クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
3 8
22
28
フリーエリア
最新CM
[01/22 NONAME]
[01/21 nsk]
[01/21 NONAME]
[01/20 nsk]
[01/19 NONAME]
最新TB
プロフィール
HN:
あんず
性別:
男性
職業:
自由業に近い自営業
趣味:
クワカブ飼育、bike,
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア
ポチッとね♪
フリーエリア
フリーエリア
フリーエリア
[805] [806] [807] [808] [809] [810] [811] [812] [813] [814] [815]
割り出したくても卵の数が多かったりすると
やはり躊躇するもので、中々割り出せないでいる
産卵セット群。そろそろコクワあたりは割っても問題ないとは
思いますが、ちょっと考えています。

そんな中、懇意していただいている方々から
お引き合いのお話もありましたので
幼虫が見えているケースを割り出してみました。

(画像は与路島産)
アマミノコ(請島)2セットとトカラノコ(中之島)1セット
結果はアマミノコが2セットで40ほど、トカラノコは1セットで25ほど
幼虫を得ることが出来ました。

今年はとにかく猛暑なのに低温種を飼育したので室温が下がり
全体的に孵化が遅れています。両種とも幼虫数のみのカウントで
卵も7~8個回収しましたから^^)



なので7月中旬セットより8月中旬セットのほうが孵化が早かったり
しています。これはもう置き場所の温度の違いからくるもので
部屋の所々で温度の違いがあるということなんでしょうね^^)

この3連休はいろいろと忙しいので今日しかできないかもしれないけど
ちょこちょこ割っていきたいと思います。




大して飼育していないのにいきなり亜種からでした。
イヘヤネブト トカラネブト アマミネブト
オキノエラブネブト ヨナグニネブト
ヤエヤマネブト チチジマネブト・・・



ここにきてようやく
小値賀島 対馬 伊豆大島 埼玉入間市 口永良部島
種子島 屋久島 大阪吹田市といわゆる本土ネブトというヤツを
見ることができています。
ちなみに全部が全部ブリードに成功しているわけではなく、
対馬や屋久島などはホント悔やんでも悔やみきれません。
もう出てこないだろーなー。。



飼育技術が伴わないうちに希少種が揃って
しまった感がありますねぇ。。



現在ではアマミネブト(与路島 請島 油井岳)
ヤエヤマネブト(石垣島 西表島)
トカラネブト(悪石島 諏訪之瀬島)
ヨナグニネブト(与那国島)
ハチジョウネブト(八丈島)
オキノエラブネブト(沖永良部島)
チチジマネブト(父島)
ネブト(小値賀島 口永良部島 埼玉入間市 大阪吹田市)
飼育している部屋の一角にこんなにいるのか。。。



と、自画自賛。。。というより
羅列してちょっと呆れています^^)






コクワガタ。
日本には大きく分けるとコクワガタとアマミコクワガタ
がいるのですが、今回はいわゆる本土コクワガタと
呼ばれる、しかも亜種ではない原名亜種のコクワガタの
お話です。

以前にも書きましたが、種類数産地数増加のため
かなり限定して飼育をしようと決めたのですが
ワンシーズンを通過したらなんだかんだで集まって
しまいました^^)

壱岐島 壱岐・長島 利島 見島 藍島

離島ばかりなのですが、この中で個体数をいっぱい見たのは
利島のみ。ボクも正直なところ、どの島に個体数が多いのか?
全然分かりません。島によっては個体数の多い島もあるみたいです。



本州を中心にどこでもいると印象のコクワガタですが
島によっては多いかも?とは言いましたが離島全体を考えると
やはり少ないんだろうなと思います。



地域変異とか個体差などはヒラタ同様 数を見ないと
分からないレベルなので、見比べる機会すら稀・・・
という弊害はあります。



あとね^^)その割にはふだんから見慣れたクワガタでは
あるのでしっかり見るという興味がないと中々。。という
こともあります。

上翅の赤味具合やコントラスト、型でいいますと前胸の丸みなど
いろいろと違って面白いのですが、サンプル数も少ないので
亜種のように明確な違いをはっきりと明記できづらいというのも
あるんだろうな。。

ところで飼育の方は、ご自分で採集された地元のコクワと
なんら変わりなく、亜種のようには採卵しずらい産地もあるよという
訳ではないので大事にブリードすればそこそこの数は採れます。
大型を狙う場合 50ミリ~って離島モノで
出るのか?は経験がありません。

ただ販売・・・となるとどうなのかなぁ^^)
ちなみに亜種はクワタ等で並べていると閉場したときには
なくなっているということが多いんですね^^)
小さい個体などはお値打ちで出すことがコクワに限らず
多いのですが、そのときは一番始めになくなっていきます。



