クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
3 8
22
26 27 28
フリーエリア
最新CM
[01/22 NONAME]
[01/21 nsk]
[01/21 NONAME]
[01/20 nsk]
[01/19 NONAME]
最新TB
プロフィール
HN:
あんず
性別:
男性
職業:
自由業に近い自営業
趣味:
クワカブ飼育、bike,
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア
ポチッとね♪
フリーエリア
フリーエリア
フリーエリア
[741] [742] [743] [744] [745] [746] [747] [748] [749] [750] [751]


先ほどまで昨年羽化のノコをメンテしていました。
キッチンペーパーを取り替えて、個体の状態を見て・・・
などなどです。



今期のノコ飼育予定は、

トカラノコ(中之島 臥蛇島)
アマミノコ(キヤンマ山 加計呂麻島 笠利町)
クチノエラブノコ(口永良部島)
ミシマイオウノコ(硫黄島)
本土ノコ(隠岐の島 壱岐・大島 長島 飛島
奥尻島 小値賀島 睦月島 伯方島)
ミヤケノコ(神津島 式根島 三宅島)
なーんか抜けている気もしますがこんな感じです。



それで今年羽化予定ですが・・・

斜里郡ウトロ 小清水町 伯方島 城ケ島
中之島 悪石島 諏訪之瀬島 姫路
そのくらいだったと思います。
ノコギリクワガタで圧巻は中之島産で
トカラオレンジプロジェクトとして今回は
大型を狙っています。かなり幼虫でも
販売させていただいたのですが、それでもまだまだいます♪
そのほとんどが菌糸に入っているのですが
試験的に小ケース5頭入れというのをやっていまして
(投入幼虫はかなり大きいのを入れました。)
そろそろ単頭に切り替える予定です。



若干ですが、外産ノコも飼育します。
ラフェルトノコ トラグルスノコ ゲルツルードノコ
ただ、トラグルスとゲルツは決定(ゲルツは産卵セット済み)
ですがラフェルトは迷っています。

なんでかんででノコは国産に戻っていますね^^)
と言いますか飼育自体が国産が主体となっています♪




ちょっと小耳に挟んだのですが
神奈川ラベルのミヤマって探している方
多いのですか?
丹沢 宮ケ瀬・・・かつては74OVERも採れていたと、
聞きます。今ではそんなバケモノ個体が採れるのは
ラッキー中のラッキーかもしれませんが
かつてボクも68は採ったことがあります。

(画像は宮崎産です。)

実は北鎌倉産というのがいまして
(まだ幼虫です。)全然クワガタに興味ない方から
♀をいただき(マンションの壁に付いていたそうです。)
始めはノコの♀だけどいる?的な会話でもらってきたら
ミヤマの♀だということで、ちょうど中甑島のミヤマを
産卵セットに入れようという時期と重なって
セットを組んで産卵させた・・・という^^)

確かに鎌倉山でミヤマが採れるということは
聞いたことがあったので、いても不思議ではなかったのですが
言われてみればそんなに数が採れないかもしれませんね^^)



まぁ神奈川ラベルが珍しいかはともかくとして
産地によってはノコが少ない ヒラタが少ないは
ありますから、ミヤマが少ないは当然あるワケです。
もし、ご自分で採集されてブリードして大型が孵ったら
それはそれで嬉しいと思います♪



大人目線で叶えているのかもしれないけど
大きなクワガタというのはやはり憧れだったワケですよ^^)



個人的にはミヤマとノコの大きいのは取り分け
嬉しかったりしました^^)



ノコ同様、ミヤマも外産種に傾倒しつつ
国産を集めだしています。
ミヤマの場合は2種のみなので、あとは産地別。
しかも九州と北海道は手に入れているので
あとは離島です。離島もレアと呼ばれる黒島や甑諸島(中甑島)は
手に入れているので、もういきなり珍産地と呼ばれる島モノと
伊豆諸島に目が向いています。ノコでここまで到達するのに
随分時間が掛かりましたが、ミヤマの場合は短期間で
到達していますね^^)



