クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
3 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
フリーエリア
最新CM
[01/22 NONAME]
[01/21 nsk]
[01/21 NONAME]
[01/20 nsk]
[01/19 NONAME]
最新TB
プロフィール
HN:
あんず
性別:
男性
職業:
自由業に近い自営業
趣味:
クワカブ飼育、bike,
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア
ポチッとね♪
フリーエリア
フリーエリア
フリーエリア
[480] [481] [482] [483] [484] [485] [486] [487] [488] [489] [490]


まぁとにかく嵌っています^^)
現在いる幼虫と暴けばいるんじゃないかという種類を
備忘録として羅列いたします。



ユダイクス
アクベシアヌス
ケルブス(2系統)
ユダイとアクベスも別系統追加予定です。



ルニフェル(原名)
フライミヤマ(シュパンスキー)
チベットミヤマ(イサキ)
チョウセンミヤマ
ルニフェルは全頭 蛹化しています。



ミシュミ
ウェムケン(2産地)
ウェムケンは西カメンとロワースバンシリ
西カメンは割り出し待ちです。



クリイロ(北部)
テトラオドン
ラエトゥス
ここらへんは新規追加ですね^^)
ラエトゥスは♀が2頭羽化しています。



タイワンミヤマ
ゲアンミヤマ
タイワンミヤマはWF1.ゲアンはペアになりそうです。



ルックミヤマ
ヒメミヤマ
ルックは幼虫購入。ヒメミヤマは一応幼虫が見えていたので
大丈夫かと思います。と、まぁ自分でも呆れるぐらい
増えましたが自己ブリード以外はほとんど10頭以下なので
圧迫感は感じていません。あとですね、意外と使用済みマットの
配合は必須なのでマットの使用量ってノコやヒラタより少ないぐらい
なんですね^^)生体の入手にはちょっと覚悟が必要ですが
あとのコストはそんなにかからないのもミヤマの魅力ではあります♪



ちなみにエラフスは成虫で残してあるので来年のブリードと
なります。なのでここには入っておりません♪


伊豆諸島のクワガタは面白い習性がある種類が多いと
書いたことがあります。今回はイズミヤマとミヤマの
飼育下におけるエサの違いなどを中心に考えたことを
書いてみたいと思います。



ボクは当初 型こそ違えど飼育内容はそんなに変わらないと
思っていましたがどうも違うようです。
イズミヤマは伊豆大島・利島・新島・神津島にいるミヤマが
亜種としてイズミヤマとされています。



特徴としましては、原名亜種に比べて大あご・頭部の発達が
悪く、腹部がやや大きい。原名亜種のような大あごの変異はなく
全てフジ型となる。(ビークワ47号抜粋)と、あります。



ここからは個人の飼育経験を書かせていただきます。
まずは産卵セットを割り出したときのことですが、
ミヤマは黒土部分や材回り(幼虫は材に食い込んでいます。
材の中に入っているのは稀です。)にいることが多いけど
イズミヤマは黒土とマットの境から多く割り出しました。
ミヤマとイズミヤマはほぼ同内容のセットです。
ボク個人は逆のイメージだったのですが違いました。



幼虫飼育では同内容の配合のマットを用いました。
内容は完熟マットと産卵一番を1:1に黒土を一掴み
もしくは使用済みのマットをフルイ掛けして混ぜ込むというもので
令が進むにつれて(交換のたびに)黒土の量は減らしていく
セッティングです。これで飼育を進行させたところ
イズミヤマの♂はほぼ全頭 下の画像のような個体が羽化しました。



腹が出ています。ノコを菌糸で飼育するとこのような個体が
羽化してくることがありますが似たような症状だと感じました。
ミヤマで同時期羽化の個体はこのような個体は見受けられないので
イズミヤマには栄養過多なのかな?と感じました。
ただノコほど飼育数は多くないのでまだ検証の余地はあると思います。



あとですね、イズミヤマは温度を下げようと容器を大きくしようと
幼虫期間が短いです。現在WF1の♂が容器を外から見えなくなっていますが
(すでに♀は全頭羽化済みです。)たぶん蛹室を作っていると思われます。
この個体は1400に入っています。昨年の8月採集の個体からなので
2年にはならないのですね。。よく言って一年半一化ですね^^)



今後のイズミヤマの飼育ですが、ミヤマとエサの配合を変えてみたり
置く場所を変えてみようかと思っています。容器サイズは今まで同様
♂は1400 ♀は800で飼育します。正直なところ、イズミヤマの大型個体を
羽化させるにはヒトクセもフタクセもあるように感じています。

