クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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昨日のことなんですが、どう見ても
容器外からは黒く見えたので
だめだろうと思い、割ってみたら羽化直前状態。。
夜遅くということもあり、成虫管理用のタッパーに
キッチンペーパーを簡易人工蛹室っぽく敷き詰めました。



本日、無事羽化となりました^^)
羽化不全もなくよかったぁ~♪というのが
ホントのところです^^)

さて、ここでなんですが
画像だと見にくいけど、かなり水分を放出しているのですね。
後翅には水滴も確認できます。



この水分(体液?)の放出と蛹室の湿度が
羽化不全の否に関わっているのでは?と、
思うのです。人工蛹室の加水についても同様なのですが
蛹室の湿度(指で触って、『水』と感じるぐらい)が多いと
かなりの確率で羽化不全になるんじゃ?と、思っています。
たぶんなんですが、羽化時に放出する水分を蛹室が吸収して
くれない?ので、放出した水分の行き場がなくなっちゃうのかな?
と、感じています^^)



因みにこのインタント人工蛹室ですが、
5㎝×8㎝ぐらいのタッパーにキッチンペーパー2枚を
サイズに合わせて折り畳んでキリフキ(ここは多め。)。
キリフキしたキッチンペーパーの上にまたキッチンパーパー2枚
を同じように折り畳み指でなるべくシワがないようにして
カタチを整えます。このときはキリフキはしません。
洗濯物でいう、乾いているかどうか分からないような状態に
して、蛹を入れます。
このインスタント人工蛹室、♀はいいのですが
♂はオススメしません。ノコのようにアゴが長い種類は
高確率でアゴがイビツに羽化してしまいます。。。

なんにしても無事羽化したのがよかったです♪


クチノエラブです。
去年、出回ったワイルドからの個体です。



クチノエラブノコは好きなノコなので
けっこういます^^)

羽化した♂はまだ2頭ですが
蛹は随分といますよぉ^^)



クチノエラブノコの特徴は
何と言ってもその細さです。

フセツとかも細いので全体的には華奢なカンジ。



別個体。ツヤツヤです❤



口永良部島に隣接する屋久島や黒島は
どちらかというと太い、湾曲が強いなど
力強さ感が強いのですが、口永良部島産は
華奢・・・面白いですねぇ^^)


こちらも待ち望んでいました^^)
ファンシアーズサイトで
販売させていただいているというのは
良く書かせていただいています。
ファンシアーズサイトと言えば、『色変わりのニジイロ』
を、思い浮かべる方が多いと思います。
時折、連れて帰ってくるのですが
(最近は完売が多いのでほぼ難しいです。)
その中で『極赤』という名前の付いた
ニジイロを連れて帰ってきたことがあります。

(親画像です。)

それ以前にも何度か連れて帰っては来たのですが
諸々の理由から自分でブリードすることは
ありませんでした。この『極赤』は自分用にと
連れて帰ってきた個体で、ブリードしたら
凄まじい数を産んで、光田氏に幼虫を引き取って
いただき、自分用に10頭程度残しました。
その10頭がそろそろ羽化してきています。



♀。赤いのか?黒いのか?画像では判断が難しいかも
しれませんね。メタリック系は画像を撮るのが難しい。。

ここで解説させていただきますが
ニジイロの色変わりって、いわゆる『血統』という
カテゴリーではないのですね。固定が可能かと聞かれれば
『出現率の高低』という範囲での話です。
やはりいろいろ出るのですね^^)

さて、話を戻しますが上の画像の♀は赤いのか?と
聞かれると『???』ですが、いわゆるノーマルカラーでは
ありません。



この子は赤い?
とにかく光の反射で見え方が変わるので難しいです。



♂・・・赤いですねぇ♪



前胸も艶々❤ ♂の赤いのは嬉しいですね^^)



この子も同腹(と言いますか、画像の個体は全て同腹)
ですが、黒いですね。。



今回♂は長歯を紹介させていただきましたが
短歯も出ています。

けっこういろいろ出るので面白いです。
それなのにノーマルカラーが出ていないのも
面白いところです^^)
 


トカラオレンジプロジェクトも
本格的に羽化してきて楽しいことこの上ないのです^^)
♂はまだ2頭だし(羽化している個体を2発見!!)
まだまだこれからなんですが、今回羽化した♀を
見てみようと思います。



この子はこれから色の固定ですが、上翅の付け合わせ部分の
黒が少ないですね。このままでいてくれたら候補ですね^^)



この子も同様です。同じ親から出ています。



微毛が生えてるように見える個体。
この子はたぶんこのままの色でいけると思います。
上翅の特徴は個体差がかなりあって、スジがあるのに
艶っぽい個体も存在します。



この子も赤い❤
着目すべきは前胸と頭部です。少しお尻が出ているのが
気になりますがこれくらいでしたらブリードに支障は
ありません。



この子は黒化かも?
これはこれで特徴がありますが、トカラオレンジプロジェクト
からは外れてしまいます。



この子は色が濃いです。でもなー。。。。
前胸も黒いからなー。。上翅の付け合わせ部分と
上翅の淵の黒が上翅中央に出ていないのはちょっと
違うような気がします。

トカラの黒化型と累代で色が濃くなった個体は
黒の出方が違うので数を見ていくとなんとなく分かってきます。



オマケ♪
今回の累代でもうひとつ特筆すべきは
大きな容器でなくてもほとんどが、大歯の蛹になっています。
なのでこの♂は珍しいんですね^^)
あと大きな個体でも艶のある個体が孵るんじゃないかなーと
淡い期待を抱いています。
艶も遺伝するのなら万々歳です♪

♂も♀もまだまだ羽化してきますので
出揃ったらまたUPさせていただきます^^)




あれだけ友人に慎重にと言われていたのに
やってしまったオキノエラブネブトの割り出し。
800に6頭入っていたヤツを割ったら
みーんな見事に蛹。。ミニケースに
全頭並べて人工蛹室に移そうとしたら1頭入らない。。。
繭玉は割ってしまったけど壊していなかったので
元に戻してプリンカップに入れておきました。



繭玉が割れている。。。
でも脇に♂が・・・♪
羽化して自力で、ではないみたい^^)
羽化している途中で割れてしまったというのが正解です^^)



お次はこれ。どぉなっているのでしょう?



無事羽化していました^^)
まだ腹は納まっていない状態です。



まだ色も固定できていないのに割ってしまいました。。
でもネブトも人工蛹室で孵せることが分かって一安心です。

ネブトもそうですが、トカラやニジイロ、クチノエラブノコなどの
♂も羽化が始まっています。
第2次羽化ラッシュが始まりそうです。



material by:=ポカポカ色=