クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ご存じの通り、ボクは国産種が中心の飼育を
していますが、国産種の好きな部分のひとつに
『サイズ』というのがあります。
大きい個体でも丁度いいサイズなんです。


本土系ノコの70~とかが自分の中の
『デカイクワガタ』で、正直なところ
90UPだったりすると躊躇しちゃったりします。

だけどやっぱりカッコイイなと思う種類もあって
かつては飼育したりもしたんだけど
やっぱり続かない。。手に負えないんですね^^)



だからマレーヒラタはボクにとってはサイコーの
クワガタの1種なんです。
実はスマトラヒラタは昔から好きで
スマトラ沖地震直後入荷が見込めないとか
今はもうありませんが、某大型昆虫ショップが
100UPを高額買取をするとかも手伝って
一時は3リットル瓶を買い込み、かなり真剣に
飼育していた時期がありました。
で、90台後半を羽化させることも経験したし
当時お世話になっていたショップのお客さんが
103ミリ(当時のギネスです。)を出して
その個体を見せてもらったりして一喜一憂
した時期もあったのですが、続きませんでした。
あの大きさの個体が20からいると大変なんです。
成虫の管理もそうなのですが、幼虫の置き場に
困ったことをよく覚えています。



ボクが持っているマレーヒラタは60台。
だけどしっかりスマトラ系オオヒラタの顔を
しています^^)



水かきと呼ばれる内歯もしっかりしている。



マレーヒラタは大きくなっても80~
実際のところでいくと75ぐらいが多く羽化してきそう
なので、国産ヒラタの大型と同じくらいです。



一時は『マレー』と名が付くだけで高額だったのですが
ここのところは価格もこなれてきています。
入手は・・・中々難しいかもしれませんね。。
あまり見なくなりました。

国産ヒラタ同様続けて行ければいいなと
思う種類です。




以前は完全乾燥タイプとかありましたが
(今でもあるにはあります。)
現在ではほとんどがそのような表記はありません。
加水の有無、量は飼育する種類やマットの状態
管理するスペースの湿度などで加水量を変えていくのが
ベターだとは思います。でも、そんなのワカンナイ。。
(ボクも毎回試行錯誤です。。)と言うのがホンネ♪



だいたいこんなカンジのものを購入されると思うのですが。。
密閉はされています。こまかーく言いますと
微量ですが漏れていると思ってください。(ここは空気です。)
ボクは購入後、ビニール袋に画鋲で表裏9ヶ所ぐらい穴を開けます。
で、それから1週間ほどしてから使います。
ボクはマットを購入する場合、ほとんどがショップで選んで買っています。
マットの色、袋から漏れるニオイなどでどのくらいの期間で
いい状態になるかを判断します。
この時期、朝夕と日中の温度格差が激しいので、そんなこんなを
しているとマットに水滴が付き、水分量が変化します。
要は大気中の水分を取り込んでしまうのですね^^)
これは画鋲で穴を開けなくてもそうなります。

ここからが本題です。
マットの袋を開けてバケツ等、他の容器に移すのですが
このときマットの量は少量にします。あまり多いと分からなくなるからです。
で、グっと握ってお団子が出来たら加水の必要はありません。
手の端からマットがこぼれるようでしたら少しづつ加水します。
ここを雑にしてしまうと後々メンドーなので慎重に事を進めます。
水はマットより重いので底からたくし上げるように撹拌して
状態を見極めます。マットの出荷状況で変わるのと
季節ごと温度湿度が違うので、この状態を覚えておくと
イイと思います。
加水量は、エサの寿命もそうですが幼虫の生育状態も
大きく左右するので大切だと思っています。
特にこの季節の変わりめの時期は迷うこと多々です。
ご自分の一番を見つけてください^^)




まずは割り出し時期からですね^^)
国産ノコの場合、状態のいい♀ですと
産卵セットに入れてから2日程度で卵が見え始めます。
今回は、採るだけ採ろうという前提で話を進めます。



