クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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いやいや。。暑いですねぇ。。。
今日は空いている時間がハンパなので、どぉしようか迷ってしまいます。
とは言え、お腹は空くのでいつものラーメン屋でちょっと早めの昼食を取り、
書いているワケなんですが、クラーツミヤマの♀が後食をし出したので
軽くテンションが上がっています^^)



個体にストレスを与えたくないのでプリンカップ越しです。
今はゼリーから離れてしまいました。もしかしたら野外では
食べないのか?と勘ぐってしまいます。。



♀のプリンカップの横に置いてある♂。画像では見づらいのですが、
触角が明らかに異性を意識しています。この♂と♀はムシベヤではなく、
ノコの産卵セットを置いてある部屋に保管しているので、少し温度が高いです。



ここでボクが得たクラーツの情報ですが、

・羽化後の休眠期間は3ヶ月ほど。
・♀の生存期間が長い。
・産卵セットの保管期間は長いほうが結果がいい。

が、産卵に関するクラーツのあれこれです。
産卵についてはすでに成功しているので、それほど心配はしていませんが
自分で羽化させた個体での累代飼育は初めてなので、このペアリングまでの
見極めが難しいと云うか?大事だと思っています。



羽化時期に関しては割り出したとき、個体がかなりしっかりしていたので、
いつ羽化したかが不明なんですね。。でも、まだだろうと判断した個体も・・・



ゼリーを舐めだしているので、慌ててNマットを注文しました。
産卵セット内容については他のフォーチュン系ミヤマと同じです。
あと中ケースがまだあるか?ですね。。今年もなんだかんだで
全部使用しましたから^^)割れちゃったのもあるんですけどね。。



クラーツミヤマは外産ミヤマ本格飼育に着手したとき、何にも分からず入手して
羽化した個体が、いきなりレコード越えした個人的には印象深いミヤマなので
他のミヤマより思い入れが強いことは確かです。実は産卵に成功してもその後
まだまだ試練に似た出来事もあるので、ひとつひとつ克服していきたいと
考えています。



いやいや。。ニジイロの♂がどんなことをしても逃げ出そうとするので
プリンカップからクリアスライダーに移しました。。この子・・・
そのままブリードに移行するなぁと、ぼやきながらですね^^)
そのままゼリー替えを行ったのですが、まぁ複数もけっこうな数の♀
と、ご行為された♂は無残の一言です。。フセツは3つないは、明らかに
♀に攻撃されたとしか見えない傷があるはで、カワイソウの一言です。。。
でも元気なんですよね^^)



ところでこのペアリング。♂♀を合体させてコトをお済ませになって
頂くわけですが、同種でもいろいろ違いがございます^^)
またペアリングの仕方も各々 方法が違います。
プリンカップと網板のようなものでホントにご行為だけというやり方も
あれば、同居させて愛を育んでいただくやり方など千差万別でございますね♡



どの方法がいいかなんて野暮なコトは申しません^^)お好きなように
済ませていただければと思いますよ♪ ただですね、種類によっては1回だけ
なんてのもいますので、方法次第ではカナシイ結果になってしまうコトも
ございます。。。



アマミミヤマの野外個体などは高い処に♂が鎮座して、♀がその周りをブンブン
飛んでいるそうで、近くに来た♀をゲット!なんでしょうが、そのようなご行為
をする種類を1週間も同居させたら・・・ぇえ。。カナシイ結果になることが
多いです。あと洞を占有するヒラタなんかも同じコトが起きているようですね?



個人的にはメイトガードするノコ・ミヤマのペアリングは楽しいです^^)
観察のしがいがあるといいますか?ほのぼのいたします♡
因みに伊豆大島に採集に行くとそこかしこで♂が♀をメイトガードしている
姿が観察できます。1回だけメイトガードしているペアのみ採集して
販売させていただいたことがあります♪



ペアリングで好きなのはミクラミヤマのペアリングで、小ケースに
マットを薄く敷いて♀が隠れられる場所を作ります。そうすると♀が隠れるので
そこに♂を放ち、しばらくすると♂が徘徊して、♀がじっと気付いてくれるのを
待つなんて光景が観察できたりします。ミクラミヤマの飼育は現在していませんが
何かの機会があれば再開したいキモチがあります。



逆にさっさと済ませたい種類もいます。マルバネなどはその代表例で、
とにかく短命なので、ハンドペアリングで終わらせて産卵セットに
入ってもらいます。ネブトに至っては起きる前から♂♀一緒に産卵セットに入れて
幼虫が見えるまで放置ですからね。。。とにかく色々です^^)



