クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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これで最後にしときましょう^^)
最後は生体を購入する場合。
なんでこれを最後に持ってきたかといいますとね^^)
これが一番楽しいからなんですね♪
あと幅もございます。だいたいの目安で読んでいただけると
いいと思います。あっ!国産種限定です♪



あまり得意でない分野から行きます。
ボクは国産オオクワは今年から本格的に集め出したので
そんなに詳しくないということを予め書いておきます。
オオクワの場合、血統(大型・極太含む)モノ、産地別
産地不明瞭などいろいろあって、産地不明が一番お求めやすい価格と
判断していますが、最近は少ないようですね^^)
♂♀別々に販売しているショップもあるようなので
価格帯はホント千差万別です。予算に合わせてご購入が
よろしいかと思います。サイズによって価格の格差もあることを
お忘れなく♪



コクワは購入となると、アマミ系と本土系の2種が
選択範囲になると思います。一番価格帯が高いのが
ヤエヤマコクワ13000~25000円ぐらいでしょうか?
次いでミシマコクワのレア産地(竹島 硫黄島あたり?)
やトカラコクワで、5000~10000円といったところ。
これらのコクワは流通量が多いわけでないので
探しているのであれば、見つけたら即買いぐらいの勢いが
必要です。その他、ヤクシマコクワ ハチジョウコクワ
もショップによってあったりなかったり。。。
アマミ系も然りです。ただこのあたりはワイルドの入手が
可能ですので、探す価値はあると思います。
価格帯はアマミ系も本土系も2000円~5000円以内で
入手可能と思われます。



ミヤマクワガタはどちらかというとオークションで
白熱している感がありますね^^)
いわゆるミヤマクワガタは大型ほど高値です。
それ以外ですと、滅多に流通しませんが黒島産のミヤマ
ここのところお目にかかる甑諸島のミヤマとイズミヤマ。
ミヤマは離島になりますと数が激減しますので大型以外で
お探しの方は、離島モノを探すのも面白いと思います。
それ以外のミクラミヤマ アマミミヤマは採集禁止も
手伝って高値ですが、個人的には欲しいミヤマです。
価格帯はオークションも絡みますので時価になってしまいます。



ネブトもこの時期、ワイルドと飼育個体の
両方を探すことが可能です。価格帯は
レア亜種・レア産地も含めて1500円~20000円ぐらいでしょうか?
臥蛇島産などは出てこないとは思いますが出てきたとしたら
上記の価格を逸脱すると思います。価格に幅が出るのも
ネブトの面白いところ。ショップによっては爆産させすぎて
すごく安価で販売している場合(ほとんどが幼虫ですが)も
あるので隈なくチェックしとくと掘り出し物があるかもしれません。



ヒラタもそうですね^^)ワイルドと飼育個体の
両方が入手可能ですが、大型の♂が欲しい場合は
飼育個体でしょうね^^)ボクのところでは
今年、サキシマヒラタが好調でしたが全体的にはそうでは
ないようです。ヒラタはね、何人かのコレクターが
ボクのところに来てくださるようなので、どれがどぉとか
言えないのですね^^)確かにレア産地は存在するけれど
型や色に個体差違いでさえ見分けづらいのも影響しているかな?
とは、思います。価格帯は2000~6000円ぐらいですね。
たまにですが、南方系の亜種より本土ヒラタの価格が上回ることが
あります。



最後は一番得意なノコ♪
もちろんワイルドと飼育個体の購入が可能です。
ノコに関しても価格帯に幅があって
本土ノコのワイルドペアで600円ぐらいからミクラノコ
まで(ミクラノコはほとんど流通していませんが。)で、
最もメジャーで流通しているレア産地 蛇島産トカラで
現在10000円~ぐらいですか?ノコも大型♂のペアが欲しい場合は
飼育個体になります。ヒラタもそうですが、ノコの大型♂個体は
ほとんどが標本に廻ってしまうのでワイルドは入荷しないと
考えたほうが無難です。標本に廻るような個体を種親に
考えた場合、標本価格になりますので目を疑うような価格になります。
それだけ大型個体は貴重なんですね^^)
最近はアマミ系亜種や本土系亜種だけでなく、いわゆる本土ノコの
産地別なども入手可能です。種子島産 壱岐島産 
伊豆大島産などは見かけることも多いと思います。
それ以外の産地は価格よりも探すほうが大変です。
個人的に宮崎産のノコは飼育してみたいと思っています。
一時期はいつでもあったような印象のあるトカラノコもあったりなかったり
するので、やはりお探しの方は見つけたら早い対応が必要かと思います。