個人的にはいろいろな種類を見れば見るほど
コクワガタが愛おしく感じるので、同じ感覚を
お持ちの方がいらっしゃるのは嬉しい限りです。
どちらかというとブリード市場に出てこないコクワガタ。
お探しの方、ご一報をお待ちしています❤






いわゆる俗名ですよね?
この言い方。でも伝わりやすいですよね^^)



ボクのトコにはいわゆる本土○○という
クワガタが多いんですね♪
ヒラタ コクワ ノコ ネブト。
自分の印象ではヒラタが多いのかな?と、
思っていましたがコクワとノコもけっこういました。
で、今回はヒラタとノコにスポットを当ててみます。



ヒラタは国内に原名亜種がいないので
いわゆる本土ヒラタと呼ばれている種類も亜種に
なるんですね^^)もともと伊豆大島に採集に
行ったとき ほとんど採れないヒラタが
累代品で販売されていたのを見つけて入手したところから
始まっています。あと運よくノコのワイルド入荷にヒラタも
混じっていたときに入手できたのも大きかったです。
そこから種子島 甑諸島 馬渡島(初飼育のころはイキヒラタ
ではありませんでした。)屋久島と離島のヒラタが集まり
現在では伯方島 大三島 佐島 大隅半島 藍島 有田市
平戸島 糸島市 などが加わった代わりに
サキシマヒラタなど他の亜種は少なくなっています。
いわゆる本土ヒラタと呼ばれている亜種の離島モノは
採集数も少なく、流通量が少ないことも手伝って収集欲に拍車が
かかった時期もありました^^)集め出して個体をじっくり見ていくと
地域変異が少なからずあるのと、探すとまだまだ少ないのでね^^)
あると手が伸びてしまうといいますか?^^)あと販売に出すと
パッとなくなってしまうことも手伝っています。



ヒラタに対してノコは、そんなに触手が伸びなかったんですね。
(ノコ好きなのにね。。。)ノコの場合、いろんな型が
同産地から出てくるのと、離島のほうが個体数の多い島も
あるというのも影響していて、他の亜種が魅力的なので
そこまで手が回らなかったという事情もありました。
地域変異が顕著に分かる地域が存在すると
自分の中で認識し出したのは割と最近で、
友人が標本を見せて説明してくれたところから
かなり本格的に見るようになってきました。
現在では、壱岐島 壱岐・長島 宮崎県 下甑 中甑 伯方島
隠岐の島 小値賀島 紋別 奥尻島 佐渡島 種子島 粟島
飛島 種子島・・・覚えているのはこれくらいですが
まだいるかもしれません。
型の違いが地域変異や個体差で出るのと色が暗褐色の中でも
明るい 暗い 艶あり無し バランス違いなどトカラノコに
匹敵するような魅力を見つけてしまったのも大きいです。
ただ数が膨大な量になっていくのは簡単に理解できたので
標本で集めて行こうと思っています。

飼育に関してはノコは採卵までは同じですが幼虫飼育に
工夫を施さないと・・・いう認識が強いです。
大きくなりにくいのですね。。。エサもそうですが
低温でじっくり期間を設けて飼育していかないと大きい個体は
難しいのかもしれません。対するヒラタは産卵時期が重要か?
(もしくは産卵に適した温度)と感じていて、入手した年は
あまり産卵数が伸びず、翌年のほうが産卵数が伸びます。
これは自己ブリード個体にも言えて(自己ブリードに関しては
羽化時期にもよります。)室温がヒラタの産卵に適した温度になる
時期に産卵セットを組むとある程度の数を産んでくれます。
幼虫飼育に関してはそんなに気を使わなくても成虫に孵すことは
可能です。大型個体を羽化させる目論見でしたら
ある程度の期間やエサ量は必要となります。

この数年でショップでもちらほら見ることができるようになった
ので丹念に探せば出会うことができます。またヤフオクなどでも
現地採集の個体が出ていることもあります。
じっくり探すのも楽しみだと思います♪











まだまだ噴火警戒レベルを軽視できない
口永良部島。。そんな状態のときに
紹介するのはいささか気が引けますが・・・



クチノエラブノコ。去年のワイルドからの個体です。



中歯と大歯の中間個体ばかり6頭ほどいます。
一番始めの画像は大歯寄り、2枚目が中歯のちょい大歯に
いけるかな?という個体。



まぁ何にしてもアゴの湾曲が緩く長いという
クチノエラブノコの特徴が顕著です。



とてつもなく赤い個体もいます。
クチノエラブノコもご多聞に漏れず赤い個体は
多いのですが、この個体は際立っていますねぇ^^)



この子はカッコイイですよ♪
お気に入りの個体です❤



クチノエラブノコは結構な数を羽化させたので
何ペアかになる予定です。

昨年、噴火後入島が可能となりワイルドが多数入荷
しましたが、今年8月 噴火警戒レベル4まで
あがり再度、危険な状態となっている口永良部島。
早急の鎮静化を節に望みます。


material by:=ポカポカ色=