います。ノコは初めてという方は
ワイルドが出てくるまで待ってもいいと思います。
飼育方法については古い記事をご参照していただければ
と、思います。



こちらは材が必要な種類。
オオクワは産地別 血統モノ(極太含む)やサイズに
拘るなど、楽しみ方はいろいろ。コクワについては
ご当地(自己採集)モノから亜種、レア産地など♪
亜種やレア産地は、ちょっと探すようになるかも
しれませんね?まぁそこが楽しかったりします。



意外なところで相関性があるアマミシカ。
材を使うからでしょ?と、聞かれればその通りなんですが^^)
温度帯なんかも一緒だし、菌糸を使うと大きくなりますよ♪



これらの種類を飼育していて、増種に適しているのが
ネブト。市販のマットで飼育するもよし、今まで紹介させて
いただいた種類に使ったマットや菌糸カスを混ぜるもよしなので
お勧めです。最近では飼育品を探しやすいのもいいと思います。
レアな亜種や産地でない限り、そんなに高価なワケでも
ないので、ちょっとついでに感覚もアリです^^)

 

この時期の成虫の入手は難しいけど幼虫購入は可能です。
マルバネはネブトやミヤマと幼虫飼育のマットが同銘柄で
飼育できたりします。



今までご紹介した種類と温度帯が明らかに違うのはミヤマ。
この時期から夏場にかけては温度管理が必要になります。
ただ、マルバネやネブトとはマット銘柄に相関性があるので
温度管理しているスペース(もしくは部屋)の温度が高いところ、
棚の段の温度が高いところにネブト、中間温度帯にマルバネ・・・
なんて飼い方はできますよ♪
ミヤマに関しては採集禁止地域が少ないので明記しておきますと
イズミヤマ・・・神津島
ミヤマ・・・黒島
アマミミヤマ(奄美大島)
ミクラミヤマ(御蔵島 神津島)です。
こちらは飼育品のみの入手が可能です。
その他の産地はワイルドでの入手が可能ですので
ワイルドを待って晩夏から初秋の温度が下がる時期を狙って
採卵するのもアリです。(最近はちょっと難しいかもしれませんが。。)

なんて、いろいろ書いてしまいましたがご自分の好きなクワガタを
増やしていくのが一番です。令和最初のシーズンイン♪
思いっきり楽しみましょう♪




最近書いていない種類ですが、ウチで一番盛り上がっているのは
ヒラタクワガタです♪

各産地、蛹になっていますし大型で蛹になっている産地もいます。



ヒラタクワガタの島モノで集めにくいのは
伊豆諸島の各島です。伊豆大島産は昨年、何回か販売させて
いただきましたが、そんなに流通していないし神津島や三宅島は
見ることさえ稀です。



ボクも嵌ったのですが、国産ヒラタは亜種をある程度
集めて悦に入ったら次に来るのは、ヒラタの産地別。
本州 九州でも大型になる産地が存在するし、島モノは
軽妙な違いが見受けられます。比較的集めやすくて
顕著な違いが出るのは種子島と屋久島。
種子島は大きくなるし、アゴも本土ヒラタと呼ばれる中では
長くなりますが、屋久島はアゴがそんなに伸びないんですね^^)
この2島は両方同時期に飼育して違いを楽しむのは面白いと
思います。

あとツシマやゴトウ イキのような亜種と遜色ないくらい
アゴが伸びる産地もありますから、コレクションされている方の
気持ちは分かります。



このようにヒラタは産地による違いを楽しむことも
大型を狙うこともできるので、飼育の内容自体より
羽化してきた個体を充分に楽しむことができます。
これからの時期、いろいろな亜種や産地が出てくると
思いますので探されてみるのも楽しいかと思います。

※画像は過去のものをランダムに掲載させていただきました。


先日久しぶりにコクワの記事を
書かせていただきました。藍島はたしか
大きな♂もいたよな?などと思いながら
書いていたのですが、いました^^)



藍島は大きくても小さい個体と
同じような特徴です。



♂は先日UPした画像で、♀も同様。♀は羽化個体ですね^^)

このように亜種ではなくても、島ごとの軽妙な違いが
コクワにも出て、そこに気付くと集めだしたりするのですが
コクワの場合、自分で採集にでも行かない限り簡単には
集まりません。当ブログに度々登場していただく
友人も、コクワについては持っていない産地のコクワが
出るとメールが来るぐらいなので、やはり相当探さないと
出てこないのだと思います。



ボクが所有するコクワの数はそんな多くはないし、書けるほど
見ているわけではないので違いについては勘弁していただきたいのですが
いざ集めようとなるとかなり大変なことだと思います。
まず亜種は流通こそはしていますが、丹念にアンテナを張っていないと
中々探すのは難しいですし、亜種でない島モノは、出てくることが
少ないところに持ってきて、島によっては個体数がいない島も
ありますからね^^)



飼育に関しては、ほぼオオクワと同様なので飼育自体に
特別なことはありませんが、ノコのようにすさまじい数が
出てくることはありませんのでいろいろな亜種や産地を
揃えて楽しむことができると思います。

ヤエヤマコクワを筆頭に、産地によっては数が少ないコクワガタ。
ゆっくり気長に集めるのも楽しいかもしれません♪



material by:=ポカポカ色=