クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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確かに興味が湧くとあれこれと分からないことも
出てくるので、検索はもちろん、書籍なども
引っ張り出して調べたりします。
割と見るのが地図で、ビークワの巻頭プレートに
生息地などの地図が載っていますが、あれは重宝いたします♪



そこから上の画像のような地図を探し出して、そこから
少し自分が知りたいことを整理して、さらに検索をかけていきます。
画像の地図は諏訪之瀬島。最近噴火のニュースが流れたので、記事に
しようと保存していたものを流用させていただいています。
(諏訪之瀬島については後日、書かせていただきます。)



で、地図から何が分かるのか? 国産の場合は経度緯度、
外産の場合は大まかな生息地が分かるので(外産の場合は
範囲が広いですからね。。。)そこから平均気温や画像を
探していきます。意外と採集記事の画像は参考になりますよ^^)
採集記事ではなくともアルナーチャルプラデーシュ州などは
現地の画像だけでも非常に参考になります。



ちなみに旅ブログなんかはよく目を通します。
朝夕の寒暖差とか天気の移り変わりなどはどちらかというと
クワガタ関連より分かりやすかったりします。



以前、マルバネ図鑑を購入したあとすぐに同じショップ様から
ヤエマルの幼虫を購入して、マルバネ図鑑のプレートを参照していただきながら
産地の説明をしていただいたことがあり、非常に嬉しく想ったことは
当然のことながら、調べものをするときの幅が広がったといいますか?^^)
とにかく関連することはとりあえず頭に入れて、そこから必要な事柄を
導き出すようにしています。



ただですね、山岳地帯=低温というところまでは間違ってはいないと
思いますけど、もうちょっと突き詰めて考えてはいます。
ある意味、自然を切り取った状態で育てるわけですから
まるっきりスライドさせるわけにはいかないなという考えはあります。



あと生息地がその種に合っていないと思われる場合もありますからね。。
ワイルドはホント小さいのに、飼育するとアベレージで大きくなる
種類もいますから、やはり自分で実践したことはデータとして残して
上手くいった場合はディテールを治して、そうでない場合は
一から見直すようにしています。



こと飼育に関しては、書籍等の飼育記はもちろんのこと
ネットでの飼育関連は目を通すし参考にもします。
あと仲間や友人からのヒントは大事にしています。

なんとなく、ぐうたらに過ごした2日間でしたが、こーゆー時間も
大事かもと自分を正当化している自分がいたりします♪







元旦と今日はほとんど何もしないで(ブログは書いていますよね♪)
ぐうたら過ごしています。そろそろ動き出さないといけませんね。。



このペアのセットとか、インペラの割り出しとか
ラトレイユのセットとか・・・やることは多々あります。
大晦日から出品しようと思っていたヤフオクも再開したいですしね^^)



ミヤマについてはこのぐうたら期間にいろいろと
調べものをしていました。主にアルナーチャルプラデーシュ州に
ついて調べていて、興味深いことも多かったです。
やはり気候とか情勢とかは頭に入れておきたいですからね♪
あと産地。例えばウェムケンひとつ取っても現在ではロワースバンシリ
西シアン 西カメンと、ボクが知る限りでは3産地あるので、その位置関係が
どうとか?地域差的なものがあるのか?とかは知っておきたいところです。
西カメン産はメタリックな上翅の個体が存在するそうですが、個体差の域
との見方が強いようです。アルナーチャルプラデーシュ州自体が
思っていたより広範囲ではないので、地域差的な部分ではあまり考えなくても
いいのかなという見解を見いだせたことは大きいです。
久し振りに外産で国産並みの調べものをしたので、ぐうたらしていた割には
充実感があったりします♪



ノコについては、すでに書かせていただいていますが国産種・・・
特にトカラノコを今まで以上に突き詰めたい気持ちが強いです。
もちろん同時進行で各亜種や際立った特徴(地域差)が出る産地は
飼育していきます。飼育的な面ではミヤマの飼育温度を上手く利用して
幼虫期間を意図的に伸ばしてみたらどうなるのか検証したいと思っています。
昨年は北(北海道)を産卵させたので(現在飼育中)、今年は好きな型である
瀬戸内海・北九州あたりの産地(ボクの場合、離島も絡みます♪)を
探そうかなと思っています。現在 淡路島 宮島は休眠個体を持っていますから
対馬 五島列島あたりを狙っています。



マルバネも進行中です。ついにアママルを飼育できることになりましたから
他亜種と併せてあれこれ考えながら飼育していこうと思っています。
意外とマルバネ飼育から得ることは大きいので、他の種類に応用できたらと
考えています。



上記3種以外ではキンイロ・コクワ・キクロ・ネブトと
少々の外産ノコ・シカはエッセンス的な飼育となるかもしれませんが
なにしろ浮気性でして^^)ここ最近のニジイロ然り、自分でも
どうなっていくのか見当もつきません^^)

