クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ボクの場合、伊豆諸島と言っても伊豆大島差しか採集経験がなく
他の島のクワガタは飼育しながら見聞きしたことを書いているわけなんですが

伊豆諸島には歩くクワガタが多数いるんですね^^)



有名なところではハチジョウノコ。ノコの採集と言えば
長い竿の網で枝先を見る的な採集やトラップ 樹液採集などが
頭に浮かぶけど、このノコだけは倒木をひっくり返したり
石をどけたりして採集するそうです。



利島産コクワガタ。画像は伊豆大島産ですが、このコクワも
馴染みのある場所にいるコクワではありません。
やはり歩いていて落ちた果実やミミズなどの死骸を舐めているそうで
クワガタというよりオサムシ的に感じてしまいますよね?



採集禁止になって久しいミクラミヤマ。このミヤマも
採集禁止になる前に採集に行かれた方の話を聞きますと
竹林近くの側溝を歩いているのを拾うというのが
採集方法だそうです。後食前に交尾が可能なことや♂が出てくると
♀がマットの中から触覚だけクルクルさせているところからも
想像できます。



意外なところではイズミヤマ。♀の採集例は歩いているところを
捕まえたということをよく聞きます。今回の新島産もそうでしたしね^^)

他の産地ではあまり聞かれない歩いているクワガタ。
伊豆諸島に集約しているところも興味深いところです♪


いや^^)これは欲しかったんですよねぇ^^)



隠岐の島産ミヤマクワガタ。
実は奥尻島産も同時期に出てて、欲しかったんですが
クチノエラブノコと格闘しているあいだに他の人に
落札されてしまいました。。
でも予算オーバーでしたしね^^)
隠岐の島が入ればおっけぃです♥



サイズが小さいせいもありますが随分薄い個体です。
国産のカタチでヒメミヤマ系の華奢感が好みです。



凹凸感もないんですね^^)
国産ミヤマの比率でいうとアゴは長めです。
これ・・・飼育でもこの型が出るといいなぁ♪



小振りながらもしっかり耳状突起が張り出しているのも
いいですね。少し低栄養のマットで飼育してみようかと
思ってしまいます。



微毛は全体的にないです。これ、活動してからちょっと経っているのか
と思われがちですが必ずしもそうではないんです。飼育個体でも
微毛の少ない個体が羽化してきますので、幼虫の時の何かが
影響があるのかもしれませんね?

♀はすでに産卵セットに入ってもらいました。
交尾中のペアを採集したという記載がありましたので
そのまま産卵行動がとれるようにしました♪

今年は島モノミヤマ・・・イズミヤマも含めて集まりましたね。
3月ぐらいには考えられなった成果です。ここまで揃ったら
有名産地は撤退して国産は島モノのみに限定してもいいかもしれません。



イズミヤマを始めとする島モノミヤマは島で特徴があります。
本州・九州・北海道に酷似する島もあれば、今回の隠岐の島産のように
顕著な特徴があると思われる島もあります。個体数が見れていないので
断言はできませんが飼育していろいろ見ていきたいと思います。





今日現在で幼虫が採れているのと新たに入手したのを
羅列しておきます。(割り出ししていない種は除く。)

トカラノコ(中之島 諏訪之瀬島)
ノコギリクワガタ(奥尻島)
トラグルスノコ



フライミヤマ(シュパンスキー)
ミクラミヤマ(御蔵島)
ミヤマクワガタ(奥多摩・日原)



ネブトクワガタ(小値賀島産)



モンギロンホソアカクワガタ



オオクワガタ(北海道)



ニジイロ(クイーンズランド ケアンズ)



ミカルドキンイロ
アウラタキンイロ



パプアキンイロ(アルファック)



ツシマヒラタ

 

ネパレンシス

画像はいつもの通り 参考となります。
ここから割り出し増えていくと思いますが
とりあえず今日現在です。





少し早いかなとも思いましたが、状態は頗るいいので
出品させていただきました。



出品と同じ画像です。F4は全個体♂の腹がはみ出してしまいました。。



ブリードには支障ありませんが管理面と商品としては・・・
という危惧があります。



♀♪ ころんころんしていてミヤマの♀にしてはキュートです♥

イズミヤマのF4はヤフオクで種親を入手して累代した個体を
出品させていただきました。



以前にも書いたことがあるですけど、イズミヤマって
♂と♀が同時に採れるということが極めてまれなんですね。
数が多いとされる伊豆大島でさえそうなのですから、先日の新島産は
稀なんです。土曜の夜から日曜の夕方まで配送のほうに
携われないので来週日曜を終了期限とさせていただいています。
ご検討のほどよろしくお願いします。



先日のルックもそうなのですが、♀は800でもいいかなと
思いましたけど、あえて1400にしました。実際のところ800で
いいと思うのですが、♀の場合は他の理由から1400にしました。



そもそも♂で60台のクワガタなので、そんなに大きくしなくてもと
感じますけど、ミヤマの場合 交換の期間が長いので
マットの劣化を考えて1400にしました。これについては♂も♀も
同じ考え方です。なので♀の最終は800に戻すかもしれませんが
最期の交換から半年放置を視野に入れなければならないので
やっぱり1400かもしれませんね?



あともう一つ理由があって、クラーツでは確認できなかったけど
ヨーロッパミヤマ系は幼虫が暴れにも似た行動を起こすことを確認しています。
どうも羽化した後の坑道を作っているような感じがするんです。
国産ミヤマには見られない(国産ミヤマはホントに暴れています。)
行動なので、このアゴの細いタイプは羽化した後 蛹室から円滑に
出ていけるようにしているのかな?とも思うのですね^^)



あともうひとつ考えているのは
ミヤマの蛹室って割ってみると分かるのですが、ノコとかと比べると
外壁が厚くて硬いんですよね。当然自分の糞を塗り固めていくのは一緒です。
でもある程度の分量(マットのね♪)は必要なんじゃないか?とも
思えるので、♂が50ミリ~の種類は今後3令以降は1400にしようかなと
思っています。

※あくまでも個人が飼育した結果に基づいて書かせていただいています。
該当しない種類もいると思いますので、教えていただけたら幸いです。


material by:=ポカポカ色=