国産種はオオクワを除き、流通しているようであまり数がいないのは
事実です。例えば今年ワイルドが入荷しても翌年飼育個体が出回るか?
と、聞かれれば必ずしもそうでなかったりするのも面白いところです。
クワガタの入手も今が旬♪ ご自分のフェバリットをこの機会に
お探しください^^)











さて、先ほどの記事は用意するものを羅列させていただきました。
ここに、ゼリーやエサ皿なども追加されます。
こーゆーのって一気に揃えないと揃えられなかったりするので
揃えちゃえば後がラクです。専門店ならばほとんどが全部そろうので
時間的には短時間で揃います。あとネットでも揃えるのはラクですね^^)

だいたい午後から出発して移動の時間に差こそあれ、
2時間~半日 コストにして3000円以内というところでしょうか?



ノコとヒラタはマットの固詰めで産卵は可能なので
コスト的には一番かからないで楽しむことができます。



オオクワ、コクワには材が必要です。
入れる材の太さや本数によってケースの大きさが変わります。
材の周りに入れるマットですが、材に産むからなんでもいいと
される方と産卵を促すためにノコ等に使用するマットを使用する方
と、いろいろですがボクは後者です。
ただマット分のコストは膨らみます。



ネブトに関しては、ケースこそ小さくてもいいのですが
市販されているマットで産卵させるとなるとマットの
銘柄は限定されてきます。

Uマット、Nマットがボクの成功例ですので
それ以外の言及はできないのですが、Uマットで5リットル~1400円
ぐらいで考えてくださるといいと思います。



コストと時間が一番かかるのはミヤマです。
ボクが現在している産卵セット内容は
大ケース(700円)+黒土(5リットル250円)+Uマット(5リットル1080円)
腐葉土(5リットル250円)+完熟マット(10リットル1510円)の計3790円
ここにクリアスライダー×2(500円)+成虫管理用マット(5リットル500円)
が加算されるので約5000円弱かかっています。
あとミヤマの場合、温度管理が低温管理になりますので
エアコン等で室温を下げない以外では床下収納や土蔵などに
セットを置くことが必要になります。
ミヤマの飼育はオトナの飼育としてはやりがいがあると思いますよ♪

あとは飼育者のお好み次第です^^)
ここではあくまでも飼育に使用するものを羅列しましたが
産卵セットを組むうえで必要な『道具』がございます。
これらはほとんど100均で揃えることが可能です。
バケツ(これ、邪魔にならなかったら専用のものに
しといたほうがいいと思います。)、スリコギ、
サラダ等の水切りボウル(網状のボウルです。)など。


と、ここも長くなったのでお次は生体の価格♪



先日ノコの飼育編をお届けしましたが
今回はウチで飼育している種類の飼育で何が
とっつきやすいか?^^)
コストと飼育にかかる時間等も踏まえて書いてみたいと
思います。どちらかというとご家族のあるお父さん向き(^^♪




まず生体ですが、採集された個体であれば
コストは採集にかかった費用のみです。
画像の4種類あたりが採りやすい(?)というか
採れるのでは?採集を趣味とされる方は・・・


ここまで来ますよね?^^)ボクは採ったこと
ありませんので分かりません^^)

まぁ何はともあれクワガタを入手したとします。
今回は産卵⇒幼虫飼育⇒羽化を前提に書かせていただきます。
コストについては直近で必要なものに限定しますね^^)
全部書くとすっごく長くなりますので、産卵と割り出しぐらいまでに
しときます。コストについては全て税別です。