ノコは亜種も多いし、地域変異も多彩なので魅力を
理解するまでに時間も要すし、深みに嵌るととんでもないですが^^)

ノコもミヤマも大型の♂を飼育で羽化させるのは
それなりの工夫や細かな配慮が必要だと思います。



これからはこの2種が中心になって、ヒラタやネブト
(これはまた別腹かも♪)マルバネの飼育に専念すると
思います。もちろんオオクワも飼育しますよ^^)

ノコとミヤマを同産地で持つというのも
面白いかもしれませんね♪

現在では 伊豆大島と伯方島 中甑島は両方いますね^^)
中甑島に至ってはヒラタもそこに加わります。
これ・・・飼育的には面白いかもしれませんね?




まぁ種類や数もそうなんですけどね^^)
そちらの話ではなく、ミヤマの黒土の話♪



ミヤマの産卵に大事なのは
温度 深さ マットの状態。
温度は文献等で書かれていることなので
今更?とも思いますが、やはり20℃以上は
難しいですね。。産まないこともないけれど
数も少ないし、卵で溶けているのも観察しました。。。



産卵セットには黒土を押し固めた部分が3~4センチ。
そこから黒土とマットを混合率を変えていき、
場所によってはマットのみというところも作って
産卵セットを組んだら比較的黒土が多い部分から
卵や初令が出てくることが多かったので、これは・・・とも
思ってしまったし、ミヤマ専用なるマットも黒土の比率が
多く感じたので、よろしいか?と、思い込みがちだったのです^^)



ところが黒土を多く配合されたマットはどうも
育ちがイマイチ。。。中には大きくなっているのもいるけど
こぉ全般的に大きくなってもらわないとね♪的な部分も
あるので、交換の度に少しづつ黒土の配合率を下げていこうという
考えが頭を擡げました^^)



なので今回の交換では、ちょい固詰めの以前入っていたマットを
フルイ掛け。それを新しいマットにエッセンス程度に
混ぜ合わせました。結果が出るのはずいぶん先になりますが
少しいいかなーという気分です。



ちなみにですよ^^)今まで書いたのは全て国産ミヤマの
ことで、外産はこれに当てはまらないと思います。
ユーロミヤマ系は、黒土は必要ないぐらいに思っていますし
逆に多めに必要か?と、思われる種類もいますからね^^)



ノコ同様、ミヤマも国産に傾倒しつつありますが
ミヤマは外産も続けるつもりです。
ボクが次に狙っているのはクリイロミヤマ。
あれは魅力的です♥




トカラノコは現在、中之島 悪石島 諏訪之瀬島を
飼育中でして、もう少ししたら臥蛇島産を入手予定です。



トカラノコ飼育に関しては、トカラオレンジプロジェクト
は継続中で、幼虫での販売もさせていただいておりますが
現在40頭ほど菌糸とマットで飼育しています。
トカラオレンジプロジェクトに使用している産地は
中之島産で、トカラオレンジプロジェクト飼育数=中之島産飼育数
と、なっています。



次いで多いのが悪石島産。悪石島産は中之島産ほどではないですが
数はいますね^^)悪石島産はオレンジの強い個体で掛けているから
色は期待できそうですよ♪ 艶感が強いのも嬉しいところです。



画像は諏訪之瀬島産ではありませんが、頭数が少ないのは
諏訪之瀬島産で、かなり幼虫が出ていきましたので
手持ちはほんの数頭です。

トカラノコに関しましては、いつも飼育しているので
いつでもいますが、羽化後販売させていただくと完売してしまいます。
中之島産も今期のブリード用に取ってある1♂3♀程度で♀の1頭はB品です。



今期の幼虫は大型を目指している個体もいるので
昨年までとは違った個体をお見せできるよう頑張っています。
羽化してきましたら随時UPさせていただきますので
よろしくお願いいたします。



material by:=ポカポカ色=