今回はペアリングについて書いてきましたが、ペアリングにまで持っていく
までも大変だったりするので、♂♀を同居させられた達成感はあります♪




今年 羽化してくるトカラノコの産地は臥蛇島産と中之島産のみ。
中之島産はボクの友人が季節外れに組んだセットから思いがけない
数の幼虫が出て、その一部を譲ってもらったからそれほど多くありません。



そんなワケで今年 羽化してくるトカラノコはほぼ臥蛇島産のトカラノコ
となります。その臥蛇島産トカラノコですが、トカラノコは採集禁止となってから
かなりの年月が経過していることと、無人島になってからも50年強経過している
ので、仮に採集許可を取って採集に行ったとしても、出回ることはまずないと
言って過言ではないでしょう。。



さてさて、産地での特徴ですが、トカラノコは意外と産地別の違いが出やすかったり
します。ビークワ35号(2010年発行・・・なんですね。。)では諏訪之瀬島産に似る
と、されています。確かに似ています。個人的には諏訪之瀬島産よりアゴの湾曲は
緩やかで細めで頭部の縦と横のバランスに違いを感じます。ホントに若干ですが
他産地の個体と比べると、縦に長いんです。なので他産地と比べるとちょっと
野暮ったくみえるかも(個人の感想です。)と、思ったりします。



あと頭部と前胸のラインがなだらかなのと、複眼下の側淵のラインも緩やか
(これはアマミノコ系全般です。)なので、余計そう感じるのかもしれませんが。



色に関してですが、ホントはもう少し暗いです。ボクの個体は規制前に
複数の系統をお持ちの方で、しかも飼育を継続されている方から譲っていただいた
だけではなく、同じことをしている別の方からもご提供していただいた個体を
掛けているので、色が明るくなっています。艶に関しては飼育技術的側面が
大きく反映しているので、臥蛇島産の特徴ではないです。



まぁ最近書いていないのですが、トカラオレンジプロジェクトと銘打って
遊んでいた頃のノウハウが反映されてはいると自画自賛しています^^)



最後にサイズに関してです。ビークワ35号で紹介されているプレートで
62ぐらいのサイズが最大ですが、飼育下でボクが見たことのある最大値は
70に少し欠けるぐらいの個体は見たことがあります。個人で出している最大でも
68ぐらいで、大きくすると少し野暮ったさが増したような気になって
しまいました^^)中之島産のように74~というのは出てこないような気がします。



ビークワ80号(これは2021年発行)で臥蛇島での採集記が記載されています。
桟橋がほぼ消失しているとの記述がありました。上陸が難しくもなっている現在、
この貴重な産地のトカラノコは大事にしていきたいと思います。




ミヤマクワガタです(^^♪ ラベルを見ると5月5日蛹室確認とわざわざ
貼ってあったのと、1頭蛹室ごと出してしまい、人工蛹室に移そうと
思っていたので、ミヤシタくんのあと、覗いて見たんです^^)



そうしたら羽化していました。オアシスはまたの機会となりますね^^)
確かこの子は3頭ほど割った最後の個体だったと記憶していたので、
他の個体も割り出してみました。



うおっ!デカイ!!! これ・・・テトラオドンなの?っつーぐらいです^^)



アゴは長くならないんですねぇ。。。でもデカイ!!



コチラの個体は販売されていると比較的見るサイズです。
これでも充分大きいかなと思います。



あらっ?♀がもう1頭出てきました。これで3♂2♀?
たしか1年1化で2ペアになって、1ペアはヤフオク もう1ペアは
イベントで嫁いでいったと記憶しています。



実はテトラオドン、幼虫をイベントで一緒に販売している仲間が
ヤフオクに出品していて、それを落札しています^^)
なんとも回りくどい入手とも思いますが、出品中に知ったので
そのような入手経路でした^^)たぶんもう1頭いると思うので
ムシベヤ・・・捜索しようと思います♪
サイズ比較なども挙げていきますので、テトラオドンネタは
少々続くと思います。




早めに羽化した♀はすでにお嫁ぎになられていて、
その後は順調に育ってくれていたミヤシタシロカブト。



この蛹が上の画像の個体です。まぁあとは♂だろうと思い込んでいたら・・・



♀が出てまいりました^^)まだここまでは余裕です♪
この子は初めから♀だと思っていましたからね。



うっ!また♀?? この子 小ケースに入っていたんですよ。。



うーん。。。ミヤシタシロカブトは別系統がいるからいいのですが、
こりゃ・・・嫁いでいただくようになりそうです。。


material by:=ポカポカ色=