とにかく3日は動かないと・・・と、思っています♪






こちらも久々です。2つほど臥蛇島産トカラノコの
記事を挙げさせていただきました。色については画像を
見ていただければ一目瞭然なのですが、ここで人為的な
テクも含めて、今年のトカラオレンジプロジェクトの進行予定などを
書かせていただこうと思います。



臥蛇島産トカラノコで友人が見事に具現化してくれた
色の発色ですが、もちろんトカラオレンジプロジェクトの
主軸である中之島産で応用させていただこうと考えています。



今年羽化してきている個体中 一番発色の良い♂と
CBF2 CBF3 CBF1(CBF3×CBF3)の3♀でペアリングします。
※CBF1の種親となるCBF3は表記されているCBF3とは別系統です。
ことによっては2♂使用するかもしれませんが、ここは未定ですね^^)



で、今年羽化個体と現在飼育中の個体は大型化も目論んでいましたので
♂は菌糸で飼育しているのですが、菌糸での飼育をやめようと思っています。
これは菌糸の場合、急激な温度変化のときにキノコ菌が活性して発熱することを
懸念してのことです。マットのほうが幼虫に与える温度変化を軽減できるのでは?
という考察で飼育を進めようと思います。



幼虫の飼育温度を極力下げたほうが
発色の良い個体が羽化してきていることからなのですが、まだ公言できるほど
数が出ていないのですね。。。ノコの場合 あまり下げすぎると
話が変わってきますので、ここは慎重に事を運びたいと思います。



あとは羽化前後の対処です。これはその時になったら記事で挙げていきますが
少し乾燥気味のほうが明るい個体 艶のある個体になりやすいのですね^^)
この部分についてはかなり慎重に作業しないと今までの経過が全て無駄に
なりかねませんから、書こうかどうしようか迷うところです。



実はミヤマの羽化不全の対処を考えていた時、偶発的に分かったことで
しっかりできるようになったらお伝えしようと思っています。

そんなこんなのトカラオレンジプロジェクト。
随時カッコよくてきれいな個体が拝めるよう今年も
精進させていただきます♪




随分久しぶりにこのカテゴリーを書きます。
昨年26日のクワタで非常に優良な個体を友人が
出品していたので連れて帰ってきました。



この画像の個体はボクが飼育した個体。CBF3です。
今回入手した個体は・・・



ここ最近で臥蛇島産では見ることのできない黄色い個体。
CB表記になっていました。聞けば、ずーっと臥蛇島産トカラノコを
累代してきたが、どんどん色が濃くなってきたので背景がしっかりした
個体を入手して血の入れ替えをしたところ、この画像のような
個体が羽化してきたとのこと。もちろん血の入れ替えだけでは
このような個体は出てこないのですが、それにしても見事に発色した
綺麗な個体です。



裏側。画像左が入手個体、右が飼育個体です。
色の違いは明らかですね^^)



付いてきた♀もかなり赤い!裏側後胸の黄色も見事に出ています。
今回 ボクの飼育個体は黒化型が複数出て、それはそれで珍しいのですが
ここまで♀が発色しているのを見ることが出来るのは近年稀ですね♪



もちろん今年、累代はしていきます。どのように掛けていくかは
これから考えますが、背景や経緯がしっかりした個体と巡り合うことすら
貴重となってきた臥蛇島産トカラノコ。大事に累代したいと思います。



2021年最初の『日本の離島から』は、臥蛇島です。
トカラノコ好きでしたら一度は耳にしたことはあると思います。



こんな島です。1970年(昭和45年)に無人島となりました。
位置的には中之島から28キロ離れています。
クワガタを主体に言わせていただくと、採集禁止前は
無人島となってもお墓参りに行かれる島民の方が利用する
上陸用の船着き場だったり、断崖絶壁を上るためのロープだったりを
利用して上陸できたようですが、現在ではお墓参りをされる方も
少なくなり、また無人島となってから51年という年月が経過している
ことから、人工的な建造物がどうなっているかは想像し易いかと思います。

最近では自衛隊の訓練に使われたことも記憶に新しいですね。



さて、クワガタに限定して話を進めますと真っ先に思い浮かぶのは
ノコギリクワガタです。コクワやネブトも有名ですが、一般に
流通されておりません。なのでノコを中心に話を進めていきます。



臥蛇島産のトカラノコは中之島産・悪石島産ほど流通はしておりません。
けど見ないわけではないのですね。現在では諏訪之瀬島産・口之島産を
探すほうが困難だったりします。特徴的にはあまり派手さがなく、
サイズの伸びもそれほどでもないという印象を持っています。



ボク個人としては、トカラノコに傾倒しだした頃は
『幻のトカラノコ』でして^^)価格もそれなりでしたから
いつかは手に入れたいと思っていた憧れのトカラノコでもありました。
現在でも、それなりの背景や経緯がしっかりした臥蛇島産を入手しようと
すると、それなりの出費は覚悟することになります。

そんな臥蛇島産トカラノコですが、現在ではかなりこなれた価格帯で
入手することはできるときもあり、それはそれで喜ばしいことだと
思います。


material by:=ポカポカ色=