ノコ♀の行動はさておいて、早ければセット2週間前後から
幼虫が見え始めます。採るだけ採るのが前提なので
ここはほっときます^^)
で、その後も産み続けますのでどのタイミングで割り出すか?
が問題ですが、ここはもう飼育されている方の好みです♪
早い段階で割り出すのでしたら、割り出しに細心の注意が必要です。
例えばセット後1ヶ月半で割り出したとしましょう。
そうするといろいろなステージの幼虫や卵と遭遇することに
なりますが、個人的にはケース壁面に見える幼虫が2令初期になるまで
待つことが多いです。セットに使用しているマットが著しく劣化したり
しない限りはそうしています。
初令で割り出した幼虫はプリンカップ。
2令初期あたりで割り出したら500もしくは800の容器に入れます。
このときの温度帯はプリンカップならセットよりやや低め、
PPボトル等でしたらセットと同じくらいでいいと思います。
初令はセットと同じマットで構わないと思います。
水分が若干多めがいいです。プリンカップは乾燥が早いので
たまにキリフキしてあげるといいと思います。
PPボトル等も同様ですが、何故プリンカップは温度を少し低めに
するのか?小さい容器のほうが外気の影響を受けやすいからです。
菌糸に入れる場合、セットより低めの温度帯の場所に置きます。
菌糸のほうが容器内の温度が高いのと、菌糸にいい状態の
温度帯のほうが幼虫環境も安定するので若干低めの場所に
置くようにしています。プリンカップに入れた幼虫も2週間程度で
大きな容器に入れたほうが無難です。
ここからは期間で交換するか?個体の状態を見ながら交換するか?
なのですが、ボクは個体の状態で交換しています。
マットの状態が悪い、多頭飼育等以外ではだいたい2ヶ月あたりが目安
ではありますが、大きい個体は居食いするしマットが揺る詰めだと
マットの高さが低くなってきます。
ちなみにヒラタとノコを比べるとノコのほうが3令に達するまでの
期間は長いです。
居食いをしている個体は引っ張れるだけ引っ張りますよ^^)
交換は少ないに越したことがないのです。



8月に割り出したとして、10月~11月に交換。
お次は2本目ですけど、ここはもう個体の大きさで判断します。
大きな♂幼虫なら1400。♀や小さな♂は800です。
ボクは2本目は引っ張るのでマットなら水分多めで温度低め。
このときの温度低めは幼虫が活動できる範囲の低めです。
あまり低いと休眠状態になり、幼虫期間が長くなります。
ここからはまた時期になりましたらUPさせていただきます。
ノコ幼虫は2令中期あたりから強くなりますが、それまでは
意外と弱いです。そのことを覚えておいて
割り出しや容器投入をされるとカワイソウなことが
少なくなると思います♪



なんとか作りました^^)
明日 ニジイロを配送するので、その容器がすぐ
出るところに置いてあるためちょっと画像で
出せませんが。。。

やはり飼育種類数は見直さないといけないよなー。。
ボクの誤算は種親が元気だということ^^)
ノコは☆になっちゃいますからね。
ヒラタの場合、♂♀ともに元気だったりするので
そこが浅はかでした。。



実際のところ、翌年また産んでくれるので
(ウチでは伊豆大島ヒラタとゴトウヒラタは
2年連続です。)お得感はありますけどね^^)

確かに販売の彩を添えるような意味で飼育している種類もありますが
やっぱり好きだからというのがホンネ♪
カンタンには手放せません。。

今年は本土ノコの離島モノが増えているので
やっぱ少し制限はしないといけないかな?とも思います。

現在ほとんどの幼虫は菌糸に入り、通年の菌糸置き場では
足りなくなっている現状。
すこし考えなくちゃね♪


お昼から本格的に割り出しを始めました。

ウイックハムヒラタ(2度目)
オキナワヒラタ(伊平屋)
トカラノコ(中之島)
トカラノコ(諏訪之瀬島)
ハチジョウノコ
クチノエラブノコ
本土ヒラタ(有田市)・・・かな?
いっぱいやったので、細かいことはさておき
みんなほぼほぼ採れていたのでまぁ安心です。
諏訪之瀬島のノコが少なかったです。



菌糸も昨日買い込んどきました^^)
画像は20本ですが、800を50、400を7、1400も7
マットは完熟を20 ばくさん君を10 Uマットを10です。

今年は割り出し時になるべく♂♀判定を済ませて
♂は菌糸、♀はマットに入れてコスト削減を図ります♪



産卵セットのみなさん。画像は4つですが結局7つ割りました。



まぁいつも通りの画像です。ウイックハムヒラタだと思います。

ニジイロの幼虫が思わぬところに売れたので
スペースも確保でき、なんとか収まりそうです^^)

明日はニジイロの配送準備となんとかネブトの割出しまで
やりたいと思います。



今度別枠でUPさせていただきますが
ハチジョウノコの幼虫が入っています。
敢えてのプリンカップ。どーなるのでしょうね?^^)

ハチジョウノコは、完熟マット Uマット 菌糸の3本立て!!
まずは幼虫を大きく育てないことには始まりません。

産卵セットは残り
ミシマイオウノコ×3
ミヤケノコ×2
アマミノコ(加計呂麻)
チョウセンヒラタ
ヤエヤマノコ(西表島)が残っています。
アマミノコは初令が見えていて、あとは卵がチラホラです。
この割り出しはちょっと先になるかもしれません。

2日じゃ足りないかもなー。。^^)


material by:=ポカポカ色=