クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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今月は休みに何かと出る用事(と、言っても遊んでいますが(^^♪)が
多く、ガッツリ一日クワ活と云うのは昨日が初めてかもしれません^^)
実は17日の土曜は仕事仲間とのお疲れ会があったりして、ちゃんと起きれるか?
少々心配でしたが、なんとか普通に起きれたので、午前中にチャマルとイベント
出展個体の選別、早めのお昼の後はミヤマのマット交換に従事しました♪



ミヤマはほとんど羽化しているんぢゃないの?と、思われる方も
いらっしゃるかと思います。しかし王道の外産ミヤマ各種が残っています(^^♪



ケルブスを始めとするヨーロッパミヤマ勢各亜種とタテイタ系を
中心にマット交換をしました。もちろん状態を見ての交換になるので
全取っ替えではありません。中にはそれまでのマットを全部出して
新しいマットと混ぜて入れ替えたり、大きな容器に移し替えたりした個体も
いますが、ほとんどがそれまで入れていた容器を使用したので、約30本を
2時間強で作業しました。たまーに体重も測ったりしましたよ^^)



これ・・・大きかったです。数字はともかく幼虫の大きさが良かったです♡
今では珍しいギリシャ産ケルブスです。



こんなもんなのかなー??と、思ってしまったドンミヤマ。
タテイタ系はドン以外にプラネットも交換しましたが、ホントはヘルマンが
先でした。。。なんとか23日にやっつけたいと考えています。



因みにですが、ヨーロッパミヤマ勢はどれくらいいるのか?
を、把握し直さないといけないんです。昨年 交換したり、2年になった個体
もいるので、今一度確認しなきゃねんですね^^)



昨年 6月孵化のアクベシアヌス。約8ヶ月経過しましたが、
こんなもんかなー?^^)最近は少し疎かになりがちなので
手綱を締めなおします。。



ユダイクスは22年に幼虫入手の個体が残っています。あと、テトラオドンも
3頭ほど2年になっていますね。。この辺りは飼育の継続を考えています。



アクベシアヌスと同体重だったケルブス。
ケルブスは自己飼育の個体とアクベシアヌスと交換した個体に加え、
前述のギリシャ産がいるので、今一番数が多い種類です。

とにかく数を熟さなければならなかったので、個体ごと細かく見てはいないけど
なんとかマットも足りて、昨日の予定は終了(^^♪ 24日 25日はイベント出展なので
ヘルマンなどは23日の早いうちに交換しようと思っています♪


随分 久しぶりの更新です。。
チャイロマルバネは2023年の5月に多頭飼育以来 交換はせずに
いましたが、マットの減りが著しかったので暴いてみました。



11頭 いただいたのですが、1頭落ちていました。。
5頭では多かったのかと思いきや、死骸が残っていて
けっこう早いうちに落ちてしまったようです。。



生存している個体は全て3令に加齢していますが、個体によって
バラツキが見られます。



見た目大きい個体と小さい個体を測ってみました。
4gと2g・・・倍 違いますね。。。



多頭飼育に戻すか単頭飼育するか?ですが、
迷わず単頭飼育に切り替えました。これ以上減らしたくないのも
そうですが、羽化ズレも考慮に入れなければなりません。



当初 800クリアボトルを考えましたが、ここから春にかけて
見ていくだろうから、今回は430プリンカップに入れました。
因みに単頭飼育の場合は500で充分だそうです。



マットはそれまで使用していたマットに他マルバネの使用済み+赤枯れ
で調整しました。ホントはね^^)少し完熟マットを足そうか考えたのですが
今回 安全性を重視します。2022年12月孵化ですからね。。
3年目に突入したチャイロマルバネ(^^♪ 今年は新成虫を拝めると嬉しいなぁ♡


伊豆大島に行く前に書かせていただいたメアレーの記事、
覚えていてくださると話が早いのですが、昨年~今年にかけて
羽化してきたミヤマ、同種でも若干の羽化ズレがございまして^^)
これ・・・♂と♀が1頭づつしかいないと不安要素になるんですが
ペアですとちょっと有難かったりします♪ 今回は2ペアづつ残した
種類を2回もしくは起き出し対策を施していますというお話です^^)



先日のメアレーは2ヶ月ぐらいなので、気温次第ではあんまり変わらないかも
しれませんが・・・



このあいだ羽化したヴェムケンは2月、その前に羽化しているのは11月なので
実に4ヶ月ほどあいだが空いています。産卵セットを組む時期が変わってきますよね?