まず・・・生体を入れるケース。
これは100均で売っているケースで充分です。
ミヤマのみちょっと大きめのケースがいいかもしれません。
♂♀個別に2つ用意しとくと便利です。
あと産卵用。コクワ・ノコ・ヒラタは小か中ケース。
オオクワも小か中、ミヤマは中または大。
ネブトはミニか小です。



産卵用は選ぶケースの銘柄やサイズでコストが変わります。
ミニで200円~ですので、産卵用は200円~1500円と
コストに幅ができます。



お次はマット。画像は成虫管理用をプリンカップに
入れたところ。産卵ができるような生体はプリンカップでも
管理できますが、脱走したり蒸れたりがありますので
プラケース管理をオススメいたします。あと鑑賞を
楽しむ意味でもプラケースのほうがよろしいかと思います♪



産卵用。黒い色と黄土色のモノがありますが
産卵用は『微粒子』と表示されたものがよろしいように
思います。マットの価格も銘柄でいろいろです。
ネットで購入もホームセンターやペットショップ、専門店でも
販売しているのでご自分の好みで選ぶことが可能です。
コスト的には、成虫管理用の肌色のものが5リットル500円以内
産卵用は10リットルもしくは5リットルで1000円~と
考えていていいと思います。産卵用として小ケースを使うのであれば
5リットルもあれば充分です。



材・・・絶対に必要なのはオオクワとコクワです。
ノコ・ヒラタ・ミヤマはお好みで♪
ネブトは材、必要ありません。これも太さや販売しているショップで
価格にばらつきがあります。植菌カワラ材などの加工した材以外では
1000円以内だと思ってくださって大丈夫だと思います。



その他・・・主にミヤマの産卵に必要性を感じています。
黒土とか腐葉土。黒土はノコやヒラタにも有効とされていますが
絶対ではないので、ここはお好みで^^)コスト的には
200円~500円と大したことはないけど、一件回るお店が増えるのと
黒土や腐葉土って、4リットル250円のものもあれば
14リットル入りで250円のものもあって、迷うわ重たいわなので
個人の判断にお任せしたいと思います^^)

ちょっと長くなったので続く。。。






ゴメンナサイ。。。
本気でいいカメラ買おうかなと思うときが
ありますね^^)



トカラネブトです。諏訪之瀬島産ですね。
今回の産卵セットは♀のみの投入なので
♂の画像が撮れるのです。
ネブトの産卵では♂♀一緒に産卵セットに入れるのが
確実ですがやはり良型の♂は標本として残したいので
今回から♂を残しています。



この子は内歯がハッキリと出ているので
見応えがあります。ちなみに飼育はボクではないです。
このような個体を羽化させたくて残しているというのも
ありますね^^)



内歯が上向いてるトカラネブトって早々お目にかかれない
のではないでしょうか?

ここで少しトカラネブトから離れますが、
ネブト飼育では選択肢がいろいろ出てきます。
レア産地で揃えたいか?地元産のネブトを大きくしたいか?
単純に大きな個体が見たいか?etc..
ちなみに俗称でいう本土ネブトは関東に入ると少なくなるので
関東にお住まいで地元産のネブトをお持ちの方。
大事にされるとよろしいかと思います。

レア亜種で揃えたいなら今回の画像に使用している
トカラネブト、ナカノシマネブト、オガサワラネブト
チチジマネブト・・・このあたりは見かけたら即買いが
よろしいかと思います。トカラネブトは最近流通しているので
そこそこの価格ですが、ナカノシマ オガサワラ チチジマは
いいお値段かもしれませんね^^)



レア産地も存在します。記憶に新しいのが
アマミネブトの加計呂麻島 与路島産
加計呂麻は数が出たので、お求めやすい価格で流通しているけど
与路はどぉなんだろ?
そんなに流通していないんじゃないでしょうか?