ミヤマの飼育は種類によってエサの配合を変えてみたり
産卵セットの内容を変えたりと飼育者の頭を悩ませると同時に
探求心を擽ります^^)ちょっと飼育し始めの感覚もあり
面白くて仕方ありません♪






できあがってきました♪
SRクン♥



こんなお茶目なことも♪
メインはここじゃないんですけどね^^)



ライト・・・丸くしました^^)



黄昏時を走り抜けます♪


今回、珍しくイズミヤマとミヤマの割り出しを同日に
行いましたので、ちょっとした違いを発見することができました。



イズミヤマとミヤマでは産卵場所が同じところと違うところが
あるんです。



ミヤマも本州・九州・北海道産ではなく、離島のミヤマなので
比較しても分かりやすそうですしね^^)



画像は中甑島産の割り出し風景です。まずミヤマなのですが
材回りに集中して産むのは離島産も同じなのですが
中通島産のほうが材回りに幼虫が多かったです。
隠岐の島産は黒土部分にも産んでいました。
生息地の環境の違いが伺えます。ただこの両島に共通しているのは
優先種がヒラタなんですね。隠岐の島はミヤマの数は少ないそうです。



対してイズミヤマは黒土部分にも材回りにも産まないんですね。
どこに産んでいたかと言うと、黒土とマットの境目、マット部分の
硬い部分からほとんどの幼虫が出てきました。
これはけっこう意外なことだと思うんですよね。。
イズミヤマとミヤマの同サイズを比較すると
特徴の違いがよく分かります。大きくなるのはミヤマなので
そうなるとミヤマのほうがマット部分から出てきそうですが
ミヤマのほとんどは材回りか黒土付近から出てくるので
ボクの発想とまるで逆でした。。これ・・・今後の産卵や幼虫飼育の
ヒントになりそうなんです。マットの配合もイズミヤマは黒土の配合率を
多くしようと思っていたので、考え方を変えねばなりません。。



これからもいろいろなミヤマを飼育していくと思います。
このような細かな違いを集めて自分なりの飼育のレシピを
作り上げていければ最高だよね♪と、思った次第です^^)


意外な展開から中断を余儀なくされ、
(まさかのカブ号パンクです。。。)
どうしようかとも思いましたが、最終的には国産ミヤマの
割り出しまでは終了しました。



アクベスと奥多摩の交換から始まって
隠岐の島 中通島 新島の割り出しまで終了したところで
バイク屋さん(息子が自転車でお世話になっている地元の
古くからある2輪屋さんです。)から電話が入ってカブ号を
取りに行きました^^)もうここで3時を廻ったので片付けて
ユウタンさんへ♪ 菌糸とマットを買って、あとはいつもの談笑タイム♥
これで本日のクワ活は終了です^^)

割り出しの結果なんですが、中通島産と隠岐の島産は
今しがた出品させていただきました♪
それなりの頭数を確保することができたことを意味しています^^)
イズミヤマ(新島産)ですが、側溝を歩いていた♀を採集していますので
どうなるかとは思っていましたが、そこそこの数は産んでくれて
(残念ながら出品までは叶いませんでしたが・・・)
無事ご予約分も確保。ご予約された方にはすでに連絡済みで
お返事もいただきました。どうもありがとうございました♥



そのあと出品作業に移り、ケルベス アクベス(♂ミニ)ペアと
アマミノコペアも追加して計5品を出品させていただいています。



今後の出品予定も少し見る時間もあって、鹿児島産ミヤマ
秋田産ミヤマ 宮崎産ミヤマを出品予定です。



ノコはいよいよ臥蛇島産トカラを出そうか画策中です。
あとクロシマノコがまだいますので(2ペアめはクワタで販売済みです。)
そちらも出品予定です。あと中之島産トカラノコまでは見れなかったので
仕事が終わったら確認します。ノコはほとんどワインセラーに入っているから
確認に時間が掛かるのですね^^)

ちなみにですが、ヨーロッパミヤマ系は今回でほぼ終了です。
ユダイクスは先日、嫁を連れて旅立ちましたし、アクベスの84
(当ブログの画像で頻繁に出した個体。)もご予約済み。
ミヤマは早いですね^^)ちょっと嬉しいです♥
外産ミヤマはルニフェルがほとんど蛹になっているので
年末にはお披露目できるかもしれません♪



想定外の出費もあったのでウェムケンの割り出しはもうちょっと
先になりそうです。併せて先日のクワタで入手した個体の交換も
少し伸ばします^^)ご予約もいただいているのでお待たせしてしまう
ようになりますがよろしくお願いいたします。
以上、24~25日にかけてのクワ活でした^^)



material by:=ポカポカ色=