クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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いつも販売個体や羽化したてばかりの個体を
紹介しているのでたまには自分用のクワガタでも♪



トカラノコギリクワガタ(中之島産)
来期の種親候補です。

この個体に別腹の赤い♀を掛けようと思っています。



上翅の黒い部分が極端に少ないのと
前胸にスリットこそ入っていますがオレンジ部分が多いこと
画像では分かりにくいですが頭部もオレンジの比率が高いです。
残念なのがアゴに赤味がないことなのですが、ここは形状にも
拘りたいので型を優先しました。



特筆すべきは脚も随分赤いのです。脚の赤味が強い個体は
数を飼育しても中々出てこないので珍重しています。



ちなみにトカラノコの色彩変異ですが、これは遺伝だけでは
ないのですね^^)むしろ血を濃くしていくと暗褐色になっていき
(いわゆる色が濃くなる)黒化型とは一線を画します。
トカラオレンジプロジェクトは血統を作ることではなく
あくまでも色がキレイで型が良い『個体』を目指しています。
なので、色がキレイでカッチョヨイ♂と別腹の赤い♀との
掛け合わせでよりキレイな個体が羽化させることができるよう
あれこれ考えているワケです♪

今年の採卵分は別系統で3系統を得ることができたので
またバリエーションが広がります。バリエーションを
拡げたり狭めたりしながら飼育してよりキレイな
トカラオレンジが拝めればなぁ♪と、思っています。


続々と羽化が始まっている
有田市産のヒラタクワガタ。



人工蛹室の個体が羽化してきました。
この子が今んとこ一番デカイかもしれません。



3頭とも幅が出てしまいましたね。。
この子が一番上翅がスッキリしていますが・・・



痛恨のキズ。。うーん残念。。。

ここまでの個体は菌糸で最後まで飼育しています。
ここからは最後はマットに変更していますが
型に違いが出たらおもしろいですよね?
♂があと5頭(うち1頭はまだ幼虫)です。
♀が4頭しかいないので3ペアは販売予定です。
もちろん♂単の注文も受け付けます。
気になられた方はコメント欄にて^^)


先日の神津島ヒラタと一緒に
届けてくださったアマミネブト(加計呂麻産)。
友人の話ではセット後 かなり時間が経過しているらしく
早めの割り出しをしてほしいとのことでした。



クリアスライダーのフタについた水滴にマットが付着
したようですね^^)開けてみたらマットの状態は
友人が心配していたほどではなかったです♪
これなら新しいマットと混ぜて使えます。



いや・・・出るわ出るわのこの光景。
圧巻ですね^^)



各ステージの幼虫が出てきたので多頭飼いと単頭飼いに
分けました^^)
マットはUマット+産卵セットのマット+ミヤマの産卵セット
(黒土配合)+完熟マット
初令~初2令と3令は配合を変えています。
いきなりの子だくさんになってしまいました^^)
自分のセットも幼虫が見えているのでこれはかなりの
数になりそうです。


いつも画像や個体を発信してくださる
友人からメールが届きました。



左が千葉産、右が神津島産。
後脚の棘のあり無しなどが
特徴なのですが、全体的なフォルムが違いますね^^)

そんなこんなで平日が休日の友人♪
最寄り駅まで届けてくださいました。
ありがとうございました^^)



うーん♪ハチジョウヒラタをデカクしたみたい❤
ヒラタの中では繊細なイメージです。



唯一残っている伊豆大島産ヒラタ。
サイズこそ違うけど、それを差し引いても随分違いますね。

ちなみに神津島のヒラタは激レアです。
ボクに至っては、友人から話を聞くまで存在すら
知りませんでした。



しかし・・・伊豆諸島のクワガタたちの興味はそそるばかりです。
ハチジョウノコに想いを馳せていたところにまたまた
1種魅力的なクワが増えました。
これで伊豆諸島のクワガタは、イズミヤマ ミクラミヤマ
ハチジョウノコ ミヤケノコ ハチジョウネブト 伊豆大島産ネブト
と伊豆大島と神津島のヒラタ。
累代ができない種類もいますけど思いっきり深みに嵌っていきそうです。



いろいろな種類のクワガタを飼育していると
廃棄物もいろいろ出るのですが、その廃棄物を
再利用して産卵させたり、幼虫のエサに混ぜたりすることで
種類によってはそのほうが効果的・・・と、
感じることが出てきました。



ネブトクワガタの飼育を始めてから模索している
ウチに結果がいろいろと出て、使えるものとそうでないもの
の判別は必要だけど、再利用したもののほうが好結果
だったりすることもあるのです♪



今年はノコの産卵に黒土を使用、これはミヤマの
産卵セットを組むときの余りを使ったのですが
これが好結果。ただ割り出し後にその残骸をどうしようか
迷ったのです。まぁ捨てるのが大変とか手持ちのマットでは
全部が補えないとか、前向きでない考えからの発想なんですが^^)
いろいろと考えた末、配合率を変えて
あまり高添加のマットに適さない種類・・・
ネブトやミヤマの幼虫に使ってみたところ
これがけっこうイイカンジで成長しています。



ここで注意したいところは立ち枯れの上部に生息する種類には
適さないこと、根部やグズグズの朽ち木に生息する種類でも
新しいマットとの配合率を変えることや種類によっては
適さない種類もいるということを知っておくことです。



ノコ ヒラタに関しては今まで通りの飼育のほうが
いい結果が出るので、新しいマットや熟成した菌糸での
飼育をお勧めしますがネブトやミヤマには有効かと思われます。



特にミヤマは、産卵セットに使用したマット+黒土はもちろん
ノコで使用した黒土(幼虫がいた付近の部分)も有効で
成長に一役買っている印象です。

ネブトと黒土。。あまり馴染まなそうですが、
意外といけてるみたいで、ネブトとしては高添加のマットと
配合させることで成長を促している(と、思っている。。)
ように感じています^^)あとね、ネブトでは使わないような
高添加のマットと合わせるとイイカンジに調和してくれるみたい。
けっこう大きくなっています。

ところで、今回のミヤマ産卵に産卵木の細いヤツを埋めこんだのですが
いい具合に幼虫が齧っていて、なんか見た目はグズグズの朽ち木っぽい
感じなんです♪ これを・・・



スジブトヒラタに使ってみようと思っています。
ボクはスジブトヒラタは得意ではないのですが
一筋の光明が見えた気分♪

このように再利用して幼虫飼育や産卵セットに使えることは
廃棄の際ラクだったりしますが、綿虫など幼虫生育に不適切なものが
混じっていないかとか産卵セットに使った
(黒土含む)マットの劣化が著しくないか?などの見極めは必要です。
自分でこれはダメ。。。と、思ったものは
潔く諦めることも肝心だし、半年以上保管する場合もあるので
場所の確保は必要です。時期が来ると割とゴキが寄ってくるので
その対策は必要ですね^^)

これからの季節は幼虫飼育がメイン。
コスト的にもいいと思います♪








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