ルニフェルもほぼ同時期なので、起き出した個体同士で掛けるつもりなんですが、
ルニフェルは以前 起き出しで失敗しているので、慎重にコトを運ぼうと
考えています。



ランミヤマも同じくらいの羽化ですけど、サイズが違い過ぎるので
起き出しがどうなるか?ですね^^)前回のスキルはあくまでも参考程度に
留めておいた方がいいかもしれません。前回は♂も♀もサイズに差がなかったんですね♪



ラエトゥスも2ペア残しています。2♀とも友人からのご提供なので
失敗は許されません^^)今年のミヤマブリードはラエトゥスが一番最初に
なりそうです。

今回 ご紹介させていただいているミヤマはボクの処のスタンダートに
していきたいと考えていて、スタンダートとしてもう2種ぐらいを考えています。
要は毎年羽化してもらいたいという願望があります(^^♪





先日 渡島して採集したネブトクワガタ ペア♪
出品させていただきました。



同じ倒木から採集したペアとなります。
出品には迷いがありましたが、♂成虫をもう1頭採集しているのと
採集した3令幼虫が2頭とも♀だったので、幼虫が羽化したら
その個体と掛けてもと思い、出品いたしました(^^♪

 

この画像の2体となります。倒木を割り出してからまず♀を採集。
その後 ♂を採集しています。同じ倒木から出しています。
採集した時期と経緯から未交尾の可能性が高いです。

 

最近 飼育個体画像を引っ張り出したので比較してみたいと思います。
画像のサイズは違いますが、個体のサイズは飼育個体が24ミリ 採集個体が23ミリ
なので、比較し易いかと思います。一目見て分かるのがアゴの太さです。
内歯部分の太さが飼育個体のほうが明らかに太いです。採集個体はスラっと
しています。飼育個体のほうがアゴ全体が太いです。
採集個体は全体的にスリムな印象がありますね^^)対して飼育個体は
前胸や上翅に丸み(厚み)を帯びます。この辺りはエサの影響が大きいように
感じます。ノコで云う処の小頭大腹のソレかなと感じます。

 

倒木のフレーク状の部分から採集しているので、採集個体は擦れからなのか?
艶消しになっています。飼育個体には艶がありますね♪
画像の飼育個体は昨年の出品個体から抜粋しています。



♀はまずサイズが全然違います。飼育の場合♀の10ミリ台って、
230ほどのプリンカップに入れっぱなしや多頭飼育をしない限り出てこない
ので、一目瞭然です。艶や前胸・上翅の丸みは♂と同様に飼育個体のほうが
丸み(厚み)を帯びます。



繭玉割りの♂採集個体は手許に置いているので、艶などは飼育個体と比較
したいところです^^)実はあんまり出したくない気持ちもあるので
開始価格を高めに設定しています♪






これは出品時の画像です。いや、昨日 プリンカップに移す前に
累代個体(飼育個体)と比較した画像を撮ったのですが、西日が入ってしまい
とてもじゃないけどお見せできる画像ではありませんでした。。
少々落ち着くまで暴きたくないので、飼育上と野外での共通点や違いなどを
考察を交えて書いてみたいと思います。



まず、ボクがネブト飼育を始めた当初のマットは、赤枯れ 使用済みなど
入手困難だったり、他の種類を飼育していないと手に入れられないなど
マットが難しいとされてきました。まだまだネブト飼育がメジャーではなく、
採集された場所の状況(倒木の状態)から判断しての事だと改めて感じました。
確かに倒木の土と接触する部分はだいたい赤枯れるし、倒木を持ち上げると
落ちてくる(生体が)ことが多いので(友人談)、そう考えて然るべきと痛感
しています。



かつて書籍(雑誌等)に少ないながらもネブトの採集記事が載っていました。
そのときの記事を穴のあくほど読んだりもしましたが、違いはあります。
地域によって生息の仕方が異なるので、ここは参考程度という事でいいと思います。
野外の場合 外敵にやられることは考えに入れなくてはいけません。



この画像は採集時の繭玉です。飼育でもマットにフレーク状のオガが混ざっていると
少々ゴツゴツ感な手触りの繭玉を出すことはありますので、ほぼ同じと考えていい
と思います。マット(野外ではマット状)の色≒糞の色なので、野外でも同じ繭玉
が、観察できています。



野外でもマット状にまで細かくなったフレークの中に幼虫がいました。
ただ水分は飼育上の多めよりは随分少なく感じました。あとですね、
樹皮も含む倒木の外側はある程度固くて、内部がフレーク状になっている
倒木で採集できているのですね。。これ・・・なかなか探すのが難しいので
意外と産卵場所の制限があるのかもしれませんね。。
前述のネブト記事では、ひとつの倒木から成虫も幼虫も出てくると云うのは同じです。
ただコロニーのようにと云うのは今回の採集では観察できませんでした。



これはあくまでも推測ですが、同じ倒木で羽化した♂と♀が自力ハッチ後
同じ倒木内で出会い、交尾⇒♀は産卵という経過を辿っているのかもしれません。
飼育でも複数入れていた容器を放置していると、羽化した成虫と初令幼虫が出てくる
ことがあるので、自力ハッチ後はすぐの交尾・産卵が可能なんだろうなと考えます。



他の方の採集個体をヤフオクで見かけたりします。産地も異なりますが
樹液採集と明記されていることがあり、ある程度産んでから樹液に
集まるのかもしれません。個体によって違いはあるとは思いますが、
採集個体に当たり外れがあるのはそのせいかと思います。



現在では市販のマットに加水するだけで幼虫を得られるようになりましたが
野外・・・特に関東や離島では決して数は多くないネブトクワガタ。
今回の採集は他の種よりも飼育の参考や熟考を重ねるいい機会となりました♪


material by:=ポカポカ色=