クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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これ・・・迷うんですけどね^^)



トカラやアマミは大型を狙いたいときは有無を言わさず菌糸に
入れちゃうんですけど、本土系はなぁ。。。



画像・・・ミシマイオウですね?
クロシマ ミシマイオウ クチノエラブは過去、菌糸で
好成績が出ているので入れてしまうことがありますけど
やはりマットで大きな個体というのは魅力的ですからね❤



産地モノの本土ノコは、今年ミヤマと同じ方法で飼育しようと
思っています。ただマットは高添加がメイン。
要は消化吸収を促すように仕向けるワケですね^^)
あと個体がどう対応してくれるかですね。



基本的な部分は同じなんですが、少しづつ違えていったほうが
楽しいかな♪と、思います。




いることにはいるオオクワガタ。
伯方島 鹿児島 奥多摩・日原 タイワン アンバランス。。

ホペイは完売なのでもう一度産卵セットを組んでいます。



こないだ第1回目の交換しましたところ
けっこういい調子で育っていましたので来年こそは自己ブリードの
個体をお披露目できそうです。



ところでボクのようにオオクワから飼育を始めていない人にとって
オオクワ飼育はいろいろと発見がありまして、
あまり密閉性の高いフタのケースでは蒸れて産まないとか
意外と温度高めのほうがいいよとか。。この温度高めはステージに
よって変わりますからね、、なんでもかんでも高いほうがいいという
訳ではないのですが^^)



今年は置く場所で悲惨な結果を招いたオオクワ飼育。
来年はうまく羽化まで持っていきたいところです♪ 




トカラがメインなのは変わらないのですが
飛島 小値賀島産のノコや隠岐の島産も飼育中です。



あと金輪島産。もしかしたら瀬戸内海特有の型が出たら嬉しいですよね?
毎回 凄まじいレア産地ノコを提供してくれる友人からは
宮島産。こちらも野外では大型個体が見受けられないので
飼育でデカイの出したいですね❤



今期、トカラノコ同様の大型個体を狙っているのは
アマミノコです。全頭菌糸に入っています。



ミヤマと同じ温度帯で飼育してみたいウトロ産。
北海道のノコはウトロのみでいこうと思っています。



ハチジョウノコは既に幼虫飼育も設定段階は済ませています。
あとは温度維持といかに幼虫期間を引っ張れるかです。
大歯を狙っています。
あとはあまりここでも書かないし、話題にもしていませんが
クチノエラブノコの幼虫が30頭ほどいて
(近々出品いたします。)クチノエラブも大型個体を狙っています。
ノコの飼育はひとつ壁を破りたい気持ちもあるので
今期はちょっと本気です^^)





ネブトの飼育もいろいろ試してみて
これが一番と言うふうには言えないのですが、
そこそこ大きな個体も出せるようになったので
今年の総括みたいな感じで書いてみたいと思います♪



まずは産卵セット。

使うケースはミニ。
マットは無添加微粒子マット(フルイ掛け)+使用済みマット(フルイ掛け)
今回は繭玉を細かく砕いてそれをフルイに掛けて混ぜています。
詰め方は気分ですね^^)底だけ固く詰めることもありますよ♪
温度帯:高め(24℃~)
成虫の状態:ゼリーを舐めてから約2週間以上
※動き回っていると尚良し♪

割り出しと幼虫飼育

意外と3令初期まで割らないことが多いです。
割出後、500以上のカップで多頭飼育。特に初2令までは
このほうがよろしいかと思います。
マットは使用済み(フルイ掛け)+無添加微粒子マット
をメインにUマット+完熟マット(フルイ掛け)で配合は
適当です。ただ幼虫の周りには必ず使用済みマットを振りかけたり
床を作ったりしていますね^^)
容器:500プリンカップもしくは500PPボトル
   最近は800に2頭入れが主流です。単純に整理がし易いという
   理由が大きいです。でもデカイ成虫が出てきます。

交換:一回交換しています。これはマットの劣化よりも乾燥のほうに
   気が向いています。交換時になんとなくマットの配合を変えています。

温度帯:ネブトはクワ飼育の範囲では高温なのですが、22℃あたりの場所から
    大きな個体が出てきています。

割り出しから割り出しまで:産卵セットの割り出しから羽化の割り出しまでの
             期間が1年ぐらいですと大きな個体が出てきました。



ネブトあるある:かなり乾燥していても繭玉を作った状態だと強いです。
産地(特に離島)によってマットの適性が違います。

越冬:越冬させると産みが悪くなるなど諸説ありますが
   むしろ越冬させて産卵数をコントロールするのは
   アリかと思います。



入手に関しての手引き:2017年の国産種ラッシュのころから
比べると流通量は激減しています。
多産(ノコやミヤマと比べモノにならないぐらいです。)なので
その年は凄まじく数がいても翌年いるかというといなかったりしますので
出ているときに入手しないと出てこなくなる可能性はあります。
成虫が簡単に☆になるのがその理由。どうしても数がいると散漫になりがち
になりますが、その影響をモロに受けるのがネブトだったりします。



飼育していて楽しい亜種(産地):これは独断と偏見で
お送りいたしますが^^)、オキノエラブネブトは大きくなるので
面白いです。型が明らかに違うのはヨナグニ オガサワラ チチジマ
アマミネブト3産地も型の違いが顕著で面白いですよ♪
本土ネブトで大きくなるのは種子島 屋久島は近いのに
大きくならないところがヒラタに酷似して面白いです。



希少産地:まず関東以北のネブトは貴重です。
あと伊豆諸島も野外では稀です。亜種についても本来そんなに
いる種類ではないので貴重だと思っていたほうがいいと思います。



ちょっと前まではネブトはマットが難しい、他の種類を飼育していないと
飼育はちょっと・・・という話は既に過去形です。
市販のマットで充分採卵できるし、幼虫飼育も可能です。
コストもそんなにかからないし、タイミングが良ければ
生体も安価で購入できることもあるのでマットで飼育がメインの方には
お勧めです。歯形も複雑だしサイズの割には重厚感のあるネブトクワガタ。
試しに飼育してみたら嵌るかもしれませんよ♪




そろそろ全て割り出しが完了しそうです。



ちょっと放置気味の宮崎産。
こちらは飼育個体からの累代です。
画像は64ですが68の♂との掛け合わせの子孫が
割り出し待ち。宮崎県産は幼虫が2産地にいるのですが
幼虫の育ち方が北海道産と比べると緩やかですね。。
飼育温度が大きく影響しているのだと思います。

(画像は違う産地です。)

あと先輩からいろいろと飛んできて唯一成功した秋田産。
東北のミヤマは初めてなのですが北海道とも九州とも微妙に
違うところが面白いです。たぶんなんですが北海道産は
かなり温度を低くしないと九州産のようにゆっくり成長しないのかも
しれませんね。。そう考えると飼育においては北海道産を
大型に育てる方がハードルが高いかもしれませんね。。



ここでちょっとノコの飼育の話を交えますけど、
ノコも北海道産が最初に羽化してくるんですよね^^)
蛹化 羽化時期が早くなるということはやはり温度がね、
少し高いんですよね?
ミヤマも羽化しているのはほとんどが北海道産です。

ここらへんのことはイズミヤマを2年幼虫飼育に持っていく
ヒントにもなりそうです。



現在、割り出し待ちの秋田 宮崎以外では
黒島 神津島 北海道担振地方 宮崎県2産地 伯方島 利島(2系統)
などいるので来年は楽しみが増えそうです。





material by:=ポカポカ色=