最後にネブトなの?と疑うような大きな個体が孵したいなら
ヤエヤマ アマミ オキノエラブあたりは20ミリ後半~が
出てきますので歯型もハッキリ出て見応えがあります。
個人的にはヨナグニが歯型に特徴があるので面白いです。

このように亜種で集めても産地で集めても面白いネブトクワガタ。
爆産させて個体の違いを楽しんだり、少数を大事に飼育しても
よろしいかと思います。意外と他のクワガタ飼育のヒントも
隠されていたりするので、オススメだったりします^^)



夏休みも3日めに入り、ウダウダと過ごすのも
何なんで^^)ちょっと書いてみます。



ノコギリクワガタの飼育。

どちらかというと『飼育が趣味』な方でなく、
夏だから、入手したから、子供が好きなど・・・
卵を産ませてみようかぁ的な方々に
書かせていただきます。これを機に趣味のひとつに
加えていただけたら嬉しいです♪

自分で採集した、もしくはペットショップや専門店で
購入した国産ノコギリクワガタを対象に進めます。

まず生体ですが、『国産ノコギリクワガタ』と命名して
販売されている個体は、ほぼ採集個体=野外品=ワイルドなので
ご自分で採集された個体と飼育においては変わらないと
思ってくださってけっこうです。

なるべく♂も♀も単体で飼育するのがベストですが
複数いる場合は、♂の大きいヤツや好戦的なヤツ
(エサ替えしようとすると威嚇する)だけでも別にしてあげれば
カワイソウなことが少なくなります。



カブトムシは飼育したことがあるけど
クワガタは・・・という方、けっこう見受けられます。
違いはありますが、気をつけるところを把握されれば
産卵させることができます^^)



前述した通り、この時期に販売されている
『国産ノコギリクワガタ』はほぼ野外品なので
交尾させる必要はありません。
(と、断言しても構わないと思います。)
トカラノコなどの飼育品を購入した場合は
交尾させる必要があります。

なので、採集及び購入後 産卵させて幼虫を育てたいと
お考えの方は、すぐ産卵セットを組むことをオススメいたします。



産卵をさせるとお決めになられた方は
そのセットを室内に置くか室外に置くか
考えてくださるといいと思います。
ケースの選び方が変わるので、
ここはけっこう大事だったりします。
どぉするかわかんない。。。という方、
とりあえず昔ながらのアミアミのフタが付いたケースを
選んでください。サイズはいわゆる『小』でいいと思います。

次に産卵させるためのマットなのですが
クワガタ産卵用でいいと思います。
オオクワガタを販売しているようなペットショップや
ホームセンターなら店員さんに聞いてもらえば
出してくれると思います。小ケースでしたら容量は
5リットルで大丈夫です。


産卵セットはマットのみで作成しますが
まずマットに加水をします。
マットをバケツ3分の1ほど入れ、水はだいたい100cc
目分量で構いません。撹拌はしつこいぐらいしてください。
そのとき手の平に水が残るようでしたら入れすぎです。
マットを足して調整します。ちなみにマットより
水のほうが重たいのでバケツの底から掻きあげるように撹拌すると
いいと思います。撹拌が終わったら片手でマットを強く握ってみます。
お団子ができるようでしたらもう大丈夫です。



加水したマットをケースに少しづつ入れて
すりこぎ棒などで固めていきます。
だいたいマットを5センチほど入れて固めると1センチ~2センチに
なりますのでこれを繰り返します。あまり強くやるとケースが割れるので
力加減は必要です。またケースの角は固めにくいので指などで
押し固めましょう。
夏場にこれをやるとけっこう汗を掻きますよ^^)
この作業を繰り返してケースの3分の2ぐらいまできたら
完成です。ボクは固めたあとマットをふんわり置きますが
やらなくても大丈夫です。
こうして完成した産卵セットに♀とゼリーを入れたら
産卵準備OKです。♀を入れたらキリフキをして
マットの匂いを拡散させると♀の反応が目視で分かりますよ^^)
触覚をクルクルしているのを見ることができます。



産卵セットはなるべく直射日光が当たらない日蔭が
一日中なっているような場所がいいと思います。
♀が産む気マンマンですと2,3日でケース底、側面に
卵を見ることができます。
この時期ですと孵化まで2週間ぐらいですので
お子様の夏休みが終わるころには幼虫と対面できると思います。

夏休みの自由研究にもいいと思いますので
お気になられた方はぜひ♪








material by:=ポカポカ色=